東北ツーリング② …一関~平泉~野辺地~むつ~青森市…

5月の岩手は当然、寒い。起きると寒さで震える。すると、地元のおじいさんが私に近寄ってきて、「これをあげるよ。見てて可哀そうだよ」とビニール袋をくれた。これはたまたまではなく、東北の人はよく言われるとおり、本当に親切な人が多いのだった。おじいさんは同情しているのでなく、私を本気で心配していた。こちらは好きで野宿をしていて、かつてはさんざん野宿をしてきたので寒いぐらいでは音を上げないが、他人様に心配かけさせてしまったのは申し訳ない。ちなみに今はもう、野宿はしません。

道の駅で50代ぐらいの男性と話をすると、京都から車で来たという。被災地を見にきたのだった。「自分には何もやれることはないけど、現地に来て、何か物を買ったりしてお金を使うことぐらいしか自分にはできないから…」と彼に言われ、私は感動した。これ以降、地震などの被害に遭った地域には、募金などでなく、現地に行ってお金を落とすのが私のできる行動だと考えるようになった。名も知らぬ彼から大切なことを学んだ。

私が泊まった厳美渓はとても素晴らしい景観で、さすがは東北やなと思った。有名な観光地らしい。

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ずっと行きたいと思っていた平泉は、期待を裏切らずたいへん魅力のあるお寺であった。いや、現在は寺がメインになっているが、ここは奥州藤原氏の住む都市だったので、全体を感じたい。義経が死んだといわれている場所から北上川を眺めると、あまりの美しさに感動し、しばらく動けなかった。東京から遠いので難しいが、平泉にはまた訪れたい。

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平泉を出発し、奥州街道をひたすら北上する。盛岡を越え、青森に入ると南から一戸、二戸、三戸…と続いていくのはおもしろかった。驚いたのは、五戸あたりの真っ暗な奥州街道を走っていると、体感温度がぐんと下がった。近くではないが、ちょうど西には十和田湖があり、このあたりを境に気温が変わるのかもしれない。七戸あたりに着いたときは18時か19時ぐらいになっていて、ガソリンの残量が少なくなっていた。ただ幹線道路なのでどこかにガソリンスタンドがあるだろうと思っていたが、これは都会の感覚で、あるにはあるが、閉店時間が早いのだった。ということで目的地の青森市まで走れない。田舎では早めに給油せねばならないことをうっかり忘れていた。野辺地まで走り、警察署があったので、ガソリンを売ってくれませんかとお願いすると、「ここは警察署なのでガソリンは売れません」。そりゃそうだ。たしか市内のガソリンスタンドはもう閉まっているとも言われたと思う。では公園で野宿するので、近場の公園を教えてくださいと言うと、25歳前後の若い警官に、

「ぼくも東京に行ったことありますが、田舎と東京は違うのです。公園で野宿なんてしてたら住民に通報されるので、それはやめてください」

通報も大事やが、雨も降っていたし、その状況下の青森で野宿するのはさすがに無理かとも思ったので、たしかコンビニで宿を教えてもらって「ビジネスランド 豊楽」というホテルに泊まる。風呂場が広く、部屋も清潔で久しぶりにまともな宿泊ができ、疲れがとれた。10時ぐらいに野辺地で給油し、下北半島を走る。

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下北半島も天気悪く、運転を愉しむ状況でなかったのは残念だった。100kmほど走るとむつ市内に入り、まずは100円ショップに行き、Tシャツを5枚ほど買って重ね着する。むちゃくちゃ寒いのだった。そしてホームセンターに行き、カッパを買う。これで一応は雨の中も走れる体制にはなった。

目的地は恐山である。市内から5㎞ほど走った山の中で、バイクが突如として「バンッ!」と音を出し、走らなくなった。驚くことにチェーンが切れた。今、私がいる場所は下北半島の先っちょで、つまり本州最北端である。故障する場所としては最悪だろう。それに加えてゴールデンウイークは多くのバイク屋が休みである。とどめは雨が降っている。あのときの絶望感は今でもよ~く覚えている。すべて投げ出したい気分になるが、そういうわけにはいかないので、私にできることはバイクを押して市内に戻り、バイク屋を探すこと。通行人にバイク屋を教えてもらい、そこへ行くと、ありがたいことに営業している。「営業中のバイク屋を見つける」という第一段階はクリアした。第二段階は、そのバイク屋にチェーンがあるかどうかである。事情を説明し、バイクを見せて、バイク屋の人が近所のバイク屋?に電話し確認すると、なんと中古のチェーンがあるという。バイクがぶっ壊れたときは自分の運の悪さを呪ったが、なぜか後々はうまく事が運んだ。チェーンを交換してもらい、バイクは復活する。最後は、代金はいくらになるのかなと思った。というのも私には選択肢がなく、追い込まれている。つまりいくらでもふっかけれるわけだ。すると中古のチェーンと整備費用で正しい金額を請求されてビックリした。東北の人やから、足元みて高額請求などしないのだろう。むつ市内にある「橋本自転車店」は素晴らしいお店です。私にとっては恩人だ。もしバイク屋が見つからなかったら、バイクを置いて電車で青森市まで行き新幹線で帰京し、連休明けにむつを再訪し、バイクを直して配送で東京に戻すという、大変な手間と金がかかる行為をしなければならなかった。本当にありがたい。店にはおじさんと20代ぐらいの若い人がいて、後者に冬の恐山の道路は深い雪に覆われるので、スノーモービルで遊びまくると言われ、写真を見せてくれた。冬のむつの生活は大変だろうが、スノーモービルは羨ましい。

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バイクの故障という恐ろしい試練を乗り越え、恐山へ再び向かう。何が楽しくて雨の青森を走らねばならんのかとも思うが、天候はどうしようもない。恐山は霊界と繋がっているといわれているが、たしかに怖い雰囲気がある。夜に一人でここに来るのは無理やと思わせる土地だった。この地から遠い東京で住んでいれば、再び訪れる機会を作るのは難しい。

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15時30分ぐらいに恐山を出発し、130㎞ほど離れた青森市に向かう。このときも雨が降っていたので、どうしようもないこととはいえ、当時の自分は根性あるなと振り返って思う。今はもう、雨の中をバイクで走るのはキツい。せっかく下北半島を走っているのに、雨で楽しめなかったのは哀しい。青森市内で宿泊。

東北ツーリング① 被災地を走る 東京~南相馬~仙台~松島~一関…

私は学生時代にCB400SF(NC39)で北海道ツーリングをし、函館からフェリーで大間に入り、4号線で東北を縦断したことがある。このときは走るだけでどこかに寄ることはしなかった。ということで走ったことはあるが、本格的な東北ツーリングは今回が初めてとなる。東京の自宅を出発し、6号線を北上する。福島に入り、福島第一原発ちかくの双葉町では通行止めになっている。原発の20㎞圏内は立ち入り禁止で、このあたりの住民は強制退去させられているので、町が無人化している。廃墟になっている町を初めてみて、改めてショックを受けた。バイクで現場をひたすら見て回る。夜に南相馬市の道の駅「南相馬」に着き、宿泊(笑)。

