GSR250と新潟~福島ツーリング 福島編

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宿泊した新潟の越後三山を出発し、すこし走ると福島に入った。

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10~20㎞ほど走ると、当初、泊まる予定だったキャンプ場に着いた。ということは泊まった場所から遠かったわけであり、断念した判断は正しかった。地図でみる距離と、実際の距離は、山道でくねくねしているのでちがうのだった。隣接に食事する店があり、9時ぐらいやったと思うがオープンしていたので入ると、女性の店員がいる。確認すると、昨日の電話で話した方だ。

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すみません、昨夜の電話した者ですと言うと、「だから無理なんじゃないのって言ったでしょう、そしたらお兄さんが、ダイジョブでーす!って言うから」。朝ごはんにラーメンを頼むと、美味しかった。この性格のよい女性からいろいろな話を伺う。ここは南会津郡桧枝岐村の、白樺小屋というキャンプ場の「みやまえ食堂」である。このあたりは当然、豪雪地帯なので、冬は商売などできない。しかし雪かきでたまに来なければ、屋根などが壊れる。しかし夏や今日のような秋なら、素晴らしい土地である。女性に感謝を述べて出発し、会津に向かう。

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ルートの途中に、「岩風呂」という渓流沿いの露天風呂があったので入る。場所は南会津郡南会津町木賊温泉(とくさ)である。私ひとりだけやったし、隣は川で、オープンな空間だったので気持ちよかった。せっかくなので、川にも潜って遊んだ。福島の自然は素晴らしいなぁ。

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会津に行くのは4年ぶりぐらいだ。そのときに会津の名所は行ったので、時間の都合上、今回は会津滞在時間は短い。会津から山を越え、猪苗代湖に出、湖沿いの道を走る。これまた素晴らしい景色。

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今日泊まるのは二本松の「あだたら高原」というキャンプ場だ。夜前に着くと、ジムニーに乗っているおじさんがいて、他にカワサキの1400GTRという珍しいバイクが停まってあった。このおじさんは話好きで、荷物も下ろしてないのに、彼とずっとしゃべっていた。毎年この時期に泊まりにくるとのこと。そのうち、すこし離れた旅館の銭湯から帰ってきたGTRの40代のお兄さんが戻ってきた。ふたりとも、明るく性格がよいのでよかった。では3人で飲もうという流れになり、炊事場で飲み食いする。

お兄さんは名古屋でバイクのスズキと関係がある会社で働いていたが、辞めて、この大きなバイクを買い、北海道ツーリングをしてきて、名古屋に帰る途中だという。彼はバイク業界で働いていたので、バイクについて詳しい。スズキには否定的で、スズキはバイクに乗らない人が開発をしていると言っていた。ただGSX-Rだけは真面目に作っている、とも言っていた。私はバイクが大好きやが、バイク仲間は昔からいない。私の世代はバイク好きがほぼいないのだった。50代以上の人達は若い頃、みんなバイクが好きだったので、先輩からいろんな話を聞かされ、バイクについて教えてもらいながらバイクに詳しくなっていった。私も10年前にこういった先輩がいれば、もっと楽しいバイクライフだったのになぁと思った。すべての質問に答えてくれるのですごい。

そして彼は霊感が強く、霊がみえる。昔、彼は行きたくなかったが、友人達と心霊スポットに遊びに行くと、部屋に入るとあきらかに気温が下がった。その先の部屋をみると、女の霊がすごい形相で睨んでいて、これ以上入ったらだめだ!と言ったが周りの人達には霊は視えていなかったとのこと。曰く、遊びでそういうところに行ってはいけない、どうなってもしらないよ、と。私も同じ考えやったが、霊感のある人に言われて確信をもった。

4時間以上話しただろう、ジムニーの方が多くのビールを持っていたので、後半はそれをもらって飲みながらの楽しい時間だった。お兄さんはツーリングの上級者でかつ、バイクにたくさんの荷物が積めるので、焚き火セットも持っている。あだたら高原は炊き火もできるのでしてもらった。自分でも驚くほど楽しかった。私のバイクにはここまでの荷物は積めない。ほんとうに、なんでもできる、頼りになるお兄さんだ。旅の醍醐味のひとつは、人との出会いである。その機会は予想できないが、キャンプ場でたのしい出会いがあって、福島まで来てよかったなぁと思った。

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   右のおふたり、真ん中が私のテント

 

朝には、キャンプ道具についても教えてもらう。遠くまで光が届くライトや、頑丈なテント。実際に、今日は風が強く、倒れこそしないが私のテントは大きく揺れていたが、ふたりのテントは骨格がスチールか何かで、まったく揺れない。もっといいのを買ったほうがいいよと言われた。そしてGTRに跨らせてもらった。車体はZX-14Rと同サイズで、サイドケースが着いているのでそれより大きい。これで北海道を走れば最高に楽しいだろう。

