新型GSX-R1000Rに乗る 2017年モデル

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スズキファンRIDEフェスタに行き、GSX-R1000、GSX-R1000Rに2回ずつ乗ってみた。まずはR1000とR1000Rのちがいやが、これは試乗コースで走る程度ではわからない。私が買うならR1000を買うだろう、というのはふつうの運転技術しかもっていないなら、R1000で十分やと思うからだ。ただし、価格差以上の魅力がR1000Rにはあるので、予約段階での販売比率はR1000Rのほうが高い。

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 GSX-R1000

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バイクの基本動作は「走る、曲がる、止まる」である。この3つでR1000に乗って感じたことを書く。

まずはエンジン。エンジンをかけた瞬間に、素晴らしくいいサウンドがするので興奮させられる。新しいスズキ車はクラッチを握らなくてもエンジンがかかる…ということを忘れていたので最初はクラッチを握っていた。走り出すと、加速時に「バババババ~」という音がしながらスッ飛んでいくので驚いた。あの音はおもしろい。乗ってみてわかったのは、おそらく100㎞/hぐらいまでの速さは私が乗っているGSRとあまり変わらないのではないか、ということ。ただし、R1000のエンジンの凄さを体感できるのは私が回した7000rpm以上からだろう。ここから14000rpmまでがとんでもない加速をし、ものすごく愉しいのだろう。なんたって200馬力である。GSRの106馬力でも凄いのに、200馬力など想像できない。そう考えると、東京のような場所でブン回すのは無理なので、東京で乗ってもストレスが溜まるかもしれない。

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R1000に乗って最も驚いたのは、ハンドリングである。最初は初めて乗るバイクなので寝かさなかったが、徐々に慣れてきたので3回目ぐらいから曲がるときに寝かしてみたら、スッとバイクが横になる。これほど素直なハンドリングのバイクに乗ったことない。R1000だから、ではなく、これがSSのハンドリングなのだろう、車体構造を曲がりやすくなるよう造っているのやと思う。これはもう、バーハンドルのGSRとはハンドリングの次元が違うなと思った。私の知らないバイクの世界である。このスムーズなハンドリングを味わうだけでもSSに乗る価値があるなと感じた。

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 GSX-R1000R

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そして「止まる」は、ブレーキの効きに驚いた。ブレーキレバーを握ると強力にブレーキがかかる。なるほど、これがブレンボなのかと思った。たしかにGSRのトキコのブレーキとは性能がまったく違う。

試乗コースなので、R1000の性能のほんのすこししか味わえていないが、それでもR1000の凄さをたくさん味わえた。ライバルは同時期に出たCBR1000RRになるが、おそらくR1000のほうが勝っていると思う。外観も、CBRを見たことあるが、なぜか凄いぞオーラがあまり出ていない。雰囲気がおとなしいのだった。ただCBRが勝っているのはメーターがカラー液晶で、R1000はカラーではない。1000㏄のSSでもっとも安いのはR1000やが、ここはコストカットしたのだろうか。R1000のメーターのデザイン自体はいい。個人的にはタコメーターはアナログが好みやが、R1000のそれをみると、フルデジタルもいいなと思った。

おもしろいのが、新型から、逆輸入車ではなく日本で正規に売ることになった。そのメリットのひとつは、ETC車載器が標準装備されること。しかしながらデメリットは、なんと速度リミッターが付いている。ユーザーの半数以上がサーキットで走ると思われるので、その際はわざわざこれを外さねばならない。日本仕様では、付ける義務があるのだろうか?

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 ホンダ CBR1000RR

 

バイク好きなら一度は1000㏄のSSに乗らねばならない…とは思うが、懸念もある。街乗りとツーリングがメインの乗り方なら、セパレートハンドルはどうなのだろうか。1時間ぐらいで疲れると言う人もいる。そして窃盗である。窃盗されない駐輪場に停めねばならない。したがって買うにはいくらかハードルを越えねばならないけど、いつかはSSに乗ってみたい。その際は、どの車種にすべきか。私ならGSX-R1000を選ぶ。なぜなら、試乗したことあるからだ。一度も試乗せずに高価なバイクを買うのは難しい。スズキが試乗会でR1000に乗る機会を作ってくれたことに感謝する。

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新型GSX-R1000を見に行く 『The KING is Back』 2017年モデル - Toita blog

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する 新型GSX-R1000R! 2017年東京

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スズキの試乗会に行くのは今回で3度目である。東京では毎年お台場でやっているが、場所は違っていて、今年はヴィーナスフォートBMWショールームの横で行う。今日は30°を超えるほどの良い天気で、試乗には最高の日だ。ちょっと早めに着いたのやが、既にたくさんの人がいて驚いた。年を重ねるごとにイベントの知名度が上がっているのだろう。昼休憩時に、じゃんけんで勝ち続ければ商品をもらえるじゃんけん大会があるが、そこで「試乗会に今年初めて来た人は?」の質問に、多くの人が挙手していたので、やはり今までで最も人が多かったのだろう。そして今年はスズキの新車ラッシュで、GSX250R、ジクサー、Vストローム650&1000&250、GSX-S750、そしてGSX-R1000が発売された。特にR1000を目当てに来ている人が多いと思われる。1000㏄のSSに試乗する機会などめったにない。それはスズキもよく理解してくれていて、正確な台数は忘れたがR1000を6台ぐらい、さらにGSX-R1000Rを4台も用意してくれた。これは本当に凄い、スズキがこの試乗会にかなり力を入れているのがわかるし、スズキのサービス精神を感じることもできる。去年はたくさん用意してあった隼が今年は3台だけで、やはりメインはR1000である。

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私は13時過ぎで帰らねばならないので時間の制約がある。計4回乗ったが、そのすべてがR1000である。理想をいえば、私のバイクの新型モデルであるS750に乗ってみたかったし、GSR750に乗ることで、改めてS1000に乗って違いを確認してみたかったし、Vストローム1000と650にも乗りたかったし、私が前に乗っていたGSR250をベースにしたGSX250RとVストローム250にも乗りたかった。しかしながら、R1000の魅力に感動したので、全てR1000に乗ろうと思ったのだった。

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さて、今回の試乗会ではR1000の待ち時間が30~40分もあるほどの大盛況やったが、感じたことが2つ。まずは、客の多くが年配者である。大きなバイクに乗る若い世代が少ないことが、ここへ来ることでもわかる。そして見た目がオタクっぽい人が多い。今やバイクを趣味とする人は、鉄道の写真を撮るのが趣味な人達と同じく、オタクの領域に入っているのだろう。よくない風潮やと思うが、とはいってもどうしようもない。

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もうひとつは、「スズキは偉い」。1メーカーの試乗会として考えれば、かなりの規模である。発売されたばかりの200万円するバイクを10台も用意するなんてふつうはしないだろう。他の車種もたくさん用意してあり、さらにそれを全国で行う。これは本当に凄い。ヤマハカワサキはこのようなイベントはやっていないし、ホンダは関東なら春に磯子でやっていると思うが、これほどの台数は用意していないだろう。スズキはなぜこんなことを毎年やっているのか。もともとサービス精神が旺盛なのかもしれないが、他メーカーとの違いは、スズキだけ二輪部門が赤字であること。見方によってはこの赤字は非常によくない、スズキは四輪で儲けているから二輪の赤字を吸収できているが、スズキが純粋なバイクメーカーであったなら、かつてのトライアンフのように経営破綻している。したがってブランドイメージ向上のため、そしてスズキのバイクに乗ってもらって、自社の製品を知ってもらいたいと努力しているわけだ。では、この試乗会によってスズキの販売台数に影響があるかといえば、おそらくほぼ関係ないと思う。なぜか。影響があるなら他メーカーもやるはずだからだ。他メーカーがしないのは、大変な思いと金をかけてまで行うメリットがないからだろう。

したがって実利で考えれば、この試乗会を全国で開催する意味はないと思う。思うが、ひとつだけ言っておきたいことがある。私は他メーカーも好きやが、特にスズキのファンである。ファンになった理由はいくらかあるが、ひとつにはこの試乗会の存在がある。私のようなバイク乗りにとって、スズキの多くの車種に乗れる試乗会は本当に嬉しい。それが影響したのか、GSR250を買い、11000㎞しか走っていないのに、つまり壊れたとかではないのにGSR750に乗り換えた。もちろんスズキワールドで買った。前述の理由から、この試乗会を行っても販売台数にあまり影響しないと思われるが、少なくとも私は、スズキのバイクを買ったのである。試乗会を毎年開催してくれてかつ、魅力あるモデルを作り続けてくれるなら、私は一生、スズキのバイクに乗り続けるかもしれない。

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 駐輪場、左奥はかつての船の科学館

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 隼

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 GSX‐S750

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 V-Strom1000

 