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 道の駅「南相馬

 

翌日は南相馬から北上するが、このあたりは津波の被害が大きい地区だ。津波から1年経っているが、被害が甚大なので復旧は進んでいない。家などがすべて津波にやられてしまい、建物が何もない広い土地をみると天変地異の恐ろしさを思う。津波に襲われた人達の恐怖は大変なものだったろう。こんな大きな船が陸まで流されるので、大津波がやってきたらどうしようもない。

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海に向かうと、たまたま行ったところが伊達政宗がつくらせたといわれる「貞山堀」だった。土地の人と話をし教えてもらう。

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仙台に入る。仙台に来るのは久しぶりで、走っていて驚いたのは、中心地の区画整理がきちんとされており、非常に走りやすいこと。日本の都市では珍しいと思う。青葉城跡に行き、ここに宮城縣護國神社があるのでお参りし、そして仙台市内を眺める。素晴らしい景観で感動した。雪が降り、積もるので冬の生活は大変やが、春夏秋は住み心地のよい街なのではないかと感じた。仙台が好きになった。

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次は政宗の霊廟の瑞鳳殿(ずいほうでん)に行く。霊廟なら地味な造りかと日本人の感覚では思うが、日光東照宮のような派手なものである。もしかすると、政宗の好みなのかもしれない。

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市内から20㎞ほど走ると、松島に着く。松島には伊達家の菩提寺である瑞巌寺(ずいがんじ)がある。本堂へ歩いていると、津波がここまで来たと書いてある看板がある。瑞巌寺は国宝で、境内は素晴らしい雰囲気であるが、残念なことにたしか本堂やったと思うが、修理中だった。

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松島である。松島に行きたいと強く思っていたのですごく嬉しい。想像した以上に素晴らしい景色で感動した。時間があれば、ずっと景色を眺めていただろう。

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 有名な鑑賞地点は山を登る

 

夜に長距離を走るのは避けたかったが、松島に魅せられて遅くの出発となる。奥州街道に入る頃には既に暗くなっていた。奥州街道は江戸時代の五街道のひとつで、由緒ある街道である。このあたりは田舎なので、街灯はあれど、ほぼ真っ暗の中を走ることになったが、交通量は少ない。したがって後から振り返ると危ないのですべきではなかったが、スピードを出しまくってひたすら走る。100㎞ほど走って、目的地の岩手県一関に着く。道の駅「厳美渓(げんびけい)」で泊る(笑)。なぜ夜に走ってまで一関まで行ったかというと、明日に訪れる目的地が、奥州藤原氏栄華の地、「平泉」だからである。

かわいいワンコ

海老名サービスエリア下りで、とんでもなく可愛いワンちゃんがいた。私は死ぬほど犬が好きなので横で見ていると、飼い主がエサを私にくれたので、ワンちゃんにご飯をやることができた。すごくおとなしいワンコで、飼い主がかわいがって飼っているのがよくわかった。

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「柏献血ルーム」で献血 60回目♡

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千葉の柏献血ルームには3年ほど前に行ったことがある。そのときは次に予定があったので、献血後すぐにルームを去ったため休憩する時間がなく、そのためどんなルームだったかあまり覚えていない。ということで再訪を楽しみにしていた。東京の自宅を出て、環七の内回りから水戸街道に入り、24㎞、50分でルームと提携している駐車場に着く。ルームは柏駅から歩いて2分の場所に立地するビルの5階にある。ちなみに柏のルームは以前はそごうの中にあったとのこと。そのそごうも去年の2016年に長い歴史に幕を閉じた。閉店後は、柏駅周辺の人の流れが変わったという。

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ルームは森をイメージした造りとなっており、床やテーブルなど、木材を多用していて居心地が良い。自動販売機を木材で囲っているのはおもしろいと思った。コンセプトは吉祥寺のルームと同じである。私は医師の診察で質問を用意していた。以前に献血のニュースを見ると、献血を多くしてきたある人がいて、彼は献血する一週間前から断酒するという。酒を飲まない方がいいのかどうか知りたかったので質問すると、献血時の血液の状態に前日の飲酒は関係ないとのこと。関係あるなら酒を飲むのはやめようと思っていたが、そうでないならこれからも飲もう。

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検査の採血をし、基準をクリアしていたので献血はできるが、看護師さんに「血小板献血でお願いします」と言われた。私は血小板と血漿献血可能日にズレがあり、今日は血小板献血の可能日に達していない。ということで今回も血漿である。本番の採血の準備ができると、多くのルームでは渡されたアラームで知らせるが、柏はアナウンスで知らせる。同じフロアにトイレがあるが、トイレでもアナウンスが聞こえるようになっていてちょっと驚いた。

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採血室には看護師さんが8人ほどいて、ベッドは14台にみえたが、HPには16台と書いてある。採血が終わり、待合スペースでルームにある記事に目をやると、なかなかおもしろい。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                              他国の献血事情について書いてある記事を読むと、イタリアでは「献血有給休暇」という制度があり、オランダの献血ルームは8時~22時までやっているとのこと。日本も全てのルームがする必要はないが、オープンの時間が早かったり、遅くまでしているルームがあってもよい。特にあればうれしいのは、遅くまでしていれば仕事終わりに献血できる。日本のだめなところのひとつは横並びである。献血ルームも、もっとそれぞれに個性があってよいと思った。

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 駐車場まで戻ると、前輪の前に張り紙が貼ってあり、ここは車の駐車場で、バイクは別にある、今回は車の金額を頂きます、といった趣旨のことを書いてある。私は車とバイクの駐車場は同じ場所やと思っていたが、別れているのだった。車ならルームから3時間分、たしか1200円分ほどの立替をしてくれるが、バイクなら8時間200円とかなり安い。8時間もの時間があるなら、もっと早くにルームに行き、一番乗りができたと思うと残念である。もう柏献血ルームには行かないだろうなと思っていたが、この失敗を取り返すために、1年後ぐらいにまた訪れるかもしれない、と思った。

 

私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

千葉の献血ルーム巡り

献血千葉123 の検索結果 - Toita blog

BMWのバイクとクルマを見に行く S 1000 RRとM760Li xDrive

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「S 1000 RR」はBMWスーパースポーツモデルで、このクラスは日本車の独壇場だったが、2009年にBMWがS1000で参戦してきた。消費者にすれば選択肢が増えるので喜ばしいこと。性能に関してはS1000に乗ったことないのでわからないが、ライバルと比較した結論はわかる。性能に差などない。全てのメーカーが本気で作っているのが1000㏄のSSなので、みんな凄い。したがってSSを買うなら好みで選べばいい。みんなそうやが、S1000のデザインも非常にカッコいい。S1000の特徴は、非対称のヘッドライトの形状である。非対称デザインを成立させるのは難しいと思うが、カッコよく仕上げるところにBMWのデザインのレベルの高さを感じる。他には、日本車は最後発のGSX-R1000の発売をもってして、4車のメーターがフルデジタルメーターになり、1000㏄のSSでタコメーターがアナログなのはS1000のみとなった。メーターは運転中に常に見るものなので、それも立派にひとつのデザイン上の特徴として挙げられると思う。

