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1年ぶりの皇居ラン

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皇居ランに魅せられる人は多い。私もそのひとりで、かつてはたまに走りに行っていたが、足裏にウイルス性のイボができたせいで、走りにくくなった。いつ治るかわからないが、治るまでランニングはやめておこうと思い、去年の4月以降、走っていなかった。1月にレーザー治療をし、完治したかどうかわからないものの、たぶん治っているので、久しぶりに皇居へ走りにいってきた。

皇居ランとは皇居の周りを走ることであり、1周はちょうど5㎞である。所要時間は30分前後で、走るにはちょうどよい距離だ。そして皇居は東京駅から徒歩5分で着く立地のよさで、自然と都会の両方の景色を楽しめる。平らのコースもあれば、坂もあり、変化に富む。そして場所柄、派出所が5か所ほどあるので、夜も女性ひとりで走ることができる。これらが皇居ランの魅力で、かつランニング人気もあり、平日の夜と日曜は多くのランナーで賑わっている。ルートは反時計回りで走るルールがあるが、それを守っていない奴もたまにいる。

さて今回のスタート地点は、神田から歩いてきたので、気象庁前である。

上り坂は、竹橋から内堀通り千鳥ヶ淵までなので、今回のスタート地点だと、最初に上り坂を走ることになる。私はランニングが好きやけど、大好きではないので、走る距離は1周だけ。皇居ランでの最長距離はノンストップで4周も走った。つまり20㎞である。趣味で走っているので、べつに20㎞も走る必要はない、よって3周を終えての4周目は走るのをやめたい自分との闘いであり、精神も身体もかなり苦しかった。ただ走りきったときは感動した。20㎞も走ることはこの先ないかもしれないので、あのとき妥協せずに走ってよかったと思っている。

竹橋からの上り坂には、桜が多いので、春に走ればなかなかよい景色だ。

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内堀通り沿いを走ると、右手に英国大使館がみえる。日下公人氏の著作に書いてあるが、大使館の場所で、その国が日本にとって重要な国かどうかがわかる。戦前の日本は日英同盟を結んでいたが、日露戦争に勝てたのは、英国が日本の手助けをしてくれたからだ。よって当時の日本にとっては最重要な国なので、皇居のすぐそばに大使館がある。戦後の英国のポジションはアメリカやが、アメリカ大使館は経済の中心地である虎の門にある。逆に中国やロシアのそれは麻布にあり、東京の中心地からはすこし離れている。

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新宿通りを過ぎると、下り坂となり、左手に皇居の桜田濠、右手には都心のビル群がみえる。私はここからの景色が一番好きだ。そしてすこし進むと、近くに国会議事堂がある。

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井伊直弼暗殺の桜田門をくぐると、目の前は丸の内であり、

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この内堀通りからは平坦でまっすぐな道で、コースの中では道幅が広いので、走りやすい。私にとってはラストスパートである。左手には、二重橋がみえる。

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東京駅がみえる場所にある桔梗濠には、いつもの白鳥がいて、安心した。皇居の濠に、2~3羽の白鳥がいる。彼らの生態は知らないが、一年中ここにいる。彼らはいつも1羽でいるので、仲はよくないみたいだ。

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ゴール地点の大手濠では、船で超音波による魚探をしていた。これは初めて見かけた。皇居周辺は観光地なので、外国人も多いが、白人の若い男が興味津々でその船を見ていて、私に「これは何をしているんだ?魚をとっているのか?」と訊いてきた。

外来種を捕まえているんだよ」と答えた。皇居の濠も外来種駆除をやっているわけだ。

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このように、皇居ランは非常に楽しい。1か月に一度は走りにいきたいなと思っている。