東京モーターショー2017 スズキ

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スズキブースでのバイクの注目車種は新型車のSV650Xになる。これはSV650の派生モデルで、最近流行りのカフェレーサーである。欧州ではこのクラスが売れ筋になるので、ヤマハのMT‐09三兄弟のようにスズキも出してくるだろうなと思っていた。スズキ車だなぁと感じたのは、カフェレーサーでありながらおしゃれなデザインではないところ。カワサキも武骨なバイクがそろってるイメージはあるが、私はスズキがもっともそれやと思う。おもしろいのはタンクにあるSUZUKIで、ヤマハ(XSR900)とホンダ(CB1100)が一部車種で始めた昔ながらのロゴなしの名前のみ。私は好みでないが、レトロな感じは出ている。ちなみに調べると、SV650も2018年モデルがロゴなしになっていた。SV650XはSV650の約4万円高で、デザインのカッコよさ料として高いか安いかが判断基準になる。私ならSV650Xを買う、なぜならSV650のデザインはカッコよくないからだ。

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GSX-R1000Rは華があり素敵だ。このクラスは高性能化に伴い価格も上がっていく傾向にあるが、唯一GSX‐R1000のみ200万円以下の本体価格である。うまくステップアップできれば、私の次の愛車になる可能性もある。素晴らしいバイクで、スズキのディーラーマンによれば、世界で最も売れているSSとのこと。

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2017年の夏に発売したVストローム250のシートに跨ることができたのはうれしい。これはよいバイクで、需要があるだろうに250㏄クラスのアドベンチャーカワサキとスズキしかない。せっかくよいデザインやのに、車名がデカ過ぎるのはダサい。これのせいでカッコ悪くみえるから非常にもったいないなぁと見るたびに思う。たとえばヤマハならこんなことは絶対にしない。一度だけ黄色のVストローム250を東京ゲートブリッジで見かけた。ツーリングをする人達の頂点にいる賀曽利隆氏がVストローム250を所有しており、去年の秋から始まった70代編日本一周をこのバイクで走った。写真のサイドバックはオプション。

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スズキはクルマもあるのでクルマの紹介もしたかったが、確認するとびっくり、まさかの写真を撮ってない。モーターショーの会場巡りの最後で疲れていたのと、スズキのクルマには見るべきものがなかったからだろう。私が思う自動車メーカーの七不思議のひとつはスズキで、スズキのバイク作りとクルマ作りの方向性はなぜ真逆なのだろうか。スズキは感動するほどおもしろくて素敵なバイクを作るメーカーで、現に私はスズキ車を2台乗り継いでいる。翻ってクルマの多くはワクワクなどまったくさせてくれない。軽自動車がメインなのでしかたない面もあるが、なぜあれほどつまらんクルマばかりを作るのだろう。同じ会社やのに、非常に謎だ。たぶん、それの原因のひとつは、四輪部門と二輪部門が完全に分かれているからだと想像する。私がスズキの幹部なら、クルマのディーラーにバイクを展示する。バイクが置いてあれば軽自動車買いにきたクルマなどにくわしくない人達も、スズキってカッコいいバイクも作ってるんだ、凄いなとブランドイメージが向上すると思うが、なぜかクルマとバイクのディーラーもがっちり分けてる。たとえばスズキワールド(スズキのバイクのディーラー)に行くと、クルマのポスターは一枚も貼ってない。GSR750を買った店ではトイレにスイフトのおもちゃを置いてるだけ。世間のスズキに対するイメージは、小さいクルマを作ってる会社、程度のものしかないので、スズキのバイクの素晴らしさを知っている者としてはもったいない状況やと思う。

下の写真は左から、GSX-R1000R、GSX250R、隼になる。隼は私が次に買うバイクの最有力候補。もしそうなれば、次もスズキということになる。クルマは平凡やが、バイクメーカーとしてのスズキはかなり魅力がある。

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東京モーターショー2017 カワサキ

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カワサキの注目車種はなんといってもZ900RSになる。素晴らしいバイクでこれだけで1記事を書いたのでここでは省く。

Ninja1000は個人的に気になっている車種なのやけど、ポジションがちょっと微妙で、隼と金額がちかい。Ninja1000に乗ったことないのでわからないが、Ninja1000はめったに見かけないがより高価な隼はよく見かける。それがそのままバイクとしての評価なのだろう。立ち位置と価格のどちらも難しいところにあるのかなと考える。しかしながら魅力あるバイクであることはまちがいない。デザインも素敵だ。

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Ninja H2は唯一無二な存在である。なんといってもスーパーチャージャーが付いているという、超凄いバイクだ。どういったエンジンの味でどんな走りをするのかまったく想像つかない。ライバルがいないのは最高の強みで、300万円ほどするのにたまに走る姿を見かける。試乗車はないはずなので、試し乗りを一度もせずにみなさん買ってるだろうからすごいなと思う。H2は特殊なのでどういったバイクなのかはよくわからないのやが、2018年からNinja H2 SXという200万円のモデルが追加された。これだとむしろZX-10Rより安い。私が次にSSを買うとすれば、このモデルも候補の1台に入るが、いずれにせよ一度乗ってみないことにはわからない。凄いバイクやということは完全に理解できるが、たとえばスーパーチャージャーは街乗りでは扱いにくい可能性がある。確実にいえることは、H2を200万円で買えるなんて夢のようだということ。

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レース車両も展示してあった。もちろん素晴らしくカッコいいのやが、わざわざ上段に展示してあり、座らせるどころか触らせる気もない。ヤマハMotoGPの車両を座らせてくれたし、ホンダはMotoGP車両ではないかもしれないがレース車両をわざわざ傾かせてコーナーを走ってる状況を再現し、座らせてくれた。スズキは2年前のモーターショーではGSX-R1000RRを座らせてくれたが、今回は展示車両すらなし。メーカーによって温度差がある。結果として、カワサキの展示の仕方はカッコ悪かった。

