CBR250RRを見る もっともカッコいいバイクのひとつ

f:id:suzaku-umenoya:20170526234316j:plain

早稲田大学で講義を受け、その帰りにメトロ東西線早稲田駅がどこにあるかわからず適当に歩いていたら、バイク屋がある。昔の早大生はそれなりにバイクに乗っていただろうが、今の学生のほとんどはバイクに乗らないので早大に近い立地のメリットはないだろう…なんてことを考えながら近づくと、4月下旬に発表されたCBR250RRが2台も用意されていた。

数日前にクルマで町田駅へ行く途中にあったバイク屋にCBRが置いてあり、ちらっとは見たのやが、じっくりと見るのは今日が初めてになる。まず、むちゃくちゃカッコいい。これは100点満点のデザインやと思う。綺麗にまとめるという観点では、ホンダは世界一かと。

さて、CBRはどう評価すればいいだろう。いい面を挙げれば、なんといっても稀有な存在である。見て思わずニヤリとしてしまったが、倒立フォークだ。倒立フォークの採用は、だいたい100万円以上のバイクからなので、250㏄バイクに採用されているのは凄い。つまり、それだけコストをかけてるということ。ただし最高馬力は38psなので、驚くほどの速さはないだろう。

悪い面…といえば直接的な言い方になってしまうが、価格がABSモデルで777,600円(税込)と、CBRを買うお金で排気量が3倍のMT750が買える。MTは同じ2気筒ながら最高馬力は70psを超える。正立フォークであるなど、車体はCBRの方がコストはかかっているのかもしれないが、この馬力の差は大きい。どちらを選びますか?と聞かれれば、私なら迷わず大排気量バイクを選ぶ。大型バイクに乗っている人は、250ccバイクは眼中にない。厳しくいえば、同じバイクやと思っていない。私はすべてのバイクが好きなので、排気量の差は関係なくみんな好きやが、自分で乗るならどれを選ぶかとなれば、絶対に大排気量を選ぶ。それはもう、パワー、乗り味、質感が同じバイクながらまったく違う。そう考えると、いくらコストかけて作ったといえども、250ccバイクに80万円も払う価値があるのかとなる。

50㎞ほど乗ればわかるのやが、もし、CBRの車体がものすごくお金がかけられていて、その結果、非常に乗り味に高級感があり、エンジンも速くはないがコストがかかっている素晴らしい出来であったとしよう。この方向性は、クルマでいえばベンツのCクラス、BMWの3シリーズである。すごくよくできているなら、CBR250RRは断固支持する。Cクラスのようなバイクはほぼない。そうであればうれしいし、そうでないと80万円も出して250バイクは他の人でも買わないと思う。ちなみにABS装着と非装着の販売比率は半々やが、装着を買いましょう。命ほど大事なものはない。

完成度に対する期待がどんどん膨らむCBR250RRながら、素晴らしいことに発表後3日間で、年間販売計画台数の3500台を上回る3714台もの受注を得たとのこと。つまり需要があったわけだ。乗ってみないとわからないが、167㎏と軽量なので、大排気量車とはまた違うおもしろさがあるのかもしれない。ひとりのバイク好きとして、人気のあるバイクが発売されたことをうれしく思う。やっぱりホンダは凄い。

f:id:suzaku-umenoya:20170526234358j:plain