スズキの試乗会に参加する 隼とGSX-R1000が素晴らしい 2015年お台場 - Toita blog

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京 - Toita blog

最勝禅院に参拝する 伊豆ツーリングにて 静岡県伊豆市

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バイクで伊豆を走っている。最勝禅院のことは知らなかったが、地図に赤色で書かれていて、ちょうどそのあたりはルート上だったので行ってみた。修善寺と天城の中間あたりで、伊豆半島全体からすれば、真ん中あたりに位置する。59号線から横道に入るとすぐの場所だ。

着くと、参拝客は誰もいない。それどころか、お寺の人も今日に限ってはいない。知らないお寺に行くと、当然ながら当たり外れがあるが、最勝禅院は素晴らしい雰囲気のお寺だった。風情がある。

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 おいしい水

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最勝禅院は曹洞宗である。私は道元が好きだ。したがって彼の開いた福井の永平寺には行ったことがある。日本で仏教の宗派は多くあるが、最も修業が厳しいのはこの曹洞宗である。座禅はもとより、日常生活のすべてに修業があるという考えで、今でも永平寺では厳しい修業がされている。

道元は貿易船に乗り入宋し、上陸許可がなかなかおりなかったので、船に滞在せねばならなかった。ある日、船に老僧が椎茸を買いにやってきた。彼はある寺の炊事係であった。道元は喜んで、私と話をしてくれと頼んだ。話をしたが、老僧は明日の料理を作る準備をしなければならないので帰らねばならないと言った。「そんな炊事の役など、他の人に代わってもらえばいいではないですか」「(そんな歳にもなって)なぜ雑事をやめて、禅に専心されないのですか」と道元は言う。老僧は大笑いをして、

「外国の好人、あなたは弁道の何たるかを了得しておられない。また文字の何であるかもご存じない。いつか阿育王山にきて修業なされるがよい」

以降も、同じような体験を道元はする。私は、このエピソードが好きだ。道元は彼らから、禅とは何かを学んだのである。道元によるこれらの体験が、曹洞宗の基礎になっている。

お寺に誰もいないが、黒い犬がいる。近づくと吠えられた。が、尻尾は振っている。人が好きやが、警戒心が強いタイプだ。時間をかけて安心させ、仲良くなる。撫でるのをやめると、前足で私をカリカリする。たぶんオスやと思うが、彼が今、無人になっているお寺を護っている。

伊豆のお寺といえばどこかと問われれば、だれもが修善寺やと答える。修善寺は有名な観光地でもあるが、私は最勝禅院のほうが感動した。よいお寺である。

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尻尾を振っているが、耳は立ち、警戒した目をしている。正しい番犬の姿。

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私のお寺巡り

寺123 の検索結果 - Toita blog

GSR750と伊豆ツーリング 3日目 後半 バイクと伊豆が好き♥ …西伊豆スカイライン~戸田~沼津~東京

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土肥峠から仁科峠まで、西伊豆スカイラインを走る。ここは素晴らしい道で、飛ばそうと思えばいくらでも飛ばせる。ただ気になったのは、コーナーの手前から縦溝が彫られている。私はこれが大嫌いだ。というのはかつて250TRに乗っていたのやが、TRの純正タイヤはブロックタイヤで、これで走るとむちゃくちゃ怖い。それが原因でトラウマになっているのだった。仁科峠から眺める景色は絶景である。時間があればワインディングロードを何往復もして愉しむところなれど、そうはいかない。そのまま59号線を南下する。ここは狭い山道をくねくねと走っていく。したがって飛ばせないが、私はこういう道も好き。たぶんみなさん、飛ばせない道やと知っているのだろう、ここではバイクとすれ違わなかった。

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 土肥峠あたりからの眺め

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 縦溝

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 仁科峠

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 59号線

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くねくね道が終わり、比較的まっすぐな道を走っていると、ヘビが道路を横切っていた。やっと会えた!伊豆の山ではどこかでヘビに出会えると思っていたし、目の前にヘビがいれば踏んでしまうので、そうならないように常に頭の片隅にヘビがいれば避けなければならないと考えている。バイクを停めて会いにいくと、ヤマカガシである。なぜか逃げずに私をじっと見ている。後で思ったが、このヘビは人間に会ったのが初めてやったのかもしれない。道路の横は仁科川で、川から移動していたのだった。ヘビに会えて満足ナリ。フジライダーハウスからここまで180㎞。

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 ヘビがいた場所

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59号線の終わりから136号線に入り、北上する。何に感動したかって、ひっさしぶりの海である!ずっと山の景色を見ていたので、海面の太陽光の反射が眩しく感じる。海沿いを走る136号線は交通量があり、飛ばすのは無理。ゆっくりと走りながら、136号線の終わりあたりの八木沢という土地で給油する。時刻は15時50分。17号線に入り、そのまま海沿いを北上する。碧の丘に寄ると、ラッキーなことにバイク乗りがひとりいる。彼に写真を撮ってもらう。彼のバイクはCB400SFで、私は10年前にCB400SFのVTECの初期モデルに乗っていた。よいバイクである。写真で改めて見ると、CBはすごくカッコいい。彼は伊豆の南側に疎いとのことで、質問されたのでいろいろと教えてあげる。彼に会わなかったら、今回のツーリングで私が写っている写真は0枚だった。

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 17号線

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17号線は主要道路ではなく、道沿いに集落もない。したがって交通量は少ない。もう伊豆ツーリングも終わりが近づいているので、ここではけっこう攻めた。しかしながら、既に240㎞以上走っていて、疲労が溜まっている。時間がもったいないので昼ご飯を食べてなく、厚着しているので疲れが増す。コーナーを攻めて遊んでいたら、曲がる手前でぷつんと集中力が切れた。本来ならこのタイミングでバイクを寝かして曲がろうとしなければならないのに、それができなかった。ガードレールに突っ込みそうになる。なんとか事故は回避できたが、恐怖から10分ほど寒気がやまなかった。こういうことが起きやすくなるので、ツーリングはきちんと休憩をとりたいところ。昨日遅くまで話していたので早起きができず、時間に余裕がないのだった。残念やったのが、17号線から富士山はちかいのやが、曇っていて見えなかった。次来たときの楽しみにしておこう。

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 「煌きの丘」、雲がなければ、富士山とのツーショット

 

17号線から違う道に入り、沼津市内を走っていると、ここはもう、ふだん走っている道路状況である。3日ぶりに現実に戻る。伊豆ツーリングは終わってしまったのね。悲しみに暮れたいところやが、家に帰るという仕事が残っている。このあたりからの渋滞も重なり、強い疲労を感じるようになった。これから沼津ICで東名に入り、高速道路を走らねばならない。キツいなという思いにさらに輪をかけるのは時刻で、東名に入ったのは18時。理想は17時にここに着いて、明るいうちに東名を走りきりたかったのやが…。料金所で最後の力を振り絞って写真を撮る。東京まで100㎞ぐらいか、しんどいなぁと思っていたのやけど、案内板には正確な距離は忘れたが東京140㎞と書いてあって絶望感に苛まれた。いやこの距離はマジでキツいわ。脳のパワー残量がスマートフォンの電池残量でいえば残り2%ぐらいになっているので、最初の駒門PAに寄って、ベンチで横になる。走り出すと、頭がふらふらするので90㎞/h以上出せない。したがって左車線でトラックの後ろに付いていく。どうにか1時間ほど走り、海老名SAまで辿り着いた。もうだいぶ暗くなってしまっている。しかし、なぜか海老名で疲労の仁科峠を越えたらしく、疲れを感じなくなった。ということで飛ばして走っても危険でなく、むしろいつものように愉しい。さっきは本当に90㎞/h以上は出せなかったので、脳が感じる疲労は不思議だなと思った。19時57分に東京料金所に着く。ETCは付けていないので通常料金で2490円。ここからさらに1時間ほど走って帰宅する。ツーリングをするうえでもっとも大切なことは、事故なく無事に帰ってくること。

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今回、伊豆ツーリングをしてみて、伊豆はツーリング先としてかなり魅力のある土地であると知った。けっこう走ったので、伊豆のいろいろな場所を見ることができたのはうれしい。とはいっても走っていないルートもあるので、それは次回のお楽しみにとっておこう。そしてバイクのことである。GSRと泊まりのロングツーリングへ行ったのは今回が初めてだった。わかったのは、大型バイクでのロングツーリングは250㏄や400㏄よりも愉しさのレベルがまったく違うということ。たとえばワインディングロードでコーナーを曲がって加速するときは30㎞/hぐらいまで落ちているが、上りであってもそこから強烈な加速をしてくれる。走り甲斐があるわけだ。今回好き勝手に攻めたおかげで、GSRの扱いが以前よりこなれてきた。GSRはほんとうにいいバイクやなと感じた。

どこでもそうやけど、実際に走ればその土地にくわしくなり、好きになっていく。私は伊豆が大好きだ。冬まで生きていれば、また伊豆に走りにこよう。

 

