日比谷線の新型車両13000系に遭遇する

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メトロ東西線茅場町で降り、日比谷線の北千住方面行きに乗り換えようとすると、新型車両の13000系が停まっていたので驚いた。ニュースで存在は知っていたが、日比谷線はたまにしか利用しないので新型車両のことは忘れていたのだった。よってそれを見ることができるなんて想像しておらず。

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外観のデザインはカッコよい。現行の車両は、東京で走っているそのなかでは最も古い部類になるので、比較すれば当然、ちがう。車内はライトが付いておらず、暗かったが先頭車両に何人か人がいた。テスト走行である。古くても現行に乗っていて不満を感じる点はないが、新型になれば、シートの幅は広くなるし、エアコンの効きもよくなるので新しい方がいい。

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  大半の人は関心ない


秋葉原駅の駅員に聞くと、今は毎日走っているが、それがずっと続くかはわからない、運行開始日も決まっていない、という。

順調にいけば、デビューは春ぐらいではなかろうか。13000系に乗れる日をたのしみにしたい。

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  現行の日比谷線車両


GSR250と富士山~山梨ツーリング

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首都高から東名を走り、17時30分に海老名SA。その後、走行中にバッグを縛ってる紐が切れた。路肩に停めて確認すると、運悪く、紐が切れた際に右の後ろサイドのボディをえぐっていったので、傷がついてしまった。ツーリングネットと2重に縛っていたので走行はできるが、非常に不愉快である。せっかくきれいに乗ってたのに、安物の紐なので耐久性が弱かったわけだ。

そんなことがありつつ19時過ぎに御殿場ICを降り、「表富士グリーンキャンプ場」まで向かうが、富士山に入ると、23号、富士山スカイラインは真っ暗である。よって道路の状況がよく見えないので緊張しながら走っていると、やっとキャンプ場に着いた。ぎりぎりの時間で、20時を過ぎるとスタッフが帰って泊まれなかったので危なかった。テントを作り、食事をし、さあ明日のためにしっかり寝ようとウトウトしていると、突然!お腹に物体が乗っかってきた。ポーンという音がしながらだった。暗かったので断定はできないが、その物体は目には見えなかったと思う。お腹にぐぐっと沈んでいき、しかし苦しむほどは沈まなかったけど、それは5~10秒ほどで去っていった。富士山の麓なので、場所柄、浮遊霊なのだと思う。以降、霊は現れなかったけれど、いつまた来るかわからないので、怖くて眠れなかったのがつらい。一日走るので、寝不足は避けたいのに…。

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起きると、残念なことに曇りで、目の前にある富士山に雲がかかってまったく見えない!うわー、これは厳しいな、きちんと見えたらすごく綺麗なのに。ということで雄大な景色はないが、走る道は素晴らしい。昨日は真っ暗だった富士山スカイラインながら、日中に走るには最高の場所だ。

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  山中湖

 

その後は新五合目PAまでバイクで登り、そして北上する。山中湖、本栖湖を通り、今日泊まる所は、山梨県南巨摩郡早川町にある「南アルプス邑野鳥公園」である。暗くなる前に着いた。知らないキャンプ場だったが、自然豊かな素晴らしい場所だったのでうれしい。

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翌朝、起きて準備を済まし、周辺を散策する。名前の通り、この場所には多くの野鳥が生息していて、バードウォッチングをたのしめる。とくに有名なのは、「ヤマセミ」が棲んでること、と展示と係りの人に教えてもらう。ただ個体数が少ないので、運がよければ見れるが、今回は残念ながら見れなかった。南アルプス邑野鳥公園は泊まる価値のあるキャンプ場だ。

今日は甲府まで行く。甲府に行くのは10年ぶりだ。当時、香川の中学校の同級生が山梨大学にいたので、北海道ツーリングの帰りに泊まらせてもらったのだった。甲府で武田家の躑躅ヶ崎や信玄の墓、甲斐善光寺にいく。驚いたのは墓で、甲府駅から3㎞ほどしか離れてないので、観光名所のひとつになっているのやが、手入れがきちんとされてなかった。武田じんじゃの巫女さんが言っていたように、地元で信玄と呼び捨てにする人はいないほど愛されている人の墓の手入れがきちんとされてないのはなぜだろう。

そんなことを考えつつ甲府を離れ、奥多摩の、東京で最も走るのがたのしい場所を走り、八王子に出て、甲州街道で家路に着いた。

 

GSR250と新潟~福島ツーリング 福島編 - Toita blog

川崎大師に参拝する

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川崎大師は初詣の参拝者数が全国6位ほどで、他地域で住んでいる人も名前は知っているだろう。川崎という人口の多い場所で考えると、規模も大きい。家からバイクで1時間10分ほどで着く川崎大師に、2年ぶりに行ってきた。

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おもしろかったのは、廟のような所に入ると、若いお坊さんが座っていた。人が常駐してるなんて思わなかったので驚いたが、まずは仏さまに手を合わせて、お寺の人に質問したかったことを彼に聞いてみた。

 

私 「すみません、教えて頂きたいのですが、お寺でお参りする際に、こうやればいいといったことはありますか。たとえば神社なら2拝2礼1拝と決まってますが…」

お坊さん 「手を合わせるだけでよいです」

何かをしたい私としては、その返答にちょっと納得できなかったので、「え、それだけでいいのですか?」と食いつくと、

お坊さん 「真言宗ならば、手を合わせて、心のなかで『南無大師遍照金剛』と唱えてください」

 