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残念やが、私はもう東京に帰らなければならない。もっと話をしたかったが、お礼を言って、別れる。予定に間に合わないので、東北道を120㎞/hで走るが、風が強くて非常に危ないし、疲労を強く感じ、集中力がもたない。こんな状況なら休みながらゆっくり走らねばならないが、無理して走っていると、末尾にリンクしたことが起きた。

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新潟や福島は、ツーリングには最高の土地だ。いつかまた、時間がとれたら走りに行きたい。

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材木にバイクで乗り上げる - Toita blog

GSR250と富士山~山梨ツーリング - Toita blog

GSR250と新潟~福島ツーリング 新潟編

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新潟と福島へツーリングに行った。関越の練馬ICまで一般道で30㎞ほどあるが、1時間でそこまで着いたことに驚きつつ、関越で湯沢まで走る。たしか180㎞ほどだったと思う。9月なのでツーリングにはよい気候やが、あとひと月ほど経つと、雪のためノーマルタイヤでは走れないだろう。

湯沢で降り、十二峠、魚沼スカイラインを走る。魚沼展望台で南魚沼を見下ろすと素晴らしい景色で感動した。

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魚沼スカイラインを北に走ると、途中で通行止めになっていて、そこまで行くと道にたくさんのカマキリがいた。確認できた限りでは、1匹を踏んでしまった。まだ生きているが、いずれ死ぬことになる。こういうときはいっそ殺したほうがいいのかどうか。私は殺すのは嫌だなぁと手は下さなかったが、どちらがいいのだろうか。

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 16時ぐらいに南魚沼の弁当屋でご飯食べ、ここで泊まろうかなと思っている、山の中にあるキャンプ場に電話すると、時間内に着きますか?と言われた。無理でしょうという雰囲気がある。地図を見て距離を確認し、大丈夫と判断したので着きます!と答え、出発。魚沼で352号線を走り、山道へ。越後三山は景色よく、走るクルマもほとんどなく、最高だった。

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ただ、日が沈むとほぼ真っ暗になってしまった。いま、自分がどの辺にいるのかもわからない。そんな状況で走っていると、18時30分ぐらいか、旅館と併設したキャンプ場が現れた。これ以上走るのは暗くて危ないし怖いし、少なくともここには人がいる。私は山奥のキャンプ場で、ひとりで泊まるのは絶対に無理だ。幽霊が出たら逃げようがない。だから泊まる予定のキャンプ場にも、他に宿泊客がいるかどうかを確認している。いないなら他を探すし、山になければ市内で泊まる。夜になってしまったので、ここで泊まることにした。圏外なので旅館で電話を借りて、予定していたキャンプ場に謝ってキャンセルする。

起きると天気よく、周りを見渡すと、素晴らしい環境の場所だった。魚沼市鷹ノ巣という土地で、「清四郎小屋キャンプ場」という。地図には載っていないキャンプ場だ。

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嬉しいことに、川のせせらぎが聴こえるので、荷物をまとめて山の奥に入ると、これまた素晴らしい清流である。只見川だ。飲むとすごーく美味しい。しばし楽しんでから、福島へ出発する。

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新型CX-5、東京駅でお披露目

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東京駅で降り、八重洲方面に向かっていると、新型CX-5が展示してあった。

おもしろかったのは、けっこう人気があったこと。多くの人が立ち止まって見、写真を撮っていた。クルマに関心がない人の方が多いが、潜在的にカッコいい対象ではあるのだろう。

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CX-5は世界的に売れたモデルであり、マツダとしては新型も力を入れて開発したはず。性能は乗ってみないとわからないが、エンジンやシャシーは現行の改良なので、乗ってみると劇的に変わったね、とはならない。ということでデザインやが、たしかにカッコいい。そこは素直に認めるが、おもしろいことに現行モデルとほぼ変わっていない。これはなかなかの賭けで、デザインのキープコンセプトで売れるのは、今までの例ではあまりない。現行オーナーが新型を見て、では買い替えようとはならないと思う。90%ぐらい同じだ。

マツダの新しいデザインは初代CX-5から始まり、新型で新たな流れが始まるが、これを見て、全体のデザインは変えないとわかった。これでうまくいくかどうか、興味深くみていきたい。成功すれば凄いが、私は難しいのではないかと考える。仮に将来また、経営難に陥っても、前回とちがうのはトヨタが助けてくれること。であるならもっと攻めればいいのに、と思う。ポルシェとかごく一部だけだ、キープコンセプトのデザインで成功し続けるのは。クラウンでさえ、ずっと同じなら販売台数は落ちた。マツダはどうなるだろうか。

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日比谷線の新型車両13000系に遭遇する

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メトロ東西線茅場町で降り、日比谷線の北千住方面行きに乗り換えようとすると、新型車両の13000系が停まっていたので驚いた。ニュースで存在は知っていたが、日比谷線はたまにしか利用しないので新型車両のことは忘れていたのだった。よってそれを見ることができるなんて想像しておらず。

