「献血ルーム新宿ギフト」で献血 

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ギフトへは4年ほど前に訪れたが、行ったという記憶しか残っていない。したがって今回は、初めて訪れるような気分で嬉しかった。新宿通りには献血ルームが200m内に3か所もあり、こんな近距離に集中しているのは新宿だけである。それら3か所のなかでギフトは真ん中に位置する。丸井新宿東口ビルの9階にあり、下の写真では、ザ・スーツカンパニーの看板があるビルだ。

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新宿通りに赤十字フラッグが掲げてあり、ちょっと驚いた。後日に秋葉原献血ルームでもらった雑誌を見て知ったが、5月の赤十字運動月間に赤十字の東京支部がある大久保、新宿、そして表参道の街路灯に赤十字フラッグを掲出していたとのこと。新宿通りでの掲出期間は、5月22日~6月9日。

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ルームに入ると、綺麗さに驚いた。新宿西口献血ルームには東京のルームで唯一、行ったことなくこれからも行く予定はないが、ギフトは新宿のルームのなかでもっとも綺麗やと思う。2012年9月にオープンしているので、それから5年ちかく経っているが、経年劣化はほぼ見当たらない。ただ休憩室は広くなく、新宿通りではもっとも狭いが、都庁よりは広い。ルームのコンセプトは『ファッション×献血』とのことで、テーブルの真ん中などにファッション系の大学の学生の作品である靴を展示していたが、私にはそれがいいのかどうかを判断するほどのファッションセンスは備わってない。デザインに凝ったルームという点では、隣の東口駅前献血ルームと同じである。私はギフトの方が好き。電球が多いからなのか、ギフトの待合スペースはむちゃくちゃ明るい。

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嬉しいことに、クッキーが4種類も用意されていた。好きじゃないので私は食べないが、せんべいは3種類あった。残念なのは漫画と雑誌と単行本の品揃えが少なかったこと。ルームには若い人が多かったのやから、同じビルにブックオフがあるので中古で漫画をもっと買えばいいのに。

さて、検査用の採血時に、針刺す前の患部を消毒している段階で、ふと斜め前に視線を移すと、至近距離にいる看護師さんがこちらを凝視している。普段、会話をしていない相手から凝視されることなどまずない。びっくりして、なぜ見られているのかまったくわからないのでえっ、えっ?と声に出し動揺していると、

「その眼鏡の白い部分は何ですか?」

なんとめがね!何か変なことしてもうたのかと思ったわ!「これはドライアイ用の眼鏡で、ここ(白い部分)に水を入れれるんです、すると水分が蒸発するのでドライアイに効く。ただぼくはドライアイじゃないですけど。デザインで選びました」。へぇ、そんなのあるんだ、とその看護師さんが言うと、針刺す看護師さんも会話に入ってきて、へぇ、どこで買ったんですか?あ、JINS、ジェイ、アイ、エヌ、エスのね、CMしてるところね…みたいな感じで騒いでるものやから、採血室からなになに?と看護師さんが2人もやってきた。「はい、ここの白い所に水を入れれるんです、するとドライアイに効くんですよね」「へぇ、そんな眼鏡あるんだ~」「まあぼく、ドライアイじゃないんですけどね、ほらこうやって開くと穴があって、ここから水を入れるんですよ」と、左手は動かせないので右手だけで白い部分を開けて、みなさんに見せた。まさか眼鏡で看護師さん達とここまで盛り上がれるとは。ドライアイやないのにドライアイ用の眼鏡を買ってほんまによかったなと思えた。なお肝心の採血やが、看護師さんは血管を外してしまい、針を抜きはしないものの刺し直しになった。もちろんこれは看護師さんでなく、ドライアイ用の眼鏡が悪い。

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待合スペースは狭いが、採血室はけっこう広い。床がピッカピカになるほどワックスがかけられていた。ベッド数はたしか10台やったと思う。おしゃれを意識してか、時計が3つあり、日本、パリ、ニューヨークの時間を示していた。針刺した際にほぼ痛みがなく、看護師のKさんはかなりの腕前だ。採血中にこちらに来たときに何かを質問したら、私が暇になったから話しかけてきたと思ったのだろう、「続きの漫画を持ってきましょうか?」と聞かれた。「いえ、大丈夫です、これで最終巻なので…」。私が見ていたのは寄生獣の10巻。

おもしろかったのは、初めて葉書をもらったこと。献血後の当日に、体調が悪くなったかどうか、悪くなったのなら程度はどれほどかの選択肢に〇をつけるアンケートで、「体調に変わりがなかったとしても、郵便で出してください」と言われた。私は献血した日は体調が悪くなる。太い針が40分以上も刺された状態に対し、体が拒否反応を示すのではないか、と考える。

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採血が終わるとスタッフが献血カードを返しにくるが、その際に献血予約のポイントが溜まっていて、景品と交換できますがどれにしますか?と言われたのでラインナップを見ると、ものさしとかですべて使わない物だった。難しいな…と悩んでいると、「景品はまた変更されることもあるので、今回は選ばずポイントを貯めることもできます」。ということで今回はパス。

ギフトは事前に期待した以上に魅力あるルームで、またここに行きたいなと思った。新宿通り3か所で考えるなら、狭くてもいいならギフト、狭いのが嫌なら東口ルームを選ぶ。これで、新宿のルームの紹介は終わり。

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私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

東京の献血ルーム巡り

献血東京123 の検索結果 - Toita blog

桜文鳥、ボタンインコと遊ぶ

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江戸川区のとあるペットショップには、鳥、うさぎ、ハムスター、蛇などがいる部屋がある。そこに入ると、いつもはない木が置いてあり、鳥を何羽か放し飼いにしていた。ストレス発散のために、たまにこうやって遊ばすのだろう。

さて、まずは文鳥である。白文鳥桜文鳥がいて、人懐っこかった桜文鳥の前に手を出すと、すぐに乗ってきた。ヒナのときから人に育てられているので、人が好きなのだろう。観察すると気が強いのでオスやと思う。

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私は小学生の頃に文鳥を2羽飼っていた。ヒナを買ったので、ご飯は豆を水で柔らかくして、スプーンで食べさせた。文鳥はヒナのときにオスとメスの区別の判断はプロでも無理で、たぶんこれがオスメスでしょうと買ったが、2羽ともオスだった。同じかごの中で飼うと、ケンカをする。勝つのはいつもスリムな方で、ふっくらした方がイジメられていた。したがって同居は無理なので、1羽は近所の人に譲り、しばらくは1匹で飼っていたが、ある日、母がかごを洗おうとしてドアを開けると逃げてしまった。気を付けてはいても、逃げてしまうことはある。それを避けるには羽を半分ほど切ればよく、そうすると飛べなくなる。よってたまに羽を切っていたのやが、また生えてくる。逃げたときは羽が再生したときだったのだろう。逃げるのはべつにいいのやけど、彼は野生で育ってない。餌を自分でとれないかもしれないし、口ばしと目以外は真っ白ですごく目立つので、敵に見つかりやすい。ずっとかごの中という守られた場所で生きてきたので、たとえば木にとまって寝ていると、蛇に襲われるリスクがある、なんてわからないだろう。かわいそうやが、おそらく彼は自由の身になってすぐに死んだと思う。万が一、生き残れても、生涯孤独だ。

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うれしいことに、文鳥との思い出はもうひとつある。これも小学生の頃、よく遊びに行った西澤の家も白文鳥を1羽飼っていて、かごのドアを開けっぱなしにしていた。文鳥は15分に一度ぐらいのペースで糞をするので、放し飼いにすればカーテンレールなどが汚れるのやが、彼の家の鳥は自由に部屋を飛び回っていた。ある日、部屋に西澤と彼のお母さんと私がいて、お母さんが「キャー」と悲鳴を上げた。文鳥がお母さんの服の中に入ったのである。今までそんなことはしたことないとのこと。なぜ服の中に潜入したかというと、驚くことに『卵を産んだ』。私が文鳥ならかごの中の巣で産むが、ネットでかんたんに調べると、服の中に入っての産卵を書いた記事はなかった。そういったユニークな場面を見れたことを、西澤には感謝している。

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文鳥以外にもカラフルな鳥がいて、名前は知らない。後で調べるとボタンインコだった。その場ではインコやとわからなかったので、手乗りの鳥かどうか不明だ。まずは声をかけてみる。

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手を前に置くと、うれしいことに乗ってくれた。文鳥は飼っていたので新鮮さはないが、インコにはそれがある。顔の前に連れてきてもなんら驚かず、むしろ片足で立つなどして非常にリラックスしている。長時間遊んでいると、これを好ましく思わない者がいた。さきほどの文鳥である。よほど頭にきたのだろう、インコに鳴きながら襲いかかった。インコも鳴いて対抗したが、その動作をみて、こちらはメスやと思った。文鳥と違い、好戦的でないのだ。襲撃後に文鳥は木に戻ったが、また攻撃してきた。インコとしちゃ納得できんだろう。これから学べることは、鳥もやきもちを焼く、ということ。

