GSR750のオイル交換 4回目

オイル交換のタイミングは3000㎞または6か月で、距離が達してなくても半年経てば交換していたが、考えてみると時間はそれほど気にすることはないだろう。距離も3500㎞でも問題ないかもしれないが、走っているときは実際にオイルを使用しているわけなので、3000㎞と決まっているならそれは守った方がいい。ということでロングツーリングを終えると3000㎞に近かったのでオイル交換しにいく。日数は前回から7か月経っている。

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店内は中古車の展示が激減していて広くなっていた。店に入ってすぐの所に2018年モデルのGSX-R1000とGSX-R1000Rが展示してある。私が1000㏄のSSを買うなら一瞬も迷わずスズキを選ぶ。性能はみんな凄いが、スズキだけ100万円台の車両価格だ。将来、今の愛車よりもっといいバイクに乗ることがあれば、GSX-R1000を選ぶ可能性が高い。品質でいえばクルマなら1000万円級なので、それを200万円程度で味わえるのは凄いこと。バイク好きなら、一度は必ず買って乗らねばならないモデル。

私の話の相手をしてくれるのは営業マンのAさんで、現行のスイフトスポーツは速かったという。あれ、四輪も仕事の一環で試乗する機会があるのかなと思い尋ねると、同期に乗せてもらったという。おもしろいことに、スズキの営業マンは研修のタイミングやと思うが二輪に行くか四輪へ行くかの希望を出すとのこと。Aさんはバイク好きで学生の頃から大型バイクに乗っていたので二輪に希望を出し、その同期は四輪へいった。二輪に配属になり、後に四輪に移動することもあるのですかと聞くと、「あります。四輪から二輪はほぼないですけど、二輪から四輪はあります」。だからAさんと以前話してたときにスズキのクルマについても詳しいんだな…と思うことがあった。入社する人数の規模が違うことも一因だろうけど、ホンダの営業マンの採用は二輪と四輪で初めから分かれていると思う。スズキのメイン商品は当然、クルマやが、バイクという強い魅力があるコンテンツをもっと生かせばいいのにと思う。私だったらクルマのディーラーにGSX250Rクラスのバイクを展示する。

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スズキのクルマで魅力があるのはスイフトスポーツとジムニーである。ジムニーは最近フルモデルチェンジしたのでその話題を振ると、すごい人気で今買っても納車が1年後ぐらいかかるらしい、とのこと。10日ほど前にジムニーを店の前でみかけたが、独特の存在感があり驚いた。世界でオンリーワンの存在だ。私の関心は、街乗りでも走ってて愉しいのかという点で、新型は先代と違ってそこを意識して開発したとのことやが、もし愉しいなら、軽自動車で走りを愉しみたいならジムニーとS660だけしかない。S660は価格が高いので私なら買わないが。ジムニーで気になるのは、ATが4速なこと。安い車種を除けば今どき4速AT車はない。

作業場の自分のバイクをみてると天井から空気入れのようなものを引っ張って作業していたのでAさんに聞くと、やはり空気を入れているという。そこまでしてくれるなんて知らなかった。帰りのガソリンスタンドで入れようと思っていたので、その作業をたまたまみかけてよかった。オイル交換が終わり、ブレーキパッドの減りを改めてAさんに確認してもらうと、まだまだ余裕があった。ブレーキパッドの交換は1万キロが目安やと思っていたが、最近のパッドは性能が上がり、かつ長持ちするようになったとのこと。使い方にもよるが、来年の車検までもつんじゃないですかねと言われた。

オイル交換後の最初の運転は、最も運転が愉しい時間である。エンジンが絶好調だ。きれいに吹けるし、今回はなかったがギアの入りがよくなるときもある。綺麗なオイルをキープしたまま、8月にロングツーリングに行けたらうれしい。