Kindai graffiti

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横浜の丸善で、Kindai graffitiという雑誌が置いてあるので驚いた。受験生への大学案内なのやけど、それを出版社とコラボで雑誌として作った、とのこと。企画自体おもろいが、それを関東の本屋で見かけるとは。横浜で母校を感じた瞬間である。

関西の人が関東の大学へ進学するケースは多いが、その逆は少ない。東京に大学がたくさんあるのでそれで事足りるからだ。実際私の大学生活で、関東の友人は0。落研(落語講談研究会)の新入生を勧誘する新勧ボックスで数人、東京の人に会った程度。

私はもったいないなと思う。大学で学べることはふたつある。ひとつは当然勉学で、もうひとつは土地からだ。東京で育った人が東京の大学に行っても土地からは新たに学べない。だから家賃ぐらいは自分で稼ぐことにして、関西の大学に行ったほうがいい。その方が人として成長できる。関西という地域からも、学ぶものは非常に多い。私も大阪に行かずに最初から東京に行ってたら、いまとは違う人間になってた。

関東の受験生にとって、関西の大学を、さらに近大が進学先のひとつの選択肢になれば、卒業生としてうれしい。