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動物好きの私としては、彼らと遊んだ時間はたいへん楽しかったが、部屋の至る所に「かごに指を入れないでください」と書いてある。鳥は商品なので触らせたくないのと、それによって、特に手乗りでない、人に懐かない鳥がストレスを受ける場合がある。私がルールを破って鳥たちと遊んでいるのを不快に感じた客の女が店員にチクッたので、店員がやってきて注意された。怒るのは正しいけど、しかしながらこの2羽にとっても楽しい時間だったはずと確信している。下の写真を見てほしい、インコが笑っているだろう。犬も鳥も、笑うときがある。店員に怒られたけれど、どうってことない、この笑顔で救われる♡

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神田祭

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神田祭は、東京を代表する祭りである。隔年での開催で、5月14日(日)が本番であったが、始まりは金曜日からになる。初日の昼の須田町2丁目ではお祭り好きの江戸っ子が神輿を担いでいた。

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日曜日には、神田全体に熱気を感じる。朝に秋葉原駅前を通ると、須田二はまだ出発前の時間に岩本町は神輿を担いで進んでいた。周辺を歩き、最後にはすべての地域の神輿が神田明神に集結する。

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神田祭をちかくで眺めていて、素晴らしいと思った。私も参加し、神輿を担ぎたいと思ったが、しかしながら私は江戸っ子ではない。といった内容も含めて神田祭についてツイートしていたら、須田二の担ぎ手の方からリプが来た。申し込みをすればだれでも参加できるので、2年後には是非担いでいただき、神田祭を一緒に盛り上げましょう、と言われた。わざわざ教えていただきありがとうございます。2年後の神田祭の開催時に、私が生きていてかつ、東京で住んでいたら、須田二で担がせていただきます。神田祭はほんとうに素晴らしい祭りだと思った。下の写真は須田二ではなく東神田で、神田明神から地元に帰るところ。

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新型Vストローム650を見に行く 2017年

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GSR750を修理に出すためスズキワールド(スズキの直営店)に行くと、新型V-Strom650の展示車がある。もう用意してあるなんて考えてなかったので驚いた。思わず「カッコいい!」と声にしてしまった。というのは先代のVストローム1000とデザインがほぼ変わっていないが、新型を見ると、非常に綺麗なのだ。スズキのデザインは微妙なのが多かったが、最近はレベルが高いと思う。あれ?はSV650ぐらい。

Vストロームのイメージカラーは黄色である。私はこれに疑問を感じていて、90万円以上の高級車に黄色は難しいだろうと思っていた。カラーラインアップは黄、白、黒であり、最もカッコよかった赤がなくなった。黄でなく赤を残そうよと思っていたが、ただし1~2年経てばカラーチェンジするのでまた違う色に変わる。黄色について店員と話すと、「スズキの世界GPモトクロスのカラーはチャンピオンイエローなんです」。へぇ、私はモトクロスの大会は観ないので知らなかった。「スイフトにもあるように、スズキにとってチャンピオンイエローは会社のイメージカラーです」。なるほど、なるほど。私にとってはスズキの色はモトGPの青やが、オンロードは青、オフロードは黄色になるわけだ。それを知れば、オフロードも走れるアドベンチャーのVストロームに黄色があるのは納得できる。といった経緯を知らなくても、予想を裏切って黄色、カッコいいのだった。自分で買うならチャレンジせずに白にするが、黄色に乗る方がワクワクさせてくれるだろう。

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エンジンはV型2気筒で、SV650と同じエンジンであるが、SV650が76,1ps、Vストロームが69psと最大馬力が違う。セッティングを変えてあるのはおもしろい。最大トルクはVストロームが6,2kgfで、車重は215㎏と軽い。価格は907,200円(税込)である。むちゃくちゃ嬉しかったのが、タコメーターがアナログやったこと。私はタコは絶対にアナログ派やが、最近のバイクのメーターの多くはフルデジタルである。店員はアナログのタコが好きな人も多いので、と言っていたが、それならアナログ車をもっと増やして(残して)ほしい。フルデジタルのよい点はもちろん、同じサイズなら表示する情報量が増えること。私が次に乗るバイクはフルデジタルになりそうなので、もしそうなれば哀しい。

Vストローム650のヘッドライトは縦目になり、新型Vストローム1000と共通のデザインとなった。したがって先代とのデザイン上の大きな違いは目になるが、最大の違いは電子制御で、トラクションコントロールなどが装備された。

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  先代は2眼

 

跨ってみたが、私の身長やとまっすぐの状態でつま先立ちになる。乗れないことはないが、止まるたびにストレスになるので大型のアドベンチャーは買うリストに入らない。今は若いのでオンロードバイクでバリバリ走りたいが、50歳ぐらいになればアドベンチャーでツーリングに行きたいなという願望があるので、それが選択肢から除外されるのは残念だ。とはいえ身長170㎝ほどの人でも乗る人はいるとのこと。ただ基本は最低でも175㎝、180㎝もあれば足つきを気にせず乗れるのが大型のアドベンチャーである。

Vストローム650のデザインは、意外と完成度が高い。あえて文句をいうなら、タコメーターがアナログで、それだけで満足ではあるが、デザインが地味すぎる。せめてメーターリングをメッキにする程度のことはしてほしかった。ちなみに多くのメーカーのアドベンチャーモデルは『クチバシ』になっていて、今やそれがスタンダードになった感があるが、これを始めたのはスズキらしい。車種はスズキ初のアドベンチャーモデルである、1988年型のDR-BIG(DR750S)である、とのこと。スズキは新たなコンセプトを生み出せるメーカーなのだった。

唯一、確実にだめなところは、横にヘルメットロックが付いていないこと。Vストロームだけでなく最近のバイクの多くに付いていないが、後付けするとキーがひとつ増えるので迷惑だ。メーカーはヘルメットロックを純正で付けるべきだ。

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来月発売のVストローム1000は、650の50万円高である。50万円高の価値はあるかといえば、ある。あるが、頂点の性能を求めないのであれば、650で十分である。私なら650を買うだろう。Vストロームはシリーズの国内での累計販売台数は3300台で、年間の販売目標台数はシリーズ合わせて960台とのこと。

新型V‐Strom650は予想以上に魅力あるバイクだった。着座位置が高いので見晴らしがよく、最高の気分で走れるだろう。私は北海道をバイクで9000㎞走ったが、Vストロームで北海道ツーリングに行けば、むちゃくちゃ愉しめるだろうなと思う。大学生とかなら、当時の私みたいにCB400SFなどで北海道を走るのもいいが、ベテランになれば、隼かVストロームで走りにいくのがバイク乗りにとっての最高の贅沢やと思う。今年のスズキは新車ラッシュである。これからVストローム1000、8年ぶりのフルモデルチェンジになる超凄いGSX-R1000、そしてVストローム250の発売が控えている。私はスズキファンなので、これら3車種も楽しみにしている。

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V-Strom650の1か月後に発売されたV-Strom1000を見る機会があったので、写真を載せます。ライバルは日本車だとアフリカツインになる。最大の違いはオフロード性能で、アフリカツインは林道でも走れる。ただしタイヤは換えねばならないだろう。Vストロームは本格的なオフロードを走るようには作られていない。街乗りメインのアドベンチャーである。この2台は互いに魅力があり、価格もほぼ同じなので、自分で買うならどちらにするか、相当悩んでしまうと思う。左奥はV‐Strom250。

下の写真は、真ん中が1000㏄で右が650㏄になる。

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CBR250RRを見る もっともカッコいいバイクのひとつ

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早稲田大学で講義を受け、その帰りにメトロ東西線早稲田駅がどこにあるかわからず適当に歩いていたら、バイク屋がある。昔の早大生はそれなりにバイクに乗っていただろうが、今の学生のほとんどはバイクに乗らないので早大に近い立地のメリットはないだろう…なんてことを考えながら近づくと、4月下旬に発表されたCBR250RRが2台も用意されていた。

数日前にクルマで町田駅へ行く途中にあったバイク屋にCBRが置いてあり、ちらっとは見たのやが、じっくりと見るのは今日が初めてになる。まず、むちゃくちゃカッコいい。これは100点満点のデザインやと思う。綺麗にまとめるという観点では、ホンダは世界一かと。

さて、CBRはどう評価すればいいだろう。いい面を挙げれば、なんといっても稀有な存在である。見て思わずニヤリとしてしまったが、倒立フォークだ。倒立フォークの採用は、だいたい100万円以上のバイクからなので、250㏄バイクに採用されているのは凄い。つまり、それだけコストをかけてるということ。ただし最高馬力は38psなので、驚くほどの速さはないだろう。

悪い面…といえば直接的な言い方になってしまうが、価格がABSモデルで777,600円(税込)と、CBRを買うお金で排気量が3倍のMT750が買える。MTは同じ2気筒ながら最高馬力は70psを超える。正立フォークであるなど、車体はCBRの方がコストはかかっているのかもしれないが、この馬力の差は大きい。どちらを選びますか?と聞かれれば、私なら迷わず大排気量バイクを選ぶ。大型バイクに乗っている人は、250ccバイクは眼中にない。厳しくいえば、同じバイクやと思っていない。私はすべてのバイクが好きなので、排気量の差は関係なくみんな好きやが、自分で乗るならどれを選ぶかとなれば、絶対に大排気量を選ぶ。それはもう、パワー、乗り味、質感が同じバイクながらまったく違う。そう考えると、いくらコストかけて作ったといえども、250ccバイクに80万円も払う価値があるのかとなる。

