石堂寺に参拝する 千葉県南房総市

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石堂寺は、館山の上の南房総市に位置し、ここから1時間もかからず房総半島の下まで行くことができる。家から140㎞離れた場所にある。

着くと、房総でもっとも古いお寺だと書いてある。そして天台宗とのこと。

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本堂をみると、使われている材木などは古い感じがする。趣があるのはよいが、老朽化しているということなので、大きな地震があれば厳しいだろう。社務所に人はいるみたいやが、お坊さんの姿は見なかった。掃除も丁寧にはされてない。小規模なお寺だ。

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その代わり、本堂の中にベンチがあるので、座って心静かに仏教について考えることができる。参拝客も少ないので、ゆったりとした時間を過ごせる。

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  100円で購入

 

山にあるので、敷地から上ってゆくと、このような素晴らしい景色が見れる。

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私のお寺巡り

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千葉のお寺巡り

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スズキワールドでお買い得なV‐Strom1000をみる

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スズキワールドでバイクの整備をしてもらっている間、暇なので店頭のバイクをみると、V‐Strom1000(ストローム 以下、V、V1000)に興味を持つ。

ジャンルはアドベンチャーで、私も短い距離なら乗ったことあるが、このバイクがもっとも真価を発揮するのはツーリングで、信号で止まらなくてよい状況下で走り、キャンプ道具などもたくさん積んで使ってみないと正確な評価はできない。一般の評価は高く、私もよいバイクだと思う。欧州で売れているみたいだ。価格は140万円前後で、アフリカツインと同じだ。オフの走破性はアフリカツインの方が断然高いだろうが、おそらくオンロードの走行性能はVの方がよいと思われる。

私が気になるのは、ライバルのカワサキ、ヴェルシス1000である。これの特徴は、なんといってもninja1000のエンジンを積んでいることだろう。よってこちらは4気筒、Vは2気筒で、エンジンの開発費がちがう。私が買うなら、アドベンチャーとしての使い勝手よりエンジンの楽しさを重視するのでヴェルシスを選びたい…と思うが、おそらくヴェルシスは試乗車がないだろう。一度も乗らずに150万円ちかくも払うのには勇気がいる。その点、Vは探せば試乗車がある。今はモデル末期なのでない可能性が高いが。ヴェルシスは正立フォークのようなので、エンジンと違って車体にはお金をかけてないかもしれない。それならVのほうがいい。

価格で考えれば、隼が同じぐらいだ。私なら迷わず隼を買う。開発費と性能がまるでちがうだろう。

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葛飾店で、スズキの販売店で使用した、走行距離109㎞のほぼ新車状態でなんと総費用93万円で売っていた(今は売り切れてない)。これはV1000がほしい人にとっては、ものすごく安い。もちろん傷はない。これはお買い得で、新古車のVは他のスズキワールドでも売っている。GooBikeで調べれる。

次期型が既に発表されていて、2017年の春から夏あたりに発売されるだろう。デザインはあまり変わっていないし、たぶんエンジンも現行の改良でほとんど変化はないと思われる。新型車を150万円ちかく出して買うのと、こちらを買うのとどちらがよいか。私なら1秒も迷わない。

大型のアドベンチャーは、日本の平均身長では両足が着かないので、私が将来乗りたくなっても所有はできない。その点で誰もが乗れるバイクではないが、それがクリアするならV‐STROM1000は素晴らしいバイクだろう。

GSR750の初回点検

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GSR750の走行距離が1000㎞を超えたので、初回点検とオイル、オイルフィルター交換のためにスズキワールドへ行ってきた。

本来ならオイル交換ぐらいは自分ですべきやが、購入時に、スズキのオイルメンバーに加入した。良質のオイルを安く提供しているので、店員が言うとおりお買い得だ。GSRのエンジンはスポーツエンジンなので、絶対に良質のオイルを使わねばならない。

朝一で店にいくと、営業マンが休みでいない。彼は若く、自分のバイクでサーキットを走るほどのバイク好きで、私がバイクのことで質問すると、的確な答えが返ってくる。人柄もいい。ということで会うのを楽しみにしていたのだった。

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バイクを預ける前に工場長には、スライダーを締め直してほしいことと、チェーンが緩くなっているので、調整を頼めば工賃1000円が発生するかどうかを聞いた。スライダーは2りんかんで工具を借りて自分で付けようと試みたら、とんでもなく固くてネジが動かない。無理に力入れてネジ山をあほにすれば大変なことになるので自力では諦め、店にやってもらおうと頼むと、「うちでは決まりとして、エンジン部分のネジは外せないんです」。正規ディーラーでないとエンジン本体の整備はできないという。それは知らなかった。ありがたいことに、より大きなスパナを貸してくれて、それを使えば簡単にネジが緩んだ。一応スライダーを付けたが、ネジが奥にあるのできちんと締めれてない可能性がある。仮に緩んでいれば、走行中にエンジンのネジが外れる可能性があり、それは危険だ。その確認をお願いし、さらにはチェーン調整をサービスでしてくれるかどうか。しっかり工賃をとるなら、2りんかんで500円でしてくれるので、そちらでやるほうが安い。工場長は答えを言わずに「それも含めて、点検しますので」。

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作業は40分で終わった。その間に2人とも、私に世間話をしてくることは一切なかった。ふつうなら「バイクの調子はどうですか?」ぐらいのことは聞くだろう、ここで買ってるのやから。工場長は元々、愛想がいいタイプではない。自分の仕事は整備やから客とペラペラしゃべる必要はない、と思っている節がある。ただ彼は人相と雰囲気と作業風景をみると、かなり腕のいい整備士のはずだ。愛想の悪さを非難しているわけではなく、要は職人気質なわけだ。