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S1000について考える際に、もっともおもしろいなと思うのは価格である。約220万円で、日本車のSSと価格がほぼ変わらない。本来なら、クルマと同じくBMWのバイクは同じクラスの日本車より高価である。それはブランド料も含まれていると思うが、最大の原因は日本車よりもパーツにコストをかけているからだ。ではなぜSSでは価格が近いかといえば、日本車もSSに関してはコストをかけて作っているからである。BMWと同じように作っているということ。私は日本メーカーを応援したいと強く思っているので、SSを買うなら日本車にすると思うが、その気持ちがなければBMWを買うだろう。憧れのBMWを日本車と同じ価格で買えるなんて素敵だ。

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ところで私は、バイクのリアシートには、以前に乗っていたCB400SFに一度、乗っただけである。そしてバイク屋でバイクに跨るときは、サイドスタンドで停まった状態なので、リアシートには座れない。ということでバイクの後ろに乗る機会はあまりなかったことになるが、このショールームでは半数のバイクが地面に固定された状態で展示してある。したがってリアシートに座れる貴重な体験ができた。それぞれの後ろに座ってみると、たとえばK1600GTのリアシートは素晴らしく快適であったが、S1000のリアシートに座ってビックリした。リアシートの面積が狭いのは見ればわかるが、座るとあまりに小さい。これは絶対に怖い、こんな左右に揺らされたら落っこちてしまいそうなシートに座って100㎞/hぐらい出されたら、ジェットコースターの比ではない恐怖感があるだろう。というか、危ないだろう。SSのリアシートはエマージェンシー用で、2人乗りするバイクではない、と今回やっと理解できた。たしかに考えてみると、SSで2人乗りをしているのを見かけたことない。

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クルマは「M760Li xDrive」に座ってみた。これは7シリーズの最上級モデルで、V型12気筒、6,6リッターのターボエンジンを積み、最高出力は610ps、最大トルクは81,6kgmと凄いエンジンである。12気筒エンジンは珍しく、日本車ではセンチュリーだけで、私はセンチュリーを少しだけ運転したことがあるので12気筒エンジンを味わったことはあるが、同じ12気筒とはいえ7シリーズのそれはパワーがまったく違う。したがってどんな加速をするかなど、エンジンについての想像ができない。価格は2420万円で、消費税でアクアが買える。NSXやウラカンと同価格ですね。運転席に座ると、インテリアの質感の高さ、デザインの良さに感動する。ただ、ボディが大きいので運転しづらいのではないかなぁと思った。慣れるのかもしれないが、これほど大きければ運転していて愉しくないような気がする。リアシートに座ると、当然ながら世界中のクルマのなかでトップクラスの快適性がある。しかしながらこのクルマの後ろに乗って出勤したい…とは思わない。私はクルマ好きなので、後ろでふんぞり返るのではなく死ぬまで自分で運転したい。このM760Liはいろんな意味で私とは無関係のクルマやが、素晴らしいクルマであることはよく理解する。100㎞ほど運転してみたい。今秋に発売されるレクサスの新型LSはこの7シリーズやSクラスなどと戦わねばならない。日本人なのでLSに勝ってほしいなとは思うけど、それは難しいだろう。

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さて、BMWについて書くと、私はミュンヘンにあるBMWの本社に行ったことがある。そして四輪と二輪の両方を作っているメーカーはホンダとスズキとBMWだけである。したがって私は、BMWが大好きだ。好きではあるけれど、縁はないのでただの片思いである。

東京モーターショーで、ベンツとポルシェは展示車に鍵をかけており、客がシートに座れないようにしていたが、BMWは鍵をかけておらず、7シリーズにも座れた。そのときに思い出したのは、BMWは80年代ぐらいに日本市場では赤字やったが、それでも一所懸命クルマを売っていた。なぜかというと、日本のお客は世界で一番、品質を見る目が厳しい。したがってその日本で成功しなければBMWの未来はない…と彼らは考えていたのだった。東京モーターショーで鍵をかけていなかったのは、80年代のBMWの考えが今も続いているのではないか…と考えて感動したのである。

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このように、BMWは走りにこだわるメーカーとして独自のブランドを確立し、バイクも作っていて、バイクもまた強烈な個性を持っているという素晴らしい会社である。将来、もっとバイクにくわしくなって、BMWのバイクに乗り、日本車とはちがう素晴らしい個性を理解できたなら、私がBMWのバイクに乗る日はいつかやってくると思っている。

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BMWのバイクを見に行く F 700 GS  G310R  K 1600 GT…

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BMWのバイクは強烈な個性を持っているので、日本車にとって強力なライバルである。魅力を挙げると、ひとつひとつのパーツに質の高い物を使っており、その結果、質感の高いバイクが出来上がる。BMWはクルマでも走りのよさにこだわるメーカーなので、当然バイクでもそこは妥協しない。そしてBMWのブランドイメージもよい。たとえばクルマなら、一番安いモデルなら300万円台で買えるが、ふつうBMWを買うとなれば、500万円以上はする。ただバイクなら日本車より高いとはいえ100万円台から買えるので、バイクで憧れのBMWに乗る、というのは正しい考えだろう。日本車を愛する私でも、一度はBMWのバイクを所有してみたいと思っている。当然それらを逆にみると、価格は日本車よりずっと高くはなる。ということで去年にできたお台場のBMWショールームに行く。ここのよいところは、庶民でも気軽に立ち寄れること。ふつうのBMWのディーラーだと、着ている物が計1万円もしない私が行けば、警察を呼ばれて逮捕されてしまう。

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まずは「F 700 GS」。これは日本車でいえばホンダのNC750だろう。75psとパワーはそこそこやが、着座位置が高く、荷物をたくさん載せることができ、ロングホイールベースなのでまっすぐに走るには安定していて楽だろう。したがってツーリングには素晴らしい相棒になる。ただし、ブレーキはブレンボで金をかけているが、正立フォークである。130万円のバイクで倒立フォークでないとはいかがなものか。1000㏄のアフリカツイン、V‐Stromは140万円ほどで倒立フォークである。全体をみても、お金をかけて作ったという雰囲気は、BMWとして見ればあまり感じない。そういう意味でBMWらしくはないと思うが、ヘッドライトの形状が非対称なのはBMWのデザインだ。おもしろいのが横に位置するガソリンの給油口で、このメリットは荷物を載せたままで給油できること。人に聞いたので確実に事実かはわからないが、これはBMWの特許やとその人は言っていた。ホンダがNCでこれをやりたかったが、その理由から断念したらしい。

