「献血ルームMEET」で献血 茨城県水戸 初めての遠征
献血ルーム巡りをしていると、献血がより好きになってくる。であれば遠くとも行ける範囲なら訪ねてみようかと思い、一ヶ所目は水戸に決めた。水戸へは2年ぶりである。水戸街道をひたすら走る。幹線道路なので取手あたりまでは混んでると予想してたが、全般的にスムーズに流れた。よって3時間、105㎞ながら、あまり疲れずに水戸着。
水戸駅ビル、エクセルみなみの6階にある
日赤と提携してる駐車場にゆくと、ナンバー見て、「東京から来たのですか」。ツーリング先でこのセリフはよく言われるが、その後に「献血のためにわざわざ来たのですか?」と驚かれた。言われてわかったが、たしかにそんなヤツ、いないわな。ただ私はツーリングも兼ねてである。運転が好きでないなら、さすがにこんな遠くまで来ない。
非常に綺麗なルームである。聞くと、こちらに移転してから1年ほどしか経ってないとのこと。綺麗なルームは他にもあるが、室内の空気が澄んでて驚いた。居心地のよいルームである。
綺麗なルーム、女性誌に違和感のあるおっさん
採血場に入ると、看護師のひとりがクロックス履いてて笑った。非難してるのでなく逆で、私はこういうユルさは大好きだ。日本の会社はユルさや遊びがないから、鬱になる人間が大量生産される。
おもしろいのが、ベッドに横たわって周りをみてると、雰囲気がゆったりとしている。これは神奈川の本厚木でも感じた。都会に長年暮らしているので意識してなかったが、田舎ではこうなのかもしれない。都会では電車の乗り降りやなんやらで、みな忙しい。無意識に動きが早くなって、ストレスが溜まっていくのやが、田舎ではちがうのだろう。
看護師さんと、東京から来た、いいルームですねなどと話すると、「田舎にしては、いいかもしれないですね」と言われた。こういう都会が素晴らしく立派で、地方はくだらないといった考えは、日本特有のものである。どちらが上などはない。現に、田舎で住んでるアメリカ人が、自分を卑下するなどありえない。NYなどに憧れることもあまりない、自分の住んでる場所が最もいいと思ってる。日本人のこの思想は変えるべきやが、変わらないだろう。
ふつうは検査用の血は最初の段階でとるが、なぜか付けっぱなしやったので、初めて触る。温かかった。
ルームからの眺め
こちらでは、協力者が平日40人ぐらい、土日が70~80人とのこと。それが多いのかどうかわからないが、魅力のあるルームである。
私の献血ルーム巡り