店長も元は整備士だ。GSRの契約交渉の相手は彼だった。なぜ私に話しかけなかったかというと、まずは私が話好きやと知っているので警戒したのだろう。そりゃ仮に20分しゃべれば、20分仕事ができなくなる。私は既にバイクを買っているので、店からすれば「釣った魚」である。そして契約交渉時に、値引き交渉をしたが、その際に私が怖い顔や雰囲気を出していたので、苦手意識を持っているのだと思う。それについては悪かったなとも思うが、ただ、こちらも高額な商品を買おうとしているので、真剣だったのだ。店長も工場長も、いい人かどうかまではわからんが、たぶんいい人達だ。後で思ったが、この店は客とのツーリング企画をやってない。たとえば近所のホンダドリームやYSPはやっている。同じスズキでも新宿店はしている。つまり、ここの人達はあっさりしてるわけだ。ツーリングを企画してくれたら私は参加するのに。ただし店側の、めんどくさいという気持ちもわかる。あるいはそれらは誤解で、以前は企画していたが、人が集まらなかったのでやめた可能性もある。私の予想では、めんどくさいのだと思う。

工場長が車両の引き渡しをし、スライダーはきちんと締まっていたと言われた。チェーンは無料で調整してくれた。元々無料で調整してくれるのかは聞いてないので不明。慣らし運転とオイル交換が終わったので、これからはエンジンをぶん回していいかと聞くと、かまわないと言う。では(レッドゾーン手前の)11000rpmまで回していいんですね?としつこく聞くと、

「いいですけど、捕まっても知りませんよ(、ということです)」

思わず笑ってしまったが、これはその通りで、GSRのエンジンでレッドゾーンまで回すと106PSが発生する。場所にもよるが、レッドゾーンまで回せるなら大した腕だ。ちなみにワゴンRは750㎏の車重にエンジンは660㏄、最高馬力は52PS。スイフトは870㎏(軽い!)の1200cc、91PS。GSRは213㎏で106PS。バイクって本当に素晴らしい乗り物やと思う。しかしながら、燃費はワゴンRどころかスイフトよりも悪い。

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走ると、オイル交換したばかりのエンジンは調子がよくて最高である。気持ちよく回る。エンジンフィールも良くなったと思う。次の交換時もこの店に行って、密な関係を築いたほうがいいのはわかっているが、他のスズキワールドにも行ってみたいと思う。したがって次回は新宿で換えてもらうかな、と考えている。

 

GSR750日記

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神野寺に参拝する 千葉県君津市の鹿野山

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鹿野山の神野寺(かのうざん じんやじ)である。場所は木更津を越えて、富津市から山側に入ったところで、房総の名山のひとつとのこと。ツーリングマップルに御神水ありと書いてあったので、それに興味を抱いた。天然水が大好きです。家から91㎞走って着。

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 聖徳太子の開創により創建されたとのこと

 

手水舎の龍の口から水が出ていて、これは山から引いてきた水ですと書いてある。なるほど本で紹介されている通り、このあたりは水が豊富なのだろう。ちなみに神道では穢れを嫌う。穢れをとるには水で清めるのがいい。よって神社には手水舎があるわけやが、仏教に穢れ忌避の概念はない。お寺にも手水舎があるのは神社の影響だろう、本来は必要ない。

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参拝ルートを歩いたが、御神水がない。見つかりませんでしたで帰れないので、誰かに聞かねばならない。本堂近くでお坊さんが、おそらく年末年始の準備だろう、仮設の建物を作っていたので訊くと、「御神水…というものはないです、手水舎の水が山から来ている水なので、それのことですか」。私の持っているツーリングマップルは8年前のものなので、今のそれには表記が変わっているかもしれない。これから房総の南に行くため、鹿野山でゆっくりできなかったが、おそらくバイクで走れば愉しい山なのだろう。機会があれば、また走ってみたい。

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私のお寺巡り

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千葉のお寺巡り

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「新宿東口駅前献血ルーム」で献血

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東口駅前献血ルームは2014年の12月にオープンしている。東京のルームでは、最も新しいルームである。JRの東口を地上に出ると、入居するビルが見える。アルタの3件隣で立地がよい。私はここへ2015年の8月に行き、綺麗なルームだなぁというのと、成分献血を初めてしたことを覚えている。それまではすべて全血でしていたが、血小板が不足しているので血小板献血でお願いしたいのですがよろしいでしょうか、と言われた。私はそれの内容を知らなかったので、よくわからないですけど困っているならそれでいいですよと答え、成分献血をした。

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新宿の東口にはよく行くので、その都度このビルは見かけていたのやが、ルームに来るのは久しぶりだ。入り口を入ると、あー、こんな感じだったなぁと懐かしかった。ロッカーがないので荷物を預けることになり、それは不便やがルームが狭いのでしかたない。自販機は2台で、お菓子の種類は多くはない。漫画がほぼないのは珍しい。雑誌はあるが、経済誌のような類は置いてなかった。

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採血後に椅子に座って休んでいると、受付の男性が献血協力者と親しげに話していたので知り合いなのかなと思っていたら、私のときに「またご協力お願いしますね、あーその笑顔が素敵で引き込まれるぅ」みたいなことを言われて、親しげに話していたのはこの人の性格なのだとわかった。おまえ、こういうノリで他人と接してみろと言われても無理なので、彼のような明るい性格はほんまに凄いなと思う。何が凄いって、こういう接し方をすると、たまに嫌がられるだろう。ほとんどの人はそこでやめるが、やめてないということはとてつもなくメンタルが強いのだろう。誤解なきよう言っておくが、私は馴れ馴れしくされて楽しかった。ただ困惑する人も多いと思う。彼のような個性ある人がスタッフにいるのはいいことだろう、ルームそれぞれにいろいろな個性があっていい。

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私の献血ルーム巡り

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東京のルーム巡り

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献血50回を終えての感想

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新宿東口駅前献血ルームでの献血は51回目であるが、以前にした川崎での献血がカウントされていないので、記録上では今回で50回目となる。50回目では記念品がもらえる。記念品は、10回目、30回目の節目にもあり、色違いの物だ。