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次は発売されたばかりの「G310R」。これの特徴は、普通自動二輪免許でBMWに乗れる。そして税込58万円という安さでBMWに乗れること、である。走りがよいかどうかはわからないが、そこそこよいのであれば素晴らしい。そしてなんといってもBMWのバイクに60万円程度で乗れるなんて夢のようなできごとだ。「何のバイクに乗ってるの?」と聞かれ、「BMWに乗っている」と答える自分の姿を想像してみよう。生産国はインドやが、安いのに倒立フォークとそこは正しくBMWだ。デザインもそれなりにカッコいいので、世界規模で売れるモデルになるだろう。

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お次は「K 1600 GT」で、これはもうThe BMWといったバイクだ。デザインのレベルが非常に高い。日本車でいえばヤマハのFJR1300と同じカテゴリーのバイクやと思う。コストを贅沢にかけて作ったであろうことが、見るとよく伝わってくる。エンジンはなんと6気筒!ものすごいスムースなエンジンの回り方を味わうことができるだろう。走りも素晴らしくよいはずだ。FJRや隼、ZX-14Rと比べると、デザインの質感が1ランク違うなと思う。こういうバイクを作れるところがBMWの凄いところであり、日本メーカーが真似できないところでもある。その代わり価格は300万円なので、たとえばトヨタの86よりも高い。ただその金額分の価値は十分にあると思う。細部のパーツひとつひとつに金をかけていて、その結果としてこういう完成度の高いバイクになる。K 1600 GTで北海道ツーリングに行けば、どんなに愉しいことだろう。日本車の上限は200万円程度やが、こういう300万円クラスの奥深いバイクも作ってほしいと思う。

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安房神社に参拝する 安房国の一宮 千葉県館山市

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安房神社(あわじんじゃ)への参拝は7年ぶりぐらいだ。千葉の最南端に立地し、安房国の一宮である。東京からここへ来るには200㎞ほど走らねばならないので、参拝客は普段から少ないのかもしれない。その代わり山に囲まれ、境内も広く、本殿周辺を歩いていると気持ちよい。この辺りには多くの野鳥が生息しているらしく、バードウォッチングするルートがある。1泊する旅であれば、鳥を見ながらゆっくりするのも楽しいだろうなと思った。このように自然豊かな房総半島であるが、おもしろい歴史はない。頼朝が平氏と戦う際に滞在していた、とか、日蓮の生誕地だとか…。歴史の表舞台には出てこない土地である。ということで他に書くことはないので、館山の青々とした空のように広い心で、安房神社の綺麗な写真を眺めて楽しんでもらえればうれしいです。

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 本殿から参道を眺める

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私の神社巡り

神社123 の検索結果 - Toita blog

GSR750と千葉ツーリング③ 東京~鴨川~館山~鴨川~東京

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7時10分に自宅を出発し、357号線で千葉駅を越え、茂原街道に入りすこし走ると、やっとツーリング気分になれる。とはいってもまだ田舎ではないので飛ばすことはできない。茂原公園で40歳ぐらいの男に、「今からどこに行くの?館山!いいなぁ、おれも一緒に走りたいよ」と話しかけられる。公園から5㎞ほど南下すると、ぐんと交通量が減り、このあたりから千葉ツーリングが始まった感じ。70㎞ちかく走らなければ始まらないのはちと残念。大多喜街道から465号線に入ったところでよい風景に出会ったので、初めて写真を撮る。

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鴨川で太平洋まで出、そこからは海岸線を逆時計回りで南下する。道の駅「鴨川オーシャンパーク」で130㎞走行していた。時刻は10時35分。今回は房総半島の最南端まで行く。館山へはバイクで行ったことがなく、7年ほど前にクルマで一度、行ったことがあるだけ。館山には人があまり住んでいないのだろう、交通量も少なく、走っていて愉しい。先の見えないまっすぐな道のフラワーラインを走っていると、北海道ツーリングを思い出した。道の駅「ちくら・潮風王国」では海を見に行く。カニとヤドカリと遊ぶ、カニは東京湾にもいるが、ヤドカリを捕まえたのは久しぶりやと思うのでけっこう嬉しい。ヤドカリは臆病なので、捕まえられた状況ではいくら待っても体を出してこないことの方が多い。11時55分に道の駅を出発する。

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 勝浦上野大多喜線(177号線)

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 道の駅からの眺め

 

南房総で人気のある道のひとつに安房グリーンラインがあり、そこを走ってみる。なるほどここでは飛ばそうと思えば、前にクルマがいなければ150㎞/hぐらいで走れそうな道だ。ただ、地元の人に道を聞いた際に、グリーンラインではたまにバイクの事故があると言っていた。やっぱりみなさん飛ばすのだろう、いやそのためにわざわざ遠くの館山まで来ているのか。取り締まりもたまにしているらしい。このあたりには有名な手彫りトンネルがあり、それを見たいと思ったが、どこにあるのかわからない。これかなと思って進んだ道は途中から舗装されておらず、先がどうなっているのかわからないので引き返す。とはいってもせっかくここまで来ているのやから、どうしても見てみたい。さっきの人とは違う地元の人に尋ねると、手彫りトンネルは何か所かあるとのことで、そのうちの1か所を教えてもらい、行ってみる。雰囲気はよかったけれど、感動するようなものではなかった。まあそういうことだってある。ちなみにこの人は語尾に「だっぺ」と言っていた。千葉市あたりの言葉は東京ことばに大きく影響されているけど、南に行けば言葉が違うと聞いたことがあったが、これで理解ができた。やっぱり現地に行くのは大事だ。

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 安房白浜トンネルは長い

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以前のドライブの際に、安房神社へ行ったのやが、今回も参拝する。有名な房総フラワーラインを走ったが、まっすぐな道でかなりよい。ここまで来るのに200㎞ちかく走っているので、房総半島の先は東京からは遠い。

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 対岸は三浦半島

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以降は帰り道になるが、残念なことに疲労を感じる。あと100㎞以上残っているのに…。いつもは鴨川より南には行かなかったので、総走行距離は230㎞程度に収まっていたが、今回は館山に行ったぶんの100㎞が増える。わかったことは、夏に250㎞以上を走るのは厳しいということ。30度以上の天候下で、バイクの厚い服装は肉体的にも精神的にもかなり疲れる。次に館山へ行くのは涼しくなった秋がいい。夏に300㎞も走るのはあかんなと、今回の千葉ツーリングで学んだ。

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 総走行距離 360㎞

 