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Ninja400とNinja250の展示車もあり、後で知ったがこれらは新型モデルでおそらく2018年に発売される。この2車種は車体を共通化しているので、Ninja400はCB400ほどの剛性はないかもしれない。400㏄クラスは世界のマーケットにはないので400㏄のバイクを単独で作っても赤字になる。生産中止になったスズキのGSR400が好例で、逆に黒字を出せるのはCB400だけでこれは例外である。ということでNinja400は一応作りました、というモデルなのかな、と思う。バイク自体の魅力はそれほどないと想像するが、魅力あるCB400の唯一のネックが80万円ほどする高い価格である。Ninja400の価格は70万円程度で、CBR400Rと同じぐらいになるだろう。デザインはCBR400Rのほうがよい。購入するならどれを選べばいいかは難しいところで、私ならもうすこしお金を出して750㏄クラスを買う。写真はNinja400。

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カワサキ Z900RS 東京モーターショー - Toita blog

 

東京モーターショー2017 ヤマハ

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まずはR1をベース車にした自動運転車両。クルマほどは自動運転のニーズがないが、技術革新の方向性としてはここに進むことになるだろう。画面でビデオを流していたが、実際に自動運転のR1がサーキットを走っていた。もちろんおもしろいなとは思うが、趣味で乗るバイクは運転を愉しんでなんぼなので、個人的には自動運転に関心なし。というか自動運転車が現れるのは素晴らしいことやけど、未来において人間の運転は禁止!となったら死亡者は減らせるかもしれないがバイク好きにとっては地獄の時代になる。

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Star Ventureという大型ツアラーがある。私はこれの存在を知らなかった。日本では売っておらず、逆輸入車として買えるがおそらく見かけたことない。ゴールドウイングもほぼ見かけないのであまり需要がなく、もしくは最近のモデルで昔はなかったのかもしれない。日本車でのライバルはゴールドウイングになるが、ゴールドウイングは新型になってデザインがスマートになったが、スターベンチャーは威風堂々といった感じで存在感がある。これで北海道ツーリングをすればバイク観が変わるだろう。いやいや、人生観自体が変わるか?私のような一般的な価値観のバイク乗りにとってもアメリカの田舎のような広大な土地で運転すれば愉しいだろう。アメリカでのバイクの需要の半数がクルーザーとのこと。ツーリングをするとハーレーの大きなクルーザーをたまに見かけるが、日本のようなストップ&ゴーが多い道路状況だとストレスが溜まるだろう。いずれにせよ、個性的で凄いバイクだ。

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やっと発売されるXSR700は、今のバイク乗りの好みが反映されている、と思う。というのは私のような昔ながらの好みだとカッコいいなとは思うが買おうとは思わない。これが好みなのは私のタイプとスクーター乗りの中間にいる人達だろう。さすがにヤマハだなと思うのは綺麗なデザインであること。私ならXSR700より安いベース車のMT-07を買うが、XSR700のほうがおしゃれではある。個人的な予想よりXSR900が売れているので、XSR700も人気車になるだろう。

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MT-10もあり、跨ることができてうれしかった。このバイクのおもしろさはいくつかあるが、ひとつは価格で、160万円ほどする。同クラスの日本車のGSX-S1000は115万円程度なので、方向性がBMWドゥカティと同じく贅沢にコストをかけたモデルということだ。直接のライバルはモンスターか?ところでMT‐10との思い出があるので書く。年末に調布駅周辺を歩いていて、幹線道路を赤信号で止まると、止まっていた先頭車両の車の後ろにMT‐10がいて驚いた。走っているMT‐10をみかけたのは初めてなので興奮して、笑顔で凝視していたら、なんと運転手がNに入れてたはずなのにわざわざ先頭まで来てくれた。彼も「このバイクはMT‐10だ」とわかるヤツがいて驚いたのだろう、今やバイク好きの数は少ないのだった。話しかけたかったが、いつ信号が青に変わるかわからないし、気持ち悪いと思われたら嫌なのでそれをしなかったが、後で振り返ると間違いなくバイク乗り同士として心が通じ合っていたと思う。納車したばかりだろうから最もワクワクしている時期だ。あともう一回、海老名SAでも見かけたので高額車ながらけっこう売れているのかもしれない。私なら迷わず(安いけど凄い)GSX-S1000を選ぶが、MT-10のほうが魅力あるのかも。

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f:id:suzaku-umenoya:20180309012731j:plain超凄いことに、MotoGPのレース車両を展示していた。念のため聞くと本物だという。バイクの名前はわからんがこのレース車両で培う技術がYZF-R1に反映される。異彩を放っている青く派手な車両の凄さがわかる人もわからない人もみんな跨りたいので行列ができており、写真も撮ってもらわなあかんので凄さを実感する余裕がなかったのが悔やまれるが、「凄い!」というのはなんとなくわかった。驚くのはタイヤで、溝がまったくなくツルツル。市販のタイヤなら交換時期はとっくに過ぎてるレベルなので、こんなタイヤで運転など怖くてできない。f:id:suzaku-umenoya:20180308233221j:plain

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 私もヤマハは好きやし、凄いメーカーやとも思っているし、ヤマハ車を所有したこともあるけど、日本メーカーでもっとも馴染みが薄い。今250㏄のバイクを買うならYZF-R25を選ぶのやけど、いつかまた、ヤマハ車に乗る日はくるのだろうか。もし乗ることができたらすごくうれしい。最後にヤマハが提案するクルマの写真を。需要がどれほどあるかわからないが、トヨタと共同開発すればおもしろい。

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運転免許を更新する

今年は運転免許の更新がある。今までと違うのは、もしかして今回はゴールド免許になるのでは、という期待があった。すくなくとも3年は違反してない。が、期限である5年間も無違反だったかは記憶にない。あまり期待すると違うかったら落胆するので忘れていたのやが、運転免許証更新のお知らせが届いてドキドキしながら内側をめくると、なんと「優良」!むちゃくちゃうれしい。というのも日常的に運転する人にとって、5年間無違反でいるのは難易度が高い。さらに私のように常にスピード違反しているような者にとってゴールド免許の取得は宝くじを当てるぐらい難しい。他人からすればどうでもいいことながら、自分にとっては驚きが大きい。ということでまずせねばならないのは、可能日が過ぎてからなるべく早く免許の更新に行くこと。今違反で捕まればゴールド免許がパアになる。

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優良のメリットはいくつもあるが、ひとつは指定警察署で更新手続きができること。私の場合は江東試験場が近くにあるので近場で手続きできる、という便利さの享受はないが、二度と警察署ではできないと思われるのでもっとも近い墨田区の本所署に行くことにした。電話で聞くとバイクを停めれる、そして朝一は8時半からとのことなのでこの時間に行くことにした。家からは6㎞、15分ぐらいで着いた。

