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谷保天満宮に参拝する 軍鶏やザリガニが棲む

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 東京都国立市に鎮座する、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)に参拝した。

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この神社は甲州街道沿いにあり、5年ほど前にお参りしたことがある。なぜか鶏(実際は軍鶏)の家族4羽がいて、仲良くくっついて、私が近づくと子供が顔を出す。近寄っても逃げないので、申し訳ないことに神社の名前は忘れていたが、そのことは覚えていた。今も鶏がいたらうれしいなと思いつつ階段を降りると、さっそく何羽もいる。放し飼いにしているらしい。

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驚くことに、彼らから近づいてくる。もちろん私のことが好きだからでなくご飯をもらいたいからやけど、残念ながらチョコしか持ってない。チョコ食わせて死なれたら困るので、それはやらずに、一緒に遊ぶ。至近距離まで近づいてくるとは、よほど人懐っこい鶏だ。

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社務所に神社の方がいらっしゃったので、すみません、質問なのですが、彼らは鶏ですか?と訊く。

「軍鶏とチャボのミックスです」

チョコレートって食べますか?

「チョコは、うーん、食べない…、食べましたか?」

みんなご飯ほしいから寄ってくるんですよ、何を食べるのですか?

「米です。あなたが持っているのと同じ白いビニール袋に米を入れて、いつも餌をやってる。だからそれを見て、米が入ってると思っているんですよ」

なるほど、私の持っている袋は軍鶏からするとまぎらわしくて迷惑なのだ。なぜ軍鶏を飼ってるのですか?

「9月にお祭りをするのですが、その際に使う人形の鬣(たてがみ)に軍鶏の羽が使えるのではないかと思い、それから飼い始めた。残念ながら実際には使えなかったが。30年ほど前からです」

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「以前、多摩から狐がやってきて、20~30羽いた軍鶏が襲われて、4羽にまで減った。そこで近くの小学校に避難させて、また増やした。だからみんな、小学校育ちです」

その説明で納得した、だから人を恐れず、人懐っこいのだ。おもしろいことに、凶暴な軍鶏が1羽もいない。みんな、平和に仲良く暮らしているのだ。境内から逃げないのですかとよく訊かれるが、1羽も逃げないとのこと。今はその狐もいなくなったが、他には犬や猫も天敵となる。鳥目で夜はあまり見えないので、暗くなる前に木の枝に登る。敵が現れたときに備えて、一ヶ所に固まるとのこと。

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見かける機会は少ないが、境内に白蛇も棲んでいるとのこと。それは凄い!神域なのでたまたまではあるまいと思い、そう言うと、

「白蛇は、弁天様の使いなのです」

それは知らなかった。おもしろい。いろんな個性のある神社だ。

「あちらの弁天池は、天然の湧水で、コイやカメがいます。そちらの絵馬の後ろの水辺には、ザリガニがいます。ザリガニを捕まえにサギがやってくる。この森は、天然の木々です。これほどの規模の(天然の木々によってできた)森のなかにある神社は東京では珍しい。よって国の指定になっています」

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 水辺に行くと、たしかにザリガニがいる!高知で住んでいた幼少時に、ザリガニとはよく遊んだので、興奮する。

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ということで捕まえる。すばらしい造りの狛犬とのツーショット。狛犬もザリガニも、怒ってる。ザリガニと遊んだのは久しぶりなので嬉しかったが、私に捕まるようではいずれ、サギに食われるのではないか。

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神社の方に、親切かつ丁寧に説明して頂いた。たいへん勉強になりました、ありがとうございます。次回の参拝時には、御朱印帳を持ってこよう。

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帰りに軍鶏に会いにゆくと、みんな近づいてくる。ものすっごくかわいい。触りたかったが、クチバシで突かれたらけっこう痛いだろうと思ったのでやめる。次会うときには、お米を持ってくる。何もやれずに申し訳なかった。

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 谷保天満宮は、個性のある素晴らしい神社だった。自宅から離れてはいるが、年に一度は参拝したいと思った。神社に行くのが好きなので日頃からお参りするのやが、訪れることができる距離に、好きな神社が増えるのはうれしい。次回の参拝をたのしみにしたい。

 

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