鹿島神宮に参詣する 茨城県
下総国の一宮である香取神宮と、常陸国の一宮である鹿島神宮は10数㎞の距離にある。私の家からの距離は100㎞ほどだ。ということで香取神宮の次は鹿島神宮である。着くとバイクの駐輪場がなかったので、鳥居の前の道に停めた。
平安時代の法政書「延喜式」によると、当時「神宮」という称号の使用が許されたのは、伊勢、香取、鹿島の3社のみ。鹿島神宮は東京ドーム15個分の広大な境内を持ち、自然豊かで夏に訪れるには最高である。おもしろかったのは、奥宮にゆくと、下の写真の名前はわからんが誰もが知ってる、ビヨーンと伸び縮みしながら歩く虫が、アリに集中攻撃を受けていた。助けようと思ったが、いや、アリも生きるために食っていかねばならないのやから、部外者の私が手を出すのはおかしいなとも思ったので現場を眺めていると、総攻撃を受けているのに虫は元気いっぱいなのだ。結局、助けることにした。私の腕では動いていたのやが、草むらに逃がしてやると、動かなくなった。疲れきったのだろう。敵が多くいる環境で大変だろうが、がんばって生き延びてほしい。
すばらしい佇まいの奥宮
今回のツーリングで、香取神宮と鹿島神宮にお参りできてうれしい。行きたいとずっと思っていた。2社ともに武の神様を祀ってるみたいだ。
帰り道での利根川
私の神社巡り