私は感動した。そして興奮しすぎて、次に何を言おうとしたかは忘れたが、「空海が」とつい言ってしまった。言った直後に気付いたので謝ったが、真言宗のお寺のお坊さんで、弘法大師を呼び捨てにする人はいない。ありえない、始祖だ。そこはいち参拝者であってもお坊さんと話す際には呼び捨てするのはおかしい。浅はかな行動をしてしまい、反省しました。

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   お話はこの廟で

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川崎大師はすばらしいお寺であるし、家からそう遠くもないので、1年に1度は参拝したいと思った。私は空海を愛している。香川で住んでいたので、彼の生まれた善通寺には行ったことあるし、高野山にも行ったことがある。高野山はすばらしい宗教都市だ。特に奥の院に通じる道はよい。信長や信玄などの、戦った者同士の墓がそこにはある。

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↓  私のお寺巡り

寺123 の検索結果 - Toita blog

↓ 私の神社巡り

http://suzaku-umenoya.hatenablog.com/search?q=%E7%A5%9E%E7%A4%BE123

 

スズキ GSR250納車

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私のカワサキ 250TRのリアタイヤの溝がなくなり、さらにチェーンとチェーンスプロケットも交換せねばならなくなった。古いバイクはパーツ交換にお金がかかる。よって新たにバイクを買うことになった。

どのバイクにしようか調べた結果、GSR250に決めた。スズキを買うのは初めてなのでうれしい。これで日本の4メーカーはすべて所有したことになる。千葉のバイク屋に2度行き実車を見、上野のバイク屋で借りて20㎞試乗し、納得したうえで契約した。2015年6月、晴れて納車である。

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GSRで5台目のバイクになる。昼までに納車手続きを終え、TRにお別れをする。今までありがとう!おもしろかったのが、当初、TRは買い取れないと言われた。むしろ廃車費用がかかるが、それは店が負担すると。それでもしつこく交渉し、3000円で買い取らせた。バイク屋は私に、「廃車にする」と言った。それは納得で、エンジンなどが壊れてるわけでないが、交換部品が多くて商品にならないのだろうなと思った。しかし初回点検で1ヶ月後に店へゆくと、全国最安(たしかGoo bike)の本体価格7万円+整備費5万か6万円で売っていて驚いた!価格だけみればむちゃ安いのですぐ売れたのやが、買った人は期せずしてチェーンスプロケットなどを交換せねばならない。さすがにリアタイヤは交換していたが、中古タイヤだった。サスなど他にもガタがきている箇所があり、買った人がどういう使い方をするかにもよるが、それなりに走るつもりなら安物買いの銭失いである。もしかすると、1万㎞以内に寿命になるかもしれない。バイクは走行中にトラブルを起こせば死ぬ危険があるので、中古車は安さで選んではいけない。程度の悪い中古車が多く出回っているのだった。バイクは危険度が大きい乗り物でもあるので、できれば新車で買いたい。中古ならメーカー直営店の特選中古車や、ディーラーが、売った相手を知ってるケースなどがよい。安くバイクを買いたいと思うなら、バイクに乗るべきでない。

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同じ排気量やのに、車体サイズがまったくちがう。なにより技術の進歩の差で性能がちがう。1気筒と2気筒のちがいも大きい。やはり最初は慣れないもので、シフトチェンジすらギクシャクする。そのまま九十九里浜までツーリングにゆく。180㎞ほど走ったので、タイヤの剥きは終わり、GSRになんとか慣れてきた感じ。タコメーターがあるのがうれしい。

 

10年後の自分へのGSR250評 - Toita blog

GSR750がやってきた 私はスズキに首ったけ♡ - Toita blog

 

私が乗っていた、カワサキ 250TR

250TRに乗った期間は2年と7ヶ月ほどで、17000㎞ほど走った。250TRとの別れは寂しかった。なんといっても、一度もコケず、一度も事故をしなかったのは最もよいことだ。しかしトラブルはあった。

東北ツーリングの初日に、東北道を380㎞走って山形北ICで降り、トイレから戻ってエンジンをかけるとかからなくなった。以前に前兆はまったくない。やっとこさかかったので、15㎞ほど走ったが、今にもエンジンが止まりそうだ。これ以上、市内から離れると危険やと判断し、道の駅「むらやま」で止まる。

バイク屋を調べると市内にレッドバロンがあったので電話をかける。すると、本来ならレッドバロンで買っていないと修理しないが、GWで他のバイク屋は休みなので特別にみてくれるという。GWにツーリングにゆく人は多いが、バイク屋の大半は休みなので、トラブルを起こせば大変な目に遭うのだった。

次に保険会社に電話し、レッカー車を呼んでもらう。保険を使ってみて初めて知ったが、レッカー移動がサービスに入っていて、20kmまでなら無料だ。三井ダイレクト損保はよい保険会社やと思う。そんなこんなでバイクを積んで店まで持っていく。みてもらうと、おそらくバッテリーが死んでいるのが原因だという。したがって1日預けて、それを替えてもらった。山形市内で起きたトラブルなので運よく対応できたが、東北の山の中とかでエンジンが止まってしまえば大変なことになっていた。レッカー代が5万円や10万円になる。県庁所在地でのトラブルは不幸中の幸いだった。といったトラブルも、無事に解決したならば良い思い出のひとつになる。250TRには感謝の思いしかない。

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250TRの特徴を挙げれば、まずは単気筒であること。単気筒特有のエンジン音や振動はおもしろい。ただし、1気筒でギアが5速ということもあり、100㎞/hを超えると振動と音がかなり大きくなるので不快である。したがって都内を走る速度域では愉しめるが、飛ばすのなら単気筒はよくない。19馬力と非力なエンジンである。250TRはバイク好きが乗るには物足りないが、逆にいえば性能をフルに使いきれる愉しさはある。

