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行元寺に参拝する ポケモン客と間違われる 千葉県いすみ市

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千葉ツーリングをする際に、お寺巡りもしてみようと思った。ツーリングマップルに赤色で載ってる寺をこれから訪れたい。今回はいすみあたりまで来たので、行元寺である。この寺のことは知らなかった。着いてから看板の説明を読むと、円仁、後に呼ばれた名では慈覚大師ゆかりの寺とのこと。円仁は、比叡山の出身である。最澄密教についてはあまり知らなかったので、空海に経典を借りていたが、途中で断られた。そして最澄は後半生で奈良の旧仏教界との闘いに労力を費やされたので、天台宗密教が弱い。そのために一から密教を学びに入唐したのが円仁である。唐での生活が書かれた「入唐求法巡礼行記」は世界的に評価されている。

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といったことを考えながら本堂まで進むと、左手に素晴らしいお地蔵様が並んでいる。思わず手を合わせるが、みると花は生きているのに瓶が倒れており、水がない。手水舎まで水を入れようと花と瓶を持って歩いてると、お墓から降りてきたおばあさんが怪訝な顔で私を見、挨拶してきた。挨拶を返すが、なぜそんな顔で見られたのだろう。とりあえず、水を足せれて私も満足な気分になる。

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右手の仏像も水が無かったので取り換える。それらが終わり、本殿で手を合わせていると、さきほどのおばあさんが中から出てきて話しかけてきた。お寺の関係者だったのだ。だったら知らないヤツが仏の水を替えていたら不審がるわな。「お寺関係の人かと思った」と言われた。あと、用ありiPhoneを触っていて、電波が悪いので長い時間触っていたところも見られていたので、「ポケモンをしにきたのかとも思った」。おもしろいことに、ただのお寺好きの参拝者ですと答えると、「水を替える参拝者なんていないわよ」と言われた。たしかにそうかもしれない。ただ、水が無くなっているとか、水が汚れているなどは仏様に対して失礼だと思うので、私は気になる。本来なら彼女達の仕事である。

おばあさんに、せっかく来たのだから、寺の説明を受けたら?と言われた。行元寺は欄間という、これについて未だによくわかっていないが、欄間の壁の造りが有名とのことで、他にも歴史的な価値のある屏風などもあり、500円で専門の人が講和してくれるとのこと。今は16時前で、暗くなってバイクで走っても楽しくないのでどうしようか迷ったが、せっかくの機会やし、マンツーマンでしゃべってくれるならこちらから質問もできるので、説明してもらうことにした。

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たくさんの凄いであろう物があったが、個人的に最もうれしかったのは、複製ではあるが、最澄肖像画を見ることができたこと。この肖像画最澄の顔は、ほんとうに美しい。彼は非常に真面目な人だったが、この顔をみればそれが事実であったことがわかる。最澄は、自身の教義をより深めるための勉強をしたかっただろう、しかし既存の権力である、奈良の仏教界との争いに後半生を費やすことになり、生真面目な最澄にとって苦痛の日々を送らざるをえなかった。

多くの説明を受けて、その大半は忘れてしまったが、千葉のお寺は凄いなと思った。

 

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