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早く着いたので警察署の周りを歩くと、建物の横に関東大震災での殉職者を悼む碑があった。両国辺りの被害が酷かったらしいので、ここに碑があるのだろう。

朝一の手続きには10数人がいて、老人が多い。そのうちのひとりが視力検査(上、下、右、左)をしていて、「〇〇さん、全然違いますからね、すこし休憩してやり直しましょう!」と言われていてちょっとびっくり。見えてないならそんな奴に免許証発行したらあかんやろ。そして違う老人の検査では、そいつは右、左、下はふつうに言うのになぜか上だけ「北」と言ってたのは笑った。老人による暴走運転は毎日のように起きており、多くの犠牲者を生んでいる。

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8時55分から講習が始まる。まずは東京の事故について。2016年の交通事故死者数は159人で戦後最少とのこと。本には載ってない2017年のそれは164人。東京の死亡者の特徴は、歩行者が多いこと。人口からみると、事故で死ぬ確率はかなり低いといえる。次は高齢運転者について。彼らによる事故は深刻な社会問題で、老人に運転するなと言っても車がないと生活が成り立たない人もいるので現実の解決は難しい。去年に本所署で更新手続きをした最高齢は、94歳とのこと。きちんと運転ができるのであれば、素晴らしいことだ。

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次に準中型免許の新設についての説明があり、最後にビデオを視る。10分ほどの内容で、それにて講習は終了となり、晴れてみなさんゴールド免許を配られる。ちなみに毎回本を2冊配られるだろう。これの内容のほとんどは年が変わっても同じで半数以上は読まずに捨てているだろう。これの金を払うのは私達にとって無駄なことになるし、資源の無駄遣いでもあるので以前の講習でもらった本を持ってきた人には手続きで払う3000円を割引くべきだ。去年の死亡者数や変更、追加した内容については紙の2枚分ほどで収まるだろうからそれを配ればいい。私はクルマ好きなので我慢しながらこの本を読んでいるが、書かれてある内容の多くは既知だ。

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ゴールド免許やと次の更新が5年後になり、かなり先だ。その頃に自分は生きているのだろうか…とふと思った。金色の線が入った自分の免許証を眺めていたら、恥ずかしいことにまったく飽きない。それはなぜか。高確率で私の生涯における最後のゴールド免許になる。私みたいにスピードを出すのが好きで、かつバイクで具体的には書けないがあれもこれもやってるような奴が5年もの期間を無違反で過ごすのは至難の業だ。だから今回の取得は奇跡のように感じる。まさか自分がゴールド免許を持てるなんて思ってもみなかった。誰に言えばいいかわからんが、ありがとうと声を大にして言いたい。

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2月18日に起きた新型レクサスLSの事故について

 

18日の朝に、東京都港区白金で起きた車による死亡事故の件をその日の夜にツイートすると、大きな反響があり非常に驚いた。ということはこの事故が注目されているということだ。ツイッターは字数制限があるのでブログできちんと書いてみたい。ただし、私は専門家ではなくただのクルマ好きなので、専門的な知識を用いた内容ではないです。

事故が起きたのは港区白金の都道で、車が店に突っ込んだ。その際に歩行者を巻き込み、37歳の男性が搬送された病院で死亡した。この運転手が、元東京地検特捜部長の78歳の男性で、一部の人が気にかけたのがここである。私はこういった事情に詳しくないが、暴走運転をし、結果、その場で死んではいないものの無関係の歩行者が重体になっていながら逮捕されてないのはなぜか?とは思う。情状酌量的な要素は皆無だ。それなのにその場で逮捕されていないのは、運転手のかつての肩書が影響するのでは?と思う人もいるが、どうなのだろう。ただ、ツイッターのコメントでなるほどと思ったのは、運転手も足を骨折しているので逮捕以前に入院させなければならなかった、という考えの人がいた。その辺の事情は私にはわからない。さらに「東京地検特捜部」絡みの陰謀論もみかけるが、これはもう、私にはあるのかないのかさえも絶対にわからない世界だ。

さて、多くの人が反応しているのが車についてである。ニュースになった当日は、「元東京地検特捜部長」に対しての反応が大きかったが、1日経ってからは車に注目が移った。事故を起こしたのは去年の10月に発売されたばかりのレクサスLSである。LSはレクサスのフラッグシップモデルで、価格は980万円から、売りのひとつが「安全技術」である。自動ブレーキを含めた事故を起こさせない技術レベルは世界最先端なのに、今回のような廃車になるほどの事故を起こした。

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コメントをみると、「自動ブレーキが効かなかったのではないか」「欠陥車だったのでは」という意見がみられた。これは機械である以上絶対ないとはいえないが、可能性は低い。今の安全技術は、AIが人間の脳のようにその都度「これは事故になるかどうか」と判断するわけでない。したがって限定された状況下で安全装備が働く。もし安全を第一に考えた安全装備をつくると、たとえば人がちょっと飛び出してきたり前方に車が止まっている状況のすべてにいちいち反応して、そんなことになればスムーズな運転など不可能だ。だから作動する状況を限定しているのだった。今回は、運転手がブレーキとアクセルを間違えて踏んだと言っているので、車側は「事故になる」という判断をしなかったと思われる。そのうえで、事故を起こす前の運転状況、何㎞/hほど出ていたかブレーキは踏んだのか何㎞/hで店に突っ込んだか、などの情報は車のコンピュータの履歴に残っている。ドライブレコーダーを装着していればそれにも記録が残る。したがって警察は事故状況を調べて知っている。しかしたとえばテロなどの重大な事件でない以上、警察が公表する理由はない。問題はマスコミがそれを調べて、かつ新聞やテレビなどのニュースにその情報を出すのか、ということ。LSはトヨタ車(レクサスはトヨタのブランドのひとつ)で、トヨタはマスコミにとって大スポンサーだ。ということは発売したばかりで安全が売りのLSの車名やトヨタの名を出してまで報道できるかどうか。おそらくできないだろう。現にあるメディアのネット記事を読むと、事故が起きた車をレクサスの名は一切出さずに「高級車」という表現をしていた。

