足裏のウイルス性イボとの闘い③ レーザー治療をする

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ウイルス性イボがさらに増えてしまい、これはもう手術でしか完治できないなと思い、ネットで調べた。参考になったのはある芸能人のイボ治療について書かれてあるもので、長年、育ててしまったイボを手術で治したと。事後経過を書いていないが、おそらく治ったのだろう。ウイルスが残らないようにハサミで患部を深く切ったとのことで、当然、痛みで寝られない。痛み止めの座薬を入れ、一週間ほどは松葉杖である。おそらく激痛が数日続くだろう。しかしながら、もはやそんなことは言っていられない。その芸能人が手術した病院は東京やと思うが、残念なことに病院名が書かれていない。わからないので自分で調べてみると、たとえば美容整形外科がやっている。これの特徴は、費用が高いことだ。1㎜で〇円と決まっており、私のような1か所は3年物で、全部で数か所もある場合は、5~10万円ほどかかってしまう。いや、もっとかかるか。おもしろいことに…ではなく残念なことに、どこの美容整形外科も絶対に治るとは書いていない。完治率は8割程度らしい。大金を払って、痛い思いもして、そのうえで治らなければ納得しがたい。

できれば一回で治したいのでさらに調べていくと、炭酸ガスレーザー治療という治し方を発見した。レーザーで焼くのだ。これもまた、病院によって金額差があるが、私が選んだのは、八重洲(東京駅周辺)にある『やえす日本橋ヒフ科』である。ここは保険が使えて、1か所につき5000円程度だという。最大で10万円ほど想定していた私としては、この程度の金額で治るならコスパがいい。しかし安すぎるのもどうか…という心配もあったが、この病気にかかったことがある知り合いがいないので、病院の評判を人に聞くことはできない。であれば、あれこれ考えるのは無駄なので、安くて家から近いやえす日本橋ヒフ科で治すことに決めた。電話で予約する際に聞くと、治療後は包帯で厚く巻くから、一応は歩けるという。松葉杖を覚悟していたので、ほんまに歩けるならうれしい。

f:id:suzaku-umenoya:20170304231429j:plain平日の夜に病院へ行くと、客が10人ぐらいいて驚いた。私はたまたまウイルス持ちの奴にそれを移されたのでこんな病気になってしまったが、皮膚の持病はもっていない。最悪のケースは皮膚癌なのだろうが、皮膚で悩んでいる人は多いのだろうな、と思った。

さて、まずは診察である。右足裏のイボ2つを見せて、次に3か月前にできたばかりの左足の薬指にある2つを見せると、医者が「んっ?」

「これはウイルスではないんじゃないか」

ヤスリみたいな物で患部を鰹節のように削り、「あー、これは魚の目ですね」

こちらはウイルス性イボやと思い込んでいたのでびっくりして、こんなところに魚の目なんてできるんですか?と聞くと、「小指と当たっているから」。本人にすれば、これがウイルス性イボか魚の目のどちらであるかはかなり重要なことなので、100%ウイルス性ではないですか?とまた聞くと、

「100%ちがう」

と不快を隠さずに返事された。そりゃそうだ、しつこいんだもの。ただ私はイボで3年ちかく苦しんできたのでウザく接してもしかたない。医者は99%でなく100%違うと言った。むちゃくちゃうれしい!やった、これで左は手術しないですむ。薬指の側面は肉が薄い、こんなところをレーザーで焼けばとんでもなく痛いに決まってある。左足は魚の目やと知れただけでも病院に来た甲斐があった。

2つの魚の目は塗り薬で治すのでサリチル酸の薬をもらうことになり、「では、右足のイボはレーザー治療をしましょう」。待合室に戻り、同意書にサインする。チェックを入れる項目が17か所ほどあり、そのうちのひとつには治癒率は7~8割です、と書いてある。ウイルスが残ってしまっても文句言うなよ、ということ。当然、患者としては1度で治したいが、ただ2つのうち1つは3年物なので、治る確率は下がる?

レーザー治療室があり、そこに呼ばれる。それほど広くはない病院内にレーザー治療室があるので、この病院はレーザー治療が得意なのだろう。

ベッドにうつ伏せになるよう言われる。看護師さんが、

「レーザーで焼くときには痛みはないですが、最初の麻酔を打つときが痛いです。私が足を抑えますので」

覚悟はしていたが、足を抑える…か。よほど痛いのだろうなと思い、怖くなってきた。やっぱり痛いですよね…?と聞いてみると、

「でも、指の先に(ウイルス性イボが)できる人もいて、その場合はそこに麻酔の針を入れるので、とんでもない痛みです。だからそれに比べたらマシだと思いますよ」

なるほど、上には上の痛みがあるという考えだ。たしかに指先に針を入れるなんて想像もしたくない。私は足裏の肉厚がある場所なので、針が入ればギャーギャー喚きながら我慢するしかない。

レーザー治療室に入って5分ほど経ち、診察の先生(この人が院長)がやってきた。今回の治療日は、曜日指定をされた。病院内でレーザー治療が最もうまい、あるいはそれができる唯一の先生だからか、八重洲以外にも品川や蒲田などに病院があるので、先生が八重洲の病院にいる曜日に来ないといけないのだった。ベッドが上がっていき、「麻酔打つときに痛いけど、我慢してね~」と言われ、「じゃ、3、2,1」。

針が体に入っている時間は、1か所に20秒ほどだったと思う。入れて麻酔液を注入し、また深く入れて注入する、の流れを2回ぐらいやっていた。たしかに痛くて声は出たが、暴れるほどの激痛ではなかった。最悪の痛みが100やとすると、今回は70ぐらい。もちろん痛いことは痛いけど、想定は下回った。

麻酔が効けばあとは何も感じないと思っていたが、小指の下側の患部のみ治療中に肉が削られているのは感じた。こちらは3年物やから、より深く焼いたのだろう。痛くはないけれど、日常では決して体験しない、気持ち悪い感覚を味わった。

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治療は5分ほどで終わった。治療後は、麻酔が効いているので痛みを感じない。そして事前の電話で言われたとおり、冒頭の写真のように包帯を厚く巻いているので歩ける!足裏の治療後に歩けるなんて、凄いことやと思う。松葉杖で夜の東京駅を歩き、満員電車に乗るのは無理ではないが厳しい。タクシーで帰れば楽やが、7000円かかる。したがってふつうに歩いて電車で帰れるのは本当にありがたい。消毒のため、明日も来てくださいと言われた。麻酔が切れるのはおよそ1時間後なので、さっさと帰宅せねばならない。が、最寄り駅に着き、階段を降りていると患部がジンジンしてきた。あーこれはヤバいな~と不安に感じながらも無事に家に着いた。うれしいことに、麻酔が切れても多少の痛みはあるが、のたうち回るような痛みはなかった。一応は歩けるので、ふだんと同じ日常生活が送れる。レーザーでにっくきウイルスを殺し、成功していれば全滅し、私の足裏にこいつらはもういない。この文章は治療の5日後に書いたので、完治したかどうかはまだわからない。おそらく、とりあえずの結論が出せるのは1か月後になるだろう。治ればイボとの闘い記事は、残り1回を書いて終了である。あと1回で終わらせたい!

 

ウイルス性イボ日記

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