今日の走行距離 435㎞

平均燃費 19,7㎞/L

総走行距離 795㎞

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 今日の走行ルート

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 全走行ルート

GSR750と伊豆ツーリング 3日目 前半 東伊豆~南伊豆~松崎~天城峠~修善寺~土肥峠…

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起きると素晴らしい天気!今日は一日中、伊豆を走ることができる。7時50分にFuji Rider Houseを出る。このライダーハウスはかなりよかった、次は冬に伊豆を走りたいと思っているので、その際もこちらで泊らせてもらう。昨晩、ずっと話して疲れたのか、もうひとりの客は部屋から出てこず。彼のバイクはNC700で、これは6000rpmちょっとでレッドゾーンに入り、ここからさらに回せばおもしろくなるところでシフトチェンジしなければならず、乗っていて楽しくないと言っていた。バイクもクルマも、買ってみて気づくことは多くある。

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まず最初は伊豆の南を走ろうと135号線を南下する。クルマもそれなりに走っているので60㎞/hぐらいしか出せないが、信号がないので巡行ができ、海の景色もいいので気持ちよく走れた。下田を越えると交通量は減る。

昨日走って感動した136号線、どれほど浸透しているのかわからないがマーガレットラインというらしい、ここをゆっくりと走る。ガンガン攻めるのは愉しいし、それができる場所は少ないのでやるべきではあるが、なぜかそういう気分にならなかったのでゆっくりと。感動したのは景色で、今日は富士山が見えた!遠いので写真でははっきりと写らなかったが、素晴らしい景色を見れてうれしい。そして海の綺麗さである。伊豆の海は最南端の西側が最も素晴らしい。沖縄の海のように透き通っているので、そんな海に東京から行こうと思えば最も近いのはここだろう。ただし伊豆に泳ぎにいくのは東側が人気やと思うが、これは電車が通っているからで、私が今走っているところまで行くには、クルマがいる。私も泳ぎたかったが、バッグの容量不足のため、海パンを持ってこれなかったので、今回は断念する。

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伊豆といえば、温泉なのかもしれない。それについて詳しくないが、私だって一度は入りたい。ということで松崎町にある雲見温泉である。雲見露天風呂に入ろうと思っていたが、見つからない。海岸まで行き、人に聞くと親切に教えてくださった。風呂場に行くと、ラッキーなことに誰もいない。湯は熱すぎず、なにより景色がいいので気持ちよい。

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ずっと風呂に入っていたいところやが、目的はツーリングである。北上していると後ろからバイクがやってきた。たぶんNinja400かCBR400Rやと思うが、彼が飛ばしているなら先に行かそうと思ったが、煽ってはこず。彼もゆっくり走ってるみたい。昨日走った15号線に入り、伊豆の中に入る。15号線もよい道なのでしっかりと愉しみ、下田街道で北上する。ここは交通量がそれなりにあるので、好き勝手走るのは無理。有名な旧天城トンネルに行こうと思ったが、この道走れるのか?という道に入らねばならず、手前にバイクが停めてあったのでこちらも警戒して停める。するとクルマがその道から降りてくるので行けるのだろうと判断し入ってみると、途中からダートになっている。こら私のバイクでは厳しい。ということで残念やけど引き返す。

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 河津七滝ループ橋

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 かんたんには旧天城トンネルに行かせてくれない

 

天城トンネルを走り、道の駅「天城越え」で休憩する。このあたりは伊豆の真ん中で、標高は高い。したがって空気がきれいで気持ちがいい。ここまで110㎞。道の駅から7㎞ぐらい走り、右折して59号線に入る。59号線に最勝院という、私は知らなかったがツーリングマップルに赤色で書かれているお寺があるので、そこに行きたいと思った。伊豆で一番有名なお寺は修善寺で、ここには前回に行った。道は幹線道路を外れているので交通量少なく、気分よく走れる。最勝院は素晴らしいお寺だった。着いたのは13時15分で、ここまで130km。

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 道の駅

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最勝院からすこし走ると59号線は終わり、12号線を修善寺方面に走る。修善寺で道がいくつも分かれており、地図見ても私が行きたい道がどれなのかわからなかったので、自動車専用道路を選ぶ。いつ完成するのかわからないが、どうやらこのあたりから南伊豆まで自動車専用道路を造っているみたいだ。たしかにそれが完成すれば、最南端までクルマで行くには非常に便利になる。したがって便利の観点でいえば素晴らしいことやが、財政はどうなのだろう。たぶん大平ICで降りて、そこから414号線を下り、右折し136号線に入る。この先には、おそらく伊豆の道で最も人気な西伊豆スカイラインがある。

GSR750と伊豆ツーリング 2日目 東伊豆~河津温泉郷あたり~松崎~石廊崎~下田~東伊豆

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目覚めると雨が降っている。出発する前日にみた天気予報ではくもりの予報やったけれど、梅雨の時期なのでしかたない。雨のなかをバイクで走ってもおもしろくないので、朝ご飯を食べながら、さて、どうしようか…と考える。やはり雨が止むまで走るのはやめよう。ということで五右衛門風呂に入る。湯を焚く作業の前に『Fuji Rider House』の管理人のおばあちゃんと話をする。昨晩にクラブハウスで泊まった人が書くノートを見ていると、このおばあちゃんが95歳やと書いてあって驚いた。耳は遠いけど、元気な方だ。五右衛門風呂のそばに大きな木があるが、これは河津桜で、1月末から2月末のひと月ほどの間に咲くと、この方に教えてもらった。桜が綺麗なので、その時期にまたお出でになれば、と言われた。冬の伊豆は他よりも暖かいのかもしれない。そんなこんなで風呂に入っていると、雨が止んだ。止まなければ1日無駄な時間を過ごすことになるのでよかった。13時15分にツーリング開始。

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 出発

 

ライダーハウスは東伊豆にあるので近いから、『天城越え』をしようと考えた。135号線を河津まで南下し、そこから14号線でなかに入り、下田街道を北上する。しかし!途中から路面が濡れている。このあたりは山なので、先へ進むと雨が降っている、あるいは降ってくる可能性があるなと思った。雨のなか、山道を走るのは危ない。したがって10㎞も走らないで引き返す。そのときにおもしろいループ状の橋があり、走った。夜に人に教えてもらったが、河津七滝ループ橋という有名な橋だった。

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下田街道の最後まで行き、そこから松崎街道を走る。松崎街道は素晴らしかった。交通量少なく、道幅も広くて気持ちよ~く走れる。スピードを出して走りを愉しんでいると、道の駅の3㎞手前ぐらいでふと第六感が働いたので左の小道を見ると、警察とパトカーが奥に入って待機していた。違反者を見つけると松崎街道の先にいる他のグループに連絡入れ、捕まえるのだろうか。出そうと思えば120㎞/hぐらいで走れる道なので、気づいてよかった。道の駅で休憩する、ここまでで50㎞。

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 松崎街道沿いの那賀川で遊ぶ

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 道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」

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松崎を出、136号線を南下し、伊豆半島最南端の地、石廊崎(いろうざき)へ向かう。結論をいうと、伊豆の道で最も136号線がおもしろいと感じた。右手の駿河湾の景色を愉しみ、道はクネクネしたワインディングロードで、このあたりに集落はないので交通量はかなり少ない。むちゃくちゃ攻めれるので走るには最高の環境だ。クネクネやからスピードはそれほど出せないので、深いバンクで愉しむ。

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石廊崎には以前に行ったので、今回はパスする。途中で16号線に入り最南端を走り、136号線に戻ったが、16号線の終わりあたりで雨が降ってくる。あとはもう、ライダーハウスに帰るだけだ。伊豆の南の東側は、下田などがあり、人が住んでいるので交通量は増える。さきほどの素晴らしい道の西側の136号線には大きな街はない。下田を越えると右手に神社があり、見てパッと思い出した。完全に忘れていたが、前回のツーリングのときにこの白浜神社に参拝した。今回も参拝させていただく。もしかすると伊豆でもっとも有名な神社なのかもしれない。バイクを停めて門まで歩いているとカニがいたので捕まえる。

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17時30分ぐらいに稲取に着き、スーパーで今夜と明日の朝の分の食材を買う。ライダーハウスに戻ると、今朝におばあちゃんが言っていたとおり、今日は私以外にひとり、客がいる。シャワー浴びてクラブハウスに行くと、その人がなかにいる。どんな人なのか半分ドキドキ、残り半分は人がいて嫌だなーと思う。だって変な奴ならきついでしょ。バイクがNC700なのでおっさんか?山口ナンバーなので旅人なのだろう。とりあえずクラブハウスに入る前に、今夜が伊豆の最後の夜なので、暗くなるまで外の椅子に座って酒飲みながら余韻に浸る。自然のなかで飲む酒はおいしい。

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クラブハウスに入ると、意外にも同世代ぐらいの人だった。彼は山口から全国を走っている途中とのこと。7月ぐらいに北海道に入って、沖縄にも行くという。いいね、私も全国を走ったが、一度に全国を走ったことはないので、私もやってみたいなぁ。彼はバイクに詳しくて、何を聞いても答えてくれる。そしてけっこうな博学で、いろんな楽しい話を聞かせてくれた。19時過ぎから話を始め、終わったのは23時ぐらい。テレビは壊れていてつけていないので、4時間もの間、初対面の私達2人はずっと話していた。彼は仕事を辞めて、ツーリングをしている。仕事で人の死をたくさんみてきた経験から、『やりたいと思ったことは、今やる。やらずに後になって後悔はしたくない』という考えに至ったとのこと。このあたりの話がもっとも勉強になった。名前は聞かなかったが、よい人やった。今頃は北海道を走っているかな。事故らずに愉しく全国を走ってほしい。

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天気予報は、明日は晴れ。明日は伊豆を走りまくりたい!

