「松戸献血ルームPure」で献血

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千葉の松戸は家から近い。環七を内回りに走り、水戸街道を柏方面にしばらく走ると松戸駅である。13㎞、25分で着く。献血ルームがあることからもわかるとおり、大きな街ではあるが、一度も遊びにいったことない。電車で松戸駅を降りたことはあるが、周辺を歩いたこともない。したがって今回は、松戸に行くこと自体がたのしみであった。

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HPには、提携しているバイクの駐輪場はないと書いてあるが、念のため電話で確認すると、駐輪場があった!隣接する伊勢丹の地下に停めれるという。駐輪場があるなら、ルームに行くうえで精神面での障害はなにもない。ここは百貨店の駐車場なので、30分200円と超高い。高いからHPには記載していないのだろう。ここは6台分のスペースがあるが、行きも帰りも停めているのは私だけだった。

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ルームに入ると、予想と違って広くて綺麗だった。私は行ったときに楽しむために、ネットで写真を見ないようにしていて、松戸は場所柄、狭くて古いルームだろうと思っていたが、よい意味で裏切られてうれしかった。オープンは2007年とのこと。

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そして今日は、『肩もみ』のイベント日である。採血前に松戸の『整体あすか』の先生に施術してもらう。自分では肩こりはないと思っていたが、凝ってますね、と言われた。スポーツをしているか訊かれたのでウエイトトレーニングをしていると答えると、彼はマッサージ師を22年しつつ、ウエイトトレーニングを教えることもやっているという。趣味が同じなので、最後までその話で盛り上がった。私はベンチプレスがもっとも好きやが、彼は教え子にベンチはさせないという。歳をとって、腕が上がらなくなるという。たしかにそのリスクはある。いい三頭筋してますね、と褒めてもらえた。2本の指で逆立ちできる指で集中的に右腕の三頭筋の内側を揉まれたので、時間が経った今も、ちょっと痛みがある。そして胸を揉まれているときは、むっちゃくちゃこそばかった。ギリギリ我慢できたが、すみませんもう無理です!と音をあげそうになった。私はウエイトトレーニングをジムの仲間としているので、彼らからアドバイスをもらうが、考えてみると、身体を触ったうえでのアドバイスはされない。先生は、走るのが速い遅いのと同様に、ウエイトトレーニングは100%才能だという。向いてない人がやっても意味がないとまで言ったので驚かされたが、君はがんばればもっと(扱う重量が)上がるよと言ってもらい、うれしかった。施術は13分で、ルームのイベントとしては川崎の手相診断と並んで、もっともよかった。他のルームでも、マッサージや整体をもっと増やしてほしい。個人的には、その際はいまのようにボランティアでなく、きちんと報酬を払うほうがいいと思う。

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検査の採血で、いろんなルームに行っているのですね、と言われたので、ルーム巡りが趣味ですと答えると、「全国に行っていますか?」。残念ながら、大阪と首都圏だけである。なるほど、趣味ですと答えればそう思われるよなと学んだので、次からは「ルーム巡りが趣味です、首都圏はほとんど行きました」と答えることにする。成分献血をするが、どちらでもいいなら血漿(けっしょう)をしたいですと伝えると、「センター(実際はこの表現ではなかったが、何て言われたか忘れた)からの要請があるので、血小板でお願いします」。血小板は3日しかもたず、年末は全血、血小板の供給が1年で最も減る。たぶん血小板で頼まれるだろうなと予想していたし、足りていないなら、もちろん血小板で協力します。ちなみに年間の献血回数の上限は、血漿は24回、血小板なら12回だ。

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松戸ではお菓子は5種類でまあまあ、漫画、雑誌、そして私は観ないがDVDは満足できる量を揃えていた。うれしいことに『会長 島耕作』があるので、これを持って採血室へ。採血室やベッドもきれいで、ベッド数は10台、看護師さんは5人、採血サイクルは4クール(血液をとり、血小板だけとって他は体内に戻すのが1クール)だった。1時間で終わり、看護師さんに水分の取り方について訊くと、「一気に摂っても尿で出るだけなので、今日はこまめに水分補給してください」。「水でもいいですか?」「アルコール以外ならいいです」。

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駐車券は3時間分だった。一般客なら、駐車代は1200円になる。ルームの本音はもっと短くしたいのだろうが、採血後は20~30分の休憩を推奨している。私は経験ないが、採血後には貧血で目まいや立ちくらみを起こすリスクがあり、特に私はバイクを運転するので、すぐ帰らせて、献血が原因で事故を起こされるとニュースになる可能性もある。したがって私としてはありがたいことに、採血が終わってから50分ほどの時間が残っていたので、コーヒーなどを飲みながら、ゆっくりと過ごす。

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このルームのみの光景は、トイレの前に有料の缶の自動販売機があったこと。すべて(あるいはほぼすべて)のルームには、無料の紙コップの自動販売機が用意されている。アペックス、コカ・コーラジャパンビバレッジなどが社会貢献で無償提供しているのだった。飲み物やお菓子が目当てで献血する人もいる。松戸はジャパンビバレッジ2台だった。有料の自動販売機を設置する意味はないと思うので、不思議な光景である。

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そして帰る10分前ぐらいで存在に気づき、かなり後悔したのやが、足裏マッサージの機械が2台、置いてあった。これも他のルームで見たことないが、マッサージ機があるのは素晴らしいと思った。これの価格は高くないから、他のルームも用意してほしい。

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松戸献血ルームは、トップクラスではないがけっこうきれいで、サービス面に魅力があると感じた。よいルームです。意外にといえば失礼になるけれど、千葉の献血ルームはレベルが高い。

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