GSR750日記

GSR123 の検索結果 - Toita blog

新型カムリに乗る 2017年

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新型カムリは発売前から「カッコいい」と話題になっていた。カムリはトヨタの世界戦略車で、なんと100か国以上で販売されており、メインマーケットはアメリカである。アメリカでは15年連続、乗用車の販売台数でトップの座にいて、ライバルはホンダのアコードや日産アルティマなどになる。カムリの累計販売台数は1800万台とのこと。したがって日本市場で一応は売っているものの、たくさん売ろうとは思っておらず、日本で乗るには大きいと感じるボディサイズや日本人好みではないデザインなどが原因で、忘れられたクルマになっていた。初代が発売されたのは1980年で、そのときは「セリカ カムリ」という名で、セリカをベースにするFRの4ドアのスポーツセダンだったが、2代目からFFになったとのこと。ちなみに名前の由来は「冠」で、30年以上前のモデルにはカムリのマークは冠だった。これは今でも覚えている。日本語が由来の名の車種は珍しく、歴代でも日産バサラなど数えるほどしかない。現行ではカムリだけかもしれない。蛇足ながらバイクも同様で、数少ない日本語由来の名の車種は、カワサキのNinjaやスズキの隼になる。

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デザインが好評なカムリを実車でみると、たしかにカッコいい。アメリカ人好みなデザインでありながらも、日本人にも受け入れられるだろう、なかなかレベルの高いデザインやと思う。ただし価格はけっこう高い。グレードは3つあり、税込329万4000円からで、古くはなっているがFRで6気筒エンジンのマークXが約270万円から買えるので、購入を検討するならマークXと比較したいところ。私が乗ったのは最上級グレードのGレザーパッケージで、419万5800円のモデル。この金額ならクラウンが買える。エンジンは4気筒2,5Lのガソリンエンジンと電気モーターのハイブリッドモデルのみ。

ということでカムリは高級車である。インテリアの質感も高く、運転席に座ると気分よい。走り出すと、乗り味が非常に軽快だ。ハンドルも軽く、クラウンのようなどっしりとしたそれとは違う。これはアメリカ人の好みなのかもしれない。ただボディサイズは運転していて大きいと感じるので、細かい道を走る際は神経を使う。停止時にはエンジンは止まり、それは他のクルマも同じやけど、音楽を聴いていなければまったくの無音になったのですこし驚いた。今回は試していないが、カムリで高速道路を100㎞/h巡行すれば最高に楽で快適だろう。エンジン以外は高級車のレベルやと感じた。エンジン+電気モーターを合わせた最大馬力は200馬力を超えるので、アクセルを踏めば力強く加速する。パワーは十分すぎるほどあり、5人乗車でも重さを感じないだろう。ただ高級車のエンジン、ではないとは思った。エンジンやインテリアの雰囲気から、スポーティさが開発の方向性なのだろうと思う。さて、私はクルマ好きである。したがってクルマの判断基準は運転していて楽しいか否か、が最大のポイントになるが、想像した通り、カムリはおもしろくない。もちろん当初からおもしろいクルマにしようと思って開発しているわけではないので、クルマ好きが乗って運転を愉しむクルマではないわけだ。おもしろいのは、現行のクラウンは運転していてけっこう愉しかったりする。

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デザインで気になったのは、顔は素晴らしいが、リアはジャガーに似ているなと思った。横からみると、FFやからだろう、ホイールベースがかなり長い。したがって後席のレッグスペースはセダンとしては広い。

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 リアウイングはオプション

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私のカムリの思い出は、高校生のときに、父が会社のクルマで6代目カムリ グラシアの、ダイハツへのOEM車であるアルティスに乗っていたこと。助手席にしか乗っていないが、ゆったりとした乗り味でよいクルマやと思った。

日本でセダンはあまり売れないのでカムリの月販目標台数は2400台とのことやが、1000台売れれば成功だろう。カムリはよいクルマやと思うが、幅が広いなど方向性がアメリカのような道を走るのに適したクルマに仕上がっているので、日本ではどうかなと思う。私なら、あるいは運転を楽しみたいと思う人なら同価格のスバル WRX S4を買うが、顧客層はまったく違うので、両車で悩む人はいない。実際に検討するなら、アコード、レガシィ B4、マークXになるだろう。

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「津田沼献血ルーム」で献血 素晴らしい魅力のあるルーム

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津田沼献血ルームに行くのは1年と9か月ぶりぐらいで、綺麗なルームなので再訪を楽しみにしていた。今まで知らなかったが、津田沼船橋市である。船橋市はけっこう広くて人口も多いのだろう、船橋駅にも献血ルームがあるので、市に2か所もあるわけだ。バイクで家から21㎞、40分で献血ルームがあるパルコ近くの駐車場に着く。ルームは津田沼駅の近くにある、パルコB館の6階にある。

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前回の川崎で一番乗りの気持ちよさに味をしめたため、今回も10時前から入り口で待ち、オープンと同時に早歩きで6階まで上がる。ルームに入るときにスタッフが中にいるのが見えたのでちょっと恥ずかしい気はしたが、自動ドアが開くと「いらっしゃいませ」。リストバンドの番号は1。私が入ってから5分ほどで6~7人ほどやってきたので、献血者は減っているが、好きでしている人も多いのだろう。

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津田沼のルームは2012年の10月に新装移転し、コンセプトは『皆が集う街のカフェ』で、非常にお洒落である。横浜Leaf献血ルームと雰囲気がそっくりだ。そして漫画の数が多く、1300冊以上あるとのこと。凄いなと思ったのが、ゴジラなどのDVDを寄贈している人がいた。DVDも多くあるが、それらには寄贈のシールが貼ってあった。

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採血は10時20分から始まった。採血室にベッドは20台あり、看護師さんは8人いた。私を担当した看護師さんは20代の若い人で、針を刺すまでに、刺す血管を頻繁に触って確認し、諸々の動作も慎重だった。もしかしてこの仕事を始めたばかりなのではないか、と思った。そうすると、恐怖感が襲ってくる。「針刺すときに、痛いのではないか…」。慣れているとはいえ、あの太い針を刺されるのは今でも怖い。正確にいえば、稀に上手な人がいて、針刺すときの痛みがないときもあるが、大半は痛みがあるし、下手な人やとマジで痛い。ビクビクしながら針を刺されたが、意外にもあまり痛くはなかった。が、刺し終えた後に恐怖から過呼吸のようになった。おおげさなヤツ、と思うだろうが、ぶっとい針を刺されるって怖いんだぜ。看護師さんはたんに慎重な性格の人だったみたい。

今回の採血は4サイクルだったが、戻しのときに、つまり1サイクル目の赤血球などを体内に戻しているときに看護師さんが手首に触れ、脈を確認していた。そして後半に看護師さんに「担当者が変わりますね」と言われた。したがって採血終わりの際は違う人やったが、

「最初のトイレは洋式トイレで座ってしてください。何で来られましたか?バイクですか、運転中に気分が悪くなったら、路肩にバイクを停めて、休んでください」

津田沼では社員教育が徹底されている。ここまで丁寧に脈を確認したり説明を受けたのは初めてやと思う。素晴らしいルームだと思った。採血は50分、4サイクルで終了。

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献血カードの返却の際に、駐車券を3時間分くれた。献血後のバイクの運転で事故が起き、死んでしまったらよろしくない状況になるだろうから、1時間以上は休憩してくださいということ。他のルームでも成分献血なら3時間分くれる。ただ、以前津田沼に来た際は全血をし、そのときは2時間分しかくれなかった。ということで残り1時間20分ぐらいはルームでゆっくりとくつろぐ。