 

今日の走行距離 130㎞

平均燃費 20㎞/L

総走行距離 359㎞

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GSR750日記

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五右衛門風呂に入る 伊豆ツーリング番外編

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伊豆で泊っている『Fuji Rider House』には五右衛門風呂がある。五右衛門風呂に入ったことないので、入ってみたいとは思った。しかし客は私ひとり。湯をつくるまでの作業は大変だろうから、経験ない者にとっては数人で協力してやりたいところ。とはいってもそれは無理なので、あとは入るとしても、いつ入るかだ。3日目に早起きして入ろうかと考えていたが、ちょうど2日目の朝が雨だったので五右衛門風呂に入ると決めた。

まずライダーハウスに手伝いで来ている人に最低限のやり方を教えてもらい、でっかい斧を貸り、新聞紙をもらう。斧は先の刃が重くてかつ、棒が長いのでずっしりと重い。燃料の木は既に用意されている。まず初っ端からトラブルがあった。五右衛門風呂にはお湯もあり、お湯が出れば40度ぐらいからのスタートになるので、楽ができる。しかし!蛇口ひねってもお湯が出てこない。お手伝いの人に聞くと、「この前までお湯は出てたのに…」。壊れたらしく、水の状態からスタートだ。

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しなければならないことは、木を伐って伐って伐りまくること、それに尽きる。これは想像以上の重労働で、くそ重い斧を上まで持ち上げて振り下ろす作業の連続はキツい。ただ私のようなウエイトトレーニングが趣味の者にとっては、これは我慢すれば済む。難しいのは、木を伐るときに、当てる場所がどこでもいいわけではないこと。たとえば幅が10㎝程度の丸太を伐る際に、真ん中に振り下ろしてもほぼ意味がない。端を伐らねばならないのだった。といっても重い斧をおもいっきり振り下ろして、狙った場所に当てるのは非常に難しい。つまり、振り下ろしてもロスが多い。そして燃やす木は、ある程度小さくしないと燃えない。したがって大きな窯にたっぷりと入った水を40度ぐらいにするためには、けっこうな燃料がいる。これをつくるのに初心者ひとりで木を伐っていくのはかなり大変だ。

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最低限の量の木をつくり、風呂の下に入れ、新聞紙に火をつける。ハウスにガストーチバーナーがあったので火をつける苦労がないのはありがたかった。新聞紙だけでなく、バーナーからも風呂下の木に向けて火を当てれるので素晴らしい。きちん燃えたときはかなり嬉しかった。炎を見ていると気分が高揚してくる。

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五右衛門風呂経験のない者にとっては、まずはきちんと水が温かくなっていくか、確認しなければならない。したがって最初は風呂に水を少量しか入れずに様子をみると、温かくなってきた。それではと水を半分ぐらい入れる。あとはひたすら木を伐っていくのみ!作業時、5%ぐらいはたのしいのやが、95%はしんどい。「なぜおれはこんなことをしているのか。べつに五右衛門風呂なんて入らなくていいんじゃないか----」と考えてはいけないが、どうしてもこれが頭に浮かんでくる。もうここでやめようかなと弱気になる。だってこんな大量の水をお湯にするって大変だぜ。重労働のキツさと雑念と闘いながら、この野郎!この野郎!!と声に出しながら木を伐り続ける。でないとやってられない。

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写真で確認すると、作業は55分ほど。なんとか諦めずに燃やし続けた結果、40度ぐらいになる。ここで風呂下に蓋をし、火を消す。やっとこさ風呂に入る。まず注意せねばならないのは、窯の下部分は高熱なので触れることはできない。したがって足を向こうの外に出さねばならないので、しんどい姿勢をせざるを得ない。はっきりいって、リラックスできる状態ではない。たぶん五右衛門風呂にふつうの姿勢で入るには、火を消して1~2時間経って足がつく下部分の熱を下げねばならないのだろう……とそのときは考えたが、今ネットで調べると、底板をひくのが正解みたいだ。うわー、理想をいえばお手伝いの人がそれを教えてくれたらよかったのに。いや、ここには底板は用意されてなかったのかもしれない。いずれにせよ、ずっとしんどい姿勢で風呂に入っていたので、ちょっと後悔が残った。

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…そういやビールがひと缶残っていたなと思い出し、風呂に入りながら飲む。BGMは目の前の河津桜に留まっているホトトギスと、他の場所から聴こえてくる鳥の声と雨の音である。こんなに苦労したのやからある程度の時間は入っとかないと…と思ったので40~50分ぐらい風呂に入り、出る。下に足をつけれたらもっと気持ちよかったのになぁ…。

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 河津桜

 

風呂から上がり、風呂下の木をシャベルで拾い、土に捨てる。捨てた後に、風呂の水をかける。以上、これが私の初めての五右衛門風呂の体験である。そのときは入った意味あったか?とも思っていたが、時間が経った今、振り返って五右衛門風呂を火で焚く作業を一からしたのは素晴らしい体験になったなと考えている。しんどかったが、終わってみればそんなことはどうでもいい。大自然のなか、予定してなかった五右衛門風呂に入れてよかった。やっぱツーリングはいい。

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GSR750と伊豆ツーリング 1日目 行くぜ、伊豆! 東京~小田原~芦ノ湖~湯河原~東伊豆

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伊豆へツーリングに行くのは3年ぶりの2回目である。自宅を出発し、ゲートブリッジ、羽田を通って環八を走り、1時間5分で東京ICに着く。東京ICから東名に入り、まずは海老名SAまで走る。自宅からサービスエリアまで82㎞だった。休憩後、厚木まで走り、厚木から小田原厚木道路に入り、小田原東で降りる。スタートから111㎞走った。高速料金は東名が1050円、小田原厚木道路は理由はわからないがなぜか平塚で料金所があり、そこで310円払い、小田原で310円、計1670円である。

さて、高速道路を降りたここから伊豆ツーリングが始まる。小田原城に行ったことないが今回の目的ではないのですぐ横を走りながらもスルーし、しばらく東海道を走って箱根湯本で左折し、旧東海道に入る。ここで初めて写真を撮る。川の名は早川で、先に箱根湯本駅がみえる。

旧東海道を走り出してすぐに、左手に神社があった。今日から2泊3日の間、伊豆にお世話になるので土地の神様に挨拶せねばならないと思っていたところだったので、ちょうどよいタイミングだ。箱根湯本に鎮座する、白山神社に参拝させて頂く。旧東海道は狭かったが、景観に趣があり、なかなかおもしろい道だと感じた。

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旧東海道を走り終えると、芦ノ湖に着く。芦ノ湖に来たのは5年ぶりぐらいだ。素晴らしく綺麗な湖なので、ちょこっとだけ立ち寄る。芦ノ湖からは椿ラインというワインディングロードを走る。交通量も少ないし、山々の風景、そして標高の高い地点から望む芦ノ湖の景色も素晴らしい。それほど飛ばさずに、景観を愉しみながら椿ラインを走る。

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  芦ノ湖

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 大観山でMT-09とともに

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左が駿河湾で、今回は残念ながら曇っていてみえなかったが、天気よければ写真の右側の先に富士山がある。

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 走ってきた道を見下ろす

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 椿ライン

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湯河原を過ぎ、伊豆半島の東側の、海沿いを走るルートである135号線を南下する。海沿いの道なので交通量はそこそこあるが、あまりストレスを感じない程度に流れている。明るいうちに宿に着きたいので、熱海や伊東には寄らない。今回のツーリングの宿は、2泊とも伊東から20㎞ほど南下した、静岡県東伊豆にある『Fuji Rider House』である。ちなみに伊豆は静岡県です。この宿は名前のとおり、ライダーハウスである。伊豆は観光地なので宿泊施設の料金は高い。したがってライダーハウスがあればうれしいが、さすがに伊豆にはないだろうなと思いつつ調べると、あったので驚いた。さらにさらに、ライダーハウスの特徴のひとつは安価な宿泊料金やが、フジライダーハウスも格安料金だ。立地も伊豆を走りまくる拠点としては申し分ない。ゴール地点である伊豆稲取まで来たものの、ライダーハウスがどこにあるかわからず、迷子になる。やっと看板を見つけたのやけど、えらい急斜面で上がっていく道だ。この道が間違っていれば困るなと思いつつ上っていくと正解で、さらに奥に進むとライダーハウスがあった。到着は18時で、まだまだ空は明るく、暗くなるまで1時間も残っているので、ちょうどいい時間に着いた。