50㎞ほど乗ればわかるのやが、もし、CBRの車体がものすごくお金がかけられていて、その結果、非常に乗り味に高級感があり、エンジンも速くはないがコストがかかっている素晴らしい出来であったとしよう。この方向性は、クルマでいえばベンツのCクラス、BMWの3シリーズである。すごくよくできているなら、CBR250RRは断固支持する。Cクラスのようなバイクはほぼない。そうであればうれしいし、そうでないと80万円も出して250バイクは他の人でも買わないと思う。ちなみにABS装着と非装着の販売比率は半々やが、装着を買いましょう。命ほど大事なものはない。

完成度に対する期待がどんどん膨らむCBR250RRながら、素晴らしいことに発表後3日間で、年間販売計画台数の3500台を上回る3714台もの受注を得たとのこと。つまり需要があったわけだ。乗ってみないとわからないが、167㎏と軽量なので、大排気量車とはまた違うおもしろさがあるのかもしれない。ひとりのバイク好きとして、人気のあるバイクが発売されたことをうれしく思う。やっぱりホンダは凄い。

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7月下旬に初めてCBR250RRをみかけた。やっぱり売れているのだろう。そしてなによりカッコいい。素晴らしいバイクやと思う。

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ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダーを見かける

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神田で青色のスーパーカーが停まっていたので見に行くと、車名はリアになかったのでわからないが、エンブレムを見るとランボルギーニである。東京なので、スーパーカーはたまに見かけるが、今回のように駐車しているそれを見かける機会は少ない。というかほぼない。おそらく超目立つので、人が通る場所には意図的に停めないのだろう。

サイドにLP610-4とあったので、後で調べるためにメモする。帰宅後に調べると、このクルマはウラカンという名前だ。そしてオープンモデルなので、LP610-4スパイダーである。エンジンはV10 5,2リッターの最高馬力610ps、最大トルクは57,1kgmとなる。価格はウラカンが約2400万円から、スパイダーが約2800万円から。ということは価格がNSXとそれほど変わらないということだ。どちらの性能が優れてるかなんてわかりっこないが、カッコいいのはウラカンだろう。…いや、NSX実車で見てないのに決めつけたらあかんか。ただ、いかにもスーパーカーといった雰囲気が濃いのはウラカンだろう。これは伝統の差だと思う。

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さて、スーパーカーにまったく縁のない私の疑問は、フェラーリランボルギーニはどう違うのか、である。すくなくとも日本では圧倒的にフェラーリが人気だ。だからといって他国でも同じやとはいえない、たとえば日本ではコカ・コーラが人気あるが、国によってはペプシが人気ある。ただ、販売台数はフェラーリが勝っていると思う。両車の優劣は自分で乗ってみればわかる、いやスーパーカーは凄すぎて評価が理解の外にあるのかもしれないが、残念なことに乗れるとしても一生に一度ぐらいの機会だ。ほとんどの人は、乗らずに生涯を終える。

そして乗って楽しいのはわかるが、しんどくならないのか?とも思う。たとえばバイクなら、スズキ GSX-R1000のようなSS(スーパースポーツ)にバイク乗りは憧れるが、これらはサーキットなどを走るバイクであって、街乗りでの運転はしんどいし、性能の一部しか出せない。スーパーカーはどうだろう。

フロントにナンバーが付いてないが、これはいいのだろうか。リアには付いていた。日本では前後にナンバーを付けねばならないと法律で決まってるはずやが、以前、新宿で若い白人がスーパーカーで遊んでいて、これにもナンバーが付いていなかった。下の写真がそのときのもの。スーパーカーはなくても許される?

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後でウラカンのアイドリングと走り去る音を聴いたが、爆音である。住宅街に住んでいるなら、絶対に早朝にはエンジンかけれない。いや、こういうクルマに乗っている人は都心のマンション暮らしやから、大丈夫か。運転していると常に人の注目の的になるなんて、どんな気分なのだろう。ウラカンは素晴らしくカッコいいクルマだった。東京でもあまり見かけない、と思う。

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足裏のウイルス性イボとの闘い④ 完治したので、経緯をまとめる

ウイルス性イボをレーザー治療してから4か月ほど経つ。すこしでもウイルスが残っていれば再発するので、今の時点で完治したとは断言できないが、見た印象では治ったと思う。ということでイボと共に暮らした3年間を振り返り、まとめてみたい。

まずは感染した場所やが、私の場合は週に2~3回通うスポーツジムか、たまに行く銭湯の可能性が高い。移されたこちらは被害者やが、感染すれば、次は自分が移す側になる。つまり他人に迷惑をかけることになるので、その意味でも感染すれば早く治さなければならない。病院の受付の人に教えてもらったが、足裏にウイルスが付いても24時間以内に洗えば感染しないとのこと。私の場合は不潔にしていたわけでないが、たまたまウイルスが残ってしまったのだろう。

次に感染した場合は、になるが、「これはウイルス性のイボだ」と気づくのに時間がかかる。なぜなら珍しい病気で自分も周りの人もそれについて知らないし、魚の目だろうな、と思うからだ。時間が経ち、「これは魚の目ではないんじゃないか」と疑問に思うときがくるまで待つしかない。その時点で皮膚科に行けばいいが、私はアホなので、病院に行くなんて考えもしなかった。ある日、イボと無関係な、ダニに噛まれた箇所が大きな水膨れをし、それで皮膚科に行き、その際にイボについて医者に聞いたのだった。

皮膚科に行くと、「これはウイルス性のイボです」と教えてくれる。そこでやっと本当の病気を知ることができ、医者から自分でイボを削ったりすればウイルスが他に移るので触るなと言われる。私はイボが大きくなるにつれて、そこに小石が挟まってるような感じで歩きづらくなったので、2週間に一度ほどのペースで爪切りで削っていた。削ればいずれ治るだろうと考えていた。小学生並みの思考の浅さに我ながら驚くが、その代償としてイボ1つが3つに増えた。したがって触ってはいけないのやが、問題は医者の次の行動で、そいつはほぼ確実に「液体窒素治療」を勧めてくる。

 

液体窒素治療は絶対にしてはいけない

 

 これは‐200°でウイルスを焼いて死滅させる治療法やが、これで治る可能性は低い。治らないうえに強力なデメリットがあり、むちゃくちゃ痛い。当日は痛みで歩けない、翌日はなんとか歩けるが、痛みは残る。イボの数が多ければ、そのぶん痛みは増す。治療は1週間に一度で、定期的にやらないと意味がないと言われた。そして当然、無駄に金がかかる。私がした病院では1回分が750円で、最後の3回ほどは1,000円になった。なぜ値上げしたのか説明はなかったし、こちらからも聞かなかった。治療代が1,000円なら、年間で48,000円かかる。これは医者に言われた通りの表現になるが、1年やっても患部がウンともスンとも言わない人もいるとのこと。私の場合やと、1年どころか2年治療しても治らなかっただろう。

腹立つのが、液体窒素では治らないことを医者は知ってるやろうに、それをほぼ強制的にやらせることだ。皮膚科の医者にとってこれは、非常においしい商売だ。たんに液体窒素を患部に当てるだけである。こんな楽な仕事はない。私がかかった医者は、手術する選択肢もあるが、ウイルスが残れば再発する。再発の可能性はそれなりにあるので地道に液体窒素で治した方がいい、と言ってきた。こちらは知識がないので従うしかない。液体窒素を勧める医者は人間のクズだ。捕まらへんなら、自分の担当者の顔面に液体窒素を1分間当て続け、その後ボコボコにして半殺しにしてやりたい。治らんのに液体窒素を当てるなんて、たんなる暴力やないか。蛇足ながら、イボは命を失う危険はないが、癌などの重い病気でも間違った治療法を勧めてくる医者はいるだろうなと思った。そういった病気にかかった際も、自分で病気の治療法を調べないといけない。なんといってもこちらには知識がない。何もわからない状態で医者の言うことを鵜呑みにするのは恐ろしいことだ。

ただしフェアにいえば、ウイルス性イボにかかったばかりなら、ウイルスは皮膚の奥底にはまだ届いていない(と思う)ので液体窒素で治るのかもしれない。このあたりは経験ないのでわからないが、液体窒素で治る人もいるみたいなので一応書いておく。私は感染したばかりでも液体窒素は勧めない。

次は自宅治療、つまり自分で治す試みやが、

 

・自宅治療もしてはいけない

 

皮膚科の医者が嘘つきである次は、ネット情報も嘘ばかりだ。私は液体窒素治療に不信感を抱き、ネットで調べて、ブログには自宅治療で治したという記事が多くあったので自分も自力で治そうと思った。まず私がしたのは、イボコロリサリチル酸で皮膚を溶かして治すといったやり方やが、これは魚の目などに効くのであって、ウイルスには効かない。というのはウイルスは皮膚の奥底まで達しているので、ここまで溶かしたら激痛が伴う。そして血管から血液を養分にしてウイルスは生きているのやから、そこまで溶かせば出血するだろう。したがってイボコロリでは治らない