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自動ブレーキなどの安全装備が作動していたとしよう。作動していたとしても、今回のケースだと衝突を回避するのは不可能である。なぜならこの事故は自動ブレーキで止まれる上限速度を超えていたと考えられる。LSの自動ブレーキが効く上限は50㎞/hほどのはずだ。何年か前に発売された日産のスカイラインが50㎞/hで止まれたはずなので、LSがこれを下回ってはいないはず。逆にいえば、たとえば100㎞/hで壁に突っ込んだらそれは絶対に止まれない。事故車をみるとフロント部分が大破しているのでかなりのスピードが出ており、突っ込むまでブレーキを踏んでいない可能性もある。したがって自動ブレーキに関しては止まれる速度を超えていた、あるいは自動ブレーキが作動する状況ではなかった、のどちらかだろう。車の壊れ具合をみると、60㎞/h以上で突っ込んだと思われる。

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自動ブレーキが効かなかったのではないか、欠陥車ではないか、だからトヨタは事故状況を公表すべきだという意見の人もいる。しかしながらトヨタが公表するとすれば欠陥車だった場合に限り、そうでないなら責任は運転手にあるのでそれの義務はない。ただし、多くの人が疑問を持っていて、事実関係を知りたいと思っているのやから、これはメディアの仕事だ。今回の事故は車に無関係な歩行者がひとり亡くなっている。したがって悲惨な事故やが、見方を変えれば発売されたばかりで1000万円以上する世界最先端の安全技術をもつ日本車のLSが大きな事故を起こしたのやから、メディアの特にテレビ局がLSやボルボの最先端の安全技術を映像で紹介して、しかし今回のような事故のケースや、あるいはこういったケースなら自動ブレーキは効かないなどと視聴者に紹介するのがもっともよい。たとえば下はオートックワンの動画で、LSは前方に障害物などがあり、止まれる速度でなければ車が自分で避けてくれる。車が自分で障害物を避ける技術が市販車にあるなんて、ほとんどの人は知らないだろう。

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車に関心がない多くの人は、「自動ブレーキ」と聞くと、車種によって止まれる上限速度が違うなどといった知識はもってなかったりする。だからたとえば80㎞/hでも止まれるのではないかと考える。たぶん最も優れた自動ブレーキが作動する上限速度は60㎞/hで、80㎞/hでは絶対に止まれない。これは自動車メーカーが啓発しなければいけないし、メディア、特にテレビが紹介すべきだ。べつにこういった検証のニュースはトヨタにケンカ売ってるわけでないのでメディアにはやってもらいたいと思うが、やはり自粛してしまうのだろう。気持ちはわかるけど、情報を受け取る国民にとってそれは不幸なことだ。

ちなみにこれは蛇足やが、ツイッターのコメントをみると、遠隔操作された、と陰謀論を考える人が一部にいるみたいだ。これは時代を先読みしすぎで、今の車にそれはできないと思う。というのは運転する主体はあくまで人間だからだ。逆に考えると、「完全な自動運転車」が普及するのはありえないとわかる。自動運転車はつまりはコンピュータが運転するということで、これはパソコンと同じでハッキングされるリスクを絶対にゼロにできない。ハッキングされた自動運転車が渋谷のスクランブル交差点を暴走して人を殺しまくったら誰が罪に問われるのか。そんな危険な商品を、どうして自動車メーカーが販売するのか。日本メーカーの大きな市場であるアメリカなら、訴訟の嵐になるだろう。もしかしたら遠い将来には何かしらの技術革新でそういった危惧が解消されるかもしれないが、20年ぐらいは無理だ。技術的にはいずれは可能で、たとえば横浜にある日産本社周辺では、東京オリンピックまでに市街地を走る自動運転車を完成させるために、ステッカーを貼りまくった現行リーフの実験車を毎日走らせている。タイミングがあえばみかけるだろう。しかしながら、「100%の安全が保障されない」以上、市販化は無理だ。

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以上が私の考えで、安全技術が売りのLSの事故だったが、べつに車が悪いわけではない(欠陥車という可能性はあるが、それはほぼない)。むしろ驚いたのは、フロント部分があれほど大破していて、おそらく60㎞/h以上で突っ込んでいるのに運転手は足の骨折だけで済んでいること。LSが室内にいる人間にとってむちゃくちゃ安全な車であることは証明された。自動ブレーキが効かなかったとか何かの陰謀論とかが出るのは、つまりは正しい情報がメディアから出てこないからだろう。テレビ、新聞、雑誌などのメディアがきちんと検証して情報を出してくれるのが一番いいが、大スポンサーのトヨタの車種の事故を深入りして報道するなどしたくないわな。ちなみに彼らを責めているのではなく、私がメディアの人間ならそんな報道はしない。トヨタの機嫌を損ねるのは怖いからだ。さらにもうひとつ余計なことをいえば、ツイッターで引用した記事の元は朝日新聞である。個人的には朝日新聞にこの事故の詳細を検証してもらいたいと思っている。なぜなら朝日新聞は、32年間も存在しなかった従軍慰安婦の嘘記事を訂正せず、未だに国民に謝罪すらしていない。それだけでなく朝日はいろんな嘘を書いて日本と日本人にとてつもない迷惑をかけているので、おまえらが検証記事を書け。

という感じで最後に余計なことを書いてしまいましたが、確実にいえるのは、私達としては、正しい情報を受け取りたいと思っている、ということですね。

 

写真は去年の東京モーターショーで撮ったものです。

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「横浜駅東口 クロスポート献血ルーム」で献血 ② 献血70回目♡

横浜駅東口の献血ルームに行くのは2年ぶりぐらいで、魅力のあるルームではなかった記憶があるので再度行くつもりはなかったが、記憶が曖昧になってもいるので横浜に用があれば改めて行こうと思っていた。入口を入ると、室内はけっこう広く綺麗だった。オープンから30分で多くの献血協力者が来ていたので、人気あるルームなのだろう。理由は横浜駅周辺にはルームが3か所あり、魅力あるのはリーフやが、最も近いのは東口だからだ。

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献血ルームに行ってうれしいことのひとつは、飲料水が飲み放題なこと。自動販売機は2台あり、ルームでその会社の人が補充している場面を初めてみかける。ルームでの設置はメーカーが無償で飲料を提供している(と思う)が、よそと同じようにゴミ箱の横を雑巾で拭いたりして真面目に仕事をしていたのでえらいなと思った。

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医者の問診では、深呼吸を5~6回してくださいと言われた。理由を尋ねると、深呼吸すると落ち着くから、ルームに来て緊張した結果、高血圧だと診断されるかもしれない。深呼吸すると寝起きの心拍数にできるので正確なデータがとれる、と丁寧に説明してくれた。