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そしてサイズがコンパクトである。これも良い面悪い面とあるが、取り回しは楽だ。肩の力をまったく入れずに乗ることができるのはよい。バイクの最大の魅力のひとつは気軽さであるから。

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燃費はたしか、街乗り25㎞/h前後、ツーリングで30㎞/h以上は走ったと思う。250ccは燃費よい。しかしながらタンクが小さいので当然、燃料タンクも小さくなり、ガソリンは6.5Lしか入らない。したがって120㎞ほど走れば給油せねばならず、それはけっこうめんどくさい。

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   能登半島先端、ランプの宿の崖上

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  青森の岩木山

 

タコメーターがないことからもわかるとおり、正統派のバイクではない。250TRのだめなところはスポークホイールであること。これは錆びるのでだめだ。そしてブロックタイヤは意味不明である。ふつうのオンロードタイヤに交換できるので最後は私もそれに替えたが、ブロックタイヤのときは運転がしずらく、状況によっては危険ですらある。純正でブロックタイヤを履かしたカワサキの判断が理解できない。よい面などないと思うが、どうだろうか。250TRをオフロードメインで乗ってる人なんていないじゃないか。さらに文句があるのは、キーの差込口がタンク下にあること。わざわざ不便になる場所にそれを作るセンスがわからない。メーターの下でいいではないか。

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  石川県の千里浜なぎさドライブウェイ

 

250TRは2013年に生産中止になり、後継モデルは開発していないだろう。けれども250TRは非常によく売れたモデルである。気軽さとデザインが受けたのやと思う。硬派なカワサキにしては、珍しいバイクだった。

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  ライダーハウスの駐輪場

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GSR750がやってきた 私はスズキに首ったけ♡ - Toita blog

井の頭公園を散策する

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吉祥寺は「住みたい街」ランキングで1位になるほどの人気ある街やが、23区では私の住んでる場所の真逆である。よって遊びにきたのは2~3年ぶりぐらいになる。

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私は服買ったりする趣味はないので、吉祥寺を歩いても買う物は何もない。楽しいのは街ではなく隣接する井の頭公園だ。ここは都内有数の自然豊かな公園である。冬は寒いが、夏ならボートに乗って遊べばいい。

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井の頭公園のためだけに、遠くから遊びにいってもよいほどであるが、私の場合はそうはいかない。なぜなら近所に葛西臨海公園という、こちらも素晴らしく自然豊かな公園があるからだ。公式ツイッターをみてると、ほんとうにいろんな種類の鳥たちが棲んでいて驚く。私は公園で遊ぶという習慣が小さいころからないのであまり行かないが、それはもったいない。

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井の頭公園で驚いたのは、バイクの駐輪場が200円であること。1時間でなく1日である。東京の大きな繁華街でこの金額は他にない。安くて1時間100円だ。8台分しかないので、たぶんすぐ埋まるのだろうなと思って電話して聞くと、「埋まったら臨時スペースをつくるので大丈夫です。そこは臨機応変に対応します」と返事がきた。私は感動した。ふつう、こういった施設は杓子定規にこれで決まってるのやからこれだ、と融通が一切きかないケースがほとんどやが、ここはちがう。バイクなんてクルマに比べれば小さいのやから、どこか空いてるところに停めさせればいいのにと思うが、井の頭公園はそういった対応をしているのですばらしいと思った。きくと、この公園は都が管理しており、この第2駐車場は数年前に新しく作ったもので、もともと駐輪場はなかったとのこと。駐車場を造る際に、たまたまスペースが空いたのでバイク用も造ったとのことで、バイク乗りにとってはうれしい。

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「献血ルーム吉祥寺タキオン」で献血 魅力あるルーム

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私は吉祥寺の献血ルームにゆくのを楽しみにしていた。というのは場所柄を考えると素晴らしいルームであろうことは容易に想像できるからだ。夏前からルーム巡りの遠征をしていて、遠いところから先に行っていたのやが、やっと吉祥寺の番がやってきた。自宅からバイクを走らせ1時間20分で井の頭公園の駐輪場に着く。距離は33㎞だった。吉祥寺のルームは、提携している駐輪場はない。

ルームはJR吉祥寺駅北側のすぐ近くにあるビルの8階なのでよい立地だ。入り口を入ると、予想通りに綺麗。吉祥寺という人気の街なので施設をつくるのにお金をかけている。アキバのルームのような素晴らしさだ。すべてのルームのなかで、トップクラスの魅力をもっている。

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受付をしていると、「血小板でお願いします。今回は特定の患者さんへの提供になりますので」と言われてちょっと驚いた。これには説明がいる。10月の終わりに日本赤十字から手紙が届いた。こんなこと初めてなので、何か血の病気でも見つかったのかと不安に感じながら封を開くと、「白血球型が適合する患者さんへの成分献血のお願い」と書かれていた。私と白血球型の適合する患者が輸血を必要としていて、これは数十種類の型が存在し、血液の供給が非常に困難な状況…とのことだった。なるほど、そういった事情ならば、人の役に立ちたいと思って献血をしているわけなので、喜んで協力しようと前回の溝の口、今回の吉祥寺のルームへ行く日程が決まったときに電話すると、「もう既に協力者が確保できました」。適合者はそれなりにいるみたいだ。したがって私はそのことを忘れていたのやが、おそらく予定していた人が献血できなかった(しなかった)のだろう。そこで急遽、私がピンチヒッターになったと想像する。

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検査の採血時に、血管にきちんと針を刺せなかったという小さなトラブルはあったが、そのときに教えてもらったのは、検査時は針が細いので刺しなおすのは可能やが、本番の針は太いので、仮に失敗して抜くことがあれば、やり直しはできないとのこと。本番で失敗することはほぼないけれど、実際に失敗して、献血できなかった人を私は知っている。

