GSR750のタイヤ交換

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タイヤの交換時期がやってきた。GSR750では初めての交換なので「どのタイヤにするか」と「どこで交換するか」を決めねばならない。12月にスズキワールドでオイル交換した際に聞くと、キャンペーン中でふだんより1万円ほど安くタイヤを売っていたが、ラインナップはすべて海外メーカー。さらに交換する際はバイクを預けることになり、代車がない(少なくとも1年前にはなかった)。条件が悪いので、他も調べた方がいい。「どのタイヤにするか」は、まずは種類をスポーツタイヤに決め、メーカーはできればブリジストンダンロップを履きたい。なぜなら海外メーカーの品質について知らないからだ。常識で考えれば、欧州にもバイクメーカーはあるのでミシュランピレリの品質の差は日本メーカーと変わらないだろう。メッツラーについてはまったく知らない。品質に問題なくとも自分のなかで知らない理由から不信感があり、もしもコケたり事故ったりすればタイヤの選択で後悔することになる。したがって日本のメーカーにする。銘柄についてはまったく知らないので指名はないが、型落ちモデルがいい。最新型よりも安いから。

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次に「どこで交換するか」になるが、店は、家から近いのは2りんかんで、近所にあり、すこし離れた場所に3軒ある。以前にタイヤ交換したことがある世田谷のタイヤ専門店のサイトをみると、工賃は2りんかんより安いが、タイヤの種類によって差はあるけど私が選ぶタイヤでは総支払額はほとんど変わらなかったので、ここは遠いからやめた。ということで2りんかん巡りをした。まず2りんかん全体として最も推していたのがブリジストンの「TS100」で、前後セット35800円(税込)+工賃、となる。これはお得だろう。他には在庫限りで足立店にしか在庫がなかったの「T30EVO」(34800円)、そしてダンロップの「ロードスポーツ」(33800円)の3つが気になった。今日選んでタイヤ交換しようかなとも考えたが、足立店でタイヤコーナーを通りがかった店員に質問すると名札に研修中とあり、タイヤの知識がない。近所の店は店員に話しかけにくい雰囲気があり、選択肢のひとつであるT30EVOがないからここで最終判断はできないので質問できず。質問だけがっちりして、では改めて考えます、とは言えない。ということで19時前やが、明日は雨予報で、次は1週間後ぐらいになってしまうので今から足立店に行って選ぼうかと思い、実際に環七で向かったのやが、多少の雨が降っている。夜の雨のなか溝がないタイヤで走るのは危ないしめんどくさいなとも思ったし、家で改めてネットで調べてみるほうがいいとも思ったので、今日選ぶのはやめにした。

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するとどうだろう、知らなかった店とタイヤを見つけることができた。「ロードスポーツ」で気になったのは、5000㎞で交換した人がいたので、この寿命の短かさは嫌だ。ちなみに海外メーカーのタイヤで3500㎞で交換した人もいたので、タイヤ選びはきちんとしなくてはいけないなと改めてそう思った。ブログやメーカーのサイトで調べていて、経緯は忘れたが練馬区にあるバイクタイヤ専門店「モトショップボンバー」を発見し、ここではダンロップの「クオリファイヤーⅡ」を特価で売っていた。これを履かせた人のブログではタイヤを褒めていたので、9割方、これにしようと思い、明日店に電話して質問してから判断しようと決めた。

午前中は豪雨やったが、昼には止んだので電話する。まずは在庫があることを確認し、特価で気になるのは製造年月日が古いのではないかということ。聞くと、「クオリファイヤーⅡは発売から日にちは経っているが、現行モデルで今も作られているので古いわけではない。かなりお買い得だと思います」という趣旨のことを言われた。であればこれで決まりだ。今日交換できますかと聞くとできると言われたので、関越道の練馬ICの手前まで、飯田橋を過ぎて新目白通り目白通りをタイヤの溝がないので安全運転で向かう。30㎞、1時間15分で着。