次にしたのは線香で焼くといった方法やが、今考えると、こんなので治るわけがない。でも当時は本気で線香で焼いていた。焼けばウイルスを殺せると思ったのだ。たしかに殺せるだろうが、ついでに火傷するだろう。むちゃくちゃ痛いので、毎晩気分が落ち込んでいた。

ネット上には、自宅治療という間違った紹介をしているブログ記事がたくさん出てくる。つまりウイルス性イボの治療法は、医者もネットも嘘つきばかりやということ。100歩譲ってブログに書いてるそいつは自分で治したのかもしれんが、それを一般化して他人に勧めるのは間違いだ。どういった目的で嘘情報を書いて他人に迷惑をかけやがるのか。匿名でバレんなら何書いてもええのか。こいつらは頭のおかしい連中だ。

それでは確実に治る、お勧めの治療法はあるのか?となるが、ある。それは炭酸ガスレーザーによる治療である。名前の通り、レーザーで焼くのだ。これのよい点は、私が行った病院では初診のその日に焼いてくれる、そして安価であること(ただし1回につき2か所までしか治療できない、たとえば4か所ある人は残りを翌月に治療する)、さらに治療後は痛みはあれど歩ける、つまり松葉杖とかそういった状態にはならない。私が治療した病院は、八重洲の「やえす日本橋ヒフ科」である。この病院は拠点が東京にいくつかあり、治療をする院長がいる病院が曜日によってちがう。したがって自分が行きたい曜日を決め、その曜日に院長がいる病院で予約する必要がある。

いぼ | 日比谷ヒフ科クリニック

他の病院でもレーザー治療をするところはあるだろうが、首都圏で住んでいなくても近くにそれをする病院がなければ、このために東京に来て治療すればいい。

ちなみにレーザー治療も絶対に治る保証はなく、再発しても文句言うなよの誓約書にサインさせられる。ただ私のイボ2つのうち1つは3年物で、その分、深く根を張っているが、それでも治った。したがって一度の治療でほぼ治るのだろう。

 

・正解は、レーザー治療で治す

 

治療から1年以上が経ち、再発がないのでウイルス性イボは完治したが、治るまでの過程に皮膚科のクソ医者に騙され、ネットの情報に騙された。そのせいで2年ほど無駄な時間を過ごし、無意味に激痛(液体窒素を経験した人はわかるが、本当に痛い)を味わい、大金ではないが少なくもない金を浪費した。終わったこととはいえ、私にはそれらに対する怒りがある。他の治し方もあるかもしれぬが、レーザー治療がベストだろう。すくなくとも私はそれで治った。この記事で書いてきた通り、ウイルス性イボは珍しい病気で、間違った治療法をしている人が多い。正しい治療法が常識になる日が早くきてほしいと思う。ウイルス性イボは治すのが難しい病気ではなく、正しい治し方の答えを知るのが難しい病気だ。

私のブログを読んで、一人でも多くの人がウイルス性イボを治せば、これほどうれしいことはない……ということはないので、ま、このブログを参考にするもよし、アホみたいに液体窒素で治そうとするのもみなさんの判断である。確実にいえるのは、私はお先に治しました~ということ。最後にあなたの健闘を祈ってこの「ウイルス性イボ日記」を終える。

 

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 ↑ 液体窒素と自宅にてサリチル酸で溶かしていた頃。イボが3つある。

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 ↑ レーザー治療の翌日。皮膚も削ってるので、当然、多少の痛みはある。上は病院からもらった塗り薬。

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 ↑ 1週間後

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 ↑ 1か月後、乾燥している

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 ↑ 3か月後

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 ↑ 4か月後

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 ウイルスは残ってないようにみえる

 

ウイルス性イボ日記

イボ123 の検索結果 - Toita blog

「有楽町献血ルーム」で献血 

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有楽町献血ルームに行くのは今回で3度目で、2年ぶりほどになる。すべてのルームは建物の前で呼びかけをしているが、ここでは拡声器を使っていて、それは初めて見る光景だ。JR有楽町駅の目の前にある東京交通会館の6階にルームがある。写真で確認できるが、ここはパスポートセンターもあり、私はここで更新した。

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このルームは高級感があり、それは有楽町、そして歩いて5分で銀座という街の雰囲気に合っている。東京のルームでは唯一、新幹線を眺めることができる。

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採血で驚いたのは、針刺すときにまったく痛くなかったこと。痛みを感じさせない上手な人に会ったのは1年前の川口以来である。よってこのレベルは25~30人に1人ぐらいしかいないと思う。有楽町にはプロフェッショナルがいますね。逆にいえばほとんどの人は針刺すときに痛いが、努力で無痛ができるなら、努力してほしいなと思う。感動の余韻を残しながら隣のベッドを見ると、男がぐったりとした感じで、まっすぐになって寝ている。彼のベッドには多くの看護師が集まって、ざわざわしている。こんなことしてる人は初めて見た、何か特別な採血をしているのかと思った。この男は私より先に終わり、去っていった。

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採血終わりに聞こうと思っていると、男の看護師が来た。献血を50回以上しているが、男は初めて見かけた。彼に隣の人のことを聞くと、「献血中に体調を崩したのです」。たまに起きるとのことで、その際は頭を下にして血液を頭に集めるようにする。体調を崩すのは、誰にでも起こりうるとのこと。たしかに考えてみると、体が弱い人や、その日に体調が悪かったらそうなるかもしれないなと思った。というのは健康体で体が丈夫でかつ、献血に慣れてる私でも、献血した日はしんどい。さらにそのしんどさは2日ほど続くときもある。もちろん体調が悪い日に献血してはいけない。

前回にこのルームに来た際に教えてもらったのやが、以前はベッド数が日本で最も多かったとのこと。今は数年前にできた名古屋のルームに抜かれたと言っていた。

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休憩室を探検すると、まず自動販売機は2台ともアペックスだった。これはメーカーが社会貢献として無料で飲み物を提供しているわけやが、紙コップが献血仕様になっている。これはやめたほうがいい、アペックスの企業価値を上げるためにも市販の物を使うべきだ。おもしろかったのが、水も用意してあった。これは他のルームにはない。有楽町のよいところは、レディボーデンのアイスをくれることで、美味しいので他のルームでもやってほしいが、渋谷などの一部のやっているところをみると、予算の大きいところがやっているのかもしれない。お菓子はハイチュウとキャルメラがあり、これは他ルームで見かけたことないが、それらはいらないのでチョコを置いてほしい。

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 左の機械が水専用

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高級感のあるルーム、というコンセプトだからだろう、漫画は一冊も置いていない。ただ、入り口近くのあまり人が休んでいないところにはピアノが置いてあり、音楽が流れている。これは素晴らしいことで、ピアノの近くで座って、音楽を聴きながら休憩するもよし、自動販売機のちかくの窓際に座って都内、電車の景色を見るのもよい。

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有楽町献血ルームは個性があり、居心地もよく、他の人にも勧められる魅力がある。実は有楽町のルームの献血者数は全国1位で、2016年度は59.597人である。ちなみに2位はJR名古屋駅タワーズ20で、こちらは58.247人。有楽町で献血すれば、当たる確率は低いが、針を刺すのが上手な人もいる。

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 交通会館の3階から、東京駅方面を眺める

 

私の献血ルーム巡り

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東京の献血ルーム巡り

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「横浜Leaf献血ルーム」で献血 素晴らしく魅力のあるルーム

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Leafには2年ほど前に行ったことがある。横浜は私の住まいからは遠いので、ブログに書くためにもう一度は行かねばならないと思いつつも、機会がなかった。今回、蒲田に行く用事があったので、そこから近くはないが、東京からみれば方角は同じなので行ってみた。神奈川のルームに行くのは、去年の秋の溝の口以来だ。今回の移動手段は電車である。聞くと、Leafにはバイクの駐輪場はない。横浜駅周辺にはルームが3か所あるが、おそらく東口にもない。よって駐輪場があるのは入居するビルの目の前に停められる西口のみである。ルームは横浜ファーストビルの14階にあり、駅の西口を出て、3分ほどで着く。

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ルームに入ると、広くて非常に綺麗である。ここはお金をかけてつくってある。入ってすぐに、わざわざ来てよかったなと思った。この場にいて、気持ちがいいのだ。そしてビルの14階に位置するので、横浜の景色を楽しむことができる。ただ、なぜか窓が鉄格子ではないが鉄格子みたいになっていて、景色が見えにくい。せっかくのよい景色がもったいないのでやめてほしいなぁ。横浜駅では断トツにLeafが魅力ある。神奈川でも、2か所には行ってないが、魅力あるといえるルームはLeafと川崎だ。