久しぶりの血小板献血は1時間ほどで終わる。これはある患者を救うために使われるわけやが、若い人だったらうれしい。老人を救っても社会的に無意味なのでそう考えるが、たぶん患者は老人だろう。献血後には、有楽町や渋谷など、一部しか用意していないレディボーデンをくれた。

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吉祥寺のルームに行ったことで、東京のルーム巡りは終了である。1ヶ所だけ狭くて古く、全血しかしていないルームがあるが、そこへは行かないと決めているので、そこ以外の13ヶ所と、2016年5月に閉所したアキバの小さいルームも含めて、東京のルームには14ヶ所行ったことになる。全制覇はひとつの目標だったので、達成できてうれしい。東京には魅力あるルームがたくさんあるので、来年からまた、ルーム巡りを開始したい。

 

私の献血ルーム巡り

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東京の献血ルーム巡り

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「ノート e-POWER」に乗る

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横浜の日産本社でノート e-POWERに乗ってきた。このクルマは電気自動車やが、ガソリンエンジンを発電機にして走る点がユニークである。リーフと異なるのは充電せずとも走る点で、使い勝手が良い。燃費は街乗りで20㎞/Lほどとのこと。実際に走ってみると、電気自動車なので発進での加速がよい。内燃機関のエンジンとちがって最初から最大出力が出るからだ。ノート自体におもしろいと感じたのは乗り心地である。10年前のクルマと最近のクルマの最大の違いは乗り心地で、いまのクルマはそれが硬いが、しかしゴツゴツしてるわけでなく、きちんと衝撃を吸収してくれるのだ。よって道路上の高低時のショックをトントンっという振動で走ってくれる。昔のクルマはもっと柔らかく、ぐにゃぐにゃしていた。ノートも今時のダンパーで好ましい。

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聞くと、このシステムは他の排気量のクルマにも使えるとのことなので、これから日産車に多く採用されてゆくかもしれない。価格は200万円ほどで、ライバルより高いが、電気自動車という個性をもっているので、それに価値を見出せれるならノートは買いだろう。個人的にはデザインが好みでないので、このシステムを搭載した時期型マーチに期待したい。

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横浜で新型セレナに試乗する プロパイロット(自動運転の初期)は超素晴らしい - Toita blog

 

トライアンフ・ストリートトリプルに乗る 東京都大田区

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溝の口献血ルームからの帰りに環八を内回りに走っていると、蒲田にトライアンフ(TRIUMPH)のディーラーがあった。トライアンフに興味はあったが、今までご縁がなかった。トライアンフについて知りたいと思ったので、ディーラーに寄ってみる。

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 トライアンフ東京大田

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トライアンフにくわしくない私にとっては、カワサキのW800のようなクラシックなバイクを作るメーカーやと認識していたが、スポーツタイプのネイキッドもあるし、タイガーという名の本格的なアドベンチャーもある。店員さんとじっくり話をさせてもらったが、トライアンフは規模は大きくないとのことで、本国の連合王国でも強いわけではないとのこと。ロンドンに行ったことあるけど、バイク事情は覚えていない。たぶんバイク自体、そんなに走ってなかったと思う。日本の4メーカーは最強の布陣なので、そのお膝元で売るのは大変である。輸入車ではハーレー、BMWドゥカティが有名やが、バイク好きでない人はトライアンフやKTMを知らないだろう。したがってトライアンフは自社のバイクを1人でも多くの人に触れて感じてもらうことから始める、地道な営業をしていかねばならない。そういう事情もあり、「試乗しますか?」と言われた。バイクを買ったばかりなので遠慮して断ったが、時間が経ってもう一度言われた。迷惑ではないかと確認すると、「むしろぜひ乗ってもらいたい」とのことなので試乗させてもらうことにした。トライアンフに乗ってみたかったので、むちゃくちゃうれしい。

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 国旗カラーのパーツはオプション

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試乗車はストリートトリプルである。デザインの特徴は当然、「目」。私はトライアンフ独特の、このタイプの目が好きではなかったのやが、実車を見ると、悪くない。個人的には好みではないけれど、強烈に個性あるデザインであることは間違いない。エンジンは3気筒675㏄である。現在、日本車で3気筒のエンジンはヤマハの1種類しかないし、全メーカーをみても3気筒エンジンは珍しいと思う。乗ってみると想像した通り、2気筒と4気筒の中間といった感じ。2気筒ほど粗くはないが、4気筒の重厚さはもっていない。4気筒と比べると、いいも悪いも「軽い」印象を抱いた。

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 タコメーターがアナログなのは素晴らしい

 

走ってみると、ストリートトリプルのサイズ、重量、パワーを総合的に判断すれば、都内のような交通状況で走るには最もよいバイクだろうなと思った。これ以上大きいと、持て余してストレスを感じる場面が多々あるし、ヨンヒャクやとパワーが足りない。750㏄前後が一番よいのだろう。ただし高回転型のエンジンなので、下のトルクは薄い。都内で走るにはそこだけ難点がある。ツーリングでは高回転までガンガン回してむちゃくちゃ愉しめるだろう。

ストリートトリプルの走りの個性は何だろうか。ストリートトリプルの乗り味は日本車と変わらないと感じた。日本の4メーカーをみると、ラインナップはほぼ完備されている。金額も高価なものからそこそこ安いものまで揃っている。したがって大半の日本のユーザーにとっては、日本車で事足りるわけだ。そのうえで海外メーカーがバイクを日本人に買ってもらうには、BMWドゥカティが持っているような強い魅力がないと難しい。