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 伊東あたりの135号線

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 伊東の109号線のトンネル

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  同じく109号線から相模湾を眺める

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フジライダーハウスには宿泊棟が10軒ほどあり、それらに囲まれた真ん中にふつうの家があり、そこが受付場だった。家にはおばあちゃんがいて、ここで住んでいるという。電話で予約していたので名前を名乗り、お金を払う。なんと今日の客は私ひとりだけとのこと。貸し切りだ。このライダーハウスは自炊ができるので、食材を買うためスーパーの場所を聞くと、135号線に出るとすぐにコンビニがあり、その横にあると教えてくれた。迷子をしていたときにそこは通り、コンビニがあったのは知っているが、スーパーなんてあったっけ?と思ったが、とりあえず部屋に荷物を置いて、バイクでスーパーに行く。着くとやっぱりだ、「薬局やないか、なんでおばあちゃん嘘つくねん」と思ったが、いや、食料も売ってるのかもしれんと考え直して店に入ると、たしかに売っていた。この薬局で食材と酒を買う。やっぱ明るいうちに着いてよかったね、暗くなれば土地勘ないため移動がしづらくなる。 

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ライダーハウスに戻り、シャワーを浴びて、キッチンのあるクラブハウスに行く。部屋にはでっかいクモがいて、ああ、田舎に来たんやな…としみじみと感慨にふける。ありがたいことに皿や油などは用意されていたが、醤油やポン酢などがなかった。私ができる料理は野菜炒めだけなので、味付けなしの野菜炒めを作り、酒と一緒にそれを食べる。いい感じに酔いながら、ツーリングマップルを眺めて明日走るコースを決めたい…ところやが、飲みすぎて頭がちゅらんちゅらんになり、何を見ているのかさえわからんようになってきた。ひとりで何やっとんねん。部屋に戻ってベッドに横になるが、初めての場所では寝れないので、疲れているのにずっと目が覚めていた。明日のことを考えると早く寝たいのに…。とはいえ、とりあえず無事、伊豆に入ることができてよかった。田舎の夜は超気持ちいい!

 

GSRについて書くと、高速道路をGSRで走るのは今回が初めてだった。このバイクは最高速が260㎞/hなので、130㎞/hぐらいは余裕である。あり余るほどのパワーは走りの愉しさにつながる。そしてワインディングロードの上りでも飛んでいくように速い。パワーがあるのでかるいかるい。GSRはほんとうにいいバイクだなーと改めてそう感じた。

 

今日の走行距離 229㎞

平均燃費 18,2㎞/L

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GSR750日記

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ベンチプレス115㎏

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私の趣味のひとつにウエイトトレーニングがある。ウエイトトレーニングのメイン種目はベンチプレス、スクワット、デッドリフトになるが、現在、膝を痛めてしまったのでベンチプレス、つまり上半身しかトレーニングできない。しかしながらベンチプレスもいつまでできるか。

肩の調子もよくない。動かすとベキベキと音が鳴る。これはよくない状態だ。一番いいのはトレーニングをやめることである。やめればいずれは治るだろう。しかしながらそれは嫌なので、とるべき選択肢はきちんとしたフォームに直すこと。結局はなぜ故障するかというと、フォームが悪いからだ。私のベンチプレスのフォームも基本の型とはちがう。これを直さなければいけないので、いま、試行錯誤している。はたから見るとただ挙げているようにみえるかもしれないが、ベンチプレスも奥が深いのだった。フォームを直すのはかんたんではない。

私が意識しなければならないのは、もっと胸筋を使って挙げることと下半身を使うことだ。胸で挙げれてないから、その分、肩で挙げることになり、その結果として痛めている。したがって今は重量を上げることでなく、特に胸を意識して、すこし重量を下げて、フォームを意識しながら回数を挙げるトレーニングをしている。

ケガは実際にしてみるまで、事前に意識することは難しい。このままやっていたら、50歳ぐらいになって肩が上がらなくなるような気がするので、正しいフォームは必ず身につけなければならない。ウエイトトレーニングはキツいけど、終わった後の達成感は気持ちよく、なにより愉しい。私のベンチプレスのマックス重量は115㎏ではないのやが、これ以上、重量を上げれるのかなぁと消極的にはなっている。もっと胸を鍛えねば。下の写真は、バーが20㎏、重りが20㎏で60㎏の重さである。スポーツは私に生きる歓びを与えてくれる。

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GSR750を修理に出す カムポジションセンサーの交換

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4月下旬にバイクに乗り、2㎞ほど走ったところで、どちらが先やったかは忘れたが、突如としてフューエルインジェクションシステムインジケータ(FI)ライトが赤く点滅し始め、エンジンの調子がおかしくなった。アイドリング状態では回転数が下がりそうな感じで、不安定な状態だ。何が原因かさっぱりわからないし、エンジンが止まったり、壊れたりでもされたら大変なことになるので、家に戻り、いったんエンジンを止める。説明書を見ると、フューエルインジェクションシステムにトラブルがあればそうなると書いてある。それはそうやが、具体的にどういったトラブルなのかはわからない。とりあえず15分ほどエンジンを止めておき、エンジンがかかればバイクを買ったスズキワールドに向かって走ろうと思った。それなら途中で止まっても、店に電話して引き取りにきてもらえるだろう。最悪、店は家から6㎞の距離なので、押して持っていけばいい。いずれにせよ、店に近い距離まで走りたい。

スイッチを押すと、エンジンがかかって安心した。ふだんのアイドリング状態と変わらない。5㎞ほど走ったが、さきほどの症状は出ず、いつも通りの調子である。店の近くのコンビニで止まり、電話する。店長に事情を説明すると、症状の『履歴』をみることができるので、持ってきてくれと言われたので、店まで行く。

バイクをみてもらい、説明を受ける。原因は断定できないが、もっとも可能性があるのは、カムポジションセンサーが鉄粉などに誤反応してしまったのではないか、ということだった。そういうことが稀にあるとのことで、つまり故障ではないと。症状が出たのは一度だけで、以降にエンジンをかけても症状が出なかったわけなので、とりあえずこのまま様子見してください、もしまたその症状が出れば、バイクを預かって修理しますと言われて、そのまま帰宅した。ちなみにこのときに初めてGSX250Rをみた。

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 スズキワールド葛飾は3月に改装した

 

さて、それ以降に何度かバイクに乗り、千葉へツーリングにも行ったが、その症状は出なかった。しかし5月下旬に再び千葉ツーリングに行こうとし、出発して2~3㎞ほど走るとFIライトが点滅し、エンジンの調子が悪くなった。前回と同じ症状である。店に電話し、バイクを預ける。「1~2週間ほどかかると思います」はいいのやが、驚くことに、ここのスズキワールドには代車がない。ホンダドリームやYSPにも代車はないのだろうか?それらでバイクを買った方で、修理に出した経験がある人がいれば教えてください。10年前やが、レッドバロンはボロやったがCB-1の代車があった。メーカーの直営店なのやから、レッツでいいから代車ぐらい用意すべきだ。今回のケースは私が壊したわけでない、それで1~2週間もバイクに乗れなくなるのはおかしい。

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  FIは上の黄色ランプの右

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  これから入院

 

預けてから11日後に電話があり、おそらくこれが原因ではないかというパーツを交換したのでバイクを取りに来てくれとの電話があり、徒歩とバスに乗って店へ行く。これが原因であるという断定はできないが、おそらくカムポジションセンサーが原因だろうと思われるので、それを交換したと店長から丁寧な説明を受け、実際にそれも見せてもらった。したがって95%ぐらいの確率で直ったと思うが、もしまた同じ症状が出れば、FIのコンピュータ側を疑わなければならないと言われた。これで直ったのなら何の問題もないが、もし直っていなければ、私にとって都合が悪い。というのは今はメーカー保証期間中なので店が無料で直す。その保証期間は2年なのやが、その間に1年点検を受けないと、残りの1年の保証期間がなくなる。それは納車時に聞いており、1年点検はいくらかかるのかと聞くと、約18000円もかかるという。こういうのがバイク業界の悪いところで、バイク本体が売れないので整備で儲けようとする。18000円なんてとりすぎだ。したがって私は1年点検はしない。私が今まで乗ってきたバイクで1年2年で壊れたことなどない。だから1年点検はしなくても基本的には問題ないが、仮にこの症状が直っていなくてかつ、登録から1年経って症状が出れば、実費で直さなければならなくなる。しかもFIのコンピュータ側を直す、あるいは交換などとなれば、けっこうな修理費がかかるだろう。カムポジションセンサーの交換で直っていてほしいと強く願う。

