靖国神社に参拝する 桜が満開

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桜が満開に咲く、靖国神社へ行ってきた。実は靖国は桜の名所である。そして横を通る靖国通りに植えられている木々の多くは桜で、靖国からすこし歩くと、東京を代表する桜の名所である千鳥ヶ淵がある。ここには、千鳥ヶ淵戦没者墓苑があり、外国で戦死した、誰であるか特定できない人たちを祀っている。残念ながら靖国とちがい、参拝者は多くない。

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私は靖国神社が好きで、たまに参拝にいく。家からバイクやと40分で着き、素晴らしいことに駐輪場が無料だった。過去形なのは、今回、30分100円になっていた…。

靖国神社の存在する目的は2つある。ひとつは、過去の戦争で戦い、戦死してしまった先輩方を、今生きている我々が感謝を述べる場となる、追悼施設が必要だ。もうひとつは、戦死した方々が、安らかにお眠りされる場所、あるいは集まられる場所がいる。

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私の疑問はふたつめで、靖国神社には、英霊の方々はいらっしゃるのだろうか。まず、魂となって帰る場所は、墓や実家の仏壇、ふるさとではなかろうか。そして、フィリピンやサイパンで戦死した方は、魂となって遠く離れた靖国まで帰ってくることができるのだろうか。私には霊感はないので想像であるが、それらを考えると、靖国神社は「からっぽ」なのではないかと思っている。しかし仮にそうだとしても、靖国の存在意義はまったく変わらない。実際に、友人の兵士が、明日、違う部隊にゆき、離れ離れになる、二度と会うことはないし、おそらくふたりとも死ぬだろう。そのときに言った言葉が「靖国で会おう」である。靖国神社は国が管理する追悼施設にすべきだ。

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 靖国通り

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 千鳥ヶ淵

GSX-S750を見に行く 私のバイクの新型モデル

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愛車のGSR750がフルモデルチェンジし、GSX-S750と名前を変えて発売された。私はGSR750の次期型は出ないのではないかと考えていた。スズキは二輪部門が恒常的な赤字である。個人的には、四輪で大きな黒字を出しているのやから二輪の赤字はべつにいいのでは、と思う。スズキのブランド価値は、バイクがなければ急激に下がる。スズキのクルマはジムニー(今年か来年フルモデルチェンジ!)やスイフトなどの一部車種以外はおもしろくもなんともなく、これらはたんに小さくて燃費がいい、道具として優れているという物で、乗り手を興奮させる要素はゼロにちかい。家電でいえば冷蔵庫だ。ブランド価値を考えると、それが地に堕ちている悪い例を挙げればダイハツになるが、スズキがバイクを作っていなければ、インドを始めとする一部の海外で健闘しているとはいえ、ダイハツにちかいものになるだろう。ワゴンRスペーシアなどの真逆に位置するのがGSX-Rや隼で、世界中にバイクのファンが存在する。といったことを考えるが、もちろん二輪部門の赤字自体はよくない。スズキ自身は赤字を深刻に考えているらしく、車種を整理すると言っていた。実際にバンディットは生産終了になり、次期型の噂は聞かないので、カワサキのZRXと共にこのカテゴリーからは撤退するのだろう。他にリストラ候補に上がりそうなモデルを探すと、GSR400とGSR750になる。GSR400はおそらく日本専売モデルで、仮に海外で売っていたとしても、少なくとも先進国では400㏄は売れないし、日本でも売れていないので次期型は出ないと思われる。GSR750は微妙で、乗るたびに買ってよかったなと思うほど素晴らしいバイクやのに、日本ではあまり売れなかった。しかしながら外国での販売台数にくわしくないが、ヨーロッパではそれなりに(もしくはけっこう)売れたみたいだ。というのはヨーロッパで人気があるのはミドルサイズらしく、それなら750㏄のGSRはど真ん中である。ただしヨーロッパといっても多くの国があり、具体的にどの国なのかはわからない。私は連合王国、フランス、ドイツ、イタリアに行ったが、これらの国で多くのバイクが走っていた印象はない。…そんなこんなで今回、GSRの新型が出たことをうれしく思う。S750のエンジンや車体はGSRからの引継ぎでほぼ変わっていないので、新型の開発費はあまりかかっていないだろう。それならば生産中止にする必要もない、という考えだったのかもしれない。

スズキはブランド戦略で、GSXをメインのブランドにしていくことに決めた。カワサキでいえばNinjaですね。SSはGSX-Rバーハンドルのストリート系はGSX-Sで統一することにしたので、今回の名前の変更がある。

発売から1週間ほどしか経っていないのに、既に展示車を置いてある店があるので見にいってきた。
実車を初めて見た印象は、「あまり変わってないな」。カラーは3種類あり、展示車はマットブラックメタリックである。GSRでも黒、グレーがあったが、ほぼ売れていない。大半の人は青を買うので、S750でも黒があるのはなぜだろう。海外で黒は売れるのか?そして展示車こそ一番人気のカラーにすべきやとも思うが、その点も疑問だ。見るなら一番カッコいい青がよかった。

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メーター、テールライト、ウインカーはGSX-S1000と同じである。GSRと比べれば新型の方がほとんどの点で魅力あるが、個人的には、メーターのみGSRのほうがよい。新型のそれはフルデジタルやが、GSRはタコメーターがアナログである。私の好みで、タコは絶対にアナログのほうがいいと思っているが、他の人はちがうのかなぁ。

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上述の通り、スズキの二輪部門はずっと赤字で、それから脱却するためにブランドをより浸透させようと考えたのだろう、車体の横にSのロゴと、おそらくスクーターを除く全車種に「SUZUKI」も貼るようにしている。よってS750にはアンダーカウルにSUZUKIとある。これはよいことで、バイクに興味なければ、Sのロゴマークがどこの会社なのか知らなかったり、スズキがバイクメーカーであることを知らない人だっている。ちなみに四輪もブランド価値を高めるための取り組みとして、新型ワゴンR スティングレーの顔のSロゴがむちゃくちゃ大きくなっている。発売して2週間後ぐらいにスティングレーが駐車場に停まっていたので見にいくと、ロゴの大きさにびっくりした。やりすぎなほど大きいので、新型を見かけたときに確認してみてください。
S750の最大のよい改良は、トラクションコントロールが装備されたこと。特に路面が濡れている状況下で走るのはコケるリスクが高まるので、トラコンはあったほうがよい。そしてハンドルの左側にそれのスイッチが付き、最新のバイクの雰囲気がある。
GSRはレギュラー仕様やが、S750がハイオク仕様になっていて驚いた。最高馬力がGSRの106PSから112PSに若干アップしていて、エンジンを少し改良したのかなと思っていたが、パワーアップの要因の多くはハイオク対応にしたからではないか。考えてみれば不思議で、元のGSX-R750のエンジンはハイオク仕様だろう、なぜGSRはレギュラー対応なのだろうか。S750を乗ってエンジンを味わってみて、愛車のGSRとの違いがわかるかどうかに興味がある。ハイオクなので、加速やエンジンフィールがよくなっているだろう、とはいってもGSRのそれで充分すぎる速さではあるが。