ストリートトリプルで考えると、金額は90〜100万円ほどなので、それよりずっと安く、2気筒ではあるが700㏄のヤマハ・MT‐07が買えるし、MT-09やスズキ・GSR750とはほぼ同額だ。MT-09は忘れてしまったが、GSRのエンジンと比べ、どちらがより個性があるかといえば、GSRである。

ストリートトリプルに試乗しただけでは、トライアンフの個性についてはわからなかった。しかしながらそれはあるはずだ。あってほしいと思うし、ないと会社が潰れているだろう。ただ2回ぐらい、経営難で親会社が変わったりしたらしい。それについてくわしくないが、日本車が世界を席巻した80年代に、競争に敗れたのだろう。トライアンフ車に5台ぐらい乗ればトライアンフの『個性』を知ることができるので、その機会がいつか訪れたらうれしい。トライアンフ独特の味を知り、それを体感してみたいと強く思う。

店にタイガーもあったが、見た目が非常にゴツい。たぶんタイガーはむちゃくちゃ走りが愉しいバイクやと思う。帰途の環八の対向車線でトライアンフ車をみかけた。見た目ですぐにメーカーがわかるのは、トライアンフが一番かもしれない。

「みぞのくち献血ルーム」で献血  神奈川のルーム巡りはこれで終わり

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神奈川県の溝の口にある献血ルームには、行こうかどうか迷っていた。なぜなら古くて狭いルームなので、行ってもあまり楽しくないだろうと思ったからだ。しかし、2016年10月に簡易ではあるが改装したので興味を抱いたこと、そして電話で聞くと、バイクを隣接するマルイの駐車場に停めれると知ったので行ってみることにした。アキバから渋谷まで都心の真ん中を走り、玉川通りをまっすぐにゆく最短ルートを選び、31㎞、1時間10分で溝の口着。こんなに早く着くとは思ってなかった。

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 NOCTYの10階にある

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9時40分の朝一で予約していたのやが、既に多くの人がいる。看護師さんに聞くと、溝の口は人が多いので、協力者も多いという。しかしルームは狭いので、もっと広い所に移る案はあるが、適当な場所がないとのこと。改装したので、当分の間はこの場所でやっていくのだろう。狭いのはしかたないが、お菓子の用意がないことに驚いた。献血ルームに行くと、お菓子の種類が少ないなぁという不満はたまにあるが、それ自体がないのは珍しい。いや、もしかすると初めてみたかもしれない。本厚木もなかったかも?

ユニークやったのが、採血の呼び出しで病院のようなマイクアナウンスをしていたこと。これは初めてみた(以後に行った、松戸も同じシステムだった)。漫画を置いていないのも珍しい。溝の口は予算が少ない?

採血の担当の看護師さんはしゃべるのが好きな人やったので、いろいろと質問ができた。ここからは天気よければ富士山がみえるとのこと。10階なので眺めがよい。最近改装したが、壁を塗ったりと、その程度のことだという。神奈川ではここが一番古いかもしれないと言っていた。ルーム巡りをしていると言うと、どこがよかったですか?と聞かれたので、すこし考えて、神奈川なら川崎ですかねと言うと、「私は前に川崎で働いてたんです」。川崎は広くて綺麗なルームなので、彼女が働いていた頃は新しくルームを作る際に、関係者が川崎に見学に来るケースが何度かあったとのこと。ただし、ルームのある建物側の百貨店が潰れて、人の流れが逆の方に向かっているので困っているとも言っていた。彼女は川崎で働く方が楽しかったのだろうが、神奈川で採用されているので、県内でのルームの移動がある。

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今回で、神奈川のルーム8カ所のうち、6カ所に行ったことになる。残りの藤沢と横浜市の教習所は、魅力を感じなかったうえに遠いので行かないと決めた。ただし、藤沢に行く機会があれば、そこのルームを訪れたいなとも思っている。ということで神奈川のルーム巡りはこれで終わりだ。(全部に行ってないけど自分のなかで)一県の制覇は初めてで、感想は、嬉しさと寂しさが半々である。

今日はものすごくよい天気でドライブには最高の日やったし、溝の口まで行くのに大して時間がかからないと知れたのは収穫やった。親の採血中に、静かに読書しているこの女の子は偉い。

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私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

神奈川の献血ルーム巡り

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創業60周年記念カラーのYZF-R1をみた

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溝の口の2りんかんにいくと、レンタルバイクでヤマハ・R1の創立60周年記念モデルの黄色が置いてあった。現行のR1はハイテクなので価格が220万円ほどする。さらに高価になったせいか、走ってる姿をみない。私は一度しかみかけたことがない。さらに記念の黄色をみかける可能性はもっと低いので、けっこうレアかと思い、うれしかった。

私はSS(スーパースポーツ)のなかでR1だけがデザインが好みでない。ただR1も含め、どれであっても究極の性能のバイクを味わえるので、好みと予算で選べばいい。私もバイク乗りなら一度は1000ccのSSを買って乗らねばならない…と思ってたが、いま、自分のバイクをスポーツバイクにして乗ってみてわかった、スポーツバイクは街乗りには向いてないと。私のバイクでさえそう感じるのやから、SSは絶対に疲れる。ツーリングでも、愉しいだろうが厳しいと思う、だから多くの人達は隼とかに乗ってるのだろう。サーキットで走りたい!という人用のバイクだ、SSは。そう考えると贅沢なバイクである。

ただし、実用的ではまったくないが、究極の性能のバイクを200万円ちょっとで味わえるのは素晴らしい。クルマだとGT-Rの1000万円級だ。物の価値で考えると、割安である。

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ヤマハ発動機創立60周年記念モデルのSR400 - 砥板 blog