ゴール手前で場所がわからなかったので電話して聞き(HPの地図に高架に入らず側道に行くと書いてない)、店に着くと店の人達が待ち構えていて降りたらすぐにバイクを持って行った。他に客がいなかったので3人でやってくれた。タイヤを外してからは2人で、前後1人ずつ。電話で話したときに、誠実に答えてくれたのでこの人はいい人だろうなと感じたが、実際に会って話すとその通りだった。ほぼ話してはないが他の人達もよい人やと思った。製造年月日を聞くと、なんと製造は今年だ。すごい。「安いタイヤはみんなツーリングタイヤなので、スポーツタイヤでこの値段はふつうはないです。そして安いのは日本生産ではない。でもこのタイヤは日本での製造です」「メーカーとしても本当はこんな値段で売りたくないのでしょうけど、他との競争があるので…。お客さんにとってはいい買い物だと思います」と言われた。作業途中で、名前を忘れたがホイールの内側にある何かを外したいが、外すとちょっとだけ傷がついてしまうがいいか?と聞かれた。嫌なら外さずにやるが、できれば外したいと言う。それについて知らないので他の人はどうしてますかと聞くと、ふつうは外すと言われたのでOKした。ホイールの内側などふだん見ない。

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 練馬で迷子

 

交換したタイヤを持って溝について質問すると、溝も大事だが、真ん中が特に擦り減ることで形が歪になり、その結果乗り心地が悪くなると言われた。私は鈍感なので感じなかったが、新品に変えたらそれを意識して走ってみよう。トイレに行こうと事務所の横を通ると、ブルドックを発見する。そういやHPに犬が載ってたな。犬好きなので、おーい!と手を振ると、おとなしくしてたのにワン!ワン!と吠えながらこちらにやってきた。柵越しに触ると自分で柵を開けてこちらにまで来てくれた。ただこちらに来るのはよくないのだろうなと思い、聞くとやはりそうやというので、おもいっきり撫でながらさあ向こうにお帰りと言って促しつつ事務の人もハウスと言うと、ちゃんと自分で毛布の所まで帰っていった。超かわいいワンちゃんだ。

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 バトラックスBT016のフロント

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 リア

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 クオリファイヤーⅡ

 

25分で作業終了。金額はちょうどを用意してたのやけど、現金払いやと3%引きになり、額が変わる。1円だけ足りずに千円札を出すと、1円ならいいですよとまけてくれた。店を出てから写真などを撮っていたら、散歩のためワンちゃんが出てきた。もう一度触らせてもらう。新品タイヤは100㎞ほどは慎重に走らねばならないので、都内でゆっくり走るのはちょうどいい。ということでふだんとは違い丁寧に走ってたら、なんと6㎞しか走ってないタイミングで左車線からアホのじじいが運転するクルマが割り込んできた。急ブレーキをかける。ビビったのやけど、予想に反してタイヤは滑らず。皮が剥けてないから滑るのかと思っていたけど、そんなことないみたいだ。もちろん状況によっては滑るだろう。f:id:suzaku-umenoya:20180508020513j:plain

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さて、東京や東京近郊で住んでいる人でタイヤ交換をするならボンバーを勧める。タイヤの種類にもよるだろうが、私のケースやとそれ以下はない安さで、2りんかんや正規ディーラーと違って作業を見ることができて楽しいし、店の人達はいい人やしかわいいブルドックがいるし。素晴らしい店を見つけることができて嬉しい。次のタイヤ交換もボンバーでしてもらう。

 

東京 練馬 バイク/二輪タイヤ専門店のボンバーです。 

 

最後に、今まで走ってきた純正のブリジストン「バトラックスBT016」に感謝したい。このタイヤで一度もコケなかった。転倒がなかったのはほんとうにうれしいこと。走行距離7361㎞でタイヤ交換しました。以前に乗っていたCB400SFに履いていたスポーツタイヤは1万kmもったが、馬力が2倍もあるのでその分、交換サイクルは短くなる。f:id:suzaku-umenoya:20180508015809j:plain

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GSR750のタイヤ交換 ~2回目~ - Toita blog