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S750を見て、GSRと比べて写真で見た印象よりは変わってないなとは思ったが、細部をチェックすると、ほとんどのパーツが変わっている。したがってスズキはきちんとモデルチェンジしてきたのだなと感心した。ブレーキはトキコからニッシンに変わっている。両社にくわしくないが、つまりはニッシンの方が性能いいのかな、と思った。後日に違う店の店員に聞くと、どちらが優れているかではなく、スズキが扱うメーカーを変えただけ、とのこと。ちなみにGSX-S1000のそれはブレンボである。(リアはニッシン) 

店員に教えてもらって気付いたことは、S750の車重は212㎏、S1000のそれは209㎏とS1000のほうが軽い!エンジンはS1000のほうが重いので、ボディ本体の軽量化によるものだ。フレームがS750は鉄で、S1000はアルミになる。たしかにタンク下のフレームに触れると、両者の材質はちがう。もちろん100%アルミを使ってあるということではなく、配合比率がちがうということで、それでも5~10㎏ほど軽くなるのだからおもしろい。つまり、デザインや車体サイズはほぼ同じながら、S750とS1000の中身はかなりちがいがあるということ。

S750のだめな点は、リアシートを開く鍵穴が、運転手の座るシートとリアシートの間にある。GSRはシートの裏にある。鍵穴が目立つ場所にあるのは不細工だ、シート下のボックスは小さくてほとんど使わないのやから、なぜ目につく場所に移したのか、意味が分からない。他に気になったのはウインカーで、カッコ悪いとまではいわないが大きすぎる。たとえばアフリカツインのそれのように、小さくて細長いLEDタイプにすればもっとカッコよかったのに。

そして相変わらず横のヘルメットロックが付いていない。スズキのバイクのほとんどに付いていないと思うが、なぜスズキはそんなことをするのか。それは絶対におかしい、私も後付けしているが、キーが増えるので迷惑だ。以前は大半の車種に付いていたらしいが、最近はスズキだけでなく横のヘルメットロックがない車種が多いとのこと。なぜそうなるのだろう?理由を知っている人がいれば教えてください。

興味を惹いたのはチェーンカバーに貼ってあるタイヤの空気圧の表示で、イラスト入りになっている。かわいいし、絵があるほうが断然わかりやすい。S1000をチェックすると、こちらも同じものが貼ってあったので、S1000から始めたものかもしれない。いいね!

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おもしろいことに価格も969,840円とGSRとまったく同じである。トラクションコントロールが付いた分だけ、GSRと比べればお買い得になっている。年間販売目標台数は400台。おもしろいのはGSR750の発売時の年間販売目標台数は1000台やったが、GSRの2015年の販売台数は369台でスズキの予想を遥かに下回った。したがって、400台の数字の根拠はGSRの販売台数を参考にしている。なぜ日本でGSRが売れなかったのか、私にはわからない。スズキもわかってないような気がする。
GSX-S750はかなり魅力のあるバイクだ。街乗りでは扱いきれないパワーのスポーツエンジンを積み、価格は100万円を切っている。そのうえカッコいい。GSX-S1000と比べれば16万円安い。この価格差をどう考えるかは相当難しい。エンジンの違いとブレーキがブレンボになるなどパーツの違いを考えると、16万円高は納得できる。ただ、S750でもとてつもない速さで、性能をフルに引き出すなどできない。したがってS750で十分である、という考えも正しい。どちらを選ぶかは好みだろう。そしてライバルはMT-09やが、キャラクターがちがうので買う人は悩まない気がする。MT-09は、3気筒で、排気量が850㏄とS750より大きくて価格は3万円高

後日、所用で地元のスズキワールドに行った際に、同じカラーのS750があると思い、座ってみた。けれどもハンドルがレンサルである。あれ?レンサルではなかったよな、と思いながら降りてブレーキ見ると、ブレンボである。GSX-S1000だ。ボディだけ見たら、見分けがつかないほど似ている。せっかくなので、並べてみよう。上から、GSR、S750、S1000である。さらに2台が並んだ写真は、手前がS1000である。これは新型V‐Stromの1000と650のデザインがほぼ一緒であるのと同じだ。

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 後日に新型GSX-R1000を見にいったスズキワールドに赤色、試乗会には青色のS750があり、全色を見ることができた。

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冒頭で書いた通り、GSRの新型を出してくれたことをスズキに感謝したい。今年はスズキの新車ラッシュである。5月には新型GSX-R1000が発売される(当初の予定では発売は5月やったが、6月になった)。むちゃくちゃカッコいい。おもしろいのは、スズキは自分でGSX-R1000を「The KING」といっている。1000㏄のSSは各社が本気でつくっているので、性能では絶対に負けられない。もし明らかにライバルと比べ性能が劣るならば、メーカーのブランド力が失墜することになる。自身で「The KING」といっておきながらCBR1000RRに負ければ笑い者だ。スズキは相当、自信があるのだろう。そしてライバルの多くが200万円を超えているなか、GSX-R1000は1,868,400円(税込)で買える。この価格設定は本当にすばらしいと思う。逆輸入車なので販売台数がわからないが、私が最も見かける1000㏄のSSはGSX-Rである。売れる最大の要因は、トップクラスの性能を持ちながらも他の車種より安いからだろう。今年はスズキの年になる。

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*スズキの二輪事業(ATV、つまりは四輪バギー含む)の売上は、2015年度で2339億円、四輪のそれは2兆8785億円、二輪車生産台数は2015年度が147万9千台。

*2016年度の二輪事業の売上高は前年度比11,8%減の2063億円。

*2016年度はインドネシア以外、黒字になったとのこと。凄い!

 

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京 - Toita blog

「ハチ公前献血ルーム」で献血 初めての高単位血小板採血をする

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渋谷の献血ルームに行くのは今日で3度目である。1度目は5年ほど前で、行ったという記憶しか残っていない。2度目は2~3年前に訪れ、ルームの内部は覚えていないが、休憩室から眺める渋谷の街並みだけは記憶にある。忘れたおかげで、初めて訪れるような嬉しい気持ちを抱きながら、渋谷駅で山手線をおりる。献血ルームにはバイクで行きたいが、このルームは提携する駐輪場がない。駐輪場自体は駅の近くにあるが、隣との間隔が狭い。スクーターとかに乗ってる連中にあてられるリスクがあるので、こんな所には停められない。したがって冬はバイクで行けない都内のルームを巡っている。ハチ公改札を出てすぐの場所に立地するビルの6階にルームがある。

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ルームに着くと、脳の奥で眠っている記憶が蘇るかなと思っていたが、そんなことない。ほんとに初めて来たような感じだ。このルームはオープンから9年経っているが、綺麗である。受付を済まし、診断までの時間にコーヒーを飲もうと自動販売機の前に立つと、アペックスの自販機だった。ボタンを押す右手が止まる。アペックスなら、無料で飲むなんてできない。周りを見渡すと、他に自販機があり、そちらはコカ・コーラ社だった。こちらでコーヒーを飲む。