「まちだ献血ルームcomfy」で献血

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今年の春からしている献血ルーム巡りの遠征も残りわずかとなり、そのひとつがここ町田である。電車では新宿から小田急線で何度か行ったことがあるが、バイクで来たことはない。遠いのは知ってるが、70㎞も離れていて驚いた。所要時間は2時間。駐輪場にゆくと、大型車は満車なので止めれないと言われてびっくり。予約時間に迫っている。バイクの駐輪場は他にあるかどうか知らないし、町田駅周辺の地理も詳しくない。月極駐輪場が空いてるからそこに停めさせてくれなどと無理を言っても、それはできませんとの返事。そりゃそうだ。ただこっちは遠くからわざわざ来て、停める所がなかったからと諦めるわけにはいかない。遠くから来てるとか約束の時間が迫ってるなどと文句を言ってたら、小型のスペースが空いたのでここに停めてくださいと言われた。本来はこういうことは絶対にしませんと言われながらも、たいへん助かった。都会のバイクの駐輪場不足は深刻だ。なぜ行政がほったらかしにしてるのか、ほんまに腹立つ。

町田は東京の南に位置し、隣は神奈川だ。大きな街で、人口も多い。一度ぶらぶらしたいなと思ってたのでちょうどよかった。

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ルームに入ると、全体に木を多用しているつくりでユニークだ。それにより、香りもよい。今回はスタッフでおもしろい雰囲気の人がいなかったので話をしなかったのは残念だった。よっておもろい出来事もなかったが、募金箱に千円札が入ってたのは笑った。献血するぐらいやから、社会貢献の意識が非常に高い人がいたのだろう。1円なんて少ない!とのことです。素晴らしいと思うが、真似はできない。

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 ビルの7階にある

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ドリンクはアペックスが提供していた。飲むのは申し訳ないので、もう一台のほうのコカ・コーラの自販機で飲む。

 

↓ 私の献血ルーム巡り

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↓ 東京の献血ルーム巡り

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「モノレールちば駅献血ルーム」で献血② リニューアルして広く、綺麗になった 2016年10月

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モノレールちば駅献血ルームが10月8日にリニューアルオープンしたのでいってきた。首都圏では今年、新しくなったルームは神奈川の溝の口に次いで2件目になり、前回は春にいってきたので、それ以来である。改装前は、平成11年にこの場所に移転し、17年間営業してきたとのこと。

ルームに入るとかなり広くなっている。考えてみると千葉の中心なので、これぐらい気合い入ってるのが相応なのだろう。千葉のルームで利用者が最も多いとのこと。千葉の献血ルームは、意外といえば失礼になるが、綺麗な所が多いので感心する。オープンしたばかりなのでたくさんの人がいる。採血検査では7人ぐらい待っていたが、こんな状況は初めての体験だ。とはいえ上の写真の通り、ベッド数も多くなっているのでたくさんのキャパを捌けるだろう。

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 入口は以前と違う場所にある

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 リニューアルにお金をかけたと感じる

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綺麗なルームになって私たち利用者もうれしいが、より喜んでいるのは働く人達だろう。仕事へのモチベーションが大きく変わってくる。検査で前のおっさんが、「今回も薄いのでご協力をお願いできません」と言われていた。だったらそれは体質なのやから献血などしなければいいのにと思ったが、帰るときにもこいつがまだいた。つまり、ドリンクとお菓子を目当てに来てるんだな。こういう招かねざる客もいる。

献血時に看護師さんに質問したかったのやが、献血者が多く忙しそうだったので話しかけれなかった。家から1時間もかからないので、1年後ぐらいにまた来るとしよう。

せっかく魅力的なルームになったのに残念なところもあり、これから増やす予定なのかもしれんが漫画の数が少ない。ワンピースとかがベタではあるが、個人的にはブラックジャックを用意してほしい。献血に多少関わっているジャンルの本だから。そしてお菓子の種類が少なすぎる、なんと3種類しかない。高く売れる血を協力者に無料でもらってるのやから、お菓子をケチるのはやめたほうがいい。

千葉で献血するなら、この千葉駅か津田沼をおすすめする。この2か所が最も魅力あるルームである。

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リニューアル前のちば駅献血ルーム

「モノレールちば駅献血ルーム」で献血 ☆34回目☆ 千葉3ヶ所目 - 砥板 blog

私の献血ルーム巡り

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千葉の献血ルーム巡り

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「都庁献血ルーム」で献血

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今日の献血は町田の献血ルームでする予定で、予約もしていた。しかしながら予約時間に着けなくなったので出先の府中から電話すると、遅れて来ても席が埋まって献血できない可能性が高い、と言われた。それなら町田は遠いので今回は諦める。府中から甲州街道で千葉方面に走ると新宿を通ることになる。だったらまだ行ったことのない都庁のルームに行こうかと思い、電話して聞くと、予約なしで今から献血できるとのこと。都庁のルームについての知識はまったくないので、楽しみである。

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それにしても、都庁をみるたびに不快な気分にさせられる。近くで見上げるとバカに大きく、無意味に凝った非日本的なデザインはいったい何なのか。都政は東京のためにあり、都職員は都民のために働く公僕だ、こんなおおげさな建物はいらない。ほんまに腹立つが、しかしながら展望台は素晴らしい。都心をよ~く見渡せる。入場は無料なので、観光で新宿に来た人はどうぞ。

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都庁のルームは去年にリニューアルしたとのことで、綺麗である。綺麗ではあるが、スペースはかなり狭い。新宿駅が世界一の乗降者数であることからもわかるとおり、新宿には多くの人がいる、したがって新宿にはなんとルームが5か所もある。東京では池袋に2か所あり、他は1か所のみ。