今回、私は自分で壊したわけでもないのにトラブルが起き、店に持っていくなどの手間がかかり、迷惑を被った。しかし店の人の責任でもないし、機械を買うときは、壊れるかもしれないと認識したうえで買っているので、べつに文句などいわない。ただ、店側としては申し訳ないと思う、すくなくともそういった態度は出さねばならないのだろう、けっこう慇懃な態度で接しられた。こういうケースでは、日本ではお客様は神様です的なまちがった価値観で社会を動かしているので、そうせざるをえない。ちなみにこの種のトラブルはけっこう珍しいとのこと。私にとっても初めての体験やったが、エンジンのトラブルにはビビッてしまう。エンジンがダメになったら、バイクなんてただの鉄の塊だ。とりあえず無事に愛車が帰ってきてよかった。なんといっても今はバイクの季節なのだから、バイクがなければ、寂しい。

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私のGSR750日記

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モリアオガエルを食べるヤマカガシを観察する 千葉県の清澄寺

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千葉ツーリングの際に、鴨川市の有名なお寺である清澄寺(せいちょうじ)に行った。本堂を正面にみれば、左へ進むと池がある。このあたりはモリアオガエルの生息地である。であると断定的に書いたものの、私は今回の件で調べるまで、モリアオガエルのことは知らなかった。モリアオガエルはアオガエル科のカエルで日本固有種。繁殖期が5~7月なので、モリアオガエルの鳴き声がたくさん聴こえていたのは、オスの求愛の声だった。清澄地域はモリアオガエルの千葉における生息地のなかでは代表的な地域で、モリアオガエルは県指定天然記念物である。

ということで、私が立っているこの場所にはたくさんのモリアオガエルがいて、声もたくさん聴こえる。しかしながら姿は一度もみかけなかった。警戒心が強く、葉の裏などに隠れているのだろう。有名な生息地ではあるが、ものすごくたくさんいるわけではないということ。

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そういった状況を踏まえつつ、池にはロープがかけられており、そこには「ヘビ注意」と書かれた紙がとれかけの状態ながらあった。ヘビ!私はヘビが好きなのだった。ただし好きといっても犬好きが犬を抱きしめたくなるそういう感情の好きではなく、好奇心の対象としての好きだ。大阪と東京でヘビを見たことない。したがって四国を離れてからヘビを見る機会は激減している。わざわざ注意書きしているのはヘビがたくさんいるからだ、ワクワクしながら辺りを見渡して探す。とはいえ、ヘビは警戒心が強いからそうタイミングよくは見つからないだろうなぁ~と思いながら池に目をやり、探す。当然、いない。山の中に入って探しまくったら見つかるかもしれんが、ヘビ探しが目的でここへ来たわけではないからなぁと思いながら池の横を見ると…。ヘビがおるやないか。1mぐらいあり、けっこう大きい。ヘビが好きですと言っておいて申し訳ないが、このヘビの名前がわからなかった。帰宅して調べると、ヤマカガシだった。アオダイショウやマムシなどと共に、日本で多く生息している個体やが、しかし高知や香川では見かけなかったような気がする。カエルが大好物とのことなので、清澄にはモリアオガエルとセットで多くのヤマカガシもいるのだろう。

ヤマカガシと私との距離は3mぐらい。あちらが警戒すれば逃げるだろうからじっと動かずに見ると、なにやらずっと頭を上下に動かしている。私は視力が悪いのでよく見えないのやが、頭が膨らんでいるようにみえる。私は脱皮しているのではないか、と思った。

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逃げられないように、ゆっくりゆっくり近づく。ヤマカガシは熱心に頭を動かしているので、私に気づいていないのか、気づいてはいるが、巨大な敵から逃げるよりその動作に熱中することを選んだのか。それらの事情を人間である私が判断することはできないが、うれしいことに、ヤマカガシは逃げない。彼も日本男児、あるいは大和撫子なのだった。彼(彼女)との距離は1mぐらい。これほど近づけば何をしているのかが理解できた。脱皮ではなく、モリアオガエルに噛みついているのだ。これはたいへんな僥倖で、野生のヘビがごはんを食べている場面を見ることなどふつうはない。むちゃくちゃラッキーやなと興奮しながらもしっかりと観察し、しつつ写真も撮る。おもしろいのは、ヤマカガシはモリアオガエルをすぐには飲み込まない。たぶん10分間ほどの長い時間、噛みついて上下に揺すっていた。これには2つの理由が考えられる。まず通常時の口よりも大きな獲物を食べるので、すぐには飲み込めない。もうひとつは、獲物の息の根を止めてから飲み込む。両方かもしれないが、私は殺していたのではないかと考える。なぜなら10㎝弱のカエルを自分で捕まえてみるとわかるが、彼らの足で蹴る力、握った手から逃げようとする力ってけっこう強い。生きたまま飲み込めば、喉あたりで暴れられて食道が傷つく、もしくはヘビが死んでしまうケースも考えらえれる。したがってまずは殺すのではないか。私はヤマカガシにもっと近づき、30㎝ぐらいの距離間になった。ここまで近づけばよ~く見える。食事中でない野生のヘビをこんな至近距離で長時間みることなど不可能で、ヘビが逃げるか闘いになるかのどちらかになる。これほど近いと、捕まえてみるかというスケベ根性も出てくる。しかしそれはしない。なぜならいかなる動物も、食事を邪魔されれば激怒するからだ。私だって邪魔されれば腹立つ。したがって相手の尊厳を守りたいと思うならば、食事を邪魔することなどしてはいけない。食べることは、生きること。本来なら、ヤマカガシにとって人間が近くにいるなんて容認できる状況ではないが、それでも逃げずにモリアオガエルを食べようとしている。たぶん、食べながら逃げるのは無理なのだろう。食べるか、逃げるかの二択で、このヤマカガシは食べるを選択した。私はその決定に感動したし、やはり生きる者にとって食べることは大切な行為だなぁと思った。近くでみていると、100%食べることに集中しているヤマカガシの姿には感動させられる。

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ヤマカガシは噛みつきから、徐々に飲み込んでいった。飲み込む時間はそれなりに早い。口のところではモリアオガエルの大きさぐらい膨らんでいたが、喉を過ぎたあたりから、あまり膨らんでいなかった。そのあたりは食道やと思うが、硬いみたいだ。ちなみに写真を見ると、モリアオガエルを後ろから食べているが、これはたまたまではなく、ヤマカガシはカエルを食べる際は必ず後ろから食べるとのこと。口の先から10㎝ぐらい飲み込んだあたりで、おもしろいことに舌を出すヘビのいつもの動作をし始めた。ヘビが舌をチョロチョロするなんて忘れていたが、獲物を飲み込んでいるときに舌は出せないのだ。ここへきて、出会ってから15分ぐらい経つと思うが、やっと彼(彼女)が私を見てくれた。ここまで飲み込めば確実に腹に収まるので、ひと段落したのだろう。私のほうには体を向いてくれないが、ずっと私を見ている。その間に、彼(彼女)がいろいろと考えているのは、目を見ればわかる。私は写真を撮る動作以外のことはしない。これまた生き物にとって、食後すぐに他者からうっとうしい行為をされれば不快だからだ。しかし食べ終わった後は落ち着くので攻撃はしてこないだろう。雰囲気からも、そういう感じがしない。至近距離なので、突然攻撃されたらよけられない可能性があるので、すこしだけやが警戒はする。帰宅後の調べで知ったが、ヤマカガシは毒蛇だった。さらにマムシより強い毒をもっているという。

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  このあたりにいる

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  舌が見える

 

舌を出すようになってから1~2分の間、ヤマカガシと私はずっと見つめ合っていた。この世界には2人しかいないんじゃないかと錯覚しそうになったが、まさしくそれは錯覚で、モリアオガエルの鳴き声が聴こえる。2人っきりじゃない。恋の終わりは突然やってくる。意を決したようにヤマカガシは向こう側へ進んでいった。そこを写真に収め、これ以上、彼(彼女)の邪魔にはなりたくないと思ったので、私もお寺へ戻っていった…。ヤマカガシの気性はおとなしいとのこと。同じ毒ヘビでもマムシは気が荒く、私は北海道の松前より北に位置する山の中で、マムシと喧嘩になったことがある。ちなみに池の注意書きに「ヘビ注意」と書いてあるが、寺の関係者は「毒ヘビ注意」に書き直すべきだ。毒ヘビに噛まれたらよくないだろう。