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採血室には漫画を6冊ぐらい持っていき、ふだんはベッドに備わっている小さいテーブルに置くのやが、ここは看護師も採血で使う物を置くので、本が邪魔になる。私のベッドは端だったので、左を見ると荷物が置ける場所があった。そこに本を置くと看護師に「取る際に採血の(右)手が動いて危険なのでそこには置かないでください」と注意された。私は採血する右手を動かさないまま本を取る動きを実際にやってみせ、右手動かんやないですか、と言ったが、聞き入れない。ほとんどの女はこのタイプで、自分がこうやと思ったことへの変更は許さない。思考の柔軟性がない。相手には理解されなかったが、こちらはその人がやりやすいだろうと思ってしたことなので、言い返す。したがって雰囲気が悪くなった。一度イラついたら、長時間それを引きずってしまう。せっかく大好きな献血をしにきたのに、採血中はずっと不快さが残った。気分転換に外へ出る、などはできない、針刺さってんねんから。これは不幸なことなので、べつに悪いことしたわけでないが、勝手な行為をしたのは事実だ、次回からは横に置き場があってもテーブルの上に本を置く。

採血に1時間半ほどかかりますが、お時間は大丈夫でしょうか?と聞かれたが、あれ、血小板献血ってそんなに時間かかったっけ?いや、1時間ぐらいだったよなと思い、本来ならその疑問について聞くが、私はこのおばさんを嫌いになってしまっているので、質問せず。採血の機械を見ると、いつも見るタイプと違うなとも思った。ただし、これに関しては勘違いの可能性もある。

針を刺して、検査用などの血を別途にとり、それを終えると看護師は去るのやが、その際に飲み物はどうされますかと聞かれる。頼むとこぼれる心配のないストロー刺すタイプの紙の飲み物をくれるが、1時間半かかるとのことで、飲んでしまうとトイレが怖い。したがってお断りした。文章を書いている今、思ったが、夏あたりはアサヒのH₂Oというスポーツドリンクのようなものを配っていたが、いつの間にかあれはやめたのだな。

本当に1時間半もかかり、採血が終わった。終了したときに目の前にいた看護師が、「私、△△しなきゃいけないから、〇〇さん、お願いね」と言い、やってきたのが最初に口論になった人である。看護師は7人ほどいるが、またこのおばさんか、最後までツイてないな…と思った。この人だって私を担当したくないだろう。

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待合スペースに戻りすこし経つと、スタッフが献血カードなどを渡しに来て、礼を言う。カードの裏を見ると、記載された次回の献血可能日は血漿なら2週間後、血小板なら1か月後になっている。

「…ですが、私どもと致しましては、次回も血小板でご協力していただきたいです」

こんなこと初めて言われた。なぜですか、そんな血小板足りてないんですか?と聞くと、

「この時期は、人の移動が激しいので、協力者が減ります。そして企業も忙しいので、企業での協力も減ります。血小板は3日しか保存がきかないので、いうなれば毎日が“自転車操業”のようなものです。したがって可能なら次回も血小板でお願いします」

のような趣旨を言われた。自転車操業という比喩はおもしろい。私としては、血漿でしたいのやけど…。

協力者を増やして、血液の安定供給を実現したいなら、解決策は簡単だ。協力者に1000円程度の謝礼を払えばいい。目的は安定供給であって、ボランティアでの協力ではない。日赤は金を払いたくないみたいなので、将来、血液を供給できなかったせいで患者が死んでしまう事態になれば、そこで重い腰をあげればいい。すぐに問題は解決する。

今回の血小板献血は、『高単位血小板採血』というものだった。これは初めての体験だ。高単位血小板採血だったので1時間半もかかったのだった。紙には、『血小板濃度の高い製剤で主に血小板減少症・臓器移植・心臓手術の際に使用されます』と書いてある。今回、提供した血小板は、明後日に使われます、と言われた。なぜ高単位血小板になったかといえば、予約を2週間ほど前にした。手術か何かで使うなら、その予定が組みやすくなるわけだ。スタッフが自転車操業と言っていたとおりの状況なので、血小板でするなら、予定がわかっていれば予約は早い方がいい。今回の血小板を臓器移植や心臓手術で使用するなら、私が予定をすっぽかしたらどうなるのだろう。もしかすると、手術ができなくなるかもしれない。

本来は、高単位血小板ってなんですか?と質問するのやが、体がすごくだるい。献血後はほぼ毎回しんどくなり、2日ほどその状態が続く。今回は特に多くの量を採ったのだろう、5時間ほど呼吸まで荒くなった。ただし、それでも健康にはまったく問題ない。

高単位血小板という特殊?な献血をした今日、帰宅すると、日本赤十字から郵便が届いた。去年の10月か11月以来の『白血球型が適合する患者さんへの成分献血のお願い』である。4月に協力してくださいとのことで、もちろん協力する。ただし、私の予約より前に協力者が内定すれば出番はないが。

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渋谷のルームの感想を述べる。まずお菓子の種類が少ないと思ったが、最近行ったルームはみんなそうなので、予算カットで全ルーム、あるいは東京のルームはお菓子の種類を減らしたのかもしれない。たくさん用意してほしい。

雑誌のすべてに、すべてではなかったかもしれないがたぶんすべてに、表紙に持ち帰り禁止と書いてあった。他ルームではそんなこと書いてない。万引きと同じで、しない人間からすればそんな奴いるのか?と思うが、いるから書いているのだろう。渋谷は他ルームより持ち帰り率が高いのだろう、であるなら、渋谷は若者の街で、協力者に若者が多い、したがって持ち帰り率が高いという仮説が成り立つ。しかしそこで疑問を抱く、献血する人って大半はいい人だろう、なぜいい人が雑誌を持ち帰ったりするのか。次回、このルームに行った際にその疑問について質問する。

ちなみに「持ち出し禁止」の書き方もいろんなパターンがあり、ヤンマガの表紙のグラビアには、持ち出しいやーん♡と書いてあった。献血ルームは、真面目に運営する場所である。たとえば各ルームの公式ツイッターをみても、ふざけたことなど書いていない。であるから逆に、いやーん♡は新鮮でいいなと思った。渋谷という土地柄で、ノリが軽いのかもしれない。

献血後のスタッフが来るときに、お礼に物をくれる。ないときもあるが、今回は医薬品の石鹸をくれた。石鹸は初めて。こういう記念品はうれしい。

最近、ポーチをくれるのやが、こんなのはやめるべきだ。こういった、人によっては使わない物を記念品に選ぶのはおかしい。もっともよいのは食料で、カロリーメイトみたいなのにすればよい。

渋谷のルームのよいところは、景色の良さである。眼下に渋谷駅からスクランブル交差点をみることができる。東京のルームで景色がよいのは渋谷とスカイツリーだけだろう。

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渋谷のルームは、かなり魅力のあるルームである。ルーム巡りが一巡すれば、また訪れたい。

 

*今、渋谷駅周辺は再開発をしていて、たとえば駅とヒカリエの間に200ⅿ級のビルが建つ。4年後には景色が変わっているので、現時点での写真も載せておく。山手線外回りのホームからの、ヒカリエ方面。

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私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

東京の献血ルーム巡り

献血東京123 の検索結果 - Toita blog

いろんなカラーのGSR750

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買うバイクの車種を決めたら、次はカラーを決めなければならない。私の場合は既に決まっていたが、一応、実車で違うカラーも確認しておきたかったので、見にいった。

