ヤマハ発動機創業60周年記念カラーのSR400

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ヤマハが創立60周年記念モデルを出していて、カラーは黄色である。XSRなどカッコいいので、どこかで見かけることがあればうれしいなと思っていたのやけど、先日のハーレーのイベントで、私のバイクの隣に記念モデルのSR400が停まっていた。

すごい、オーナーは粋な買い物をしたなと思いながら見ていると、その人が来た。「いやー、これ記念モデルですよね、初めて見ました。カッコいいですネ」と話しかけたかったが、愛想いいタイプでない。バイクの運転は一人でするから、自分の世界に浸ってたのしむ、非常にとっつきにくいタイプのバイク乗りが一定数いるが、彼がそれだ。ということなので、いろんな話を聞きたかったが、今回は断念する。

さて、SR400は多くのバイク乗りから愛されている。フルモデルチェンジはしておらず、何十年も同じモデルである。私は乗ったことないが、どれほどおもしろいバイクなのか興味ある。だって1気筒で非力、はたしてそれでおもしろいのだろうかと誰だって疑問に感じるだろう。このバイクのだめなところは、エンジン起動がキックしかないこと。これはふつうの感覚ではめんどくさい、セルもつければいいじゃないかと思うが、オーナーは気にならないのだろうか。

そしてSR400にプラス15万円ほど出すと、MT‐07が買える。それならMT‐07のほうがいいでしょ、とも思う。そのあたりの疑問をぜひ、オーナーに聞いてみたい。そして自分で乗ってみて、なるほどSR400はおもしろい、買う価値あり!となるのかどうか。SR400が唯一無二の存在で、個性があることはたしかだ。女で大きなバイクに乗りたい、250ccはイヤだという人には、SR400が最適やと思う。地味なデザインながら、黄色も似合っていて素敵だった。