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外観のデザインはカッコよい。現行の車両は、東京で走っているそのなかでは最も古い部類になるので、比較すれば当然、ちがう。車内はライトが付いておらず、暗かったが先頭車両に何人か人がいた。テスト走行である。古くても現行に乗っていて不満を感じる点はないが、新型になれば、シートの幅は広くなるし、エアコンの効きもよくなるので新しい方がいい。

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  大半の人は関心ない


秋葉原駅の駅員に聞くと、今は毎日走っているが、それがずっと続くかはわからない、運行開始日も決まっていない、という。

順調にいけば、デビューは春ぐらいではなかろうか。13000系に乗れる日をたのしみにしたい。

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  現行の日比谷線車両


GSR250と富士山~山梨ツーリング

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首都高から東名を走り、17時30分に海老名SA。その後、走行中にバッグを縛ってる紐が切れた。路肩に停めて確認すると、運悪く、紐が切れた際に右の後ろサイドのボディをえぐっていったので、傷がついてしまった。ツーリングネットと2重に縛っていたので走行はできるが、非常に不愉快である。せっかくきれいに乗ってたのに、安物の紐なので耐久性が弱かったわけだ。

そんなことがありつつ19時過ぎに御殿場ICを降り、「表富士グリーンキャンプ場」まで向かうが、富士山に入ると、23号、富士山スカイラインは真っ暗である。よって道路の状況がよく見えないので緊張しながら走っていると、やっとキャンプ場に着いた。ぎりぎりの時間で、20時を過ぎるとスタッフが帰って泊まれなかったので危なかった。テントを作り、食事をし、さあ明日のためにしっかり寝ようとウトウトしていると、突然!お腹に物体が乗っかってきた。ポーンという音がしながらだった。暗かったので断定はできないが、その物体は目には見えなかったと思う。お腹にぐぐっと沈んでいき、しかし苦しむほどは沈まなかったけど、それは5~10秒ほどで去っていった。富士山の麓なので、場所柄、浮遊霊なのだと思う。以降、霊は現れなかったけれど、いつまた来るかわからないので、怖くて眠れなかったのがつらい。一日走るので、寝不足は避けたいのに…。

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起きると、残念なことに曇りで、目の前にある富士山に雲がかかってまったく見えない!うわー、これは厳しいな、きちんと見えたらすごく綺麗なのに。ということで雄大な景色はないが、走る道は素晴らしい。昨日は真っ暗だった富士山スカイラインながら、日中に走るには最高の場所だ。

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  山中湖

 

その後は新五合目PAまでバイクで登り、そして北上する。山中湖、本栖湖を通り、今日泊まる所は、山梨県南巨摩郡早川町にある「南アルプス邑野鳥公園」である。暗くなる前に着いた。知らないキャンプ場だったが、自然豊かな素晴らしい場所だったのでうれしい。

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翌朝、起きて準備を済まし、周辺を散策する。名前の通り、この場所には多くの野鳥が生息していて、バードウォッチングをたのしめる。とくに有名なのは、「ヤマセミ」が棲んでること、と展示と係りの人に教えてもらう。ただ個体数が少ないので、運がよければ見れるが、今回は残念ながら見れなかった。南アルプス邑野鳥公園は泊まる価値のあるキャンプ場だ。

今日は甲府まで行く。甲府に行くのは10年ぶりだ。当時、香川の中学校の同級生が山梨大学にいたので、北海道ツーリングの帰りに泊まらせてもらったのだった。甲府で武田家の躑躅ヶ崎や信玄の墓、甲斐善光寺にいく。驚いたのは墓で、甲府駅から3㎞ほどしか離れてないので、観光名所のひとつになっているのやが、手入れがきちんとされてなかった。武田じんじゃの巫女さんが言っていたように、地元で信玄と呼び捨てにする人はいないほど愛されている人の墓の手入れがきちんとされてないのはなぜだろう。

そんなことを考えつつ甲府を離れ、奥多摩の、東京で最も走るのがたのしい場所を走り、八王子に出て、甲州街道で家路に着いた。

 

GSR250と新潟~福島ツーリング 福島編 - Toita blog

川崎大師に参拝する

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川崎大師は初詣の参拝者数が全国6位ほどで、他地域で住んでいる人も名前は知っているだろう。川崎という人口の多い場所で考えると、規模も大きい。家からバイクで1時間10分ほどで着く川崎大師に、2年ぶりに行ってきた。

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おもしろかったのは、廟のような所に入ると、若いお坊さんが座っていた。人が常駐してるなんて思わなかったので驚いたが、まずは仏さまに手を合わせて、お寺の人に質問したかったことを彼に聞いてみた。

 

私 「すみません、教えて頂きたいのですが、お寺でお参りする際に、こうやればいいといったことはありますか。たとえば神社なら2拝2礼1拝と決まってますが…」

お坊さん 「手を合わせるだけでよいです」

何かをしたい私としては、その返答にちょっと納得できなかったので、「え、それだけでいいのですか?」と食いつくと、

お坊さん 「真言宗ならば、手を合わせて、心のなかで『南無大師遍照金剛』と唱えてください」

 

