東京都知事選
今回の都知事選は非常におもしろかったので、総括したいと思う。
都知事に選ばれた小池氏の演説は錦糸町できいた。この人は強い人だなと感じた。多少のことでは動じない強い心をもっている。私は小池氏は都知事の器でないと考えるが、そういう強さはトップに立つ人間として重要な要素であると思う。
ネットや若者に支持があるのは桜井誠氏で、最後のアキバの演説にいってきた。日本の自虐史観に反感を抱いている日本人はけっこういて、聴衆はそういった人達で溢れていた。驚いたのが、桜井氏の話のうまさである。聞いていて吸い込まれるような魅力をもっている。
幸福実現党から出馬した七海ひろこ氏は、若いのでみていて元気が出てくる。創価学会のせいで宗教団体をバッグにした政治団体に嫌悪感があるが、幸福はいい政策を掲げている。私と考えがちがう点もあるが、日本をもっとよい国にしようと幸福は考えてる。妙な先入観はもつべきでない。七海氏はアキバでの演説後に、有権者への握手で走りまわっていたのやが、私も握手してもらった。非常に強く握られたので驚いた。元気いっぱいである。
ユニークな候補者は後藤輝樹氏である。賛否両論あるだろうが、彼が若いのに協力者なしで立候補したのは素晴らしいことだ。彼の存在のおかげで都知事選が盛り上がったと思う。次はもっと政策を詰めて、立候補すればおもしろいことになると思う。
上に載せた掲示板は、新橋駅である。14000カ所あるなかで、21人全員の候補者のポスターが揃ったのは、ここだけである。