50回がすごいかどうかは微妙なところで、年に最大で24回できるので、たとえば大学時代で50回は楽に達成できる。ただし私の献血の半数以上は全血献血なので、10年以上かかったのだった。100回以上している人はすごいと思う。

ほとんどの人は、献血をしたいと思えば実際にできるだろう。しかしながら、献血するにはクリアしなければならない基準がある。体調が悪かったり、体が弱いことが血液のデータに現れるなら、できない。冬場に献血者が減る原因のひとつには、風邪などの病気にかかっている人が多いからだ。そして海外によく行く人もできない。したがって献血したいと思っていても、できない人もいるわけだ。

私には献血をずっとやり続けたいなという願いがあり、そして全国のルームに行ってみたいとも思っている。今までに行った場所は、住んでいた大阪と首都圏と茨城、そして山梨だけである。全国をツーリングで走っていたときにルーム巡りをしていれば、鹿児島や岩手や北海道の札幌ではない地域などにも行けたのに…と思うと、もったいないことをしてしまった。ただし献血は69歳までできるので、何年何十年かけてでも全国のルームに行けたらいいなと思っている。いま最も関心があるのは、名古屋駅のルームである。

今年は、一度は行ったことのある東京のルームと、東京以外の首都圏でまた行きたいと思うルームを再訪する。次は池袋だ。

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  左から10回記念、30回記念、50回記念

 

私の献血ルーム巡り

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新型CB1100に乗る RSは超カッコいい 2017年

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CB1100のコンセプトは「昔のバイク」で、30年以上前の、日本でバイク人気があった頃のデザインを踏襲している。おもしろいことに新型はそのキャラクターをさらに強めてきた。ノーマル、EX、RSと3タイプもあるが、EXとRSのタンクにはウイングマークでなくHONDAとある。昔のホンダとヤマハとスズキのバイクにロゴはなく名前だけだった。最近ではヤマハが創業60周年記念モデルでそれをやっていたが、ホンダのロードバイクではVTRなどのごく一部だけだったので珍しい。他にもウインカーやテールライトの形状など、デザインの細部に渡ってレトロ感を出している。ちなみにノーマルのデザインは、先代とあまり変わっていない。

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エンジンは引き続き、空冷である。排ガス規制の強化を機に空冷エンジンは消えていき、今やほとんどが水冷となったが、空冷の特徴のひとつはエンジンの美しさ。燃焼効率などの性能で水冷に勝てないが、空冷特有のエンジンフィールなどに魅力を感じるファンは、年配者を中心に存在する。

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リッタークラスでネイキッドモデルのホンダの主力はCB1300である。CB1300に乗ったことあるが、低回転域から太いトルクがあり、かなり速い。スズキはバンディットを去年に、カワサキはZRXを最近になって生産中止にした。海外でこのカテゴリーの需要があるのか知らないが、ZRXは国内専売だったのでないのかもしれない。少なくとも日本市場だけでみれば、作っても採算はとれない。日本ではバイクが売れないので、年に1000台売れればヒットというとんでもない状況に陥っている。6月にヤマハのHPを見ると、XJR1300も生産中止になっていた。HPのラインナップに載っていないが、おそらくXJR1300Cは逆輸入車で、こちらは今でも売っていると思うが、したがってリッタークラスのネイキッドモデルはカワサキ、スズキが撤退し、ヤマハもXJRの次期型は開発していないだろう。となるとこのクラスはホンダの独壇場である。他メーカーが撤退したクラスにホンダは2車種もラインナップしており、さらにエンジンを水冷と空冷の2つを用意しキャラクターを分けてある。

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ということを頭に入れながらRSの実車をみると、むちゃくちゃカッコいい。古いバイクのデザインをベースにしながらも、最新のバイクの雰囲気もきちんと出している。非常にレベルの高いデザインだ。さすがはホンダやなと感心するし、CB1100のデザインはおじさんライダーの心を掴むだろう、なんといっても唯一無二の存在だ。

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座ってみると、シートの出来に感動した。これほどクッション性のよいシートのバイクは初めてである。アイドリング音は、さすがに1100ccもある大排気量エンジンなので、いいサウンドだ。走ってみると、意外にも水冷エンジンの印象とほとんど変わらない。言われなければ、空冷エンジンだとは気づかないだろう。排ガス規制のクリアや、燃費向上を優先した結果、空冷の味が薄まったのやと思う。それは残念やが、しかたない。エンジンの最高出力は90PS、トルクは9,3kgmもある。

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実際に走ってもっとも驚いたのは、エンジンに個性がないこと。単調に回転数が上がると同時にスピードも上がり、刺激をまったく感じない。あえて個性を殺したのではないかとすら思った。レッドゾーンまで回せば速いのだろうが、スポーツエンジンのような加速はない。たとえば私のGSR750は6000回転を超えると狂暴な加速をするが、両者のエンジンの性格はまったくちがう。つまりCB1100は、基本はゆっくり走り、スピードを出そうと思えば大排気量なのでそれなりに速くは走れるというバイクなのだろう。飛ばす走りはしないがパワーの余裕は欲しい人を購買の対象者にしている。他を知らないので予想になるが、CB1100がではなく、大排気量の空冷エンジンはみな、こういうものなのかもしれない。エンジン以外では、価格が100万円を超えるので倒立フォークやと思っていたら正立である。やはり飛ばすバイク、性能を追求するバイクではないわけだ。年配ライダーの事故死の多さが多少、社会問題になっているが、体力や運動神経が衰えているのに、お金はあるから高価なスポーツバイクに乗り、結果、事故を起こすケースがある。技量と体力に自信がなければ、CB1100のようなジェントルなバイクがよい。車重は252㎏とけっこう重い。