私は感動した。そして興奮しすぎて、次に何を言おうとしたかは忘れたが、「空海が」とつい言ってしまった。言った直後に気付いたので謝ったが、真言宗のお寺のお坊さんで、弘法大師を呼び捨てにする人はいない。ありえない、始祖だ。そこはいち参拝者であってもお坊さんと話す際には呼び捨てするのはおかしい。浅はかな行動をしてしまい、反省しました。

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   お話はこの廟で

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川崎大師はすばらしいお寺であるし、家からそう遠くもないので、1年に1度は参拝したいと思った。私は空海を愛している。香川で住んでいたので、彼の生まれた善通寺には行ったことあるし、高野山にも行ったことがある。高野山はすばらしい宗教都市だ。特に奥の院に通じる道はよい。信長や信玄などの、戦った者同士の墓がそこにはある。

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↓  私のお寺巡り

寺123 の検索結果 - Toita blog

↓ 私の神社巡り

http://suzaku-umenoya.hatenablog.com/search?q=%E7%A5%9E%E7%A4%BE123

 

スズキ GSR250納車

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私のカワサキ 250TRのリアタイヤの溝がなくなり、さらにチェーンとチェーンスプロケットも交換せねばならなくなった。古いバイクはパーツ交換にお金がかかる。よって新たにバイクを買うことになった。

どのバイクにしようか調べた結果、GSR250に決めた。スズキを買うのは初めてなのでうれしい。これで日本の4メーカーはすべて所有したことになる。千葉のバイク屋に2度行き実車を見、上野のバイク屋で借りて20㎞試乗し、納得したうえで契約した。2015年6月、晴れて納車である。

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GSRで5台目のバイクになる。昼までに納車手続きを終え、TRにお別れをする。今までありがとう!おもしろかったのが、当初、TRは買い取れないと言われた。むしろ廃車費用がかかるが、それは店が負担すると。それでもしつこく交渉し、3000円で買い取らせた。バイク屋は私に、「廃車にする」と言った。それは納得で、エンジンなどが壊れてるわけでないが、交換部品が多くて商品にならないのだろうなと思った。しかし初回点検で1ヶ月後に店へゆくと、全国最安(たしかGoo bike)の本体価格7万円+整備費5万か6万円で売っていて驚いた!価格だけみればむちゃ安いのですぐ売れたのやが、買った人は期せずしてチェーンスプロケットなどを交換せねばならない。さすがにリアタイヤは交換していたが、中古タイヤだった。サスなど他にもガタがきている箇所があり、買った人がどういう使い方をするかにもよるが、それなりに走るつもりなら安物買いの銭失いである。もしかすると、1万㎞以内に寿命になるかもしれない。バイクは走行中にトラブルを起こせば死ぬ危険があるので、中古車は安さで選んではいけない。程度の悪い中古車が多く出回っているのだった。バイクは危険度が大きい乗り物でもあるので、できれば新車で買いたい。中古ならメーカー直営店の特選中古車や、ディーラーが、売った相手を知ってるケースなどがよい。安くバイクを買いたいと思うなら、バイクに乗るべきでない。

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同じ排気量やのに、車体サイズがまったくちがう。なにより技術の進歩の差で性能がちがう。1気筒と2気筒のちがいも大きい。やはり最初は慣れないもので、シフトチェンジすらギクシャクする。そのまま九十九里浜までツーリングにゆく。180㎞ほど走ったので、タイヤの剥きは終わり、GSRになんとか慣れてきた感じ。タコメーターがあるのがうれしい。

 

10年後の自分へのGSR250評 - Toita blog

GSR750がやってきた 私はスズキに首ったけ♡ - Toita blog

 

私が乗っていた、カワサキ 250TR

250TRに乗った期間は2年と7ヶ月ほどで、17000㎞ほど走った。250TRとの別れは寂しかった。なんといっても、一度もコケず、一度も事故をしなかったのは最もよいことだ。しかしトラブルはあった。

東北ツーリングの初日に、東北道を380㎞走って山形北ICで降り、トイレから戻ってエンジンをかけるとかからなくなった。以前に前兆はまったくない。やっとこさかかったので、15㎞ほど走ったが、今にもエンジンが止まりそうだ。これ以上、市内から離れると危険やと判断し、道の駅「むらやま」で止まる。

バイク屋を調べると市内にレッドバロンがあったので電話をかける。すると、本来ならレッドバロンで買っていないと修理しないが、GWで他のバイク屋は休みなので特別にみてくれるという。GWにツーリングにゆく人は多いが、バイク屋の大半は休みなので、トラブルを起こせば大変な目に遭うのだった。

