GSR250と新潟~福島ツーリング 新潟編

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新潟と福島へツーリングに行った。関越の練馬ICまで一般道で30㎞ほどあるが、1時間でそこまで着いたことに驚きつつ、関越で湯沢まで走る。たしか180㎞ほどだったと思う。9月なのでツーリングにはよい気候やが、あとひと月ほど経つと、雪のためノーマルタイヤでは走れないだろう。

湯沢で降り、十二峠、魚沼スカイラインを走る。魚沼展望台で南魚沼を見下ろすと素晴らしい景色で感動した。

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魚沼スカイラインを北に走ると、途中で通行止めになっていて、そこまで行くと道にたくさんのカマキリがいた。確認できた限りでは、1匹を踏んでしまった。まだ生きているが、いずれ死ぬことになる。こういうときはいっそ殺したほうがいいのかどうか。私は殺すのは嫌だなぁと手は下さなかったが、どちらがいいのだろうか。

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 16時ぐらいに南魚沼の弁当屋でご飯食べ、ここで泊まろうかなと思っている、山の中にあるキャンプ場に電話すると、時間内に着きますか?と言われた。無理でしょうという雰囲気がある。地図を見て距離を確認し、大丈夫と判断したので着きます!と答え、出発。魚沼で352号線を走り、山道へ。越後三山は景色よく、走るクルマもほとんどなく、最高だった。

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ただ、日が沈むとほぼ真っ暗になってしまった。いま、自分がどの辺にいるのかもわからない。そんな状況で走っていると、18時30分ぐらいか、旅館と併設したキャンプ場が現れた。これ以上走るのは暗くて危ないし怖いし、少なくともここには人がいる。私は山奥のキャンプ場で、ひとりで泊まるのは絶対に無理だ。幽霊が出たら逃げようがない。だから泊まる予定のキャンプ場にも、他に宿泊客がいるかどうかを確認している。いないなら他を探すし、山になければ市内で泊まる。夜になってしまったので、ここで泊まることにした。圏外なので旅館で電話を借りて、予定していたキャンプ場に謝ってキャンセルする。

起きると天気よく、周りを見渡すと、素晴らしい環境の場所だった。魚沼市鷹ノ巣という土地で、「清四郎小屋キャンプ場」という。地図には載っていないキャンプ場だ。

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嬉しいことに、川のせせらぎが聴こえるので、荷物をまとめて山の奥に入ると、これまた素晴らしい清流である。只見川だ。飲むとすごーく美味しい。しばし楽しんでから、福島へ出発する。

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