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血液検査の際に、お腹空いてますか?と聞かれた。実際、ちょっと前に朝ご飯食べてきたのにお腹空いてた。雰囲気みてわかったのだろうか、空いてますと答えると、ビスケットをくれた。嬉しい。採血のベッド数は20ほどあり、多い。私を担当した看護師さんはかなり親切な対応をする人だった、忘れたのか、なぜか名札がなかったので名前はわからなかったが。もともとペットボトルのスポーツドリンクが用意されていたが、それとはべつに、飲み物がいるかどうか聞かれた。コーヒーを頼むと、休憩室の自動販売機からわざわざもってきてくれた。このサービスは、おそらくLeafだけだ。たまに紙コップの持ち込み可のルームはあるが、ほとんどは禁止である。理由はこぼすリスクを避けるため。私のベッドから近い女性が、体調が悪くなって介護されていた。前回の有楽町に続いてそれを見かけたのは2度目である。たまたまなら仕方ないが、体が弱い人であるなら、看護師さん達に迷惑をかけるので献血すべきでない。

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採血後に、献血カードや、あればプレゼントをくれるためにスタッフがこちらまで来てくれるが、Leafは受付の横の席まで呼ばれてそこでする。このシステムはLeafだけであり、おもしろい。ここで確信したが、Leafはお客様対応のトレーニングをしているはずだ。スタッフの接客レベルがほかのルームとは比較にならないほど高い。

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私は献血予約は携帯メールクラブからするが、東京、千葉、埼玉はできるが、神奈川ができない。スタッフに聞くと、神奈川だけ分かれているとのこと。逆にクラブ登録を神奈川ですれば、この3県の予約はできない。いずれ統一されると思いますが…とは言っていた。理由を聞くと、そこまでは知らなかった。

ここからはルームの紹介をする。お菓子は種類が多い。種類が少ないルームが増えているなかで、これは素晴らしいことだ。自動販売機は2台あり、アペックスとコカ・コーラ社の提供である。おもしろいことに、自動販売機に加えて、コーヒーマシンがある。これがあるのはLeafだけやと思う。素晴らしいですね。ちなみにアペックスの自動販売機は、撮影後にルートの人が来て、使用できるようになりました。

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Leafのコンセプトは「ブックカフェ」とのことで、多くの本、雑誌を揃えている。漫画、雑誌は他も置いてあるが、ちがいはビジネス本などの単行本も多く揃えていることである。本好きにとっては非常にうれしいことだ。

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といった他とはちがうサービスを提供しているので、HPをみると、その代わりとして記念品は用意していないとのこと。ということは、それぞれのルームに予算があり、その予算の使い道は自由に決めれるということだ。私はLeafの予算の使い方は素晴らしいと思う。

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本日のイベントは、気学占いだった。最初に何か聞きたいことはありますか?と言われたが、まったく考えてなかった。特に苦しんでることはないからだ。いろいろとアドバイスされたことを選んで紹介すると、私は非常に強いエネルギーを持っているので、産んでくれた両親に感謝しなさいということ。そして両親を大切にしなさい、そうするとことで、私の運気はもっと上昇する、と言われた。

横浜Leaf献血ルームは、最も魅力のある、個性のあるルームのひとつである。今回、献血に行って、あまりの魅力に感動した。居心地の良さでいえば、私が行ったルームでは一番。横浜の土地柄への期待をまったく裏切らず、オシャレなルームである。Leafは誰にでもおすすめできるルームだ。いやいや、ほんまに凄いなぁ。

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私の献血ルーム巡り

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神奈川のルーム巡り

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江戸川区の新左近川親水公園でバーベキュー

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GWに、ジムの皆さんとバーベキューをした。毎年やっているが、私が参加するのは初めてである。場所は江戸川区の新左近川親水公園で、その目の前にスーパーがあるので、そこで食材を買う。

さて、わかりきったことを言うと、私はバカである。しょっぱなから酒を飲みまくっていたら、当然ながら酔っぱらう。私は酔っぱらうと眠たくなるタイプなので、芝生に寝転んで寝てた。意識があるときに見ると、ずっと食べ物を焼いてくださっている人がいる。この人は立派やなと思った。翻って私は、寝てる。これはどういうことだろう。素晴らしくよい天気で、そんな日に芝生の上で寝るのはどれほど気持ちがいいか。夜にアルコールが抜けた後は、反省しかない。ほんとうに申し訳ございません。

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ちがうグループは、音楽の機器を持ってきて、ノリのいい音楽を流していた。凄いなと思ったので、私もその輪に入って、ディスコみたいに踊った。途中で警察が来て、前のマンションから苦情からきてるのでやめろと言われたが、女性が踊りながら警官に握手などしてたのはおもろかった。「いいじゃんべつに、ノリよく踊ろうよ!」ということである。私は彼女が正しいと思う。いやいや、非常に楽しかったです。解散後は、スーパーのベンチで1時間ほど寝て、ふらふらになりながら帰宅。

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素晴らしい大音量の音楽で、子供達も踊っていておもろかった

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ウエイトトレーニング好きは、重たい物を持ちたくなる

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LINEで送られてきた…ほんまもんのアホや

GSX250Rを見に行く 私の前のバイクはGSR250

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GSR750のトラブルをみてもらうために地元のスズキワールドへ行くと、4月中旬に発売されたばかりのGSX250Rがあった。私はこのバイクのベース車であるGSR250にかつて乗っており、11,000㎞走った。その縁からGSX250Rを見て触れる日が来るのを楽しみにしていたわけやが、実車でみると、相当カッコいい。隈なくチェックしたが、デザインは文句のつけようがない。このクラスは激戦区なので、スズキも真面目に作ったのだろう。

だめな点は、やっぱり横にヘルメットロックが付いてない。GSX250Rだけでなく、最近のバイクの多くにそれが付いてないとのことで、なぜそういった風潮になっているのかわからないが、絶対に純正で付けるべきだ。付けるメリットは大きく、コストなどたかが知れてる。他には、メーターがフルデジタルになっている。GSR250はタコメーターがアナログで、まとまりのあるデザインやったので気に入っていたが、それを流用せずにGSX250R用に新たにメーターをつくったのは偉い。しかしながら、個人的な好みもあるけど、タコメーターはアナログの方がよいと考える。ただしライバルのヤマハ・YZF‐R25カワサキ・Ninja250のメーターはともにタコがアナログなので、差別化を図ったのかもしれない。

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GSX250Rを軸に、250㏄クラスで買うバイクを検討してみると、まずはGSR250との比較になる。両車のエンジンはまったく同じである。車体のベースもGSR250なので、性格の違いから多少はセッティングを変えているかもしれないが、9割以上は同じだろう。したがって最大の違いはデザインである。GSX250Rは52万7040円(税込)とGSR250の7万円高で、私が選ぶなら当然、気持ちとしてはGSR250よりはるかにカッコいいGSX250Rを選びたいが、GSR250を買う。デザインの違いだけで7万円もの差があるのを許容するかどうかはそれぞれの価値観になる。下は私が乗っていたGSR250で、GSR750を購入した際に手放し、彼は今、違うオーナーの元で元気に走っている(と思いたい)。

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ライバルはヤマハのYZF‐R25カワサキのNinja250である。3車とも価格はほぼ同じだと思っていい。おもしろいのが、3車ともカッコいいこと。したがってR25もNinjaも売れていて、特にR25はよく見かける。

この2車種に乗ったことないが、GSX250Rとのちがいは2つある。ひとつは最大馬力で、GSX250Rが24馬力、R25が36馬力、Ninja250が31馬力。特にR25との12馬力差は大きく、乗れば誰でもわかるほどの違いがあるだろう。GSR250のエンジンはけっこうたのしいエンジンで、数字をみれば非力やが、街中では扱いやすく、100㎞/h程度ならすぐに出る。気持ちよく回ってくれるので私は気に入っていたが、速いエンジンではない。したがってGSX250Rの見た目はスポーティやが、乗り味はいたってふつうとなる。そうなると方向性としてはCBR250Rにちかいといえる。CBR250Rには乗ったことあるが、名前から連想する速さや高性能な雰囲気は一切ない。対してR25はけっこうスポーティなはず。その概念でいえば、Ninja250は両車の中間に位置すると思う。

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ふたつめは、GSX250RのみABSの設定がない。スズキのこの判断は決定的によくないと考える。バイクの性質上、ABSは必須である。スズキの判断の理由は2つあり、まずはそもそもGSR250にABSの選択肢がないこと、そしてこのクラスを買う人は、ABS非装着を選ぶ人の方が多いからだろう。ABSを付けると、5万円ほど高くなる。そのうえでABS車と非ABS車を用意しても多くが後者を選択するならABSはいらない、という考えだ。したがってスズキの判断は合理的かもしれないが、志が低い。事故を減らせる機能が選べないのはおかしい。R25とNinja250のABSは標準装備でなく、選択肢をもたせている。いるかいらないかはお客様で判断してくださいということ。こちらが正しい。バイクは事故を起こすと大変危険だから、楽しいとか速い以前に、安全であることが大事だと私は思う。

といったことを踏まえてこのクラスのバイクを買うとすれば、私ならR25のABS付を選ぶ。税込で約60万円とちょっと高いが、安全はプライスレス。R25はもっともカッコいいバイクのひとつやと思っている。素晴らしいデザインだ。R25とGSX250Rのデザインをみると、両車のコンセプトが完全に一緒だとわかる。