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何が起きるかわからない、これがツーリングの醍醐味である。おもしろい場面に遭遇できてすごくうれしい。かつて私は桂林という、中国の奥地の仙人が棲んでいそうな場所へ行ったときに、ヘビとカエルを食べた。ヘビの味と食感はイカで、カエルは美味しくはないが、高タンパク質やなと感じた。10年前のことやが、あのときに食べた2種類の生き物が、食べる食べられるの姿をみせてくれたのは偶然ではあるが不思議な気がする。ヤマカガシの食べる姿を見て感動させられたのは、ヤマカガシ、むちゃくちゃおいしそうにごはんを食べるのだった。素晴らしい。食について考えさせられた。バイクも千葉もお寺もカエルもヘビも素敵だなと思える出来事だった。

「かわさきルフロン献血ルーム」で献血 神奈川県内最大規模のルーム

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川崎のルームに行くのは3~4年ぶりである。他のルームで2回目に行くときは、なかのつくりを覚えていないケースが多かったが、なぜか川崎の休憩室はそれなりに覚えている。川崎駅は規模が大きく、乗降者数が多い。品川と横浜の真ん中あたりに位置し、都内に近く、立地が非常によいのだった。帰りに外で呼びかけしているスタッフがしゃべっていた通り、県内最大規模のルームである。横浜は3か所もあるので人が分散する。10時オープンで、5分ほど前に9階のフロアに行き、シャッターが開くのを待つ。開くと同時に数人が早歩きをし、ルームに入って最初に受付したのは私だった。これは初めての体験だ。ただ、受付の際にカードが読み取られなかったので、その間に他の人に早さで抜かれ、たぶんタッチパネルが終わったのも私より早い人がいた気がするが、嬉しいことに問診を呼ばれた最初の人は私だった。問診では女性の医者に「スポーツ(だったかトレーニング)はしていますか?」と聞かれ、はいと答えると、すこし笑いながら「しているようにみえました」と言われた。健康そうにみえるということだろうから、そう言われてありがたい。検査用の採血も、本番の採血も最初に呼ばれたのは私だった。一番乗りはすごく気持ちいいと知った。

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本番の採血担当は30代前半ぐらいの若い人で、雰囲気をみて、この人は(針を刺すときに)痛いんじゃないかなぁと感じたが、案の定、痛かった。年齢で判断するなら、担当者はベテランの方が痛みは小さい可能性が高い。ごくたまに、針刺す際にまったく痛くないプロフェッショナルがいるが、彼女達が講師となって、痛くない針の刺し方を他の看護師に教えるべきやと思う。コツさえ掴めば、誰でもできるようになるのではないか。

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ベッド数はおそらく20台で、看護師が10人以上いた。看護師さんに聞くと、休日はずっと満員で、200人ぐらい来るという。献血者数がもっとも多いルームは有楽町で、一日平均163人が有楽町で献血しているので、川崎の最大で200人は全国で最も多い部類に入るだろう。もしかすると1位かもしれない。本日午前の予約は25人いて、予約なしで来ても午前にはできない、と教えてくれた。

川崎のルームは2011年8月のオープンである。溝の口献血した際に、私を担当した看護師さんは以前に川崎で働いていて、その当時の川崎はモデルルームのようなポジションにあり、他県で新たにルームを作る際に関係者が見学に来ていたという。現在は綺麗なルームは多くあるが、2011年には少なかったのかもしれない。

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採血後の受付で、骨髄バンクについての説明を受けた。それについて深く考えたことはなかったし、知識もない。協力者が圧倒的に不足しているとのこと。私も協力したいとは思うが、手術する際に2泊と3泊もしなければならないとのことで、日程を確保するのが難しい。1泊ずつぐらいなら登録するのやけど…。どうすればいいか。ちょっと考えてみます。

受付するところに、暴言などを言えば警察に突き出す、といった趣旨のことが書かれた紙を貼っていてちょっとびっくりした。これは他のルームでみたことない。川崎は場所柄、そういうトラブルが存在する、あるいは多いのだろうか。残念なのはお菓子が置いていなかったこと。協力者の程度が低くて、持って帰る奴が多いから廃止したのか?と上述の紙から連想し想像してみた。事実はわかりません。私は興味ないけれど、このルームは本拠地のサッカーチームと仲がよいらしく、ユニフォームなどが飾ってある。入口の横には、神奈川県裁縫赤十字奉仕団が作った小物が置いてあり、欲しい物があればどうぞと書いてある。うれしいことに、神社お寺に参る際に使う小銭入れを探していたのやが、それにぴったりの小物入れがあり、頂く。他には七夕の短冊を飾ってあった。絵馬もそうやが、書かれてある内容をみると、くだらないお願いと切実な願いとに分かれるが、ひとつ、切実なことが書かれてあり、それを見て考えさせられた。彼はそれがきっかけで献血をしているのかもしれない。

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川崎の献血ルームは非常にレベルが高いと改めて感じた。お菓子がないことだけ不満やが、それ以外は素晴らしい魅力があるので、こちらのルームはおすすめです。今回の川崎をもって、神奈川の献血ルームの紹介は終わりとなる。もし新たにルームをつくることがあれば、そのときにはもちろん行って、記事を書く。その日が来るのを楽しみにしています。

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  JR川崎駅

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  JR川崎駅の東側で、赤い電車京急電車

 

私の献血ルーム巡り

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 神奈川のルーム巡り

献血神奈川123 の検索結果 - Toita blog

新型GSX-R1000を見に行く 『The KING is Back』 2017年モデル

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2017年に発売されるバイクの新型モデルのなかで、最大の注目車種がスズキのGSX-R1000(以下、R1000)であることはまちがいない。スズキワールド(スズキの直営店)に展示車が用意してあると知ったので、50㎞の距離を走って見に行ってきた。

初めての対面の感想は、これはもう『カッコいい』としかいえない。写真でも動画でもカッコよかったが、実車もむちゃくちゃ素敵だ。1000㏄のスーパースポーツ(SS)は各社のフラッグシップモデルである。R1000は2009年以来のフルモデルチェンジになるので、販売店にとっても新型の発売はものすごくうれしいことなのだろう、お店の人が丁寧に説明してくれた。

R1000は8年ぶりのフルモデルチェンジなので、誇張でなく、むちゃくちゃ多くの変更点がある。すべてを書けばすごい文量になるし、私には理解できない性能も多々ある。スペックは最高出力が202PS/13200rpm、最大トルクは12,0kg-m/10800rpm、車重は202㎏。驚くことに、最高出力が200馬力を超えてきた。ただし、サーキットの直線以外で13000rpmまで回すのは不可能やと思う。私のGSR750は最高出力が106馬力やが、これでもツーリング先でレッドゾーン手前まで回せる機会はあまりない。200馬力なんて想像できないパワーだ。私なら怖くて回せないだろう。

軽量化について書くと、このクラスは可能な限りの軽量化をするため、それぞれのメーカーは涙ぐましい努力をしているが、R1000のタンクの前部分はプラスチックだった。これは前と後ろをコンコンと叩けばわかる。おもしろかったのはデジタルメーターである。私はデジタルメーターの利点は同サイズでより多くの情報量を提供できる点やと考えていたが、先代のタコメーターがアナログのものに比べ、軽くできると初めて知った。教えてもらって見てみると、たしかに幅が薄い。テレビと同じですね、と言うと、「その通りです」。軽量化のために、ブレーキレバーに穴が開いているのには本当に驚いた。ここまでするのが1000㏄のSSなのだろう。おもしろい話だったのが、一昔前のバイクで300㎞/hを超えるような速度で走ると、風圧でブレーキレバーがこちらに押されてしまうので、指で抑えていたという。そんな速度域を体験したことないが、たしかに凄い風圧であるのは想像できる。

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ヘッドライト、テールライト、ナンバープレートのライト全てがLEDになった。意外にも純正でのヘッドライトのLED装着は、スズキでは新型のR1000が初めてとのこと。

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教えてもらってびっくりしたのは、空気抵抗を減らすためにいろいろな個所の変更をしているが、一例を挙げると、フロントフェンダーのビスを『平にしている』。確認すると、本当に出っ張っていない。ここまでするのかと、ただただ驚いた。

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タイヤも凄くて、これはもう、レース仕様なのではないかと思った。聞くと、グリップ力はレース仕様のひとつ下で、市販では最も性能の高いものだという。ただしハイグリップすぎて、5000㎞ぐらいで交換になると思う、とも言われた。

2016年モデルのR1000と比べ、10万円ほど高くなっているが、説明するまでもなく、10万円の価値よりもはるかにはるかに大きな改良がされてある。そしてR1000とR1000Rの価格差は30万円ほどあり、これも、フロントフォークにサブタンクが付いたりABSがより複雑な機能をもつものになったりと、わかる人には30万円以上の価値がある。実際に、既に予約した人の多くはR1000Rを買っているとのこと。R1000は価格も素晴らしく、ライバルのすべてが200万円を超えているなか、R1000のみ1,868,400円(税込)と200万円を切っている。こんな性能のバイクを200万円ぐらいで買えるなんて奇跡だ。