まずは白色である。白のよいところは、シンプルであること。そして清潔感がある。よくない点は、汚れが目立つこと。私には、白を買う選択肢はなかった。GSRの白は、全体に白なのでカッコよくはない。他の色でもそうやが、一色で統一するのはやめたほうがいい、白をメインに他の色とのツートンカラーにすべきだった。たとえばカワサキで考えると、全体が緑ならカッコ悪いわけだ。そうでなく、緑と黒の組み合わせなら、カッコよくなる。GSRはあまり売れなかったので見かける機会がめったにないが、たまに見かけても白であるケースは少ない。

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  スズキワールド葛飾

 

お次はグレーで、これはレアである。見かけたことない。お台場のスズキの試乗会でGSRに乗ったことはあったが、当時は買う予定などないので、記憶に残ってない。よって買う前に改めて試乗したいと思ったが、発売から時間が経っているし、人気モデルではないので試乗車あるのかなぁと思いながら調べると、西東京スズキワールドに一台だけあった。八王子とかなら遠すぎて行かなかったが、府中なら1時間半でいけるので、乗りにゆくと、試乗車のカラーがグレーである。全体を黒系で統一しているので、暗い。バイクは性能いいとか速いとか以前に“華”がなければならない。その観点では、地味であることはよくない。よってグレーを所有する勇気はないが、おもしろいことにカッコ悪くはないのだ。このカラーもアリやなと思った。おそらくグレーの販売比率は1%ぐらいなので、気に入ってこのカラーを選べば、自分だけのGSRを所有した歓びが味わえる。なぜ試乗車が不人気のグレーだったのか、理由はわからないが、わざわざ遠くまで乗りにきてよかったと思った。この機会を逃していれば、グレーをみることは今後もないかもしれない。

今、日本仕様で売っているカラーは3種類あるが、そのうちのひとつは黒である。試乗車は逆輸入車だろう、日本仕様ではグレーはなかった?黒も見かけたことなし。

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  スズキワールド多摩

 

さて、本命の青と白のツートンカラーである。これは数種類あるが、こちらは現行モデルの青と白のパターンである。青白は2種類あるが、最大の違いは、こちらはフロントフェンダーが黒になる。この違いだけで印象が変わるのはおもしろい。どちらの方がいいかは決められない。ツートンカラーモデルは、単色よりも3万円高い。けれども、カラーの妥協はできないので、これを買うしかない。

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次は濃い青と、シルバーの組み合わせ。この色も見かけたことない。

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  スズキワールド新宿

 

そして最後は、私のGSRのカラーである。このカラーは、日本仕様ではもう売っていない。ツートンではこちらが先に用意され、2015年か2016年にカラー変更し、上のツートンに変更となった。私のGSRは逆輸入車である。欧州では、このカラーは現行で売られている。

GSRの9割ちかくは青白のツートンカラーで、最も売れたのはこのカラーの組み合わせだろう。非常にカッコいい。

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  スズキワールド世田谷南

 

私がGSRを実車でみたカラーはこれで以上やが、まだ他のカラーも存在する。たとえば赤である。発売当初のラインナップにあり、途中で消えたこの赤GSRを私は見かけたことない。売れなかったのだろう。しかしながら写真で見ると、カッコいいのである。青とどちらがいいかといえば青の方やが、赤もカッコいいなと思うし、最も派手だ。当時はGSRに関心なかったため、走っていても気づかなかっただけかもしれない。私の願いは、一度でも赤のGSRを見てみたいな~ということである。

このように、細かい違いでも分ければ、GSRの歴代カラーは10種類前後存在する。海外はわからないが、少なくとも日本ではあまり売れなかったけれど、スズキが大事にしていたのがわかる。実際に、カッコよくて性能のいい、魅力のあるバイクである。あなたにとってお気に入りの、GSRカラーは何色ですか?

 

GSR750

GSR123 の検索結果 - Toita blog

1年ぶりの皇居ラン

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皇居ランに魅せられる人は多い。私もそのひとりで、かつてはたまに走りに行っていたが、足裏にウイルス性のイボができたせいで、走りにくくなった。いつ治るかわからないが、治るまでランニングはやめておこうと思い、去年の4月以降、走っていなかった。1月にレーザー治療をし、完治したかどうかわからないものの、たぶん治っているので、久しぶりに皇居へ走りにいってきた。

皇居ランとは皇居の周りを走ることであり、1周はちょうど5㎞である。所要時間は30分前後で、走るにはちょうどよい距離だ。そして皇居は東京駅から徒歩5分で着く立地のよさで、自然と都会の両方の景色を楽しめる。平らのコースもあれば、坂もあり、変化に富む。そして場所柄、派出所が5か所ほどあるので、夜も女性ひとりで走ることができる。これらが皇居ランの魅力で、かつランニング人気もあり、平日の夜と日曜は多くのランナーで賑わっている。ルートは反時計回りで走るルールがあるが、それを守っていない奴もたまにいる。

さて今回のスタート地点は、神田から歩いてきたので、気象庁前である。

上り坂は、竹橋から内堀通り千鳥ヶ淵までなので、今回のスタート地点だと、最初に上り坂を走ることになる。私はランニングが好きやけど、大好きではないので、走る距離は1周だけ。皇居ランでの最長距離はノンストップで4周も走った。つまり20㎞である。趣味で走っているので、べつに20㎞も走る必要はない、よって3周を終えての4周目は走るのをやめたい自分との闘いであり、精神も身体もかなり苦しかった。ただ走りきったときは感動した。20㎞も走ることはこの先ないかもしれないので、あのとき妥協せずに走ってよかったと思っている。

竹橋からの上り坂には、桜が多いので、春に走ればなかなかよい景色だ。

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内堀通り沿いを走ると、右手に英国大使館がみえる。日下公人氏の著作に書いてあるが、大使館の場所で、その国が日本にとって重要な国かどうかがわかる。戦前の日本は日英同盟を結んでいたが、日露戦争に勝てたのは、英国が日本の手助けをしてくれたからだ。よって当時の日本にとっては最重要な国なので、皇居のすぐそばに大使館がある。戦後の英国のポジションはアメリカやが、アメリカ大使館は経済の中心地である虎の門にある。逆に中国やロシアのそれは麻布にあり、東京の中心地からはすこし離れている。

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新宿通りを過ぎると、下り坂となり、左手に皇居の桜田濠、右手には都心のビル群がみえる。私はここからの景色が一番好きだ。そしてすこし進むと、近くに国会議事堂がある。

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井伊直弼暗殺の桜田門をくぐると、目の前は丸の内であり、

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この内堀通りからは平坦でまっすぐな道で、コースの中では道幅が広いので、走りやすい。私にとってはラストスパートである。左手には、二重橋がみえる。

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東京駅がみえる場所にある桔梗濠には、いつもの白鳥がいて、安心した。皇居の濠に、2~3羽の白鳥がいる。彼らの生態は知らないが、一年中ここにいる。彼らはいつも1羽でいるので、仲はよくないみたいだ。

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ゴール地点の大手濠では、船で超音波による魚探をしていた。これは初めて見かけた。皇居周辺は観光地なので、外国人も多いが、白人の若い男が興味津々でその船を見ていて、私に「これは何をしているんだ?魚をとっているのか?」と訊いてきた。