次に保険会社に電話し、レッカー車を呼んでもらう。保険を使ってみて初めて知ったが、レッカー移動がサービスに入っていて、20kmまでなら無料だ。三井ダイレクト損保はよい保険会社やと思う。そんなこんなでバイクを積んで店まで持っていく。みてもらうと、おそらくバッテリーが死んでいるのが原因だという。したがって1日預けて、それを替えてもらった。山形市内で起きたトラブルなので運よく対応できたが、東北の山の中とかでエンジンが止まってしまえば大変なことになっていた。レッカー代が5万円や10万円になる。県庁所在地でのトラブルは不幸中の幸いだった。といったトラブルも、無事に解決したならば良い思い出のひとつになる。250TRには感謝の思いしかない。

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250TRの特徴を挙げれば、まずは単気筒であること。単気筒特有のエンジン音や振動はおもしろい。ただし、1気筒でギアが5速ということもあり、100㎞/hを超えると振動と音がかなり大きくなるので不快である。したがって都内を走る速度域では愉しめるが、飛ばすのなら単気筒はよくない。19馬力と非力なエンジンである。250TRはバイク好きが乗るには物足りないが、逆にいえば性能をフルに使いきれる愉しさはある。

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そしてサイズがコンパクトである。これも良い面悪い面とあるが、取り回しは楽だ。肩の力をまったく入れずに乗ることができるのはよい。バイクの最大の魅力のひとつは気軽さであるから。

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燃費はたしか、街乗り25㎞/h前後、ツーリングで30㎞/h以上は走ったと思う。250ccは燃費よい。しかしながらタンクが小さいので当然、燃料タンクも小さくなり、ガソリンは6.5Lしか入らない。したがって120㎞ほど走れば給油せねばならず、それはけっこうめんどくさい。

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   能登半島先端、ランプの宿の崖上

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  青森の岩木山

 

タコメーターがないことからもわかるとおり、正統派のバイクではない。250TRのだめなところはスポークホイールであること。これは錆びるのでだめだ。そしてブロックタイヤは意味不明である。ふつうのオンロードタイヤに交換できるので最後は私もそれに替えたが、ブロックタイヤのときは運転がしずらく、状況によっては危険ですらある。純正でブロックタイヤを履かしたカワサキの判断が理解できない。よい面などないと思うが、どうだろうか。250TRをオフロードメインで乗ってる人なんていないじゃないか。さらに文句があるのは、キーの差込口がタンク下にあること。わざわざ不便になる場所にそれを作るセンスがわからない。メーターの下でいいではないか。

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  石川県の千里浜なぎさドライブウェイ

 

250TRは2013年に生産中止になり、後継モデルは開発していないだろう。けれども250TRは非常によく売れたモデルである。気軽さとデザインが受けたのやと思う。硬派なカワサキにしては、珍しいバイクだった。

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  ライダーハウスの駐輪場

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GSR750がやってきた 私はスズキに首ったけ♡ - Toita blog

井の頭公園を散策する

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吉祥寺は「住みたい街」ランキングで1位になるほどの人気ある街やが、23区では私の住んでる場所の真逆である。よって遊びにきたのは2~3年ぶりぐらいになる。

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私は服買ったりする趣味はないので、吉祥寺を歩いても買う物は何もない。楽しいのは街ではなく隣接する井の頭公園だ。ここは都内有数の自然豊かな公園である。冬は寒いが、夏ならボートに乗って遊べばいい。

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井の頭公園のためだけに、遠くから遊びにいってもよいほどであるが、私の場合はそうはいかない。なぜなら近所に葛西臨海公園という、こちらも素晴らしく自然豊かな公園があるからだ。公式ツイッターをみてると、ほんとうにいろんな種類の鳥たちが棲んでいて驚く。私は公園で遊ぶという習慣が小さいころからないのであまり行かないが、それはもったいない。

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井の頭公園で驚いたのは、バイクの駐輪場が200円であること。1時間でなく1日である。東京の大きな繁華街でこの金額は他にない。安くて1時間100円だ。8台分しかないので、たぶんすぐ埋まるのだろうなと思って電話して聞くと、「埋まったら臨時スペースをつくるので大丈夫です。そこは臨機応変に対応します」と返事がきた。私は感動した。ふつう、こういった施設は杓子定規にこれで決まってるのやからこれだ、と融通が一切きかないケースがほとんどやが、ここはちがう。バイクなんてクルマに比べれば小さいのやから、どこか空いてるところに停めさせればいいのにと思うが、井の頭公園はそういった対応をしているのですばらしいと思った。きくと、この公園は都が管理しており、この第2駐車場は数年前に新しく作ったもので、もともと駐輪場はなかったとのこと。駐車場を造る際に、たまたまスペースが空いたのでバイク用も造ったとのことで、バイク乗りにとってはうれしい。

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「献血ルーム吉祥寺タキオン」で献血 魅力あるルーム

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私は吉祥寺の献血ルームにゆくのを楽しみにしていた。というのは場所柄を考えると素晴らしいルームであろうことは容易に想像できるからだ。夏前からルーム巡りの遠征をしていて、遠いところから先に行っていたのやが、やっと吉祥寺の番がやってきた。自宅からバイクを走らせ1時間20分で井の頭公園の駐輪場に着く。距離は33㎞だった。吉祥寺のルームは、提携している駐輪場はない。