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個人的に、1000㏄のSSでもっとも見かけるのはR1000なので、店員にどれが一番売れているか聞いてみると、「国内に限ってはわからない」。しかし世界規模でいえば、このクラスはR1000が断トツで売れているという。なぜならもっとも性能が良くて、そのうえ安い、それが世界で評価されている理由だという。その話を聞いて私は驚いた。「安いは数字に出るのでわかります、ただ性能は本当ですか?」と聞くと、「R1000が一番凄い、これは外国でも、評論家でも多くの人がそう評価している。外国の評価をみれば、それが事実だと理解できると思います」。R1000は、私が考えていた以上に、もっともっと凄いバイクなのだろう。この質問はしなかったが、お店の人の雰囲気をみると、5月に出たCBR1000RRに負けるはずがない、という確固たる自信があると感じた。

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今回、スズキの新型GSX-R1000を見にいって、私が想像していた以上に、これは凄いバイクなのだろうと理解できた。考えさせられたのは、R1000と隼を比較した質問への答えである。「隼は年配の方がよく乗っている。R1000は歳をとってから乗るのは厳しい。たとえば振動などがモロに伝わる。これはもう、フェラーリなどと同じで、フェラーリはうるさすぎて会話もできないほどだが、その代わりに走りが凄い。R1000は歳をとってから乗るのは厳しいので、若い人には、今のうちに乗った方がいいのではないですか、と私は提案しています」。これを聞いて、サーキットを走る予定はない私は、今までSSを乗ろうと真剣には考えていなかったが、やはりバイク乗りである以上、SSに一度は乗らねばならないかな…、とも思った。であれば、30代でR1000に乗った方がいいだろう。私が感じたのは、1000㏄のSSは各社が本気でつくっているのでどれも魅力あるが、スズキのR1000がもっとも『夢を感じる』ということ。価格も一番安いので、このクラスを買おうとしている人にとっては、GSX-R1000がベストチョイスやと思う。この店だけで既に〇台売れたと言っていた。そりゃそうだ、R1000はR1より30万円ほど安く買える。これほどの華があり、同じレベルの性能やスピードをクルマで味わうなら、1000万円を超えるGT-Rを買わねばならないのに、R1000は200万円を切っている。これは驚愕する価格設定だ。むちゃくちゃ安い。ちなみにGT-Rより速いとのこと。これほどまでに素晴らしい性能のバイクを安価な価格で提供するスズキに最大の敬意を払いたい。残念ながら今の私がR1000に乗っても、このバイクの凄さの度合いが理解できないだろう。それでもいつかは、GSX-R1000のオーナーになりたいと思った。スズキは凄い。

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新型GSX-R1000Rに乗る 2017年モデル - Toita blog

GSR750と千葉ツーリング② 東京→九十九里浜ちかく→勝浦→清澄寺→東京

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今日の千葉ツーリングは、まず千葉駅をすこし越えて大網街道を走った。この道はおもしろくなく、交通量がそれなりに多いので飛ばせない。これならひとつ南の茂原街道の方が断然いい。大網街道をずっと走ると九十九里に着くが、その手前の123号線で南下するため右折する。ここからは交通量が減るのでやっとツーリングが始まった感じ。123号線が128号線(房総横断道路)と合流し、すこし走って右折し、274号線に入る。山道で交通量がすくなく、愉しく走れる道だ。田んぼがたくさんあり、稲はまだ小さいが、元気に育っている。何か生き物がいるだろうと思い田んぼのちかくを歩いて探すと、アマガエルがいた。

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274号線から85号線に入ると、田んぼに囲まれた場所に神社があったのでお参りする。その後は465号線を左折、つまり東側に進み、176号線、273号線、そして左折し大多喜街道をすこし走ると勝浦に出る。太平洋だ。

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太平洋沿いのルートである128号線を鴨川方面に走る。今回行く寺は清澄寺である。ここまでで140㎞だ。清澄寺を参拝し、これからは千葉駅まで戻る。来た道をそのまま北へ進むと81号線(清澄養老ライン)で、道は狭く、くねくねしているので飛ばすことはできないが、自然豊かな環境なので気分よく走れる。交通量が少ないのに、バイクを停めて写真を撮っているときに限ってクルマがやってくるのには辟易した。

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 清澄寺から太平洋を望む

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右折し465号線に入り、すこしして左折し81号線を走り、北上すると大多喜街道とぶつかる。今回の千葉ツーリングは245㎞走った。次回は6月か7月に走りに行く予定。

 

GSR750日記

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講義を受けるため、早稲田大学へ行く

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早稲田キャンパスへ行くのは6~7年ぶりぐらいになる。JR高田馬場駅から早稲田通りを20分ほど歩くと西早稲田に着き、そこから細い道が現れ、おそらくこれは大学通りだろう。門の手前あたりで、スポーツをしている大勢の大声が聞こえてきた。左手に体育館があり、最初は何のスポーツかわからず空手か?いや空手はこんな声出さないよな、などと考えていると、剣道だ。門をくぐる前から元気で若々しい雰囲気を感じられ、思わず「いいな、いいなぁ」と声に出た。やはり学生とスポーツはセットだろう。私は落研(落語講談研究会)に所属していたので残念ながらスポーツの部活はしなかったが、スポーツもやりたかったなぁと今更ながら思う。

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校内に入ると、ある団体の反戦を訴える立て看板があり、それに対しびっくりもし、感動もした。そもそもこういう政治に色のついた主張の看板の設置を大学が許すのは不思議だ。ただ、かつての日米安保反対のときのような過激な内容ではないのでOKなのかもしれない。彼らの主張は反戦で、とにもかくにも戦争をするのはいけないといっている。なぜ私が驚き感動したかというと、私の母校の近畿大学でこういった政治色のある看板は見たことなかったからだ。おそらく早稲田にはそういった『伝統』があり、そういう団体が今も、たぶん部員は少ないと思うが細々と続いているのだろう。そして大学の場所が東京と大阪の違いも大きいと思う。東京は政治の中心地なので、政治を身近に感じる。ちなみにこの主張はいくつか間違っているが、最大のそれは憲法9条の改悪反対で、日本が戦争をしなかったのは武力を放棄した憲法をもっていたからでなく、日米同盟があったのと、たまたま運がよかっただけだ。今の9条のままで北朝鮮がミサイルやテロ攻撃をしてきたら、どうなるのか。9条は廃止し、正式な軍隊をもつ、というのが正解である。

ライバルの慶応大学に対して、早大生は強いライバル心を持っているのか、いや憎しみを抱いているのか興味ないのか、実際はどうなんだろ、と早慶戦ポスターを見ながらそれらを思った。

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早稲田に来た理由は野口悠紀雄先生の講義を受講するためである。今までは早稲田の大学院の日本橋キャンパスでされていたが、今回から早稲田キャンパスになった。今回のテーマは『トランプの経済政策はアメリカを変えるか』で、勉強になりました。私は野口先生の本を20冊ほど持っている。

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  開始30分前

 

3号館はかなり綺麗で、最近できた建物やと思う。講義は6階で、スカイツリーが写っている写真は6階から撮った。

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私が4回生のときに(ちなみに関西の大学は1年生といわず1回生という)、後期の授業から、去年の参院選から参議院議員になられた青山繁晴先生が近大の経済学部で『国際関係論』を教えてくださり、私は受講した。先生は今も近大で教鞭に立っておられ、私は1年目の教え子のひとりです。先生は立派な方で、世界で最もレベルの高い講義をしてくださり、そのことに心から感謝しているが、先生がパーソナリティを務める音楽番組『On The Road』で、近大には緑(木)が少ないとおっしゃっていた。私は学生の時に、緑を意識していなかったのでその発言をちょっと理解できなかったが、早稲田に来て理解できた。たしかに早稲田は緑が多い、すくなくとも私が4年間を過ごした近大の東大阪キャンパスよりは多い。特に大隈ガーデンハウスの食堂あたりはちょっとした森のようで、凄いなと思った。夜ご飯を食べるため食堂に行った。学食は安くて山盛りであってほしいといった願望があるが、最近の大学の学食は安くもないし、量も多くない。今の学生のほとんどは、バカ食いなどしない。

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近大と早稲田との違いはいろいろとあるけれど、私が最も興味を持ったのが、留学生である。早稲田は留学生が多い。そして比較的、いろんな地域から来ているなとも思った。ただ、留学生同士で固まっているような気もした。

早稲田大学はさすがに一流大学で伝統もあるので、キャンパスもいろんな発見ができておもしろい。卒業して何年か経てばよくわかるが、大学の4年間ってかけがえのない、素晴らしい時間である。

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