ちなみにこのクラスで個性あるエンジンに乗りたいと思うなら、CB1100より20万円ほど高くなるがCB1300をすすめておく。CB1300のエンジンはスポーツエンジンではないが速いし愉しい。

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疑問を感じたのは価格で、税抜きでノーマルが1.067.000円、EXが1.239.000円、RSが1.276.000円である。RSの価格なら、CB1300と同じで、スズキのGSX-S1000より高い。私なら迷わずCB1300、GSX‐S1000を選ぶ。ノーマルよりRSのほうが断然カッコいいけれど、20万円もの価格差を考えればノーマルを選んだ方がよい。CB1100は130万円を出してまで買うモデルではない。

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残念ながらCB1100の走っている姿を見かけることはほぼない。ツーリング先でもほとんど見かけないなぁ。あまり売れなかったのかもしれない。しかしホンダはカワサキ、スズキのようにCB1100を絶版にする選択肢もあっただろうに、新型を出し、かつ3モデルも用意してきた。最近フルモデルチェンジしたワゴンRも3モデルあるが、バイクでそれは珍しい。この空冷エンジンは他車種には使わないだろうから、CBのためだけに開発された贅沢なエンジンである。若い人はバリバリ走りたいのでCB1100は買わないけど、飛ばすのを卒業したベテランライダーにはうってつけのバイクになるだろう。ホンダも彼らをターゲットにしてCB1100を作ってあるので、お金に余裕ある50代以上のライダーは、CBをどんどん買ってほしいと思う。

 

7月11日に、東名から首都高渋谷線に入り走っていると、逆の下りで赤いバイクが走ってきた。あれは新型のCB1100ではないか?とすぐに思い、近づいたときにそれだと確認できた。私が乗ったのと同じ、赤のRSである。CB1100には華があり、かなり目立つ。前述のとおりRSは価格が高すぎるが、デザインは素晴らしいと思う。

足裏のウイルス性イボとの闘い② 液体窒素は無意味、自宅治療を試みる

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イボが1つから3つに増えてしまった。こらあかんわとなったので、2年ほど前に10回ほど通った皮膚科の病院に再訪する。イボ1つ治すのも大変やのに、3つになってしまい、困ったことになったなぁと頭を抱えた。病院での治療は、以前と同じく液体窒素である。手術という手段もあるが、100%取り除けるとはいえず、すこしでもウイルスが残れば再発する。したがって液体窒素で地道にやっていくのが望ましいと医者が言い、私はその提案を受け入れた。というか、こちらにイボについての知識などないから従うしかない。攻撃箇所が3か所になったので、以前よりも痛い。ただし治療代は、数が3か所以内であれば同料金。

ほったらかしていたら増えてしまい、完治させるには3か所も治さなければならない。さらに増える可能性もある。さすがにこれはヤバいと思った。①で書いたとおり、珍しい病気やから人に聞くことができないので自分で調べるしかない。

ブログを見ると、多くの人が自分でやれる治療法をいろいろとしている。私が最初に試したのは、シールタイプのイボコロリである。これはサリチル酸で皮膚を溶かすことで、タコや魚の目やウイルス性イボを治すものだ。私は液体窒素イボコロリを併用しようと考えた。液体窒素を当ててもあまり効果がないのは、表面から焼いても皮膚の奥まで入り込んでいるウイルスに届いていないからだ、と考えた。したがってイボコロリで皮膚を溶かし、奥まで届く状態にしたうえで液体窒素を当てれば効くのではないか。

下の写真は、一度だけイボコロリの攻撃がうまくいき、皮膚の奥まで溶けた状態。ウイルスが露出している。2年物なので、大きい。

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下は、液体窒素治療の翌日の足。激痛のため、血色が悪い。

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イボコロリで皮膚を溶かすと、白くなり、さらに溶かすとその部分がとれる。この併用策を医者には言っていない。言えば、余計なことはするなと言われる可能性がある。ということで医者はそのことを知らないわけやが、診察のときに、液体窒素でなくイボコロリによって患部が溶けた状態の足裏を見せると、医者は瞬時に「いい!」と言った。これは液体窒素が効いている証拠だと、1年以上やってもウンともスンともならない人もいるのに、これはいいよと言われた。皮膚科の医者が皮膚の病気の認識を間違えている。私はこいつに不信感を抱いた。イボ治療に関して調べ、知識が増えることでわかったことは、液体窒素を勧めてくる皮膚科の医者は、ダメな医者やということ。

液体窒素では、おそらく90%ぐらいの確率で治らない。激痛を伴うし、真面目に1年治療すると4万円ほどかかる。医者からすれば、液体窒素を当てるだけの作業である。これほど楽な治療法などないだろう。したがって液体窒素を勧める医者は、患者のことなど一切考えない、己の金儲けしか考えていないクズ医者だ。少なくとも私はそう考える。治らんわ激痛でその日は歩けんわそれが毎週続くわで最悪だ。何年も液体窒素治療をして、まったく治らない不幸な人もいる。例外として、液体窒素のだめな点をきちんと説明したうえで、「自分の病院や他の病院で手術やレーザー治療もできるが、それでも液体窒素で治療したいとあなたが判断するのであれば、うちで液体窒素の治療はできますよ」と、そこまで説明するなら頭がまともな医者だ。③で書くウイルス性イボの治療法は、皮膚科の医者なら知ってるだろう。私の認識では、ほとんどの皮膚科の病院でウイルス性イボの治療は液体窒素で治そうとするが、ほぼ治らないとわかっていてそれを勧めるのはどういうことか。

とはいえ、この間によいこともあった。私が再通院を始めたのは5月で、イボコロリとの併用は6月からである。液体窒素イボコロリとの併用策は功を奏し、新しく増えた真ん中のイボは消滅し、治ったのである。ただし客観的にみて、液体窒素だけなら治らなかったと思う。