毎回、初めにタッチパネルで3日以内に歯の治療をしていないか、などの質問事項に答えるのやけど、すべてクリアしているし常連なのでフリーパスにしてほしいが、言っても希望は叶わないだろう。嘘をつかない前提で運営されているので、嘘をついてもバレない。ほぼ意味のない作業だ。

採血室に入ると、ベッドが4台しかない。私が行ったルームのなかで最少かもしれない。今年閉所したアキバの小さいほうのルームもそのぐらいやったかな。

おもしろかったのが、献血にまったく関係ないが、受付の人もバイク乗りで、新宿の安い駐輪場、私道で駐禁を切られない場所、無料で停めれる穴場を教えてくれたこと。電話で教えてもらってバイクを停めた場所は、ルミネの近くで2時間100円。新宿でこの安さはすごい。これからバイクで新宿に行った際にはここで停めたいが、曜日と時間帯によっては満車の可能性が高い。路駐は歌舞伎町のホテル街やったが、こういう場所はバイクを傷つけられる恐れがあるので停めるべきでない。彼は都庁勤務がメインやが、他の所にも応援でいくことがあり、他ルームのある渋谷池袋有楽町などのおすすめ駐輪場を教えてくれた。なぜかタメ口で、しかしながら不快には感じさせない珍しいタイプの人やったが、しゃべるのが好きでかつ、人に何かを教えることに快感を覚えるのだろう。私も新宿や池袋の駐輪場を教えてもらい、ありがたかった。帰る際にはリアルタイムの雨雲の動きをパソコンで見せてくれて、雨が降る可能性があるので早く帰った方がいい、というアドバイスもくれた。献血ルームの人とこれほど話したのは初めてである。都庁のルームにはもう行かないと思うが、彼とともに、思い出はずっと残る。

まだ行っていない東京のルームは残り2か所である。来年の春までにはすべて訪れたい。

 

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東京の献血ルーム巡り

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バイクでの交通事故の顛末

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山梨までツーリングをした帰り道の府中の甲州街道で、信号が赤に変わったのでニュートラルにして停まった。元々交通量が多いのに、2車線の道が1車線、道路工事で通れなくなっていた。したがって渋滞していたのやが、私は先頭より前にはみ出して停まっていて、前のワゴンRは交差点の真ん中ちかくで停まっていた。するとワゴンRのバックの白ライトが光り、後ろに下がってきた。私は驚いて後ろに下がって当たるのを避けようとしたが、当然ながらバイクは重いので急には動かない。結果、バイクのフロントフェンダーとクルマが接触した。交通事故である。ただ事故のなかではマシだったのは、こいつがそれ以上は後ろに下がってこなかったことだ。さらにバックしていれば、バイクが倒れていただろう。私は降りて運転手の元に行き、当たった旨を伝えると、本人は気付かなかったという。何かに当たった(踏んだ?)かなとは思ったが、事故とは思わなかったと。とりあえず前方左前のハローワーク府中に移動する。

私は警察を呼ぶような事故は、バイクでは経験がない。今回は、340㎞ほど走っていて非常に疲れていたし、昼から食事もしていないしで頭がきちんと働かない状態やったが、相手の50歳前後のおっさんがしっかりしていないので、こちらで対応せねばならない。まずは警察に電話し、来てもらう。45分ほどかけて調書をとる。怪我はなく、大事故ではないので、調書を作り終えると警官は去った。暗いので傷の程度をきちんと把握できないが、大きな傷ではない。が、確実に傷はついているので、直さねばならない。加害者のおっさんは、会社(中小企業)に勤めていて、任意保険にも入っているのでそこはよかった。任意保険に入っていない奴が1割ほどいるが、こんなのと事故をすると最悪だ。ただこいつは頭が悪くて、10年以上前のボロいワゴンRに乗っている。そんなだから事故を起こすのだ。渋滞してるのやから、すぐ後ろに誰かがいるなんて考えたらわかるだろう。こいつの言い分は、自分が悪いので私が決めることではないが、できれば保険を使いたくないという、使えば来年からの等級が上がるからだ。そして、

「こちら(おっさん)が悪いけれども、保険を使えば10対0にはならない。あなただって(クルマがバックしてきたときに)クラクションを鳴らさなかったでしょう。だからあなたの保険料だって上がる、私のクルマの傷は直さないので、あなたのバイクの傷も、あまりないのだから、そのまま乗ってくれませんか。(おれには)女房と子供がいるんだ!」

安月給で、子供は中学、高校生ぐらいでお金がたくさんかかる時期である。だからお金の余裕が無いのだろう。それに加えて頭が悪いので、こちらに非はないのにチャラでいきましょうと提案をしてきた。最後のセリフは、現実世界ではめったに聞けないもので、感動すらした。いずれにせよこの場で判断するのは無理やから、保険を使うかどうかは明日電話で伝えると言い、連絡先を交換して別れる。

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前述のとおり、私は事故経験があまり無いので、事故後の対応についての知識がない。そして事故現場の府中市、私の住んでいる江戸川区、加害者の住んでいる神奈川県相模原市はそれぞれ遠いので、会って話し合いでの解決は難しい。したがって保険を使うことにした。私の保険会社に電話して説明すると、保険会社の言う結論は、「私に責任は一切ない」とのこと。互いの車両が動いていれば、常識的判断ではどちらか一方が悪いとしても、保険では10対0にはならない。が、私は停止していたので、それでぶつけられたら非はなく私の保険は使わないとのことだった。それを聞いて、無性に腹が立った。あのおっさんの10対0にはならんという話は、嘘でなくとも私の年齢ならいざしらず、50歳前後でその程度の知識も無いというのはおかしい。おっさんに電話し、保険で解決すると伝えた。