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 多目的スペース

 

近くに30代後半ぐらいの女性がいたが、献血ができなかったと言っていたのを耳にした。人によって、あるいはその日の体調次第では血液の基準を満たせず、献血を断られるケースもある。たまにこういう人を見かけるが、私が見た限りでは女性の方が多い。

川崎にも下の紙と同じ趣旨のものを壁に貼っていたが、貼っているということは迷惑行為をする輩がたまにいるということだろう。ただ私はそういう現場を見たことはない。

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ルームにあった献血に関する記事などを読むと、年間の献血者数は約525万人で、献血で得た血液は突然の事故や病気の手術の際に輸血で使われる、そういった認識を大半の人は持っていると思うが、実は最大の使途はがん治療で、これが38%を占める。そして千葉県の地図でルームの所在地をみるとおもしろい、偏りがあるのを確認できる。これは千葉の西には東京があり、ルームがある地域は東京のベッドタウンでかつ千葉の中心地がこのあたりだからだ。

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素晴らしいと思ったのは、津田沼のルームの曜日別、時間別の献血者数のグラフを壁に貼っていたこと。これをしている首都圏のルームは津田沼だけだ。日曜の献血協力者は約100人で、それが最も多いルームは200人ほどなので半数ほどだ。こうやってルームの情報を可視化してくれるのはうれしい。

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津田沼献血ルームの特徴は2つあり、まずは綺麗でお洒落なところ。そしてサービスレベルが非常に高い。前者のルームは他にもあるが、サービスはトップレベルだろう。したがって津田沼はかなり魅力のあるルームである。津田沼にはまた行きたいと強く思った。帰りにバイクの所まで戻ると、駐車場の人に「このバイク、高いでしょう?」と聞かれた。「〇万円です」と答えた。前回来たときはGSR250でここに停めたが、その際もバイクについて聞かれたのを思い出した。みなさん、乗っていなくてもバイクに関心があるのだった。

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私の献血ルーム巡り

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千葉の献血ルーム巡り

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GSR750のオイル交換 2回目

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GSR750のオイル交換のタイミングは3000㎞または6か月である。冬はあまりバイクに乗らないので3000㎞は走ってないが、前回の交換から6か月と13日経っている。少し日にちが過ぎているのは、伊豆ツーリングに行ってから交換しようと思ったからだ。ということでバイクを買ったスズキワールドへ行く。

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作業は15分ほどで終わるが、見ていてなるほどと思ったのは、フロントブレーキのレバーをゴムではないが硬いゴムみたいなもので縛っていた。そうやればバイクは動かない。作業中に店長に、「今日は暑いので、バイクで走るにはいいでしょう」と話しかけられ、意外な思いをした。というのは、バイクの契約交渉を店長としたのやが、そのときに私は値切った。それが人間関係に尾を引いていたのやが、あれから多少の時間が経ち、いくらか会話を重ねることで私がまともな人間やとわかってくれたのやと思う。そしてもうひとつ、カムポジションセンサーの故障(断定はできない)のため、バイクを預けたりして私は迷惑を被った。もちろんディーラーも悪くないが、その際に私は文句を言わなかったので、そういう態度も含め、店長は申し訳なかったという思いがあるのだろう。といった経緯もありながら話しかけられたわけやが、店の人と良好な関係を築くのは大切なことなのでこちらは嬉しい。「そうですね。これから〇〇(スズキの他の販売店)に行ってGSX-R1000を見に行ってきます」「ああ、そうですか。ただ、展示してあるのはR1000RでなくR1000のほうだと思います」。

スズキの店員にとって、今年もっとも嬉しいニュースはGSX-R1000のフルモデルチェンジだろう。R1000は台数が出る車種ではないが、スズキのフラッグシップなので、やっぱりこれが新型になれば、店も気合いが入るはず。会話で意外に感じたのは、私はR1000で十分な性能やと思っていて、もちろんその通りなのやけど、店長としては、どうせ買うならR1000Rだろうと思っているのだな、とわかった。たしかに価格差以上の価値がR1000Rにはある。

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葛飾店は春に改装したのやが、なぜ改装したのか聞いてみた。すると「もともと建物自体が古かったのと、他の店でも最近、改装をしている。全体としてその流れです」という答えが返ってきた。今年スズキは新車ラッシュで店も改装している。スズキは二輪部門を黒字化し、もっと魅力のある部門に育てたいと本気で動き出したのかもしれない。もしそうなら、スズキファンの私もうれしい。

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GSR750日記

GSR123 の検索結果 - Toita blog

マイナーチェンジ後のエクストレイルに乗る 

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現行のX‐TRAILは3代目である。初代はカッコよくて走りもよくて価格が高くなかったので大ヒットし、2代目は個性に乏しかったのでそれなりの人気だった。現行のサイズは初代と比べ一回りは大きくなり、角ばっていたデザインが丸くなっている。したがってかなり大きくみえる。これはメイン市場がおそらくアメリカで、アメリカ人の好みに合わせているからだろう。エクストレイルがマイナーチェンジしたので横浜で乗ってきた。まずはハイブリッドを試す。

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 日産本社は横浜駅の横に立地する

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実は前期モデルにも乗ったのやが、3年ほど前なのでどういう乗り味だったかまったく覚えていない。したがって今回、初めて乗るようなものやが、最初に抱いた印象は、「これは高級車だな」。エンジンはパワーがあるし、乗り心地もいい。スイッチ類を押したときの質感も高級車のそれのレベルである。外観のデザインも堂々としたものやし、内装のデザインも質感高し。考えてみればエクストレイルの価格は約220万円からで、多くの人は総額300万円ほど払っているだろう。たとえばマークXは約270万円から買えるので、価格でみれば高級車といえる。

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好感をもったのはエンジンで、2Lのガソリンエンジン+電気モーターが予想した以上におもしろい。かなりパワーがあるので、市街地を走ればほとんどアクセルを踏めない。日産本社をスタートし、首都高横羽線をみなとみらいから入り、本牧JCT湾岸線に入り、磯子で降り、再び磯子から首都高に乗り、本社へ帰るルートを走る。なぜ高速道路を走るかといえば、プロパイロットを試すためである。

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 ランドマークタワー

 

プロパイロットはほとんど80㎞/hでセットしたのやけど、一度も解除されなかった。ハンドルには常に触れていないといけないが、ずっとその速度で走ってくれるし、たとえば急に前にクルマが割り込んできた際にはブレーキをかけてくれる。自動運転の初期技術やが、信頼性は高い。どういうときに解除されるかというと、カメラで前方をみているので、大雨の際は稼働しない。そしてワイパーをもっとも速く動かすと、解除される仕組みになっている。セレナから搭載されたが、それとの最大の違いは価格で、セレナはプロパイロットをオプションで付ければ他のものもくっついてきて24万3000円するが、エクストレイルのそれは14万400円高と、セレナよりも付けやすい価格だ。ということで装着比率はなんと7割もあるとのこと。ちなみに私がエクストレイルを買うならプロパイロットは付けない。おもしろい技術ではあるが、絶対に自動運転をしてくれると保証されていない以上、いつ急に解除されても自分で運転できる状態でいなければならない。それだったら自分で運転する。