ルームはJR吉祥寺駅北側のすぐ近くにあるビルの8階なのでよい立地だ。入り口を入ると、予想通りに綺麗。吉祥寺という人気の街なので施設をつくるのにお金をかけている。アキバのルームのような素晴らしさだ。すべてのルームのなかで、トップクラスの魅力をもっている。

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受付をしていると、「血小板でお願いします。今回は特定の患者さんへの提供になりますので」と言われてちょっと驚いた。これには説明がいる。10月の終わりに日本赤十字から手紙が届いた。こんなこと初めてなので、何か血の病気でも見つかったのかと不安に感じながら封を開くと、「白血球型が適合する患者さんへの成分献血のお願い」と書かれていた。私と白血球型の適合する患者が輸血を必要としていて、これは数十種類の型が存在し、血液の供給が非常に困難な状況…とのことだった。なるほど、そういった事情ならば、人の役に立ちたいと思って献血をしているわけなので、喜んで協力しようと前回の溝の口、今回の吉祥寺のルームへ行く日程が決まったときに電話すると、「もう既に協力者が確保できました」。適合者はそれなりにいるみたいだ。したがって私はそのことを忘れていたのやが、おそらく予定していた人が献血できなかった(しなかった)のだろう。そこで急遽、私がピンチヒッターになったと想像する。

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検査の採血時に、血管にきちんと針を刺せなかったという小さなトラブルはあったが、そのときに教えてもらったのは、検査時は針が細いので刺しなおすのは可能やが、本番の針は太いので、仮に失敗して抜くことがあれば、やり直しはできないとのこと。本番で失敗することはほぼないけれど、実際に失敗して、献血できなかった人を私は知っている。

久しぶりの血小板献血は1時間ほどで終わる。これはある患者を救うために使われるわけやが、若い人だったらうれしい。老人を救っても社会的に無意味なのでそう考えるが、たぶん患者は老人だろう。献血後には、有楽町や渋谷など、一部しか用意していないレディボーデンをくれた。

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吉祥寺のルームに行ったことで、東京のルーム巡りは終了である。1ヶ所だけ狭くて古く、全血しかしていないルームがあるが、そこへは行かないと決めているので、そこ以外の13ヶ所と、2016年5月に閉所したアキバの小さいルームも含めて、東京のルームには14ヶ所行ったことになる。全制覇はひとつの目標だったので、達成できてうれしい。東京には魅力あるルームがたくさんあるので、来年からまた、ルーム巡りを開始したい。

 

私の献血ルーム巡り

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東京の献血ルーム巡り

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「ノート e-POWER」に乗る

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横浜の日産本社でノート e-POWERに乗ってきた。このクルマは電気自動車やが、ガソリンエンジンを発電機にして走る点がユニークである。リーフと異なるのは充電せずとも走る点で、使い勝手が良い。燃費は街乗りで20㎞/Lほどとのこと。実際に走ってみると、電気自動車なので発進での加速がよい。内燃機関のエンジンとちがって最初から最大出力が出るからだ。ノート自体におもしろいと感じたのは乗り心地である。10年前のクルマと最近のクルマの最大の違いは乗り心地で、いまのクルマはそれが硬いが、しかしゴツゴツしてるわけでなく、きちんと衝撃を吸収してくれるのだ。よって道路上の高低時のショックをトントンっという振動で走ってくれる。昔のクルマはもっと柔らかく、ぐにゃぐにゃしていた。ノートも今時のダンパーで好ましい。

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聞くと、このシステムは他の排気量のクルマにも使えるとのことなので、これから日産車に多く採用されてゆくかもしれない。価格は200万円ほどで、ライバルより高いが、電気自動車という個性をもっているので、それに価値を見出せれるならノートは買いだろう。個人的にはデザインが好みでないので、このシステムを搭載した時期型マーチに期待したい。

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横浜で新型セレナに試乗する プロパイロット(自動運転の初期)は超素晴らしい - Toita blog

 

トライアンフ・ストリートトリプルに乗る 東京都大田区

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溝の口献血ルームからの帰りに環八を内回りに走っていると、蒲田にトライアンフ(TRIUMPH)のディーラーがあった。トライアンフに興味はあったが、今までご縁がなかった。トライアンフについて知りたいと思ったので、ディーラーに寄ってみる。

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 トライアンフ東京大田

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トライアンフにくわしくない私にとっては、カワサキのW800のようなクラシックなバイクを作るメーカーやと認識していたが、スポーツタイプのネイキッドもあるし、タイガーという名の本格的なアドベンチャーもある。店員さんとじっくり話をさせてもらったが、トライアンフは規模は大きくないとのことで、本国の連合王国でも強いわけではないとのこと。ロンドンに行ったことあるけど、バイク事情は覚えていない。たぶんバイク自体、そんなに走ってなかったと思う。日本の4メーカーは最強の布陣なので、そのお膝元で売るのは大変である。輸入車ではハーレー、BMWドゥカティが有名やが、バイク好きでない人はトライアンフやKTMを知らないだろう。したがってトライアンフは自社のバイクを1人でも多くの人に触れて感じてもらうことから始める、地道な営業をしていかねばならない。そういう事情もあり、「試乗しますか?」と言われた。バイクを買ったばかりなので遠慮して断ったが、時間が経ってもう一度言われた。迷惑ではないかと確認すると、「むしろぜひ乗ってもらいたい」とのことなので試乗させてもらうことにした。トライアンフに乗ってみたかったので、むちゃくちゃうれしい。