外来種を捕まえているんだよ」と答えた。皇居の濠も外来種駆除をやっているわけだ。

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このように、皇居ランは非常に楽しい。1か月に一度は走りにいきたいなと思っている。

足裏のウイルス性イボとの闘い③ レーザー治療をする

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ウイルス性イボがさらに増えてしまい、これはもう手術でしか完治できないなと思い、ネットで調べた。参考になったのはある芸能人のイボ治療について書かれてあるもので、長年、育ててしまったイボを手術で治したと。事後経過を書いていないが、おそらく治ったのだろう。ウイルスが残らないようにハサミで患部を深く切ったとのことで、当然、痛みで寝られない。痛み止めの座薬を入れ、一週間ほどは松葉杖である。しかしながら、もはやそんなことは言っていられない。その人が手術した病院は東京やと思うが、残念なことに病院名が書かれていない。わからないので自分で調べてみると、たとえば美容整形外科で手術をやっている。これの特徴は、費用が高いことだ。1㎜で〇円と決まっており、私のような1か所は3年物で、全部で数か所もある場合は、5~10万円ほどかかってしまう。いや、もっとかかるか。おもしろいことに…ではなく残念なことに、どこの美容整形外科も絶対に治るとは書いていない。完治率は8割程度らしい。大金を払って、痛い思いもして、そのうえで治らなければ納得しがたい。

できれば一回で治したいのでさらに調べていくと、炭酸ガスレーザー治療という治し方を発見した。レーザーで焼くのだ。これもまた病院によって金額差があるが、私が選んだのは八重洲(東京駅周辺)にある『やえす日本橋ヒフ科』である。ここは保険が使えて、1か所につき5000円程度だという。最大で10万円ほど想定していた私としては、この程度の金額で治るならコスパがいい。しかし安すぎるのもどうか…という心配もあったが、この病気にかかったことがある知り合いがいないので、病院の評判を人に聞くことはできない。であれば、あれこれ考えるのは無駄なので、安くて家から近いやえす日本橋ヒフ科で治すことに決めた。電話で予約する際に聞くと、治療後は包帯で厚く巻くから、一応は歩けるという。松葉杖を覚悟していたので、ほんまに歩けるならうれしい。

f:id:suzaku-umenoya:20170304231429j:plain平日の夜に病院へ行くと、客が10人ぐらいいて驚いた。私はたまたまウイルス持ちの奴にそれを移されたのでこんな病気になってしまったが、皮膚の持病はもっていない。最悪のケースは皮膚癌なのだろうが、皮膚で悩んでいる人は多いのだろうな、と思った。

さて、まずは診察である。右足裏のイボ2つを見せて、次に3か月前にできたばかりの左足の薬指にある2つを見せると、医者が「んっ?」

「これはウイルスではないんじゃないか」

ヤスリみたいな物で患部を鰹節のように削り、「あー、これは魚の目ですね」

こちらはウイルス性イボやと思い込んでいたのでびっくりして、こんなところに魚の目なんてできるんですか?と聞くと、「小指と当たっているから」。本人にすれば、これがウイルス性イボか魚の目のどちらであるかはかなり重要なことなので、100%ウイルス性ではないですか?とまた聞くと、

「100%ちがう」

と不快を隠さずに返事された。そりゃそうだ、しつこいんだもの。ただ私はイボで3年ちかく苦しんできたのでウザく接してもしかたない。医者が99%でなく100%違うと言った。むちゃくちゃうれしい!やった、これで左は手術しないですむ。薬指の側面は肉が薄い、こんなところをレーザーで焼けばとんでもなく痛いに決まってある。左足は魚の目やと知れただけでも病院に来た甲斐があった。

2つの魚の目は塗り薬で治すのでサリチル酸の薬をもらうことになり、「では、右足のイボはレーザー治療をしましょう」。待合室に戻り、同意書にサインする。チェックを入れる項目が17か所ほどあり、そのうちのひとつには治癒率は7~8割です、と書いてある。ウイルスが残ってしまっても文句言うなよ、ということ。当然、患者としては1度で治したいが、ただ2つのうち1つは3年物なので、治る確率は下がる?

レーザー治療室があり、そこに呼ばれる。それほど広くはない病院内にレーザー治療室があるので、この病院はレーザー治療が得意なのだろう。

ベッドにうつ伏せになるよう言われる。看護師さんが、

「レーザーで焼くときには痛みはないですが、最初の麻酔を打つときが痛いです。私が足を抑えますので」

覚悟はしていたが、足を抑える…か。よほど痛いのだろうなと思い、怖くなってきた。やっぱり痛いですよね…?と聞いてみると、

「でも、指の先に(ウイルス性イボが)できる人もいて、その場合はそこに麻酔の針を入れるので、とんでもない痛みです。だからそれに比べたらマシだと思いますよ」

なるほど、上には上の痛みがあるという考えだ。たしかに指先に針を入れるなんて想像もしたくない。私は足裏の肉厚がある場所なので、針が入ればギャーギャー喚きながら我慢するしかない。

レーザー治療室に入って5分ほど経ち、診察の先生(この人が院長)がやってきた。今回の治療日は、曜日指定をされた。病院内でレーザー治療が最もうまい、あるいはそれができる唯一の先生だからか、八重洲以外にも品川や蒲田などに病院があるので、先生が八重洲の病院にいる曜日に来ないといけないのだった。ベッドが上がっていき、「麻酔打つときに痛いけど、我慢してね~」と言われ、「じゃ、3、2,1」。

針が体に入っている時間は、1か所に20秒ほどだったと思う。入れて麻酔液を注入し、また深く入れて注入する、の流れを2回ぐらいやっていた。たしかに痛くて声は出たが、暴れるほどの激痛ではなかった。最悪の痛みが100やとすると、今回は70ぐらい。もちろん痛いことは痛いけど、想定は下回った。

麻酔が効けばあとは何も感じないと思っていたが、小指の下側の患部のみ治療中に肉が削られているのは感じた。こちらは3年物やから、より深く焼いたのだろう。痛くはないけれど、日常では体験しない、気持ち悪い感覚を味わった。

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治療は5分ほどで終わった。治療後は、麻酔が効いているので痛みを感じない。そして事前の電話で言われたとおり、冒頭の写真のように包帯を厚く巻いているので歩ける!足裏の治療後に歩けるなんて、凄いことやと思う。松葉杖で夜の東京駅を歩き、満員電車に乗るのは無理ではないが厳しい。タクシーで帰れば楽やが、7000円かかる。したがってふつうに歩いて電車で帰れるのは本当にありがたい。消毒のため、明日も来てくださいと言われた。麻酔が切れるのはおよそ1時間後なので、さっさと帰宅せねばならない。が、最寄り駅に着き、階段を降りていると患部がジンジンしてきた。あーこれはヤバいな~と不安に感じながらも無事に家に着いた。うれしいことに、麻酔が切れても多少の痛みはあるが、のたうち回るような痛みはなかった。一応は歩けるので、ふだんと同じ日常生活が送れる。レーザーでにっくきウイルスを殺し、成功していれば全滅し、私の足裏にこいつらはもういない。この文章は治療の5日後に書いたので、完治したかどうかはまだわからない。おそらく、とりあえずの結論が出せるのは1か月後になるだろう。治ればイボとの闘い記事は、残り1回を書いて終了である。あと1回で終わらせたい!