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併用攻撃で表面の皮膚が剥けるが、

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ウイルスはもっと奥にいる

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うれしかったが、まだ2つも残っている。残っているが、このあたりから液体窒素の痛みが嫌になってきた。その日は痛みで満足に歩けなくなるのも厳しい。それをして、いずれ治るのならば我慢するが、結局は治らない。とどめは医者に、患部が白くふやけているのは液体窒素のおかげと言われたこと。それはまったくの勘違いで、イボコロリで皮膚を溶かすことでこうなった。これらの経験を経て思ったのは、「結局、医者からすれば自分の病気ではないので、こいつらにとっては患者の病気などどうでもいいのだろう」。こんなもんあほらしいと思い、9回の通院でやめた。自力で治そうと決めたのだった。

私の選んだ治療法は、イボコロリとともに、木酢液での治療である。木酢液がイボに効くとのことで、これをガーゼのような物に染み込ませ、患部に当て、テープで止める。早くて1時間、少なくても1日に数回は交換する。あとになってわかったが、木酢液も皮膚を溶かす効果がある。したがって患部にそれを当て続けると、徐々にではあるが皮膚が溶け、さらに皮膚の奥まで溶けていくと、沁みて痛みが出てくる。しかしながら木酢液を何か月も真面目にやった結果、ある程度皮膚は溶けるが、イボに対しての効果はほぼなかった。したがって木酢液治療はすべきでない。私の経験上では、木酢液でイボを治すのは無理やと考える。

次に試みたのは、「患部を線香で焼く」。今になって振り返るとバカやが、ネットで知り、当時はこれで治そうと本気で考えた。イボコロリ木酢液での治療もしつつ、である。風呂上りの、皮膚が柔らかくなっている状態で線香を当てる。欠点はもちろん、痛いこと。ただし痛いからこそ、治りそうな気にもなる。これも1か月半ほど試したが、効果なし。線香で皮膚を焼けば激痛なので、夜がくるのが怖くなってくる。

そうこうしていると、(2016年の)10月ぐらいに、ウイルス性イボが無かった左足の薬指の側面に、イボが2つもできてしまった。靴下か、家の床からウイルスが移ったのだろう。これで計4つになり、なおかつ両足にできたことになる。ここにきてやっと理解した、自宅治療でイボを治すのは不可能であると。

 

私のイボ日記

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「新宿東口献血ルーム」で献血 献血50回目♡

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バイク好きなら、移動手段は迷わずにバイクである。したがって献血ルームへはバイクで行っていたが、考えてみれば今は1月だ。都心のルームは、提携する駐輪場を用意していない。駐輪場はあるが、数が不足していて池袋や渋谷は停められない可能性があり、新宿は2時間100円と安い駐輪場があるが、GSR750のようなバイクをそこに停めるのはいくらかリスクがあるので、電車で行くのが正しい。よって冬は都心にゆこうと思い、今回は最もルーム数の多い新宿に行くことにした。なんと5か所もあり、JR新宿駅前の新宿通りに3か所が並んで立地する。他をみれば、池袋、梅田、ミナミは2か所なので、それらと比べれば新宿の豪華な布陣さが理解できる。

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東口には、以前に行ったことあるかないか、記憶が曖昧やったが、ルームに入ってわかった、私はここには来たことない。そうするとこの日をもって、東京のルームはすべて行ったことになる。全部で14か所あり、正確には新宿の1か所に行ってないが、もともとここには行かないと決めている。

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電話で予約した際に、近場に立地する3か所のなかで最も古いと教えてもらったが、いやいやどうして綺麗なルームである。そして広い。当初は東口だけで新宿駅前の献血を一手に引き受けていたので広いのだろう。よいルームやなと思った。さすが新宿、である。後日に献血のサイトを見ると、東京で東口がもっとも広いと知った。私は有楽町やと思っていたが、そうではなかった。

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医師の診察で、どちらでもいいなら血漿でしたいと言うと、「個人的にいつも聞いているのですが、たとえば血小板なら、献血回数が2回に加算されるなら、血小板でやりますか?かつて全血は2回でカウントされていたのです」。へぇー、それは知らなかった。しかしその発想はおかしい、献血の種類が何であれ、回数は1回ずつでカウントする今のやり方が正しい。私の理想は血小板も年間の上限回数を血漿と同じ24回になること。今は12回。ただそうなると、体への負担が大きくなる。私は多くやりたいなと思っているだけで、中身はどちらでもよい。血小板の在庫が少ないときがあるので、頼まれれば血小板をする。

血液検査で、一度も基準値を下回ったことはないが、風邪が治ったばかり、もしくは体は元気やが咳がたまに出るので今日はどうやろうなぁと思っていたが、基準値に収まった。献血できませんにならなくてよかった。

漫画の種類は多くなかったが、リアルがあったのでそれを持って採血室へ。ルームには、リアルが置いてあるケースが多い。さすが新宿で、広くてベッド数も多く、看護師さんの人数も多い。訊くと、今年と来年は営業するが、再来年に耐震工事で休所になるとのこと。2年後のことなので、まだ公には発表されていないと思う。

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採血が始まってすぐに紙のジュースをもらい、邪魔になるのですぐに飲み干した。するとちがう人が、「飲み物持ってきましょうか?」。いえ、ぼく頻尿なので飲み物はもういらないですと答えると、それならこれを置いておきましょうと、正確な文字は忘れたが、飲み物はいりませんと書いてある物をテーブルに置かれた。「これを置いてないと、水分不足が心配なので、次から次へと飲み物が来ます」。このシステムは初めて見た。私はふだん、大量に水分を摂るのやが、採血途中で小便を我慢できなくなれば、針を抜いて中止にせねばならないだろう、その際はもしかするとその血漿なり血小板は廃棄になるかもしれない。だから献血をする前は、水分をほとんど摂らない。

