国歌斉唱について

岐阜大学が卒業式などで国歌斉唱をしないという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000038-asahi-pol

結論をいえばこれはおかしいが、そもそも国歌斉唱するかしないかという選択肢があること自体がおかしい。たとえばアメリカでは幼稚園(という名前ではないかもしれんが)で国歌を教えるので、子供もみんな歌えるという。アメリカで国歌を否定する人はいないだろう。なぜ日本でこんなバカなことになるかといえば、左翼が国歌を否定して、それが教育界にも浸透しているからだ。日本では国歌とはなにか、国家とはなにかを教えてないし、考えさせてない。勉強してる人からすればレベルの低さに辟易するが、まずはここから始める必要があるわけだ。

私もそういった教育を一切受けてない一人である。自分で歌う機会は学校の行事になるが、記憶に残ってない。都度あったのか、あまりなかったの覚えていない。唯一鮮明に記憶が残っているのは、福岡ドームでの国会斉唱である。

90年代のダイエー時代に福岡ドームにたまに行っていた。20年以上前なので違うところもあるかもしれないが、3連戦の初戦の試合前に、国歌斉唱があったのだ。その際、「国歌斉唱ですので、皆様ご起立ください」とアナウンスがあって、客はみな立った。歌う人、聴くだけの人とわかれたが、みなさん背筋をきちんと伸ばしてたと思う。以降にいろんな球場に行ったが、国歌斉唱はなかった。当時子供やったので、あれが福岡だけのことなのか、当時はどこでもやってたのかはわからない。福岡だけでやってたのならおもしろい。その理由が知りたい。今でもしっかり覚えていることでわかるとおり、子供の私にとって国歌を感じることができる貴重な機会であった。非常に感謝している。

多くの人が、国歌と縁がなかったのではないか。縁があった私は、君が代の素晴らしさを知っている。国歌の重みも知っている。学校が教えない以上、親がきちんと教えるべきだろう。

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