「津田沼献血ルーム」で献血 素晴らしい魅力のあるルーム

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津田沼献血ルームに行くのは1年と9か月ぶりぐらいで、綺麗なルームなので再訪を楽しみにしていた。今まで知らなかったが、津田沼船橋市である。船橋市はけっこう広くて人口も多いのだろう、船橋駅にも献血ルームがあるので、市に2か所もあるわけだ。バイクで家から21㎞、40分で献血ルームがあるパルコ近くの駐車場に着く。ルームは津田沼駅の近くにある、パルコB館の6階にある。

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前回の川崎で一番乗りの気持ちよさに味をしめたため、今回も10時前から入り口で待ち、オープンと同時に早歩きで6階まで上がる。ルームに入るときにスタッフが中にいるのが見えたのでちょっと恥ずかしい気はしたが、自動ドアが開くと「いらっしゃいませ」。リストバンドの番号は1。私が入ってから5分ほどで6~7人ほどやってきたので、献血者は減っているが、好きでしている人も多いのだろう。

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津田沼のルームは2012年の10月に新装移転し、コンセプトは『皆が集う街のカフェ』で、非常にお洒落である。横浜Leaf献血ルームと雰囲気がそっくりだ。そして漫画の数が多く、1300冊以上あるとのこと。凄いなと思ったのが、ゴジラなどのDVDを寄贈している人がいた。DVDも多くあるが、それらには寄贈のシールが貼ってあった。

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採血は10時20分から始まった。採血室にベッドは20台あり、看護師さんは8人いた。私を担当した看護師さんは20代の若い人で、針を刺すまでに、刺す血管を頻繁に触って確認し、諸々の動作も慎重だった。もしかしてこの仕事を始めたばかりなのではないか、と思った。そうすると、恐怖感が襲ってくる。「針刺すときに、痛いのではないか…」。慣れているとはいえ、あの太い針を刺されるのは今でも怖い。正確にいえば、稀に上手な人がいて、針刺すときの痛みがないときもあるが、大半は痛みがあるし、下手な人やとマジで痛い。ビクビクしながら針を刺されたが、意外にもあまり痛くはなかった。が、刺し終えた後に恐怖から過呼吸のようになった。おおげさなヤツ、と思うだろうが、ぶっとい針を刺されるって怖いんだぜ。看護師さんはたんに慎重な性格の人だったみたい。

今回の採血は4サイクルだったが、戻しのときに、つまり1サイクル目の赤血球などを体内に戻しているときに看護師さんが手首に触れ、脈を確認していた。そして後半に看護師さんに「担当者が変わりますね」と言われた。したがって採血終わりの際は違う人やったが、

「最初のトイレは洋式トイレで座ってしてください。何で来られましたか?バイクですか、運転中に気分が悪くなったら、路肩にバイクを停めて、休んでください」

津田沼では社員教育が徹底されている。ここまで丁寧に脈を確認したり説明を受けたのは初めてやと思う。素晴らしいルームだと思った。採血は50分、4サイクルで終了。

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献血カードの返却の際に、駐車券を3時間分くれた。献血後のバイクの運転で事故が起き、死んでしまったらよろしくない状況になるだろうから、1時間以上は休憩してくださいということ。他のルームでも成分献血なら3時間分くれる。ただ、以前津田沼に来た際は全血をし、そのときは2時間分しかくれなかった。ということで残り1時間20分ぐらいはルームでゆっくりとくつろぐ。

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 多目的スペース

 

近くに30代後半ぐらいの女性がいたが、献血ができなかったと言っていたのを耳にした。人によって、あるいはその日の体調次第では血液の基準を満たせず、献血を断られるケースもある。たまにこういう人を見かけるが、私が見た限りでは女性の方が多い。

川崎にも下の紙と同じ趣旨のものを壁に貼っていたが、貼っているということは迷惑行為をする輩がたまにいるということだろう。ただ私はそういう現場を見たことはない。

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ルームにあった献血に関する記事などを読むと、年間の献血者数は約525万人で、献血で得た血液は突然の事故や病気の手術の際に輸血で使われる、そういった認識を大半の人は持っていると思うが、実は最大の使途はがん治療で、これが38%を占める。そして千葉県の地図でルームの所在地をみるとおもしろい、偏りがあるのを確認できる。これは千葉の西には東京があり、ルームがある地域は東京のベッドタウンでかつ千葉の中心地がこのあたりだからだ。

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素晴らしいと思ったのは、津田沼のルームの曜日別、時間別の献血者数のグラフを壁に貼っていたこと。これをしている首都圏のルームは津田沼だけだ。日曜の献血協力者は約100人で、それが最も多いルームは200人ほどなので半数ほどだ。こうやってルームの情報を可視化してくれるのはうれしい。

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津田沼献血ルームの特徴は2つあり、まずは綺麗でお洒落なところ。そしてサービスレベルが非常に高い。前者のルームは他にもあるが、サービスはトップレベルだろう。したがって津田沼はかなり魅力のあるルームである。津田沼にはまた行きたいと強く思った。帰りにバイクの所まで戻ると、駐車場の人に「このバイク、高いでしょう?」と聞かれた。「〇万円です」と答えた。前回来たときはGSR250でここに停めたが、その際もバイクについて聞かれたのを思い出した。みなさん、乗っていなくてもバイクに関心があるのだった。

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