採血後に、手相占いをやっていたので喜んで申し込む。この鑑定士は本物だなと思った。仕事のこと、金銭運のこと、家族のこと、私が頭いいこと(笑)など、全て当てられた。金銭運などはボカした言いようができるけど、家族のことなんて、他人がわかるわけがない。おもしろいことに顔はまったく見ず、手相だけ診て判断していた。以前に川崎のルームでもしてもらったが、彼はいかにもボランティアだなと感じたが、今回の人はおそらく目利きの鑑定士だ。東口の手相占いが常にこの人なのかは知らないが、もしそうなら、診てもらう価値がある。凄い。

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居心地のよいルームなので、休憩室で2時間ほどゆっくりして過ごした。ここで1日に少なくて100人、多いときは200人にちかい人数が献血をする。献血者が多いルームだ。ということで自販機が3台もある。ここは改善してほしいなと感じた点は、お菓子の種類が少ないこと。それと冬だけかもしれないが、窓から景色が見られるようにしたほうがいい。

そして東口が素晴らしいと感じたのは、ツイッターである。毎日きちんとツイートしている。朝はその日の予約状況などを書き、夜は献血者の人数を書き、礼を述べる。こういう地道な努力は、大きな声であいさつしよう!と同じで、かんたんそうでなかなかできないことだ。ちなみに隣の2か所もツイッターをしているが、更新頻度はまちまち。東口がまじめにやっているのをみて、触発されないのには驚く。このように、ルームによって個性がちがうのはおもしろい。新宿東口献血ルームは、帰る際に、ここに来てよかったなぁと思わせる、魅力あるルームだった。

 

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誕生寺に参拝する 日蓮ゆかりの地 鴨川市小湊

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南房総日蓮の生誕地なので、日蓮宗の寺が多い。千葉にある有名なお寺巡りをしようと思い立ったが、知識がない。とするとまず、ツーリングマップルで赤色で名を書かれているお寺に行こうと決めた。まずは小湊にある誕生寺である。

後日、千葉のお寺について神田に住む江戸っ子の方と話すと、すぐに出てきた寺が誕生寺であった。勝浦で出張交番の警官に聞くと、誕生寺は有名で、全国からお参りにくる、と言っていた。南房総に来るのは6年ぶりぐらいで、バイクでは初めてである。千葉は見るべきものがないという、間違った思い込みをずっとしていて、最南端の安房まで3時間ほどで行けるのに、走りにきてなかったのだった。よって小湊や勝浦に行くのも初めて。

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誕生寺は、日蓮がお母さんの病気が治るよう祈るために、祈祷所のようなものをつくった場所らしい。国道の傍にあるのでクルマなら行きやすい場所であり、田舎なので当然、空気はきれいで山も海も景色がよい。ただ、無料の駐輪場がないのには驚いた。駐禁は切られないだろうから、近くの道沿いに停めた。

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お寺は、規模は大きいが、特に何かを感じるような魅力はなかった。全国から参拝するほど有名なら、何かひとつぐらいこれは凄い!というものがあればいいなと期待したが、日蓮宗の信者でなければ、いたってフツーのお寺である。かわいいワンちゃんがいたのやが、最後まで私に懐かず。飼い主と話しすると、日蓮宗のお寺なら、山梨の久遠寺のほうが大きいわよと言われた。久遠寺のために山梨に行くには遠すぎるが、いつか機会が生まれれば行ってみたい。

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GSR750と千葉ツーリング① 外房

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私は千葉寄りに住んでいるので、ツーリングは千葉に行くことが多い。千葉駅まで30㎞ほどで、1時間で着く。そこからすこし走ると山に入れるので、山道を楽しく走るという具合だ。1時間半ほど走れば、やっとツーリングに最適な道路にたどり着くことができる。ほぼ直線に九十九里まで出ると、2時間程度で太平洋に着く。

たしか大原やったと思うが、そこで海を眺めると、多くの人がサーフィンをしている。このあたりはサーフィンのメッカだ。移動交番で警官が2人いたので、おすすめのお寺などの情報を聞く。ひとりが白バイもしていたのでバイクの話にもなったが、千葉は交通事故の死亡者がワースト2位とのこと。運転マナーも悪いとのことで、「走ってて気づかない?」と聞かれたが、まったく気づかなかった。親切にいろいろと教えてくれたので、礼を言ってバイクまで戻ると、おーい!と警官がこちらまで来る。千葉のマスコットキャラクターである『チーバくん』などの反射板をもってきてくれて、ヘルメットにでも貼って使ってくれ、と言われた。ちなみに上の写真で、赤色がチーバくんやが体のラインを見てほしい、何かに似ているなと気づきませんか。ピンときたならあなたは勘が鋭いか知能が高い、チーバくんの体は、千葉県の形と同じである。私は総武線にラッピングしたのを見てからチーバくんが好きなので貼ろうと思っていたが、家でヘルメット見ながら冷静になって考えると、GSR750とアライのヘルメットにチーバくんは似合わないと思った。したがってメットには付けられないので、ランドセルのど真ん中に付けます。

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太平洋沿いを南下していったのやが、海沿いを走るのは気持ちいい。しかし、海沿いは人が住んでいる地域なので、クルマもそれなりの数が走っている。よってスピードを出したいなら、山道を走れ、となる。

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冬ツーリングの難点は寒いだけでなく、日照時間が短いことだ。夏に比べれば最大で5時間も短い。早朝の暗い時間からスタートするのが理想やが、短い睡眠時間で300㎞ちかく走るのは危険だ。17時の暗くなる時刻には、ある程度、千葉駅ちかくまで戻っていたい。暗くなって走ってもおもしろくないし、外灯が無いケースもある山道を走るのは危ない。よって冬ツーリングは愉しめる時間が短いので、哀しい。唯一よいことは、前述の警官が、バイクに乗るなら冬の方がいい、なぜならエンジン音が澄んでよく聴こえるから、と言っていたが、それだ。