検査の採血では2ml採るが、途中から血が採れなくなる。血管の壁に当たっているかも、と言われた。そんなことあるんや…。採血量が足りなかったので本番の時に追加で採っていいかと聞かれた。

 採血室は広く、ベッドは20台ほどありそう。太い針を刺すが、その際の痛みの度合いは看護師によってまったく違う。今回の看護師の人相をみて、痛いんだろうなぁ…と予想していたら、では刺しますよと言った0,2秒後ぐらいに刺し、これは歴代で一番早く、かつ痛みがほぼなし。Aさんの技術は素晴らしい。他の看護師も痛みのない刺し方を学んで習得してほしい。というのは献血をしない人のしない理由のひとつは「針を刺すのが痛い、あるいは痛そう」だからだ。

始まりから40分ほど経ち、温かい飲み物を飲むよう促された。体が冷えて採血のスピードが遅くなったのだった。血流をよくするために熱い物を持ってきたので、それを右手で握る。私は1時間かかったが、隣は全血なので7分ほどで終わる。さっき来たと思ったらすぐに終わるので全血は早い。ベッドに横になりながら採血室の風景を眺めていると、どこのルームの看護師も全員が真面目に働いているが、このルームの人達は特に真面目に働いていると感じた。f:id:suzaku-umenoya:20180201230932j:plain

採血が終わり、ポイントが溜まっているので景品と交換するよう言われたのでそれのラインナップをみると、シャーペンとクリアファイルと何やったか忘れたがもうひとつあり、すべていらない。(ポイントを)貯めますと言うと、「あまり貯めすぎるのも…」と言われた。この人が選んだわけでないが、ではなぜボールペンでなくシャーペンなのか。ボールペンなら欲しいがシャーペンは使わない。貯めてるわけでないが貯めざるをえない。

 休憩室にはパソコンがあり、他のルームでパソコンがあった例はなかったと思う。今はスマートフォンがあるのでパソコンを使う人はいないのでは、と思ったがカップルが使っていた。他には大相撲のチケットが当たるというポスターがあった。相撲に興味ないので詳しくは知らないが、世間を賑わせているようなのでタイムリーではある。

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東口の献血ルームに再訪したのは正解だった。薄らいだ記憶では二度行く価値はないと思っていたが、そんなことはまったくなく、逆に魅力あるルームだ。リーフのほうが素敵ではあるが、東口もよい。さすがは横浜ということだろうか。

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私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

神奈川のルーム巡り

献血神奈川123 の検索結果 - Toita blog

太宰府天満宮に参拝する

太宰府天満宮は祖父母の家から歩いて1時間の場所にある。私が幼い頃は毎年年末には福岡に帰省しており、初詣は太宰府天満宮だった。ということで馴染み深い神社であり、今回の参拝は約4年ぶりだ。西鉄紫駅から太宰府駅へ行く。駅に着くと、駅前に一蘭(ラーメン屋)があり驚いた。今や至る所に店舗があり、東京にもたくさんある。昔は好きでよく行ったが、店舗を増やしてからは行っていない。

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時刻は9時なので、参拝客はまばらである。まずは梅ヶ枝餅を食べねばならない。地元の特産品なので多くの店で売っており、手前より奥の店のほうが金額安いかなと思って見て歩いたが、すべての店が120円だった。味もみんな同じっぽい。店の並びが終わり左に歩くと大きな池があり、夏には亀がみられるが冬なので1匹もいない。亀がむちゃくちゃいる東京の亀戸天神で聞くと、冬は彼らは底にいるとのこと。亀がいないので池の風景が殺風景だ。

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 太鼓橋からの眺め、池の名は心字池

 

本殿で参拝し、奥の院へと足を運ぶ。奥の院の手前にある社は稲荷社なので、赤い鳥居がたくさんあり、これをひたすらくぐってゆく。うれしいのが、天開稲荷社の横に天然水が飲めるようになっていること。私は土地の水を飲むのが大好きだ。お腹いっぱいになるまで飲み、稲荷社の裏手にある奥の院に参る。写真撮影はすべきでないと思ったので、ここだけは撮らず。おもしろいのは、参拝者の多くは本殿までしか行かず、奥の院までは行かない。理由は太宰府天満宮には観光地として来ているのであって、神道や神社に関心がないからだ。まあそのぶん、奥の院までの道のりを静かに歩けるので私にとってはそのほうがいいが。

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先に冬は亀がみれなくて寂しいと書いた。境内には6000本の梅の木があるが、この時期は咲いてない。これも寂しいことのひとつで、梅の花が満開ならさぞ美しいことだろう。下は本殿前の梅の木で、飛梅といい、京を追われた道真を慕い一夜にして太宰府まで飛んできたという伝説がある。境内のすべての梅の木のなかで飛梅が真っ先に花を咲かせるとのこと。伝説は事実かもしれない。

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本殿に戻ると多くの参拝客がいる。驚くのは、そのうちの9割ほどが中国人、台湾人、韓国人である。彼らにとって日本でもっとも近いのは九州なので、観光客が多いのだ。日本人を探すのが難しいほど日本人がいない。今、太宰府天満宮はこんな状態になっているのか…と20年前を知っている者としては隔世の感がある。写真を撮ってくれる人を長い時間探していて、韓国人の家族の娘から撮ってくれと言われたので私も撮ってもらう。帰る頃には人でごった返しになっていた。ただし、外国人はお参りでなく観光地として来ているので、お守りとかは買わないのでは。したがって神社にあまりお金を落とさないのではないか。

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太宰府天満宮は初詣の参拝者数が全国で10位内に入る。したがって年始に行くと、本殿と大門には人で埋まっており、上の写真でいえば、全体に人がいる状態だ。本殿前に辿り着くのに1時間以上かかる。だから多くの人が途中で諦め、その場から本殿に向かって小銭を投げる。さて、少年の頃の私はどうしていたかというと、体が小さいので人々の足場をすいすいと移動し、落ちている100円玉を拾っていた。そこら中にコインが落ちているので短時間でも2000円ぐらいになったと思う。金を父に見せると、よかったじゃないかと褒められた。人によっては、神社のお金やから罰があたる、そんなことはするなと怒られるだろう。私は褒めてくれる父をもって幸せだった。怒るようなおもしろくもなんともない奴が父親だったら、今の私とはまったく違う人格の人間になっていた。