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 国旗カラーのパーツはオプション

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試乗車はストリートトリプルである。デザインの特徴は当然、「目」。私はトライアンフ独特の、このタイプの目が好きではなかったのやが、実車を見ると、悪くない。個人的には好みではないけれど、強烈に個性あるデザインであることは間違いない。エンジンは3気筒675㏄である。現在、日本車で3気筒のエンジンはヤマハの1種類しかないし、全メーカーをみても3気筒エンジンは珍しいと思う。乗ってみると想像した通り、2気筒と4気筒の中間といった感じ。2気筒ほど粗くはないが、4気筒の重厚さはもっていない。4気筒と比べると、いいも悪いも「軽い」印象を抱いた。

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 タコメーターがアナログなのは素晴らしい

 

走ってみると、ストリートトリプルのサイズ、重量、パワーを総合的に判断すれば、都内のような交通状況で走るには最もよいバイクだろうなと思った。これ以上大きいと、持て余してストレスを感じる場面が多々あるし、ヨンヒャクやとパワーが足りない。750㏄前後が一番よいのだろう。ただし高回転型のエンジンなので、下のトルクは薄い。都内で走るにはそこだけ難点がある。ツーリングでは高回転までガンガン回してむちゃくちゃ愉しめるだろう。

ストリートトリプルの走りの個性は何だろうか。ストリートトリプルの乗り味は日本車と変わらないと感じた。日本の4メーカーをみると、ラインナップはほぼ完備されている。金額も高価なものからそこそこ安いものまで揃っている。したがって大半の日本のユーザーにとっては、日本車で事足りるわけだ。そのうえで海外メーカーがバイクを日本人に買ってもらうには、BMWドゥカティが持っているような強い魅力がないと難しい。

ストリートトリプルで考えると、金額は90〜100万円ほどなので、それよりずっと安く、2気筒ではあるが700㏄のヤマハ・MT‐07が買えるし、MT-09やスズキ・GSR750とはほぼ同額だ。MT-09は忘れてしまったが、GSRのエンジンと比べ、どちらがより個性があるかといえば、GSRである。

ストリートトリプルに試乗しただけでは、トライアンフの個性についてはわからなかった。しかしながらそれはあるはずだ。あってほしいと思うし、ないと会社が潰れているだろう。ただ2回ぐらい、経営難で親会社が変わったりしたらしい。それについてくわしくないが、日本車が世界を席巻した80年代に、競争に敗れたのだろう。トライアンフ車に5台ぐらい乗ればトライアンフの『個性』を知ることができるので、その機会がいつか訪れたらうれしい。トライアンフ独特の味を知り、それを体感してみたいと強く思う。

店にタイガーもあったが、見た目が非常にゴツい。たぶんタイガーはむちゃくちゃ走りが愉しいバイクやと思う。帰途の環八の対向車線でトライアンフ車をみかけた。見た目ですぐにメーカーがわかるのは、トライアンフが一番かもしれない。

「みぞのくち献血ルーム」で献血  神奈川のルーム巡りはこれで終わり

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神奈川県の溝の口にある献血ルームには、行こうかどうか迷っていた。なぜなら古くて狭いルームなので、行ってもあまり楽しくないだろうと思ったからだ。しかし、2016年10月に簡易ではあるが改装したので興味を抱いたこと、そして電話で聞くと、バイクを隣接するマルイの駐車場に停めれると知ったので行ってみることにした。アキバから渋谷まで都心の真ん中を走り、玉川通りをまっすぐにゆく最短ルートを選び、31㎞、1時間10分で溝の口着。こんなに早く着くとは思ってなかった。

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 NOCTYの10階にある

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9時40分の朝一で予約していたのやが、既に多くの人がいる。看護師さんに聞くと、溝の口は人が多いので、協力者も多いという。しかしルームは狭いので、もっと広い所に移る案はあるが、適当な場所がないとのこと。改装したので、当分の間はこの場所でやっていくのだろう。狭いのはしかたないが、お菓子の用意がないことに驚いた。献血ルームに行くと、お菓子の種類が少ないなぁという不満はたまにあるが、それ自体がないのは珍しい。いや、もしかすると初めてみたかもしれない。本厚木もなかったかも?

ユニークやったのが、採血の呼び出しで病院のようなマイクアナウンスをしていたこと。これは初めてみた(以後に行った、松戸も同じシステムだった)。漫画を置いていないのも珍しい。溝の口は予算が少ない?