 

ウイルス性イボ日記

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牛と触れ合う 千葉

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千葉ツーリングで神野寺に向かっていて、鹿野山を走っていると道が2つに分かれてちがう方へ入ってしまった。すると右側に牛がたくさんいる建物がある。バイクを降りて、ヘルメットをかぶったまま牛に近づいてみる。

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人に気づいた牛のすべてが私に関心を寄せた。しかしおもしろいことに手を伸ばして触ろうとすると、みんな逃げる。牛は種類によって性格がちがうのかもしれないが、荒くても去勢すればおとなしくなるはず。ネットで調べると、日本では繁殖用でない牛はみんな去勢しているとのこと。その結果として、臆病なのだろう。みんなが優しい心を持っていることは、彼らの目を見ればわかる。1頭だけ逃げない牛がいて、彼(女)はヘルメットを舐めてくれる。これは失礼なことをした。ヘルメットを置きにバイクまで戻ろうとしたところで管理人が近づいてきた。

「なにか(御用ですか)?」

「いや、バイクで走ってたら道に迷ってしまい、ここを走ると牛がたくさんいたのでこうやって見てたんです」

「ああ、そうですか」

親切な人でよかった、性格悪ければ追い出されるだろう、端から見ればただの不審者だ。私は希望を込めて訊く、「この牛たちは、乳牛ですか?」

「食肉です」

「……」

いずれ彼らは殺されるのか、と思いつつヘルメットを脱ぎ、また牛を触りにいく。考えてみると、牛と触れ合うのは久しぶりで、記憶がほぼ無いが、数回しかなかっただろう。今回初めてわかったが、牛の舌はものすごく伸びる。30㎝ぐらいある。そしてびっくりしたのが、私の顔を舐めてくれるのやけど、舌の表面がやすりのようになっている。よって顎の皮が剥げるのではないかと思った。けっこう痛い。

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  真ん中の牛だけ逃げない

 

私は2年ほど前から牛肉を食べないことにしている。本来、生き物は食料を自分で調達する。牛を食べるなら、自分で牛を殺して解体せねばならない。人間は分業するから、今はスーパーに解体作業を終えた肉があり、それを買うだけやが、大事なことは『殺す、解体』の作業を自分ができるかどうかだ。実際にはしなくていい、しかしやろうと思えばできるかどうか。私はあんなに大きくて、綺麗な目をしていて、知能もけっこう高い牛を殺すのは無理だ。自分で殺せないくせに、牛肉を美味しい美味しいと食うのは絶対に間違っていると思ったので、牛肉は食べない。元々嫌いやが、同様の理由で馬肉など死ぬまで一度も食べない。ただ、やりたくないが、豚と鶏は殺そうと思えばできるので、これらの肉や魚は食べる。

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牛肉は身近な食材やが、牛と接する機会はない。鶏はあるが、豚もない。小学校の課外授業で彼らとの接点を作るべきだ。少なくとも高知の一宮東小学校でそれはなかった。鶏は学校で飼ってたけど。北海道ツーリングで広い敷地で牛がのんびり生活しているのをよく見かけたが、触れ合う機会はあまりなかったなぁと思った。今回のおかげで、牛や食べ物、食べることに対して改めて考えてみようと思った。いろんな体験をするのは大事だ。

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行元寺に参拝する ポケモン客と間違われる 千葉県いすみ市

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千葉ツーリングをする際に、お寺巡りもしてみようと思った。ツーリングマップルに赤色で載ってる寺をこれから訪れたい。今回はいすみあたりまで来たので、行元寺である。この寺のことは知らなかった。着いてから看板の説明を読むと、円仁、後に呼ばれた名では慈覚大師ゆかりの寺とのこと。円仁は、比叡山の出身である。最澄密教についてはあまり知らなかったので、空海に経典を借りていたが、途中で断られた。そして最澄は後半生で奈良の旧仏教界との闘いに労力を費やされたので、天台宗密教が弱い。そのために一から密教を学びに入唐したのが円仁である。唐での生活が書かれた「入唐求法巡礼行記」は世界的に評価されている。

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といったことを考えながら本堂まで進むと、左手に素晴らしいお地蔵様が並んでいる。思わず手を合わせるが、みると花は生きているのに瓶が倒れており、水がない。手水舎まで水を入れようと花と瓶を持って歩いてると、お墓から降りてきたおばあさんが怪訝な顔で私を見、挨拶してきた。挨拶を返すが、なぜそんな顔で見られたのだろう。とりあえず、水を足せれて私も満足な気分になる。

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右手の仏像も水が無かったので取り換える。それらが終わり、本殿で手を合わせていると、さきほどのおばあさんが中から出てきて話しかけてきた。お寺の関係者だったのだ。だったら知らないヤツが仏の水を替えていたら不審がるわな。「お寺関係の人かと思った」と言われた。あと、用ありiPhoneを触っていて、電波が悪いので長い時間触っていたところも見られていたので、「ポケモンをしにきたのかとも思った」。おもしろいことに、ただのお寺好きの参拝者ですと答えると、「水を替える参拝者なんていないわよ」と言われた。たしかにそうかもしれない。ただ、水が無くなっているとか、水が汚れているなどは仏様に対して失礼だと思うので、私は気になる。本来なら彼女達の仕事である。

おばあさんに、せっかく来たのだから、寺の説明を受けたら?と言われた。行元寺は欄間という、これについて未だによくわかっていないが、欄間の壁の造りが有名とのことで、他にも歴史的な価値のある屏風などもあり、500円で専門の人が講和してくれるとのこと。今は16時前で、暗くなってバイクで走っても楽しくないのでどうしようか迷ったが、せっかくの機会やし、マンツーマンでしゃべってくれるならこちらから質問もできるので、説明してもらうことにした。

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たくさんの凄いであろう物があったが、個人的に最もうれしかったのは、複製ではあるが、最澄肖像画を見ることができたこと。この肖像画最澄の顔は、ほんとうに美しい。彼は非常に真面目な人だったが、この顔をみればそれが事実であったことがわかる。最澄は、自身の教義をより深めるための勉強をしたかっただろう、しかし既存の権力である、奈良の仏教界との争いに後半生を費やすことになり、生真面目な最澄にとって苦痛の日々を送らざるをえなかった。

多くの説明を受けて、その大半は忘れてしまったが、千葉のお寺は凄いなと思った。

 

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千葉のお寺巡り

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深大寺に参拝する こんにゃくが美味しい 東京都調布市

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西東京に行く機会はほぼないが、吉祥寺に献血に行ったついでに、有名な深大寺にも行ってみようと思った。吉祥寺駅からバイクやと20分ほどで着く。

駐輪場の横に小川が流れていて、見ると数匹のアメンボがいる。11月なのに、なぜアメンボがいるのだろう、不思議に思いながらしゃがんでずっと見ていた。しばらくして立ち上がって寺に向かっていると、前におじさんがいて、私と目が合う。何か言いたそうな感じだったのでこちらもえ?という目をしていると、「あなたは何を見ていたのですか?」と訊かれた。いや、アメンボがいたのでアメンボを見てたんです、この時期になぜいるのだろうって思って、と言いながら2人でその場所に戻り、アメンボを見た。ほんとに不思議ですねぇ、アメンボもいろんな種類がいるでしょうから、冬に生きるタイプもいるのでしょうねぇなんて話をした。