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うれしいのは、このクラスは売れ筋なので、都会で住んでいればどこかの店にはそれぞれ試乗車が用意してあり、乗って判断できること。バイクは試乗できずに買わねばならないケースが多々あるが、高額な買い物なので契約前に一度は乗って、どういった乗り味なのかを知りたい。私は最もよくできているのはR25やと考えるが、もしかしたらNinja250が一番かもしれない。

店員にカッコいいですねと言うと、「うちだけで、もう〇台も売れました」。それは凄いですねと本心から思いそう答えたが、帰宅してから、その考えは根本的に間違っていると気づいた。55万円と、大金ではあるがバイクのなかでは安価な買い物である。よいバイクやのに、たった〇台しか売れていない。たとえばスズキのクルマで考えると、最近ワゴンRが新型になったが、ディーラー1店で月に10台以上はワゴンRを売るだろう。日本のバイクの販売は超氷河期だ。

日本でバイクが売れない原因は大別すれば2つあり、ひとつはバイクに乗ろうと思うような社会環境にないことだ。日本のバイクメーカーは、世界シェアで約46%ほどもあり、その国でバイクに乗りにくい環境をつくるのは絶対に間違っている。都会での駐輪場不足や厳しい騒音規制、高速料金が軽自動車と同額など、これらはバイクメーカーが先頭に立ってやめさせなければいけない。バイク人気が高かった頃の時代なら、GSX250Rは発売から半月で1店舗20台は売れている。もうひとつは、日本人の欲望が低くなっているので、バイクに乗ろうなど思わないのだった。GSX250Rの年間販売目標台数は2500台。ちなみに100万円以上するワゴンRは月に15000台前後は売れるだろう。

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GSX250Rは非常にカッコいいバイクなので、勝った人は満足するだろう。しかしライバル達も魅力的だ。250㏄はパワーがないことさえ受け入れられるなら、乗りやすく維持費も安い最高のバイクである。ホンダ以外に50万円台で魅力あるモデルが揃っているのはうれしい。次はホンダにCBR250Rの次期型か、まったくのニューモデルでこのクラスに参入してほしい。

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「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京 - Toita blog

靖国神社に参拝する 桜が満開

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桜が満開に咲く、靖国神社へ行ってきた。実は靖国は桜の名所である。そして横を通る靖国通りに植えられている木々の多くは桜で、靖国からすこし歩くと、東京を代表する桜の名所である千鳥ヶ淵がある。ここには、千鳥ヶ淵戦没者墓苑があり、外国で戦死した、誰であるか特定できない人たちを祀っている。残念ながら靖国とちがい、参拝者は多くない。

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私は靖国神社が好きで、たまに参拝にいく。家からバイクやと40分で着き、素晴らしいことに駐輪場が無料だった。過去形なのは、今回、30分100円になっていた…。

靖国神社の存在する目的は2つある。ひとつは、過去の戦争で戦い、戦死してしまった先輩方を、今生きている我々が感謝を述べる場となる、追悼施設が必要だ。もうひとつは、戦死した方々が、安らかにお眠りされる場所、あるいは集まられる場所がいる。

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私の疑問はふたつめで、靖国神社には、英霊の方々はいらっしゃるのだろうか。まず、魂となって帰る場所は、墓や実家の仏壇、ふるさとではなかろうか。そして、フィリピンやサイパンで戦死した方は、魂となって遠く離れた靖国まで帰ってくることができるのだろうか。私には霊感はないので想像であるが、それらを考えると、靖国神社は「からっぽ」なのではないかと思っている。しかし仮にそうだとしても、靖国の存在意義はまったく変わらない。実際に、友人の兵士が、明日、違う部隊にゆき、離れ離れになる、二度と会うことはないし、おそらくふたりとも死ぬだろう。そのときに言った言葉が「靖国で会おう」である。靖国神社は国が管理する追悼施設にすべきだ。

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 靖国通り

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 千鳥ヶ淵

GSX-S750を見に行く 私のバイクの新型モデル

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愛車のGSR750がフルモデルチェンジし、GSX-S750と名前を変えて発売された。私はGSR750の次期型は出ないのではないかと考えていた。スズキは二輪部門が恒常的な赤字である。個人的には、四輪で大きな黒字を出しているのやから二輪の赤字はべつにいいのでは、と思う。スズキのブランド価値は、バイクがなければ急激に下がる。スズキのクルマはジムニー(今年か来年フルモデルチェンジ!)やスイフトなどの一部車種以外はおもしろくもなんともなく、これらはたんに小さくて燃費がいい、道具として優れているという物で、乗り手を興奮させる要素はゼロにちかい。家電でいえば冷蔵庫だ。ブランド価値を考えると、それが地に堕ちている悪い例を挙げればダイハツになるが、スズキがバイクを作っていなければ、インドを始めとする一部の海外で健闘しているとはいえ、ダイハツにちかいものになるだろう。ワゴンRスペーシアなどの真逆に位置するのがGSX-Rや隼で、世界中にバイクのファンが存在する。といったことを考えるが、もちろん二輪部門の赤字自体はよくない。スズキ自身は赤字を深刻に考えているらしく、車種を整理すると言っていた。実際にバンディットは生産終了になり、次期型の噂は聞かないので、カワサキのZRXと共にこのカテゴリーからは撤退するのだろう。他にリストラ候補に上がりそうなモデルを探すと、GSR400とGSR750になる。GSR400はおそらく日本専売モデルで、仮に海外で売っていたとしても、少なくとも先進国では400㏄は売れないし、日本でも売れていないので次期型は出ないと思われる。GSR750は微妙で、乗るたびに買ってよかったなと思うほど素晴らしいバイクやのに、日本ではあまり売れなかった。しかしながら外国での販売台数にくわしくないが、ヨーロッパではそれなりに(もしくはけっこう)売れたみたいだ。というのはヨーロッパで人気があるのはミドルサイズらしく、それなら750㏄のGSRはど真ん中である。ただしヨーロッパといっても多くの国があり、具体的にどの国なのかはわからない。私は連合王国、フランス、ドイツ、イタリアに行ったが、これらの国で多くのバイクが走っていた印象はない。…そんなこんなで今回、GSRの新型が出たことをうれしく思う。S750のエンジンや車体はGSRからの引継ぎでほぼ変わっていないので、新型の開発費はあまりかかっていないだろう。それならば生産中止にする必要もない、という考えだったのかもしれない。

スズキはブランド戦略で、GSXをメインのブランドにしていくことに決めた。カワサキでいえばNinjaですね。SSはGSX-Rバーハンドルのストリート系はGSX-Sで統一することにしたので、今回の名前の変更がある。

発売から1週間ほどしか経っていないのに、既に展示車を置いてある店があるので見にいってきた。
実車を初めて見た印象は、「あまり変わってないな」。カラーは3種類あり、展示車はマットブラックメタリックである。GSRでも黒、グレーがあったが、ほぼ売れていない。大半の人は青を買うので、S750でも黒があるのはなぜだろう。海外で黒は売れるのか?そして展示車こそ一番人気のカラーにすべきやとも思うが、その点も疑問だ。見るなら一番カッコいい青がよかった。

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メーター、テールライト、ウインカーはGSX-S1000と同じである。GSRと比べれば新型の方がほとんどの点で魅力あるが、個人的には、メーターのみGSRのほうがよい。新型のそれはフルデジタルやが、GSRはタコメーターがアナログである。私の好みで、タコは絶対にアナログのほうがいいと思っているが、他の人はちがうのかなぁ。

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上述の通り、スズキの二輪部門はずっと赤字で、それから脱却するためにブランドをより浸透させようと考えたのだろう、車体の横にSのロゴと、おそらくスクーターを除く全車種に「SUZUKI」も貼るようにしている。よってS750にはアンダーカウルにSUZUKIとある。これはよいことで、バイクに興味なければ、Sのロゴマークがどこの会社なのか知らなかったり、スズキがバイクメーカーであることを知らない人だっている。ちなみに四輪もブランド価値を高めるための取り組みとして、新型ワゴンR スティングレーの顔のSロゴがむちゃくちゃ大きくなっている。発売して2週間後ぐらいにスティングレーが駐車場に停まっていたので見にいくと、ロゴの大きさにびっくりした。やりすぎなほど大きいので、新型を見かけたときに確認してみてください。
S750の最大のよい改良は、トラクションコントロールが装備されたこと。特に路面が濡れている状況下で走るのはコケるリスクが高まるので、トラコンはあったほうがよい。そしてハンドルの左側にそれのスイッチが付き、最新のバイクの雰囲気がある。
GSRはレギュラー仕様やが、S750がハイオク仕様になっていて驚いた。最高馬力がGSRの106PSから112PSに若干アップしていて、エンジンを少し改良したのかなと思っていたが、パワーアップの要因の多くはハイオク対応にしたからではないか。考えてみれば不思議で、元のGSX-R750のエンジンはハイオク仕様だろう、なぜGSRはレギュラー対応なのだろうか。S750を乗ってエンジンを味わってみて、愛車のGSRとの違いがわかるかどうかに興味がある。ハイオクなので、加速やエンジンフィールがよくなっているだろう、とはいってもGSRのそれで充分すぎる速さではあるが。