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8時に出発し、19時着。270㎞ほど走った。GSR750の燃費は20㎞/L。走行距離が1000㎞を超えたので、慣らし運転の期間は終了である。長時間走ると、GSRの凄さがよ~くわかる。

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GSR750

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「大宮献血ルームウエスト」で献血 埼玉のルーム巡りはこれで終わり

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大宮のルームに行くのをたのしみにしていた。なぜなら埼玉でもっともコストをかけて作ってあるだろうから、埼玉のルーム巡りで最後にとっておいたのだった。葛飾の金町から外環の下の道に入り、美女木JCTで17号線を北に走り、1時間25分で着。正確な距離は忘れたが、50㎞ぐらい。ルームは9時30分から始まり、バイクは建物の裏に停めれる。

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しかし!家とヘルメットロックの鍵が見当たらない。近辺をくまなく探すも無い。運悪いことにヘルメットをヘルメットロックに固定した後に気付いたため、鍵がないととれない。こんなもの、スズキがヘルメットロックを純正で付けてないせいだ。たぶん、鍵は玄関に差しっぱなしか家の周辺に落としたのだろう、したがって動揺した状態でルームの人にその旨を説明し、予約を昼に移して電車で家まで帰る。家に着くと、鍵は無い。どこで失くしたのだろう。もし玄関か家周辺で落として誰かに拾われたのなら非常によくない状況だ。大家に鍵を借りて部屋に入り、スペアキーで一応は解決したが、この3時間はまったく無駄な時間だ。こんなトラブルに見舞われるのは、年末やからか…。

ルームに戻り、受付をすると、ロッカーがないので荷物を渡さねばならない。ロッカーがないルームは珍しい。こんなに広いのになぜないのだろう。

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大宮の最大の特徴は、下の階が受付と休憩室、上の階が採血室と2フロアに別れていること。こんな構造は初めてみた。したがって採血室はかなり広く、首都圏で最大規模だ。元は1フロアでやっていたが、事務所をルームに改装し、大宮駅内のルームを閉所にしてこちらに集約したのだった。

採血の順番が来た際に、看護師さんにすみません、飲み物もう一杯飲んできていいですか、と聞くと、だったら持ってきてくださいと言われた。ほとんどのルームは、紙コップ飲料の採血室への持ち込みは禁止している。こぼされたら迷惑だからだろう。私はアホなのでコーヒーを2杯つくり、それをテーブルの上に置き、イスにどかんと座ると見事にコーヒーがこぼれた。なんでそんなに揺れるのかと思ったが、近くのイスを見ると、造りがシンプルだ。あぁ、そりゃ揺れるなぁと後で思った。看護師さんに謝ったけど、彼女は不機嫌な顔を隠さずにコーヒーを拭いていた。私を怒鳴りたいところやが、立場上できない。今でもこの人には申し訳ないことをしたと思っていて、今回のケースを非常に反省し、かつ学んだので、以後はああいった座り方はしない。

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ちょっと驚いたのは、1週間以上前に予約したのに血漿で頼まれたこと。B型の血小板が足りていたということになるが、それにしても年末は血液が足りなくなると聞いていたので不思議だ。ちなみに大宮は元旦も営業をする。元旦に献血する人は、どういう理由でその日にするのだろうか。

お菓子の種類は多く、自動販売機もフロアー2つを合わせて3台か4台ほどあった。綺麗で広くて魅力のあるルームだったが、鍵の紛失のせいであまり楽しめず。トラブルがなければ、献血後に大宮を5年ぶりぐらいにぶらぶらしたかったが、終了が16時で、17時には暗くなるので帰らねばならない。なるべくバイクで夜道を走りたくない。今回は残念ながら献血以外の事情で印象がよくないので、1年後ぐらいにまた来ましょう。

埼玉のルーム巡りはこれで終了である。7か所中、2か所に行ってないが、それらは北部にあるので遠すぎる。埼玉のルームで魅力があるのは大宮と川越である。川越も綺麗で気に入ったからまた行きたいなと思うが、残念ながらここも遠く、バイクで2時間もかかる。川口駅と越谷のレイクタウンへは1時間もかからないが、2回目の機会はどうだろう、あるかなぁ。大宮にはまた行きたい、次回は鍵を失くさずに…。

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埼玉の献血ルーム巡り

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なぜGSR750を選んだか

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GSR250からの乗り換えで、次は大型に乗ると決めた。ただし1000㏄のNinjaや、CBなどのネイキッドタイプはまだ先でよいと思った。したがって選択肢は「ミドルクラスのバーハンドルのバイク」である。当初はヤマハのMT-07を考えていた。売れていることからもわかるとおり、非常に魅力がある。700ccで安く買えるのやから売れて当然だ。さらに夏(2016年)に、大阪のお店で総費用61万円、ABS車で66万円もの安さで売っていて驚いた。これを買おうと思い、店に電話をし、確認までした。

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しかしながら今、MT‐07に乗っていない。買うのをやめた理由は、いろいろと調べているうちにバイクをより好きになっていき、「本物のバイク」に乗りたいと思うようになったからである。本物とは、本格的な性能をもつバイクという意味で、エンジンはスポーツエンジンだろう。サスペンションでいえば、フロントは倒立フォークになるだろう。そういう一級品のパーツで構成されたバイクに乗ってみたいという思いが強くなっていった。

MT-07はそういうバイクではない。MT-09はその定義に入るが、残念ながらカッコよくない。さらにメーターのデザインが酷すぎる。そうすると、選択肢はGSR750とカワサキ・Z800の2車種だけしか残らない。

f:id:suzaku-umenoya:20171028015135j:plainこの2車種のうち、Zを買うのは無理だ。そもそもデザインが悪い。そしてZを試乗する機会がない。100万円にちかいバイクを一度も乗らずに買うのは大きなリスクがある。購入後に、イメージしていた乗り味と違った…となればどうするのか。そういった事情を他の人も考えるのだろう、結果、Zは(すくなくとも日本では)売れていない。驚くことに走っている姿を一度もみかけたこともない。ちなみに一度、見かけたことのあるZ1000もあまり売れていない。不人気の理由はアクの強いデザインだろう。性能は素晴らしいと思うが、私なら迷わずスズキのGSX-S1000を買う。首都圏で探せば、S1000を試乗する機会は作れると思う。実際、私は乗ったことがある。