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  真ん中のすこし上にいる

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  大黒天と恵比寿尊

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寺は木造建築なので、歴史のある寺のほとんどは火事で燃えている。よって明治時代あたりや戦後に再興したものが多いが、深大寺も例に漏れぬなかで、最も古い建物は山門とのこと。1695年の完成。

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山門の先に本堂があり、左に進むと元大三師堂がある。立派な建物が2つもあるわけだ。中国僧の元大三師木像が素晴らしいなと思った。よい表情である。一番上の写真が本堂になる。

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深大寺の規模は大きい。奥に進めば山なので散策できる。ちょうど映画か何かの撮影をしていたことからわかるように、雰囲気のよい場所だ。

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門を出てすぐの店では団子などを売っていた。こんにゃくと団子を食べると、超美味しい。椅子もあり、そこでは温かいお茶が用意されている。

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さすがに有名なだけあり、深大寺はよい雰囲気で境内が広いお寺だった。しかしもっとも記憶に残ったのはアメンボで、冬も生きているなんて初めて知った。

 

私のお寺巡り

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石堂寺に参拝する 千葉県南房総市

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石堂寺は、館山の上の南房総市に位置し、ここから1時間もかからず房総半島の下まで行くことができる。家から140㎞離れた場所にある。

着くと、房総でもっとも古いお寺だと書いてある。そして天台宗とのこと。

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本堂をみると、使われている材木などは古い感じがする。趣があるのはよいが、老朽化しているということなので、大きな地震があれば厳しいだろう。社務所に人はいるみたいやが、お坊さんの姿は見なかった。掃除も丁寧にはされてない。小規模なお寺だ。

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その代わり、本堂の中にベンチがあるので、座って心静かに仏教について考えることができる。参拝客も少ないので、ゆったりとした時間を過ごせる。

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  100円で購入

 

山にあるので、敷地から上ってゆくと、このような素晴らしい景色が見れる。

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スズキワールドでお買い得なV‐Strom1000をみる

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スズキワールドでバイクの整備をしてもらっている間、暇なので店頭のバイクをみると、V‐Strom1000(ストローム 以下、V、V1000)に興味を持つ。

ジャンルはアドベンチャーで、私も短い距離なら乗ったことあるが、このバイクがもっとも真価を発揮するのはツーリングで、信号で止まらなくてよい状況下で走り、キャンプ道具などもたくさん積んで使ってみないと正確な評価はできない。一般の評価は高く、私もよいバイクだと思う。欧州で売れているみたいだ。価格は140万円前後で、アフリカツインと同じだ。オフの走破性はアフリカツインの方が断然高いだろうが、おそらくオンロードの走行性能はVの方がよいと思われる。

私が気になるのは、ライバルのカワサキ、ヴェルシス1000である。これの特徴は、なんといってもninja1000のエンジンを積んでいることだろう。よってこちらは4気筒、Vは2気筒で、エンジンの開発費がちがう。私が買うなら、アドベンチャーとしての使い勝手よりエンジンの楽しさを重視するのでヴェルシスを選びたい…と思うが、おそらくヴェルシスは試乗車がないだろう。一度も乗らずに150万円ちかくも払うのには勇気がいる。その点、Vは探せば試乗車がある。今はモデル末期なのでない可能性が高いが。ヴェルシスは正立フォークのようなので、エンジンと違って車体にはお金をかけてないかもしれない。それならVのほうがいい。

価格で考えれば、隼が同じぐらいだ。私なら迷わず隼を買う。開発費と性能がまるでちがうだろう。

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葛飾店で、スズキの販売店で使用した、走行距離109㎞のほぼ新車状態でなんと総費用93万円で売っていた(今は売り切れてない)。これはV1000がほしい人にとっては、ものすごく安い。もちろん傷はない。これはお買い得で、新古車のVは他のスズキワールドでも売っている。GooBikeで調べれる。

次期型が既に発表されていて、2017年の春から夏あたりに発売されるだろう。デザインはあまり変わっていないし、たぶんエンジンも現行の改良でほとんど変化はないと思われる。新型車を150万円ちかく出して買うのと、こちらを買うのとどちらがよいか。私なら1秒も迷わない。

大型のアドベンチャーは、日本の平均身長では両足が着かないので、私が将来乗りたくなっても所有はできない。その点で誰もが乗れるバイクではないが、それがクリアするならV‐STROM1000は素晴らしいバイクだろう。

GSR750の初回点検

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GSR750の走行距離が1000㎞を超えたので、初回点検とオイル、オイルフィルター交換のためにスズキワールドへ行ってきた。

本来ならオイル交換ぐらいは自分ですべきやが、購入時に、スズキのオイルメンバーに加入した。良質のオイルを安く提供しているので、店員が言うとおりお買い得だ。GSRのエンジンはスポーツエンジンなので、絶対に良質のオイルを使わねばならない。

朝一で店にいくと、営業マンが休みでいない。彼は若く、自分のバイクでサーキットを走るほどのバイク好きで、私がバイクのことで質問すると、的確な答えが返ってくる。人柄もいい。ということで会うのを楽しみにしていたのだった。

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バイクを預ける前に工場長には、スライダーを締め直してほしいことと、チェーンが緩くなっているので、調整を頼めば工賃1000円が発生するかどうかを聞いた。スライダーは2りんかんで工具を借りて自分で付けようと試みたら、とんでもなく固くてネジが動かない。無理に力入れてネジ山をあほにすれば大変なことになるので自力では諦め、店にやってもらおうと頼むと、「うちでは決まりとして、エンジン部分のネジは外せないんです」。正規ディーラーでないとエンジン本体の整備はできないという。それは知らなかった。ありがたいことに、より大きなスパナを貸してくれて、それを使えば簡単にネジが緩んだ。一応スライダーを付けたが、ネジが奥にあるのできちんと締めれてない可能性がある。仮に緩んでいれば、走行中にエンジンのネジが外れる可能性があり、それは危険だ。その確認をお願いし、さらにはチェーン調整をサービスでしてくれるかどうか。しっかり工賃をとるなら、2りんかんで500円でしてくれるので、そちらでやるほうが安い。工場長は答えを言わずに「それも含めて、点検しますので」。

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作業は40分で終わった。その間に2人とも、私に世間話をしてくることは一切なかった。ふつうなら「バイクの調子はどうですか?」ぐらいのことは聞くだろう、ここで買ってるのやから。工場長は元々、愛想がいいタイプではない。自分の仕事は整備やから客とペラペラしゃべる必要はない、と思っている節がある。ただ彼は人相と雰囲気と作業風景をみると、かなり腕のいい整備士のはずだ。愛想の悪さを非難しているわけではなく、要は職人気質なわけだ。