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S750を見て、GSRと比べて写真で見た印象よりは変わってないなとは思ったが、細部をチェックすると、ほとんどのパーツが変わっている。したがってスズキはきちんとモデルチェンジしてきたのだなと感心した。ブレーキはトキコからニッシンに変わっている。両社にくわしくないが、つまりはニッシンの方が性能いいのかな、と思った。後日に違う店の店員に聞くと、どちらが優れているかではなく、スズキが扱うメーカーを変えただけ、とのこと。ちなみにGSX-S1000のそれはブレンボである。(リアはニッシン) 

店員に教えてもらって気付いたことは、S750の車重は212㎏、S1000のそれは209㎏とS1000のほうが軽い!エンジンはS1000のほうが重いので、ボディ本体の軽量化によるものだ。フレームがS750は鉄で、S1000はアルミになる。たしかにタンク下のフレームに触れると、両者の材質はちがう。もちろん100%アルミを使ってあるということではなく、配合比率がちがうということで、それでも5~10㎏ほど軽くなるのだからおもしろい。つまり、デザインや車体サイズはほぼ同じながら、S750とS1000の中身はかなりちがいがあるということ。

S750のだめな点は、リアシートを開く鍵穴が、運転手の座るシートとリアシートの間にある。GSRはシートの裏にある。鍵穴が目立つ場所にあるのは不細工だ、シート下のボックスは小さくてほとんど使わないのやから、なぜ目につく場所に移したのか、意味が分からない。他に気になったのはウインカーで、カッコ悪いとまではいわないが大きすぎる。たとえばアフリカツインのそれのように、小さくて細長いLEDタイプにすればもっとカッコよかったのに。

そして相変わらず横のヘルメットロックが付いていない。スズキのバイクのほとんどに付いていないと思うが、なぜスズキはそんなことをするのか。それは絶対におかしい、私も後付けしているが、キーが増えるので迷惑だ。以前は大半の車種に付いていたらしいが、最近はスズキだけでなく横のヘルメットロックがない車種が多いとのこと。なぜそうなるのだろう?理由を知っている人がいれば教えてください。

興味を惹いたのはチェーンカバーに貼ってあるタイヤの空気圧の表示で、イラスト入りになっている。かわいいし、絵があるほうが断然わかりやすい。S1000をチェックすると、こちらも同じものが貼ってあったので、S1000から始めたものかもしれない。いいね!

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おもしろいことに価格も969,840円とGSRとまったく同じである。トラクションコントロールが付いた分だけ、GSRと比べればお買い得になっている。年間販売目標台数は400台。おもしろいのはGSR750の発売時の年間販売目標台数は1000台やったが、GSRの2015年の販売台数は369台でスズキの予想を遥かに下回った。したがって、400台の数字の根拠はGSRの販売台数を参考にしている。なぜ日本でGSRが売れなかったのか、私にはわからない。スズキもわかってないような気がする。
GSX-S750はかなり魅力のあるバイクだ。街乗りでは扱いきれないパワーのスポーツエンジンを積み、価格は100万円を切っている。そのうえカッコいい。GSX-S1000と比べれば16万円安い。この価格差をどう考えるかは相当難しい。エンジンの違いとブレーキがブレンボになるなどパーツの違いを考えると、16万円高は納得できる。ただ、S750でもとてつもない速さで、性能をフルに引き出すなどできない。したがってS750で十分である、という考えも正しい。どちらを選ぶかは好みだろう。そしてライバルはMT-09やが、キャラクターがちがうので買う人は悩まない気がする。MT-09は、3気筒で、排気量が850㏄とS750より大きくて価格は3万円高

後日、所用で地元のスズキワールドに行った際に、同じカラーのS750があると思い、座ってみた。けれどもハンドルがレンサルである。あれ?レンサルではなかったよな、と思いながら降りてブレーキ見ると、ブレンボである。GSX-S1000だ。ボディだけ見たら、見分けがつかないほど似ている。せっかくなので、並べてみよう。上から、GSR、S750、S1000である。さらに2台が並んだ写真は、手前がS1000である。これは新型V‐Stromの1000と650のデザインがほぼ一緒であるのと同じだ。

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 後日に新型GSX-R1000を見にいったスズキワールドに赤色、試乗会には青色のS750があり、全色を見ることができた。

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冒頭で書いた通り、GSRの新型を出してくれたことをスズキに感謝したい。今年はスズキの新車ラッシュである。5月には新型GSX-R1000が発売される(当初の予定では発売は5月やったが、6月になった)。むちゃくちゃカッコいい。おもしろいのは、スズキは自分でGSX-R1000を「The KING」といっている。1000㏄のSSは各社が本気でつくっているので、性能では絶対に負けられない。もし明らかにライバルと比べ性能が劣るならば、メーカーのブランド力が失墜することになる。自身で「The KING」といっておきながらCBR1000RRに負ければ笑い者だ。スズキは相当、自信があるのだろう。そしてライバルの多くが200万円を超えているなか、GSX-R1000は1,868,400円(税込)で買える。この価格設定は本当にすばらしいと思う。逆輸入車なので販売台数がわからないが、私が最も見かける1000㏄のSSはGSX-Rである。売れる最大の要因は、トップクラスの性能を持ちながらも他の車種より安いからだろう。今年はスズキの年になる。

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*スズキの二輪事業(ATV、つまりは四輪バギー含む)の売上は、2015年度で2339億円、四輪のそれは2兆8785億円、二輪車生産台数は2015年度が147万9千台。

*2016年度の二輪事業の売上高は前年度比11,8%減の2063億円。

*2016年度はインドネシア以外、黒字になったとのこと。凄い!

 

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京 - Toita blog

「ハチ公前献血ルーム」で献血 初めての高単位血小板採血をする

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渋谷の献血ルームに行くのは今日で3度目である。1度目は5年ほど前で、行ったという記憶しか残っていない。2度目は2~3年前に訪れ、ルームの内部は覚えていないが、休憩室から眺める渋谷の街並みだけは記憶にある。忘れたおかげで、初めて訪れるような嬉しい気持ちを抱きながら、渋谷駅で山手線をおりる。献血ルームにはバイクで行きたいが、このルームは提携する駐輪場がない。駐輪場自体は駅の近くにあるが、隣との間隔が狭い。スクーターとかに乗ってる連中にあてられるリスクがあるので、こんな所には停められない。したがって冬はバイクで行けない都内のルームを巡っている。ハチ公改札を出てすぐの場所に立地するビルの6階にルームがある。

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ルームに着くと、脳の奥で眠っている記憶が蘇るかなと思っていたが、そんなことない。ほんとに初めて来たような感じだ。このルームはオープンから9年経っているが、綺麗である。受付を済まし、診断までの時間にコーヒーを飲もうと自動販売機の前に立つと、アペックスの自販機だった。ボタンを押す右手が止まる。アペックスなら、無料で飲むなんてできない。周りを見渡すと、他に自販機があり、そちらはコカ・コーラ社だった。こちらでコーヒーを飲む。

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採血室には漫画を6冊ぐらい持っていき、ふだんはベッドに備わっている小さいテーブルに置くのやが、ここは看護師も採血で使う物を置くので、本が邪魔になる。私のベッドは端だったので、左を見ると荷物が置ける場所があった。そこに本を置くと看護師に「取る際に採血の(右)手が動いて危険なのでそこには置かないでください」と注意された。私は採血する右手を動かさないまま本を取る動きを実際にやってみせ、右手動かんやないですか、と言ったが、聞き入れない。ほとんどの女はこのタイプで、自分がこうやと思ったことへの変更は許さない。思考の柔軟性がない。相手には理解されなかったが、こちらはその人がやりやすいだろうと思ってしたことなので、言い返す。したがって雰囲気が悪くなった。一度イラついたら、長時間それを引きずってしまう。せっかく大好きな献血をしにきたのに、採血中はずっと不快さが残った。気分転換に外へ出る、などはできない、針刺さってんねんから。これは不幸なことなので、べつに悪いことしたわけでないが、勝手な行為をしたのは事実だ、次回からは横に置き場があってもテーブルの上に本を置く。

採血に1時間半ほどかかりますが、お時間は大丈夫でしょうか?と聞かれたが、あれ、血小板献血ってそんなに時間かかったっけ?いや、1時間ぐらいだったよなと思い、本来ならその疑問について聞くが、私はこのおばさんを嫌いになってしまっているので、質問せず。採血の機械を見ると、いつも見るタイプと違うなとも思った。ただし、これに関しては勘違いの可能性もある。

針を刺して、検査用などの血を別途にとり、それを終えると看護師は去るのやが、その際に飲み物はどうされますかと聞かれる。頼むとこぼれる心配のないストロー刺すタイプの紙の飲み物をくれるが、1時間半かかるとのことで、飲んでしまうとトイレが怖い。したがってお断りした。文章を書いている今、思ったが、夏あたりはアサヒのH₂Oというスポーツドリンクのようなものを配っていたが、いつの間にかあれはやめたのだな。

