「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する② GSX-R1000が素晴らしい 2016年東京
GSX-R1000は、エンジンをかけた瞬間に他のバイクと違うとわかる。どちらも速いが、おもしろいことに隼はエンジン音はマイルドで、いたってふつうだ。R1000はあまりにも凄すぎて走りだす前から緊張させられる。すべてのパーツに一流品を使用してるので、最高の質感である。バイク乗りなら、一度は所有せねばならない。1000㏄のSSで、最も売れてるのはスズキやと思うのやが、売れてる理由は何だろう。R1000はスズキの宝だ。来年、FMCですね。上のモデルはRの30周年記念モデルで、初代のカラーを再現している。私が買うなら、全身青よりこちらにする。今日は雨で参加者が少ないので、記念モデルは稼働せず。
R750にも乗った。こちらも凄い。どうしてもフラッグシップの1000に目がいってしまうが、こちらでも十分速いだろう。たぶん、合理的な判断をするなら750を買う方がいいのやと思う。ただ、やっぱりR1000に憧れてしまう。750でも270㎞/hほどは出るが、これに乗ってサーキットを走っているスズキの店員にきくと、直線で1000に抜かれると言っていた。街乗りだけか、サーキットで走るかでどちらかを選べばいい。
今回、たのしみにしていたのが、V-Strormである。去年も乗ったのやが、印象に残ってない。まずは650に乗る。アドベンチャーは車高が高いので、私のように日本人の平均身長ではつま先立ちになる。よって日常で使うには無理だ。ただ、ロングツーリングで、信号待ちなくずっと走り続けるには最高だろうなと思う。着座位置が高いので、見晴らしいいし。
1000は、当然、650よりもパワーがあって、魅力があるのやけど、40万円の差額分の価値があるかは難しいところだ。650でも100万円する。私なら650を買う。気になるのがVERSYSで、ninjaのエンジンである。4気筒やし、VERSYSのほうがいいのかも知れない。V-Strormは欧州で売れてるとのことやが、彼らは身長が高いので、車高の高さが気にならないのだろう。考えてみると、街乗りのバイクでアドベンチャーはめったにみかけない。やはりツーリング用のバイクかと。
1000は倒立フォーク
中止になるのではないかと思うほどの雨やったので、参加者は少なかった。特に昼以降は少なくなり、乗ろうと思えばいくらでも乗れる状況だった。代わりに、日曜は多かっただろう。たくさん試乗することができたので、大満足である。こういったイベントを開催するスズキは素晴らしいと思う。試乗会を開催して実益があるかはわからないが、少なくとも私はスズキのファンになっている。それは当然で、ほぼすべての車種を用意して乗せる機会を作るスズキと、そんな努力を何もしてないカワサキなどのメーカーとの印象は違って当然だ。スズキのバイクは、四輪とちがって魅力あるモデルが多い。私もスズキ車に乗ってる。