20年以上前の楽しい出来事を思い出しながら、久しぶりの太宰府天満宮を満喫した。立派な神社である。

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 楼門

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 目がかわいい狛犬は大理石で作られている

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 天開稲荷社

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 稲荷社の隣、奥の院への道

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私の神社巡り

神社123 の検索結果 - Toita blog

「ハッピークロス イムズ」で献血 九州で初めての献血

時間をかけて全国の献血ルーム巡りをしたいと考えている。ということで父のふるさとの福岡で献血する。福岡市内には3か所あるが、まずは駐車場サービスがない天神のイムズにあるルームへ行く。8階まで上がり、室内に入ると広くはないが綺麗である。受付の人に「住所が東京ですが、今日の泊まりは福岡ですか?」。体調を考慮してのことだろうが、そこまで気にする必要はあるのだろうか。問診では、「前回の献血は千葉だったのですね」。なるほど、首都圏在住者の来訪は珍しいのだろう。話がふくらむかなと期待して、東京で住んでいますから、と答えたら話はそれっきりだった…。めんどくさそうな奴、と思われたっぽい。

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本番の採血の始まりの段階で、検査の注射の包帯を剥がしますねと言われたが、これは初めての経験だ。この看護師独自のやり方かもしれないが、それなら首都圏でも誰かがそうしているはずなのでこのルーム独自か福岡だけのやり方である可能性が高い。ただし、やってもやらなくてもどちらでもいいことではある。今回は4クールやり、終わった際に「いつもより多く頂きました」と言われた。「それには理由がありますか?」「検査のデータがよかったからです」「体の調子がよいということですか?」。看護師曰く、体調がよくなければ赤血球数が増え、そのぶん血漿の量が減る、逆によければ血漿の量が増えるので多く採れる、とのこと。血漿献血はその日によって量がちがうのでなぜかなと不思議に思っていたのでこの説明で理解できた。

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献血を終え、休憩する。休憩室からは福岡市役所が目の前に見える。このルームはジュースの種類が少ないが、その代わりガストの自分で飲み物を入れる機械と同じタイプで、こちらで量を調整できるからすごくいい。さらに氷が横にある機械からとるので飲み物と別れていて便利だ。これは他のルームでみたことない。東京では氷を入れたくないのにコールドの半分は氷抜きを選べないので、このルームのやりかたがもっともいい。これで種類が豊富なら文句なしやのに。

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飲み物の機械の横の壁に張り紙があり、「献血前は、利尿作用のあるコーヒー、紅茶より電解質を含むアクエリアス等がおすすめです」と書いてあり、前者については知っているが後者は知らなかった。そしてこれも壁に書いてあったことで、赤十字運動は140年前の西南戦争で両軍の救護をきっかけにはじまったとのこと。これは西南戦争の舞台が九州だから書いてあるのだろう。初めて知った。

おいしいラーメン屋を知るには地元の人に聞くのが一番よいので受付の男性に聞くと、「う~ん…」。横にいた男性に聞くもわからないと言う。天神で働いてるのに周辺のうまいラーメン屋を知らないのか…。非常に驚いたが、誰かに聞いてくれたのだろう、後で私の所へ来て、教えてくれた。翌日にその店で食べるとおいしかったので確かな情報だった。

献血ルームに地域色は必ずあるだろう、今回でいえば西南戦争についての情報だ。この紙                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                 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 私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

おじいちゃんとおばあちゃんに会いに、福岡へ行く

ジェットスター7時10分のフライトなので4時44分始発の総武線船橋駅で京成に乗り換え成田空港へ。30分前までに乗らないと搭乗できない可能性があるので第2ターミナルから走る。無事乗れてホッとしたが、3人掛けシートの真ん中で窮屈である。隣のシートが空いていたので、シートベルトを外すタイミングでそちらに移動する。人がいなければ足も組めるし快適な空の旅、となった。

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 地面から乗る

 

8時55分に福岡空港着。福岡は生憎の雨だ。地下鉄で赤坂駅まで行き、駅員含む4人に道を教えてもらって「元祖長浜屋」へ行く。たぶんここに来るのは10年ぶりぐらいだ。期待して食べたが私にとってはおいしくなかった。むちゃくちゃスープが薄いのだった。それは覚えていたのやが、おいしくないのは忘れていた。博多っ子はいつも濃いラーメンを食べてるからこの店の薄味が新鮮でうまいと感じるのだろう。久しぶりに本場の博多ラーメンを食べて感心したのは麺の量である。東京のそれと比べ1,5倍ほどある。東京がぼったくっているのだ。f:id:suzaku-umenoya:20180122223553j:plain

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大名まで歩き、廃校になった小学校がそのままオフィスになってるのに驚きつつ天神へ。周辺を歩きたかったが雨なので献血ルームへ。ここで長時間休憩し、西鉄筑紫野市にある祖父母の家に向かう。福岡駅は、ヨーロッパの駅でよくみられる、あるいは東急蒲田駅と同じ櫛形のホームである。おふたりに会うのは久しぶりだ。家に着くとクルマが無くて驚いた。ガーン、海の中道とか走ろうと思ってたのに!

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 ソラリアから渡辺通りを眺める

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2日目に改めて天神へ行く。天神は相変わらず活気があってすばらしい。前回どうだったか覚えてないが、ダイエーが無くなっていて寂しさを感じる。献血ルームで教えてもらった「博多ラーメン膳」に行く。280円に驚くが、私は地元民でないので安さはどうでもよく、おいしいラーメンが食べたい。こんな安くてうまいのか?と半信半疑で食べたらしっかりとうまい!地元の人はみな知ってるだろうけど、膳はおすすめ。安くてうまくて福岡駅から近いので人気のお店だ、私も15分ほど並んだ。

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天神は素晴らしい街で、駅の横には警護公園、福岡市役所裏には広い天神中央公園がある。直接比較はできないが、東京駅や大阪駅の近くに公園はない。名がわからないが、ある川から博多ポートタワーがみえた。そして中洲である。私は中洲で飲んだりラーメン食べたりしたことない。早くその日が来るといいなと思う。