本当に1時間半もかかり、採血が終わった。終了したときに目の前にいた看護師が、「私、△△しなきゃいけないから、〇〇さん、お願いね」と言い、やってきたのが最初に口論になった人である。看護師は7人ほどいるが、またこのおばさんか、最後までツイてないな…と思った。この人だって私を担当したくないだろう。

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待合スペースに戻りすこし経つと、スタッフが献血カードなどを渡しに来て、礼を言う。カードの裏を見ると、記載された次回の献血可能日は血漿なら2週間後、血小板なら1か月後になっている。

「…ですが、私どもと致しましては、次回も血小板でご協力していただきたいです」

こんなこと初めて言われた。なぜですか、そんな血小板足りてないんですか?と聞くと、

「この時期は、人の移動が激しいので、協力者が減ります。そして企業も忙しいので、企業での協力も減ります。血小板は3日しか保存がきかないので、いうなれば毎日が“自転車操業”のようなものです。したがって可能なら次回も血小板でお願いします」

のような趣旨を言われた。自転車操業という比喩はおもしろい。私としては、血漿でしたいのやけど…。

協力者を増やして、血液の安定供給を実現したいなら、解決策は簡単だ。協力者に1000円程度の謝礼を払えばいい。目的は安定供給であって、ボランティアでの協力ではない。日赤は金を払いたくないみたいなので、将来、血液を供給できなかったせいで患者が死んでしまう事態になれば、そこで重い腰をあげればいい。すぐに問題は解決する。

今回の血小板献血は、『高単位血小板採血』というものだった。これは初めての体験だ。高単位血小板採血だったので1時間半もかかったのだった。紙には、『血小板濃度の高い製剤で主に血小板減少症・臓器移植・心臓手術の際に使用されます』と書いてある。今回、提供した血小板は、明後日に使われます、と言われた。なぜ高単位血小板になったかといえば、予約を2週間ほど前にした。手術か何かで使うなら、その予定が組みやすくなるわけだ。スタッフが自転車操業と言っていたとおりの状況なので、血小板でするなら、予定がわかっていれば予約は早い方がいい。今回の血小板を臓器移植や心臓手術で使用するなら、私が予定をすっぽかしたらどうなるのだろう。もしかすると、手術ができなくなるかもしれない。

本来は、高単位血小板ってなんですか?と質問するのやが、体がすごくだるい。献血後はほぼ毎回しんどくなり、2日ほどその状態が続く。今回は特に多くの量を採ったのだろう、5時間ほど呼吸まで荒くなった。ただし、それでも健康にはまったく問題ない。

高単位血小板という特殊?な献血をした今日、帰宅すると、日本赤十字から郵便が届いた。去年の10月か11月以来の『白血球型が適合する患者さんへの成分献血のお願い』である。4月に協力してくださいとのことで、もちろん協力する。ただし、私の予約より前に協力者が内定すれば出番はないが。

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渋谷のルームの感想を述べる。まずお菓子の種類が少ないと思ったが、最近行ったルームはみんなそうなので、予算カットで全ルーム、あるいは東京のルームはお菓子の種類を減らしたのかもしれない。たくさん用意してほしい。

雑誌のすべてに、すべてではなかったかもしれないがたぶんすべてに、表紙に持ち帰り禁止と書いてあった。他ルームではそんなこと書いてない。万引きと同じで、しない人間からすればそんな奴いるのか?と思うが、いるから書いているのだろう。渋谷は他ルームより持ち帰り率が高いのだろう、であるなら、渋谷は若者の街で、協力者に若者が多い、したがって持ち帰り率が高いという仮説が成り立つ。しかしそこで疑問を抱く、献血する人って大半はいい人だろう、なぜいい人が雑誌を持ち帰ったりするのか。次回、このルームに行った際にその疑問について質問する。

ちなみに「持ち出し禁止」の書き方もいろんなパターンがあり、ヤンマガの表紙のグラビアには、持ち出しいやーん♡と書いてあった。献血ルームは、真面目に運営する場所である。たとえば各ルームの公式ツイッターをみても、ふざけたことなど書いていない。であるから逆に、いやーん♡は新鮮でいいなと思った。渋谷という土地柄で、ノリが軽いのかもしれない。

献血後のスタッフが来るときに、お礼に物をくれる。ないときもあるが、今回は医薬品の石鹸をくれた。石鹸は初めて。こういう記念品はうれしい。

最近、ポーチをくれるのやが、こんなのはやめるべきだ。こういった、人によっては使わない物を記念品に選ぶのはおかしい。もっともよいのは食料で、カロリーメイトみたいなのにすればよい。

渋谷のルームのよいところは、景色の良さである。眼下に渋谷駅からスクランブル交差点をみることができる。東京のルームで景色がよいのは渋谷とスカイツリーだけだろう。

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渋谷のルームは、かなり魅力のあるルームである。ルーム巡りが一巡すれば、また訪れたい。

 

*今、渋谷駅周辺は再開発をしていて、たとえば駅とヒカリエの間に200ⅿ級のビルが建つ。4年後には景色が変わっているので、現時点での写真も載せておく。山手線外回りのホームからの、ヒカリエ方面。

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私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

東京の献血ルーム巡り

献血東京123 の検索結果 - Toita blog

いろんなカラーのGSR750

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買うバイクの車種を決めたら、次はカラーを決めなければならない。私の場合は既に決まっていたが、一応、実車で違うカラーも確認しておきたかったので、見にいった。

まずは白色である。白のよいところは、シンプルであること。そして清潔感がある。よくない点は、汚れが目立つこと。私には、白を買う選択肢はなかった。GSRの白は、全体に白なのでカッコよくはない。他の色でもそうやが、一色で統一するのはやめたほうがいい、白をメインに他の色とのツートンカラーにすべきだった。たとえばカワサキで考えると、全体が緑ならカッコ悪いわけだ。そうでなく、緑と黒の組み合わせなら、カッコよくなる。GSRはあまり売れなかったので見かける機会がめったにないが、たまに見かけても白であるケースは少ない。

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  スズキワールド葛飾

 

お次はグレーで、これはレアである。見かけたことない。お台場のスズキの試乗会でGSRに乗ったことはあったが、当時は買う予定などないので、記憶に残ってない。よって買う前に改めて試乗したいと思ったが、発売から時間が経っているし、人気モデルではないので試乗車あるのかなぁと思いながら調べると、西東京スズキワールドに一台だけあった。八王子とかなら遠すぎて行かなかったが、府中なら1時間半でいけるので、乗りにゆくと、試乗車のカラーがグレーである。全体を黒系で統一しているので、暗い。バイクは性能いいとか速いとか以前に“華”がなければならない。その観点では、地味であることはよくない。よってグレーを所有する勇気はないが、おもしろいことにカッコ悪くはないのだ。このカラーもアリやなと思った。おそらくグレーの販売比率は1%ぐらいなので、気に入ってこのカラーを選べば、自分だけのGSRを所有した歓びが味わえる。なぜ試乗車が不人気のグレーだったのか、理由はわからないが、わざわざ遠くまで乗りにきてよかったと思った。この機会を逃していれば、グレーをみることは今後もないかもしれない。

今、日本仕様で売っているカラーは3種類あるが、そのうちのひとつは黒である。試乗車は逆輸入車だろう、日本仕様ではグレーはなかった?黒も見かけたことなし。

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  スズキワールド多摩

 

さて、本命の青と白のツートンカラーである。これは数種類あるが、こちらは現行モデルの青と白のパターンである。青白は2種類あるが、最大の違いは、こちらはフロントフェンダーが黒になる。この違いだけで印象が変わるのはおもしろい。どちらの方がいいかは決められない。ツートンカラーモデルは、単色よりも3万円高い。けれども、カラーの妥協はできないので、これを買うしかない。

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次は濃い青と、シルバーの組み合わせ。この色も見かけたことない。

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  スズキワールド新宿

 

そして最後は、私のGSRのカラーである。このカラーは、日本仕様ではもう売っていない。ツートンではこちらが先に用意され、2015年か2016年にカラー変更し、上のツートンに変更となった。私のGSRは逆輸入車である。欧州では、このカラーは現行で売られている。

GSRの9割ちかくは青白のツートンカラーで、最も売れたのはこのカラーの組み合わせだろう。非常にカッコいい。

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  スズキワールド世田谷南

 

私がGSRを実車でみたカラーはこれで以上やが、まだ他のカラーも存在する。たとえば赤である。発売当初のラインナップにあり、途中で消えたこの赤GSRを私は見かけたことない。売れなかったのだろう。しかしながら写真で見ると、カッコいいのである。青とどちらがいいかといえば青の方やが、赤もカッコいいなと思うし、最も派手だ。当時はGSRに関心なかったため、走っていても気づかなかっただけかもしれない。私の願いは、一度でも赤のGSRを見てみたいな~ということである。

このように、細かい違いでも分ければ、GSRの歴代カラーは10種類前後存在する。海外はわからないが、少なくとも日本ではあまり売れなかったけれど、スズキが大事にしていたのがわかる。実際に、カッコよくて性能のいい、魅力のあるバイクである。あなたにとってお気に入りの、GSRカラーは何色ですか?

 

GSR750

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