店長も元は整備士だ。GSRの契約交渉の相手は彼だった。なぜ私に話しかけなかったかというと、まずは私が話好きやと知っているので警戒したのだろう。そりゃ仮に20分しゃべれば、20分仕事ができなくなる。私は既にバイクを買っているので、店からすれば「釣った魚」である。そして契約交渉時に、値引き交渉をしたが、その際に私が怖い顔や雰囲気を出していたので、苦手意識を持っているのだと思う。それについては悪かったなとも思うが、ただ、こちらも高額な商品を買おうとしているので、真剣だったのだ。店長も工場長も、いい人かどうかまではわからんが、たぶんいい人達だ。後で思ったが、この店は客とのツーリング企画をやってない。たとえば近所のホンダドリームやYSPはやっている。同じスズキでも新宿店はしている。つまり、ここの人達はあっさりしてるわけだ。ツーリングを企画してくれたら私は参加するのに。ただし店側の、めんどくさいという気持ちもわかる。あるいはそれらは誤解で、以前は企画していたが、人が集まらなかったのでやめた可能性もある。私の予想では、めんどくさいのだと思う。

工場長が車両の引き渡しをし、スライダーはきちんと締まっていたと言われた。チェーンは無料で調整してくれた。元々無料で調整してくれるのかは聞いてないので不明。慣らし運転とオイル交換が終わったので、これからはエンジンをぶん回していいかと聞くと、かまわないと言う。では(レッドゾーン手前の)11000rpmまで回していいんですね?としつこく聞くと、

「いいですけど、捕まっても知りませんよ(、ということです)」

思わず笑ってしまったが、これはその通りで、GSRのエンジンでレッドゾーンまで回すと106PSが発生する。場所にもよるが、レッドゾーンまで回せるなら大した腕だ。ちなみにワゴンRは750㎏の車重にエンジンは660㏄、最高馬力は52PS。スイフトは870㎏(軽い!)の1200cc、91PS。GSRは213㎏で106PS。バイクって本当に素晴らしい乗り物やと思う。しかしながら、燃費はワゴンRどころかスイフトよりも悪い。

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走ると、オイル交換したばかりのエンジンは調子がよくて最高である。気持ちよく回る。エンジンフィールも良くなったと思う。次の交換時もこの店に行って、密な関係を築いたほうがいいのはわかっているが、他のスズキワールドにも行ってみたいと思う。したがって次回は新宿で換えてもらうかな、と考えている。

 

GSR750日記

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神野寺に参拝する 千葉県君津市の鹿野山

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鹿野山の神野寺(かのうざん じんやじ)である。場所は木更津を越えて、富津市から山側に入ったところで、房総の名山のひとつとのこと。ツーリングマップルに御神水ありと書いてあったので、それに興味を抱いた。天然水が大好きです。家から91㎞走って着。

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 聖徳太子の開創により創建されたとのこと

 

手水舎の龍の口から水が出ていて、これは山から引いてきた水ですと書いてある。なるほど本で紹介されている通り、このあたりは水が豊富なのだろう。ちなみに神道では穢れを嫌う。穢れをとるには水で清めるのがいい。よって神社には手水舎があるわけやが、仏教に穢れ忌避の概念はない。お寺にも手水舎があるのは神社の影響だろう、本来は必要ない。

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参拝ルートを歩いたが、御神水がない。見つかりませんでしたで帰れないので、誰かに聞かねばならない。本堂近くでお坊さんが、おそらく年末年始の準備だろう、仮設の建物を作っていたので訊くと、「御神水…というものはないです、手水舎の水が山から来ている水なので、それのことですか」。私の持っているツーリングマップルは8年前のものなので、今のそれには表記が変わっているかもしれない。これから房総の南に行くため、鹿野山でゆっくりできなかったが、おそらくバイクで走れば愉しい山なのだろう。機会があれば、また走ってみたい。

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千葉のお寺巡り

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「新宿東口駅前献血ルーム」で献血

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東口駅前献血ルームは2014年の12月にオープンしている。東京のルームでは、最も新しいルームである。JRの東口を地上に出ると、入居するビルが見える。アルタの3件隣で立地がよい。私はここへ2015年の8月に行き、綺麗なルームだなぁというのと、成分献血を初めてしたことを覚えている。それまではすべて全血でしていたが、血小板が不足しているので血小板献血でお願いしたいのですがよろしいでしょうか、と言われた。私はそれの内容を知らなかったので、よくわからないですけど困っているならそれでいいですよと答え、成分献血をした。

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新宿の東口にはよく行くので、その都度このビルは見かけていたのやが、ルームに来るのは久しぶりだ。入り口を入ると、あー、こんな感じだったなぁと懐かしかった。ロッカーがないので荷物を預けることになり、それは不便やがルームが狭いのでしかたない。自販機は2台で、お菓子の種類は多くはない。漫画がほぼないのは珍しい。雑誌はあるが、経済誌のような類は置いてなかった。

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採血後に椅子に座って休んでいると、受付の男性が献血協力者と親しげに話していたので知り合いなのかなと思っていたら、私のときに「またご協力お願いしますね、あーその笑顔が素敵で引き込まれるぅ」みたいなことを言われて、親しげに話していたのはこの人の性格なのだとわかった。おまえ、こういうノリで他人と接してみろと言われても無理なので、彼のような明るい性格はほんまに凄いなと思う。何が凄いって、こういう接し方をすると、たまに嫌がられるだろう。ほとんどの人はそこでやめるが、やめてないということはとてつもなくメンタルが強いのだろう。誤解なきよう言っておくが、私は馴れ馴れしくされて楽しかった。ただ困惑する人も多いと思う。彼のような個性ある人がスタッフにいるのはいいことだろう、ルームそれぞれにいろいろな個性があっていい。

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私の献血ルーム巡り

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東京のルーム巡り

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献血50回を終えての感想

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新宿東口駅前献血ルームでの献血は51回目であるが、以前にした川崎での献血がカウントされていないので、記録上では今回で50回目となる。50回目では記念品がもらえる。記念品は、10回目、30回目の節目にもあり、色違いの物だ。

50回がすごいかどうかは微妙なところで、年に最大で24回できるので、たとえば大学時代で50回は楽に達成できる。ただし私の献血の半数以上は全血献血なので、10年以上かかったのだった。100回以上している人はすごいと思う。

ほとんどの人は、献血をしたいと思えば実際にできるだろう。しかしながら、献血するにはクリアしなければならない基準がある。体調が悪かったり、体が弱いことが血液のデータに現れるなら、できない。冬場に献血者が減る原因のひとつには、風邪などの病気にかかっている人が多いからだ。そして海外によく行く人もできない。したがって献血したいと思っていても、できない人もいるわけだ。

私には献血をずっとやり続けたいなという願いがあり、そして全国のルームに行ってみたいとも思っている。今までに行った場所は、住んでいた大阪と首都圏と茨城、そして山梨だけである。全国をツーリングで走っていたときにルーム巡りをしていれば、鹿児島や岩手や北海道の札幌ではない地域などにも行けたのに…と思うと、もったいないことをしてしまった。ただし献血は69歳までできるので、何年何十年かけてでも全国のルームに行けたらいいなと思っている。いま最も関心があるのは、名古屋駅のルームである。

今年は、一度は行ったことのある東京のルームと、東京以外の首都圏でまた行きたいと思うルームを再訪する。次は池袋だ。

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  左から10回記念、30回記念、50回記念

 

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