私が次にしたのは、バイク屋に行って、修理の見積もりを出してもらった。家の近くにスズキワールド葛飾がある。ここで買ったわけではないが、せっかくの機会なので直営店で直してもらおう。

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修理代は、13,716円だった。しかし私としては修理代だけとってはい終わり、では納得できない。こちらはまったく悪くないのにぶつけられ、電話や修理などで私の時間を奪われている。スズキの私より若い営業マンに事故についての考えを話してあなたならどうするかと聞くと、「ぼくならお詫びでお菓子を持ってこさせます。それで終わりです」。私はお菓子などいらんし、おっさんも60㎞も離れているので嫌だろう。他の人にも相談したら、最後のお互いに傷がついたということでナシにしようというのはふざけてる、とんでもない奴だと言われた。ということで私の交渉は、

 

修理代は13,716円やが、慰謝料込みで2万円払え

②それが嫌ならそちらの保険で払わせる。ただしその際は来年から保険料が上がって、慰謝料分以上の出費になるぞ

 

おっさんに電話して修理代を伝えると、「わかりました、ではその金額を払います」。+@は一切考えてない、とんでもない奴だ。①を伝えると、「それはおかしいでしょう!」と即答である。嫌なら②でと伝え、多少言い争いをして電話を切った。

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すると後日、本人でなくこいつの加入している保険会社から電話があった。当事者間で解決できなければ、保険会社が代わりに交渉するとのこと。保険の女の言い分は、お互いに譲らない平行線になっているので、私にどうかひいてほしい、と。慰謝料は諦めてくれ、ということ。私は被害者で、実害や嘘を言われたなどの迷惑を被っているので2万円は引かない、との考えは変えない。相手の女はトラブル対応のプロである。こちらにすこしでも隙があればそこを突いてくる。ただ、私も負けるわけにはいかないので、頭使って、大声出して1時間以上ガーガー言い合った。結局、保険の女が諦めて、「2万円で変わりませんね?それ以上にはならないですね?」。ならんと約束し、保険会社が加害者にその方向で話すと言って電話を切った。

私は勝った、と思った。しかし!保険会社の女からの次の電話で、そういうことはできないと言われた。つまり、私の言い分は、「慰謝料込みで2万円払え、嫌ならおまえの保険で払え」であるが、被害者が加害者に対して、加害者の保険で払えと強要することはできないという。そんなもん納得できん!と言うと、「それなら○○さん(私のこと)の保険会社に電話して、それが事実かどうか聞いてみてください」。聞くと、強要はできないのは事実だった。ということならこれ以上の交渉は無意味だ。修理費13,716円+慰謝料で15,000円ならすぐに払うとおっしゃってます、と言うので、了解した。これで事故交渉は終了である。

事故交渉が理不尽な仕組みになっているとわかった。べつに私は慰謝料6000円がものすごく欲しいわけでない。他人に多大な迷惑をかけておいて、慰謝料なしや慰謝料1000円は社会人としておかしかろうということ。私の思いは、加害者のおっさんに金を払わせて経済的に損をさせたかったのだ。だから慰謝料を払わなければ、こちらには一銭も入らんが、そいつの保険を使って次回からの保険料が上がる方でも構わなかった。けれども強制が無理なら、これらのロジックは破綻する。被害者が我慢するしか選択肢がない。

今回の事故で、思ったこと、わかったことをまとめると、

 

①疲れていたら、咄嗟には正常な判断、行動はできない

 

当然のことながら、実体験することで理解できた。確認せずにバックしてくる奴が悪いが、それに気づいてすぐに私がホーンを鳴らしていれば接触はしなかったかもしれない。しかし当時の体調でその行動をとるのは無理だった。そして私はホーンを鳴らさないので、ふだんしないのに咄嗟にその行動をとるのは無理だ。早く帰ろうと腹が減っているのに食事を抜いて走ったのはよくなかったと反省する。

 

②事故現場、相手のクルマ、クルマの傷を撮影する、ナンバーをひかえる

 

振り返ると驚くことに、これらをしていなかった。それほど疲れていたし、経験ないからそこまで頭が回らなかった。

 

③その場で示談で終わらし納得いく金額をとれないなら、相手にその場で保険会社に電話させる

 

昔、熊本で事故をした。私は悪くない状況で、事故のせいでミラーがすこし曲がった。相手と一緒にバイク屋に行き、ミラーの修理の見積もりを出すと6000円。彼は1万円を私に払った。このケースのように、両者が納得したうえでの示談ができるならその場ですればいいが、今回のケースは夜なので傷の程度がわからない。最悪のケースはフェンダーの形状が変わり、自走できない可能性もある。したがってその場での示談は無理。そしてその際は必ずその場で保険会社に電話させないといけない。なぜならそいつは保険に入っていないのに入っていると嘘をついてる可能性もあるからだ。

 

④大声で怒鳴る

 

経緯を説明してきた通り、被害者に理不尽な制度になっている。せめて被害者ができる憂さ晴らしは④である。ただしこちらから殴ったら罪に問われ罰金10万円~なので、喧嘩を売るなら相手から殴らせるよう、誘導せねばならない。

 

以上が私の体験した事故の顛末である。書いていて不快さが残るが、ただ怪我はしてないし、バイクも倒れていないので、事故のなかではダメージの少ないほうだ。事故をしないよう気を付けないといけないと強く思う。こちらが加害者になってしまうと、相手に大きな迷惑をかけてしまう。そしてこちらが被害に遭った際に、相手が頭おかしい奴ならまともな解決は期待できない。これはたいへんなリスクである。かんたんにできるリスク低減法は、古いクルマには近づかないこと。