東京モーターショー紹介記3 ホンダ4輪編 NSXカッコいい
酒飲むと群発頭痛が起きるのやが、さきほど治まったので、年が変わってしまったがモーターショーの続きを書く。今回はホンダ。
ホンダは現在、日本で魅力のある車種をラインナップしてないので、元気がないといっていい。しかしモーターショーでは目玉が2台もある。NSXと燃料電池車である。
NSXのおもしろい点は、日本車でスーパーカーはNSXしか存在しなかったこと。GT-Rも高価だが、1000万円はしない。NSXは2000万円ほどするらしい。これはLSを抜いて日本車最高額になる。
これほどの高額車を買う人は、どういう好みなのだろう。スタイルみればわかるとおり、ライバルはフェラーリなどになるが、性能はこちらの方がいいです、速いですだけでは買わないだろう。ブランドイメージが大きな要素を占める。よってその点でフェラーリは100点ながら、NSXは厳しい。バブル時代に発売された初代は素晴らしいクルマだったらしいが、残念ながらホンダは育てなかった。性能よくても売れるのかどうかわからないが、日本メーカーが2000万円のスーパーカーを作るとは、それだけでも嬉しい。デザインもかっこいいと思う。
次は燃料電池車である。
燃料電池車はすこし前までは夢の技術で、市販は難しいといわれていた。しかしトヨタがミライを発売し、ホンダも2016年に出す。技術的なハードルの高さの証明は、ほかのメーカーが出すというアナウンスが全くないこと。3番目のメーカーは3年後になるといわれている。だからトヨタとホンダの技術力はとても高い。
残念だったのが、デザインがカッコ悪くなってたこと。ミライがガソリン車とはちがうユニークなデザインだったのに、こちらは厳しい感じ。街で見かけて、かっこいいな!とはならないだろう。ホンダはセダンのデザインがとてつもなく苦手やが、燃料電池車にもきっちり反映している。
これでクルマの紹介は終わり。クルマのイベントでありながら、バイクがけっこうおもしろかったので、次回からはバイクを紹介する。