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エクストレイルの機能でいいなと思ったのが、2車線で横の車線にクルマがいればそちら側のAピラーの内側が光る。それによって横にクルマがいるとわかり、衝突、接触事故を防ぐことができる。これはかなり重宝できる、たしか全グレードに装備されていると同乗のスタッフが言っていた。

次はガソリン車に乗ってみたが、エンジンにまったく個性がなく、運転していて楽しくない。とはいえハイブリッド車のエンジンと同じものやが、電気モーターがあるかないかでこうも印象が変わるのかと驚いた。私ならガソリン車は絶対に買わないが、ただしハイブリッド車は50万円高になる。どちらにすべきかの判断は難しいが、販売比率はハイブリッドが4割とのこと。

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運転してみると、エクストレイルはなかなか魅力のあるクルマであるとわかった。では実際に購入を考える際に、「カテゴリー」ではなく「価格帯」で選択肢をみてみると、たくさんの魅力あるモデルがいるとわかる。スポーツカーならハチロク、高級車なら前述の6気筒でFRのマークX輸入車ならベンツのAクラスなども買える。したがって価格で考えればおもしろいクルマがいっぱいいるが、クラスでみればライバルは少ない。私はエクストレイルのようなクルマを買おうとは思わないが、このクラスが好みの人は、エクストレイルを買って満足すると思う。実際、現行のエクストレイルは街でよくみかける。

 

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日産車でもっとも凄いのはもちろんGT-Rだ。何から何までカッコいい。金持ちのおじさんになったとすれば、LSではなくGT-Rを買うような人になれれば素晴らしい。

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新型GSX-R1000Rに乗る 2017年モデル

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スズキファンRIDEフェスタに行き、GSX-R1000、GSX-R1000Rに2回ずつ乗ってみた。まずはR1000とR1000Rのちがいやが、これは試乗コースで走る程度ではわからない。私が買うならR1000を買うだろう、というのはふつうの運転技術しかもっていないならR1000で十分やと思うからだ。ただし価格差以上の魅力がR1000Rにはあるので、予約段階での販売比率はR1000Rのほうが高い。

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 GSX-R1000

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バイクの基本動作は「走る、曲がる、止まる」である。この3つでR1000に乗って感じたことを書く。

まずはエンジン。エンジンをかけた瞬間に、素晴らしくいいサウンドがするので興奮させられる。新しいスズキ車はクラッチを握らなくてもエンジンがかかる…ということを忘れていたので最初はクラッチを握っていた。走り出すと、加速時に「バババババ~」という音がしながらスッ飛んでいくので驚いた。あの音はおもしろい。乗ってみてわかったのは、おそらく100㎞/hぐらいまでの速さは私が乗っているGSR750とあまり変わらないのではないか、ということ。ただし、R1000のエンジンの凄さを体感できるのは私が回した7000rpm以上からになる。ここから14000rpmまでがとんでもない加速をし、ものすごく愉しいのだろう。なんたって200馬力である。GSR750の106馬力でも速いのに、200馬力の加速など想像できない。そう考えると、東京のような場所でブン回すのは無理なので、東京で乗ればストレスが溜まるかもしれない。

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R1000に乗って最も驚いたのは、ハンドリングである。最初は初めて乗るバイクなので寝かさなかったが、徐々に慣れてきたので3回目ぐらいから曲がるときに寝かしてみたら、スッとバイクが横になる。これほど素直なハンドリングのバイクに乗ったことない。R1000だから、というよりもこれがSSのハンドリングなのだろう、車体構造を曲がりやすくなるよう造っているのやと思う。これはもう、バーハンドルのGSR750とはハンドリングの次元が違うなと思った。私の知らないバイクの世界である。このスムーズなハンドリングを味わうだけでもSSに乗る価値があるなと感じた。

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 GSX-R1000R

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そして「止まる」は、ブレーキの効きに驚いた。ブレーキレバーを握ると強力にブレーキがかかる。なるほど、これがブレンボかと思った。たしかにGSR750のトキコのブレーキとは性能がまったく違う。

試乗コースなので、R1000の性能のほんのすこししか味わえていないが、それでもR1000の凄さをたくさん体感できた。ライバルは同時期に出たホンダのCBR1000RRになるが、おそらくR1000のほうが勝っていると思う。外観も、新型のCBRを見たことあるが、なぜか凄いぞオーラがあまり出ていない。雰囲気がおとなしいのだった。ただしCBRが確実に勝っているのは車重がR1000より10㎞ほど軽いことと、メーターがカラー液晶で、R1000は残念なことにカラーではない。1000㏄のSSでもっとも価格が安いのはR1000やが、メーターはコストカットしたのだろうか。ライバルの多くのメーターはカラー液晶なのでそこはダメやと思うが、R1000のメーターのデザイン自体はいい。個人的にはタコメーターはアナログが好みやが、R1000のそれをみると、フルデジタルもいいなと思った。

おもしろいのが、新型から逆輸入車ではなく日本で正規に売ることになった。そのメリットのひとつは、ETC車載器が標準装備されること。しかしながらデメリットは、なんと速度リミッターが付いている。ユーザーの半数以上がサーキットで走ると思われるので、その際はわざわざこれを外さねばならない。日本仕様では、速度リミッターを付ける義務があるのだろうか?

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 新型CBR1000RR

 

バイク好きなら一度は1000㏄のSSに乗らねばならない…とは思うが、懸念もある。街乗りとツーリングがメインの乗り方なら、セパレートハンドルはどうなのだろうか。1時間ぐらいで疲れると言う人もいる。そして怖いのは窃盗である。盗まれない駐輪場に停めねばならないが、私の家の駐輪場はそうではない。したがって買うにはいくらかハードルを越えねばならないけれど、いつかはSSに乗ってみたい。その際は、どの車種にすべきか。私ならGSX-R1000を選ぶ。なぜなら試乗したことがあるからだ。一度も乗らずに高価なバイクを買うのは難しい。スズキが試乗会でGSX‐R1000に乗る機会を作ってくれたことに感謝する。

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新型GSX-R1000を見に行く 『The KING is Back』 2017年モデル - Toita blog