採血の担当の看護師さんはしゃべるのが好きな人やったので、いろいろと質問ができた。ここからは天気よければ富士山がみえるとのこと。10階なので眺めがよい。最近改装したが、壁を塗ったりと、その程度のことだという。神奈川ではここが一番古いかもしれないと言っていた。ルーム巡りをしていると言うと、どこがよかったですか?と聞かれたので、すこし考えて、神奈川なら川崎ですかねと言うと、「私は前に川崎で働いてたんです」。川崎は広くて綺麗なルームなので、彼女が働いていた頃は新しくルームを作る際に、関係者が川崎に見学に来るケースが何度かあったとのこと。ただし、ルームのある建物側の百貨店が潰れて、人の流れが逆の方に向かっているので困っているとも言っていた。彼女は川崎で働く方が楽しかったのだろうが、神奈川で採用されているので、県内でのルームの移動がある。

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今回で、神奈川のルーム8カ所のうち、6カ所に行ったことになる。残りの藤沢と横浜市の教習所は、魅力を感じなかったうえに遠いので行かないと決めた。ただし、藤沢に行く機会があれば、そこのルームを訪れたいなとも思っている。ということで神奈川のルーム巡りはこれで終わりだ。(全部に行ってないけど自分のなかで)一県の制覇は初めてで、感想は、嬉しさと寂しさが半々である。

今日はものすごくよい天気でドライブには最高の日やったし、溝の口まで行くのに大して時間がかからないと知れたのは収穫やった。親の採血中に、静かに読書しているこの女の子は偉い。

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私の献血ルーム巡り

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神奈川の献血ルーム巡り

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創業60周年記念カラーのYZF-R1をみた

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溝の口の2りんかんにいくと、レンタルバイクでヤマハ・R1の創立60周年記念モデルの黄色が置いてあった。現行のR1はハイテクなので価格が220万円ほどする。さらに高価になったせいか、走ってる姿をみない。私は一度しかみかけたことがない。さらに記念の黄色をみかける可能性はもっと低いので、けっこうレアかと思い、うれしかった。

私はSS(スーパースポーツ)のなかでR1だけがデザインが好みでない。ただR1も含め、どれであっても究極の性能のバイクを味わえるので、好みと予算で選べばいい。私もバイク乗りなら一度は1000ccのSSを買って乗らねばならない…と思ってたが、いま、自分のバイクをスポーツバイクにして乗ってみてわかった、スポーツバイクは街乗りには向いてないと。私のバイクでさえそう感じるのやから、SSは絶対に疲れる。ツーリングでも、愉しいだろうが厳しいと思う、だから多くの人達は隼とかに乗ってるのだろう。サーキットで走りたい!という人用のバイクだ、SSは。そう考えると贅沢なバイクである。

ただし、実用的ではまったくないが、究極の性能のバイクを200万円ちょっとで味わえるのは素晴らしい。クルマだとGT-Rの1000万円級だ。物の価値で考えると、割安である。

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ヤマハ発動機創立60周年記念モデルのSR400 - 砥板 blog

「まちだ献血ルームcomfy」で献血

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今年の春からしている献血ルーム巡りの遠征も残りわずかとなり、そのひとつがここ町田である。電車では新宿から小田急線で何度か行ったことがあるが、バイクで来たことはない。遠いのは知ってるが、70㎞も離れていて驚いた。所要時間は2時間。駐輪場にゆくと、大型車は満車なので止めれないと言われてびっくり。予約時間に迫っている。バイクの駐輪場は他にあるかどうか知らないし、町田駅周辺の地理も詳しくない。月極駐輪場が空いてるからそこに停めさせてくれなどと無理を言っても、それはできませんとの返事。そりゃそうだ。ただこっちは遠くからわざわざ来て、停める所がなかったからと諦めるわけにはいかない。遠くから来てるとか約束の時間が迫ってるなどと文句を言ってたら、小型のスペースが空いたのでここに停めてくださいと言われた。本来はこういうことは絶対にしませんと言われながらも、たいへん助かった。都会のバイクの駐輪場不足は深刻だ。なぜ行政がほったらかしにしてるのか、ほんまに腹立つ。

町田は東京の南に位置し、隣は神奈川だ。大きな街で、人口も多い。一度ぶらぶらしたいなと思ってたのでちょうどよかった。

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ルームに入ると、全体に木を多用しているつくりでユニークだ。それにより、香りもよい。今回はスタッフでおもしろい雰囲気の人がいなかったので話をしなかったのは残念だった。よっておもろい出来事もなかったが、募金箱に千円札が入ってたのは笑った。献血するぐらいやから、社会貢献の意識が非常に高い人がいたのだろう。1円なんて少ない!とのことです。素晴らしいと思うが、真似はできない。

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 ビルの7階にある

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ドリンクはアペックスが提供していた。飲むのは申し訳ないので、もう一台のほうのコカ・コーラの自販機で飲む。

 

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