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 天神中央公園

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 奥にポートタワー

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 アクロス福岡

f:id:suzaku-umenoya:20180122224418j:plainキャナルシティに行き、近くで地下鉄の延伸工事をみる。一宮の住吉神社に行ったぐらいから体調が悪くなった。病院に行っていたから、負の空気を存分に浴びて病気になったのだった。参拝を諦めて博多駅まで歩く。駅前のブックオフでは、元ホークス選手の小久保の本が2冊もあって、ここは福岡なんだなと実感できた。博多駅周辺がかなり栄えていてきちんと見て歩きたかったが、体中が痛いので早く帰らねばならない。JRで二日市駅まで戻り、帰宅する。

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f:id:suzaku-umenoya:20180122224831j:plain3日目は体調不良もあり、夕方まで家で過ごし、おじいちゃんと話す。天神まで出て、地下鉄で空港まで行き、23時に東京の家に着く。久しぶりの福岡は、超楽しかった。福岡はもっとも住みやすい街のひとつである。

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神田・マーチエキュートのカワサキショールームに行く

神田の万世橋に、JR中央線高架下にマーチエキュートという施設がある。電車内で中吊り広告を見ていると、カワサキがここにショールームをオープンするとある。さっそくオープン2日目に行ってみた。

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展示車両は6台で、そのうちの2台はZ900RSである。実車東京モーターショーでみているがそのときとの違いはもちろん、シートに座れることだ。Z900RSに触れて乗ってみたかったのですごくうれしい。跨ると、けっこう大きい。そりゃそうだろとはなるが、外観は大きくみえるデザインでないので意外に感じたのだった。ハンドル幅が広く、これはスポーツバイクでなくネイキッドだからやが、私の好みではない。

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とにかくデザインが素敵だ。特にタンクがすごくいい。おしりも小さくてかわいい。私の好きなバイクのジャンルではないので買って乗ることはないが、乗ってみたいなと思うほど魅力あるバイクだ。細かいことやが、最近のバイクには着いていないヘルメットロックがあってうれしかった。絶対にあったほうがいい。

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たしかZ1やと思うが、それも展示していた。40年以上前のバイクやが、今みても素晴らしいデザインだ。

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個人的な好みでは、Z900RSよりもNinja1000である。こちらは将来買う可能性が0ではない。ただし、Ninjaよりも価格がそれほど変わらない隼のほうがおもしろいだろうと思う。少なくとも隼のほうが速い。ただNinja1000のみで考えると、非常に魅力的でカッコいいバイクである。デザインが全体的にまとまっていて綺麗だ。唯一の難点は、試乗車がおそらくないであろうこと。一度も乗らずに150万円のバイクを買うのは私には無理。

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あとは新型のNinja250と400が展示してある。まだ販売はしていないが、250㏄はNinjaとヤマハとスズキで予算とそれぞれを試乗して気に入ったバイクを買えばいい。

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このショールームのよいところは、買う買わないのやりとりをしなくていいので気兼ねなく乗れること。期間限定で、6月までやっているとのこと。スペースがないが、ZX-14Rも展示してほしかった。最近は日本の4メーカーすべてデザインのレベルが上がっていてうれしい。

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東京モーターショー2017 レクサス・トヨタ

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レクサスの目玉車種は当然、12年ぶりぐらいのフルモデルチェンジになるLSである。まずはデザイン。このクラスの顔は押しだしの強さが絶対にいるが、LSはSクラスと同等レベルにある。地味な7シリーズには勝ってるだろう。アクの強いスピンドルグリルとブーメランのような目が非常に綺麗にまとまってあり、感心した。リアは可もなく不可もなくやが、ボディサイズがさらに大柄になっていることもあり、存在感のあるデザインである。シートに座ると、内装はメーター、シフトノブ、ナビの大型化がセルシオ時代と比べて変わったなと思った。大きいから運転しづらいだろう。好みではないが、F SPORTの赤シートはおもしろい。

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興味深いのはエンジンで、6気筒のみ。将来8気筒が追加されるかもしれないが、1000万円クラスのクルマに6気筒のみはいかにも寂しい。たとえば7シリーズだと4~12気筒をすべて用意してある。もちろん6気筒で十分な走りをするのはわかるが、このクラスの標準は8気筒である。世界のお金持ちはどう判断するだろうか、私は6気筒だけは不利になると思うが。価格は980万円からで、3代目セルシオの前期は540万円スタートだったので、約2倍になった。価格面でもSクラスと同じ土俵に上がったということ。日本では黙っていても売れるが、LSがアメリカで売れるかどうかがレクサスにとって最も重要な事案になる。

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RCにも乗る。雰囲気はカッコいいが、RCは大したクルマではないだろう。内装がチープ。2人乗りになるがポルシェのほうが断然たのしいと思う。

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LCは素晴らしい。日本車もやっとこういう優雅な雰囲気のクーペを作れるようになったのかと思うと感慨深い。赤なんて最高だろう。

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トヨタの目玉車種はクラウンとセンチュリーである。そして興味深いのはハイエースのコンセプトカーで、仮に仕事の車がこういった遊び心あるデザインで市販化すればおもしろい。ハイエースは現行が発売して12年かそれぐらいの長い期間が経っている。おそらく2019年ぐらいに新型が出るだろう。ちなみに私はたまにハイエースに乗るが、2Lのエンジンがものすごくいい。むちゃくちゃエンジンフィールがよいのだ。スポーツエンジンのようで、あれは絶対にクルマ好きが開発している、ハイエースにそんなエンジンはいらないからだ。次期型も愉しいエンジンにしてほしい。その代わり燃費が悪く10㎞/Lも走らないので新型には燃費の向上も期待したい。両立は無理?