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する 新型GSX-R1000R! 2017年東京

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スズキの試乗会に行くのは今回で3度目である。東京では毎年お台場でやっているが、場所は違っていて、今年はヴィーナスフォートBMWショールームの横で行う。今日は30°を超えるほどの良い天気で、試乗には最高の日だ。ちょっと早めに着いたのやが、既にたくさんの人がいて驚いた。年を重ねるごとにイベントの知名度が上がっているのだろう。昼休憩時に、じゃんけんで勝ち続ければ商品をもらえるじゃんけん大会があるが、そこで「試乗会に今年初めて来た人は?」の質問に、多くの人が挙手していたので、やはり今までで最も人が多かったのだろう。そして今年はスズキの新車ラッシュで、GSX250R、ジクサー、Vストローム650&1000&250、GSX-S750、そしてGSX-R1000が発売された。特にR1000を目当てに来ている人が多いと思われる。1000㏄のSSに試乗する機会などめったにない。それはスズキもよく理解してくれていて、正確な台数は忘れたがR1000を6台ぐらい、さらにGSX-R1000Rを4台も用意してくれた。これは本当に凄い、スズキがこの試乗会にかなり力を入れているのがわかるし、スズキのサービス精神を感じることもできる。去年はたくさん用意してあった隼が今年は3台だけで、やはりメインはR1000である。

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私は13時過ぎで帰らねばならないので時間の制約がある。計4回乗ったが、そのすべてがR1000である。理想をいえば、私のバイクの新型モデルであるS750に乗ってみたかったし、GSR750に乗ることで、改めてS1000に乗って違いを確認してみたかったし、Vストローム1000と650にも乗りたかったし、私が前に乗っていたGSR250をベースにしたGSX250RとVストローム250にも乗りたかった。しかしながら、R1000の魅力に感動したので、全てR1000に乗ろうと思ったのだった。

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さて、今回の試乗会ではR1000の待ち時間が30~40分もあるほどの大盛況やったが、感じたことが2つ。まずは、客の多くが年配者である。大きなバイクに乗る若い世代が少ないことが、ここへ来ることでもわかる。そして見た目がオタクっぽい人が多い。今やバイクを趣味とする人は、電車の写真を撮るのが趣味な人達と同じく、オタクの領域に入っているのだろう。よくない風潮やと思うが、とはいってもどうしようもない。

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もうひとつは、「スズキは偉い」。1メーカーの試乗会として考えれば、かなりの規模である。発売されたばかりの200万円するバイクを10台も用意するなんてふつうはしないだろう。他の車種もたくさん用意してあり、さらにそれを全国で行う。これは本当に凄い。ヤマハカワサキはこのようなイベントはやっていないし、ホンダは関東なら春に磯子でやっていると思うが、これほどの台数は用意していないだろう。スズキはなぜこんなことを毎年やっているのか。もともとサービス精神が旺盛なのかもしれないが、他メーカーとの違いは、スズキだけ二輪部門が赤字であること。(2016年度はインドネシア以外、黒字になったとのこと)見方によってはこの赤字は非常によくない、スズキは四輪で儲けているから二輪の赤字を吸収できているが、スズキが純粋なバイクメーカーであったなら、かつてのトライアンフのように経営破綻している。したがってブランドイメージ向上のため、そしてスズキのバイクに乗ってもらって、自社の製品を知ってもらいたいと努力しているわけだ。では、この試乗会によってスズキの販売台数に影響があるかといえば、おそらくほぼ関係ないと思う。なぜか。影響があるなら他メーカーもやるはずだからだ。他メーカーがしないのは、大変な思いと金をかけてまで行うメリットがないからだろう。

したがって実利で考えれば、この試乗会を全国で開催する意味はないと思う。思うが、ひとつだけ言っておきたいことがある。私は他メーカーも好きやが、特にスズキのファンである。ファンになった理由はいくらかあるが、ひとつにはこの試乗会の存在がある。私のようなバイク乗りにとって、スズキの多くの車種に乗れる試乗会は本当に嬉しい。それが影響したのか、GSR250を買い、11000㎞しか走っていないのに、つまり壊れたとかではないのにGSR750に乗り換えた。もちろんスズキワールドで買った。前述の理由から、この試乗会を行っても販売台数にあまり影響しないと思われるが、少なくとも私は、スズキのバイクを買ったのである。試乗会を毎年開催してくれてかつ、魅力あるモデルを作り続けてくれるなら、私は一生、スズキのバイクに乗り続けるかもしれない。

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 駐輪場、左奥はかつての船の科学館

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 隼

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 GSX‐S750

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 V-Strom1000

 

スズキの試乗会に参加する 隼とGSX-R1000が素晴らしい 2015年お台場 - Toita blog

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京 - Toita blog

最勝禅院に参拝する 伊豆ツーリングにて 静岡県伊豆市

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バイクで伊豆を走っている。最勝禅院のことは知らなかったが、地図に名を赤色で書かれていて、ちょうどそのあたりはルート上だったので行ってみた。修善寺と天城の中間あたりで、伊豆半島全体からすれば、真ん中あたりに位置する。59号線から横道に入るとすぐの場所だ。

着くと、参拝客は誰もいない。さらにはお寺の人もいない。無人寺ではないが、参拝した時にはたまたまいなかったのだろう。知らないお寺に行くと、当然ながら当たり外れがあるが、最勝禅院は素晴らしい雰囲気のお寺だった。風情がある。

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 おいしい水

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最勝禅院は曹洞宗である。私は道元が好きだ。したがって彼の開いた福井の永平寺には行ったことがある。日本で仏教の宗派は多くあるが、最も修業が厳しいのはこの曹洞宗である。座禅はもとより、日常生活のすべてに修業があるという考えで、今でも永平寺では厳しい修業がされている。

道元は貿易船に乗り入宋し、上陸許可がなかなかおりなかったので、船に滞在せねばならなかった。ある日、船に老僧が椎茸を買いにやってきた。彼はある寺の炊事係であった。道元は喜んで、私と話をしてくれと頼んだ。話をしたが、老僧は明日の料理を作る準備をしなければならないので帰らねばならないと言った。「そんな炊事の役など、他の人に代わってもらえばいいではないですか」「(そんな歳にもなって)なぜ雑事をやめて、禅に専心されないのですか」と道元は言う。老僧は大笑いをして、

「外国の好人、あなたは弁道の何たるかを了得しておられない。また文字の何であるかもご存じない。いつか阿育王山にきて修業なされるがよい」

以降も、同じような体験を道元はする。私は、このエピソードが好きだ。道元は彼らから、禅とは何かを学んだのである。道元によるこれらの体験が、曹洞宗の基礎になっている。

お寺に誰もいないが、黒い犬がいる。近づくと吠えられた。が、尻尾は振っている。人が好きやが、警戒心が強いタイプだ。時間をかけて安心させ、仲良くなる。撫でるのをやめると、前足で私をカリカリする。たぶんオスやと思うが、彼が今、無人になっているお寺を護っている。

伊豆のお寺といえばどこかと問われれば、だれもが修善寺やと答える。修善寺は有名な観光地でもあるが、私は最勝禅院のほうが感動した。よいお寺である。

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尻尾を振っているが、耳は立ち、警戒した目をしている。正しい番犬の姿。

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