 

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ということで、選択肢はGSR750しかない。GSRのエンジンのベースはGSX-R750で、元を辿るとGSX‐R600のエンジンである。これはモトGPで勝つために作られた、一級のエンジンだ。したがってエンジンに不満はない。このように考えてみると、日本ではミドルクラスの魅力あるバイクが少ないことに気づく。免許制度の影響もあるが、バイクは700㏄前後が性能も価格もバランスが最もよい。だからヨーロッパではこのクラスが最も売れると聞く。

250や400クラスからステップアップする際には、いきなりリッタークラスにいかずに、ミドルクラスを選んだ方がいい。ミドルクラスを知らずにリッタークラスのバイク、たとえば上述したGSX‐S1000の140馬力のエンジンの凄さを理解するのは難しいだろう。

といった考えから、GSR750を選びました。

 

GSR750日記

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足裏のウイルス性イボとの闘い① 感染、そして増える

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右足裏の、小指の下の肉が膨らんで歩行の際に常に体重がかかる部分にイボができたのは3年ほど前になる。異物が挟まっているような状態で、歩けば違和感が出てきた。しかしイボの知識はほぼないので、どんな病気なのかわからない。人に訊くと、それはタコだなどと言われた。イボに対して深刻に考えることはなく、ほったらかしにし、途中から爪切りで削るようになり、1~2週間経つと元に戻るのでまた削る、を繰り返していたが、治らないので近所の皮膚科の病院に行ってみた。

イボができましたと足裏を見せると、

「う~ん…、これはウイルス性のイボかもしれない」。

このときに初めて、自分のイボがタコや魚の目ではなく、ウイルス性のものやと知った。最低限の説明を聞き、治療法は、液体窒素という、-200°で患部を焼き、ウイルスを殺していくものになるとのこと。液体窒素での治療の特徴は、治るのがいつになるのかまったくわからない点だ。だいぶ後にネットで体験者の状況をみると、数回で治る人もいるが、何年やっても治らない人もいる。そしてむちゃくちゃ痛いのだった。その日は歩行が困難になる。間隔を10日以上空けると効果が薄れるので、1週間に一度のペースでの治療になる。覚えていないが、たぶん10回ぐらい通院したのかなぁ、めんどくさくなったのだろう、行くのをやめてしまった。以降、この病気に対して調べることもせず、爪切りで削っていくを繰り返すようになった。芯までは削れないが、イボの塊を取り除きさえすれば、違和感なく日常生活を送れるようになるのだった。この病気に対して深く考えることもしなかった。繰り返し削れば、いずれ治るだろうと思っていた。爪切りで削っていいですかと医者に訊くと、「いじるのはやめたほうがいいと思う」とは言われていた。

月日が経ち、2016年の春ぐらいやったと思う、右足裏を見ると、イボが2つ増えて、計3つになってる!箇所は親指の付け根と、中指の下である。これ以降に、イボの深刻さにやっと気付いてネットで調べるようになり、知ったのやが、ウイルス性のイボは移るのだった。自分にも移るし、たとえば裸足で歩く銭湯やスポーツジムのマット、トイレのスリッパなどで他人にも移る。機会を特定はできないが、私も他人から感染したのだ。そして削るとウイルスが飛び散り、自分の足裏や手に増える危険があるので、絶対に触ってはいけなかった。よってウイルス性のイボができてしまったら、すぐに治療して完治させねばならない。

ウイルス性イボは、完治がなかなか難しい病気なので厄介であるが、それ以上に厄介なのは、この病気にかかる人が少ないことである。つまり、ほとんどの人の知識に入っていない病気なのでどう対処すればいいかという判断がしづらい、少なくとも私にはできなかった。そして命に関わる病気ではないので、私も含め、多くの感染者がほったらかしにする傾向がある。このウイルスは、皮膚の表面に付着した後、皮膚の奥に入っていき、血液から養分をもらって生きていく。したがって初期段階の方が直しやすく、ほったらかすと、どんどん大きくなっていくのだった。

 

ウイルス性イボ日記

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創業60周年記念カラーのVMAX

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現行のVMAXは220万円ほどする。同じ金額ならR1買うでしょと思うし、高額なので、海外での事情は知らないが日本では売れていない。一度、YSPで見たことはあるが、走ってる姿を見たことはなかった。今回、駐輪場から40mほど離れた場所にいたら、非常によいエンジン音のバイクが現れた。というか、あんな重低音でありながら、スポーツバイクのような獰猛な感じのエンジン音は聴いたことないかもしれぬ。そのときは車体を見て、アメリカンだなと思っただけやったが、後で見にいくと、超珍しいVMAXだ。しかも60周年記念モデルである。これを見かける機会はそうないだろう。マフラーを見ると、ノーマルだ。よってもともとああいうサウンドをするエンジンだということで驚く。V型4気筒は存在が珍しいと思うが、もともとああいったエンジン音がするものなのだろうか。V4 1700㏄エンジンを味わったことはないが、想像以上におもしろいのかもしれない。アメリカンは好みでないので(VMAXはアメリカンではない可能性もある。一般的なアメリカンとは構造がすこし違う)私にはよくわからないが、VMAXはもしかすると、200万円以上する価値はあるのかもしれないなと思った。

 

創業60周年記念カラーのYZF-R1をみた - Toita blog

ヤマハ発動機創業60周年記念カラーのSR400 - Toita blog