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私はダイハツが大嫌いなので、全体の展示の写真のみ載せる。もしかしたら女性の容姿のレベルが一番高かったかもしれない。まずはクルマの魅力のアピールがあってからだろう。それができてないのに、ほんとうにバカな企業で改めて呆れた。

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東京モーターショー2017 BMW・マツダ・ベンツ・ポルシェ

メーカーの順番は、私が回った順になります。まずはBMWBMWの偉いところは、高級車メーカーやのに以前から展示車に鍵をかけていないこと。したがってすべての車種かはわからないが、座れる。私も座ったが、何の車種だったか忘れてしまった…。バイクを数台並べていたが、個人的にはバイクをずらっと並べたら華になるし、客も喜ぶのにと思ったが、モーターショーでかつ、輸入車であることを考慮してそこまでしなかったのかもしれない。

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厳しかったのがマツダ。並んでいるクルマの顔と雰囲気がみな同じで、それはいいとしても、BMWなどとちがって華のあるデザインでない。全体的に暗い感じがする。スポーツカーのコンセプトカーがあったが、あんな形で市販は無理なので興味を抱けず。モーターショーはお祭りなのだから、もっと明るくしたほうがいい。ディーラーの展示の延長のような印象をもった。

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ベンツは前回、全車種に鍵をかけていたが、今回はSクラスが座れるようになっていて驚いた。この変化はなぜだろうか。客としてはありがたい。それとたしか去年発売のマイバッハが展示してありうれしかった。少量生産ゆえさすがに鍵はかけてあるが、車内をみれるだけでも勉強になる。贅を尽くした作り、といった感じ。V12のツインターボとはいったいどういうエンジンなのか、一度でいいから運転してみたい。

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意外だったのはポルシェで、かなり気合いの入った展示内容だった。ポルシェも前回は鍵をかけてあったが、座れるようにしていて驚く。これで理解できたのは、日本のモーターショーやのに日本メーカーが盛り上げる努力を怠っているので、海外メーカーが気にかけてくれたのやと思う。彼らは遊び心があるのでつまらないショーは嫌なのだった。私にとってのポルシェは人気のカイエンなどではなくクーペなので、718 ボクスターSというモデルのシートに座る。

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 マカンにも乗った。ポルシェは華があって素敵だ。

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GSR750のオイル交換 3回目

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3回目のオイル交換、そしてオイルフィルター交換をするためスズキワールドへ。きっちりと前回から半年後、3000㎞の走行距離である。店に行くと、年末の土曜の昼やのに客がいない。やはり冬はバイクが売れず、乗る機会も減るのだろう。営業マンのaさんに「あれからFIランプは付いていませんか?」と聞かれた。4月にそのトラブルに見舞われ、カムポジションセンサーを交換した。それから問題なく走っていたが、先日、またこれが付いたのだった。前回と同じくエンジンを切って、3分後ぐらいにかけるとFIランプは付かず、それから700㎞走ったが問題なし。どうすればいいか聞かねばならない。とりあえずはオイル交換をしてもらうが、aさんに「よかったら、これをどうぞ」。なんとスズキの卓上カレンダーである。うれしい。作りがしっかりとしている。聞くと、カレンダーのプレゼントは今年からだという。あー、スズキの二輪部門はインドネシア以外は黒字になったので、だからこういうのをくれるようになったのか、と言うと、その情報は彼も知っていて、笑いながら「そうかもしれないですね」。

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 展示車を見てまわる。黒のGSX-R1000と、走行距離400㎞の青のGSX-R1000Rがいい。青がもっともカッコいいし、華がある。いつかはR1000に乗ってみたい。今年はスズキの新車ラッシュで、ほとんどの車種が新しくなった。今のスズキ車は魅力あるバイクばかりである。

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aさんに質問が2つあり、ひとつは先日、バイクのアイドリング時に蓋が飛んできた。どこのパーツかわからなかったのでそれを見せると瞬時に「グリップエンドじゃないですかね」。作業場にあるGSR750を見に行き、「グリップエンドのでした」。飛んできたタイミングはラッキーで、走行中だったらどうしようもないし、そもそもなくなったことに気づきもしなかっただろう。たんにパッチンと付けるだけ。

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もうひとつはタイヤである。あと2000㎞ほどで交換しなければならないと思うので、こちらで交換すればいくらぐらいになるか。すると今タイヤのキャンペーン中で、2月までならタイヤが3万円台、工賃1万円で交換できるという。「金額は用品店と変わらないと思います」。ただ気になったのが、扱うメーカー3社がみな欧州企業だったので、心配ないかどうかを聞いた。タイヤは絶対にちゃんとしたものを履かないといけない。結論は、気にする必要はないとなった。だけど2月までにそんなに走ることはないだろうなぁ。さて、タイヤ交換はどこですることになるか。できればスズキワールドで交換したい、なぜなら店といい関係を築いていたいからだ。

オイル交換が終わり、FIランプの点灯については、様子をみるということになった。私もおそらく、誤作動だろうなと思っていた。納得した言葉は、「もし故障をしているなら頻繁にFIランプが付くはずなので、そうでないなら、誤作動の可能性が高いとなります」。たまに付かれると困るが、ほっとくしかない。

バイクに乗ると、前回と違ってエンジンフィールが変わってない。オイルはあまり劣化してなかったみたいだ。むしろギアの入りが悪くなった気がするが、まあ勘違いなのだろう。今年一年、バイクで事故なく、立ちゴケもなかったのでよかった。よかったが、ツーリングにあまり行けなかったのは残念である。来年もあまり行けない気がするが、東北に走りに行けたら幸せだ。

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CBR1000RR SPに乗る

今年フルモデルチェンジしたホンダのCBR1000RRに乗ってみたいと強く思っていたが、そんなチャンスはめったにない。半ば諦めていたところ、想定していなかった試乗の機会を得て、乗ることができた。むちゃくちゃ嬉しい。ということでCBRのかんたんな紹介をすると、最高出力は192馬力、最大トルクは11,6kgf・mで、私が乗ったCBR1000RR SPの車重は195㎏である。価格は2,462,400円(税込)で、SPはノーマルの約40万円高である。

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発売から1か月も経たない頃に海老名SAで見かけたことがあるので実車をみるのは初めてではないが、対面するとほんとにカッコいい。スズキ、ヤマハは青でカワサキは緑、ホンダのSSは赤。やはり一番目立つのは赤だろう。個人的に素晴らしいと思ったのは足つきで、それほど高くない。以前に新型のYZF‐R6に乗ると車高が高くて私の足の長さではちょっとキツいなと感じたが、CBRならなんとか足つきにストレスを感じない。跨る前か跨った後にホンダの人に、「ふだんスポーツバイクに乗られていますよね?」みたいなことを言われた。慣れている感じがしたのだろう。乗ってますと答えると、バイクの説明は一切されなかった。短時間にワーワー言われてもわからないので、それでいい。

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キーをオンに入れて大きなモニターをみると、カラー液晶で感動する。今のSSのそれの多くはカラーやが、私にとってカラーは高嶺の花のようなもの。跨って驚いたのは、車体のコンパクトさである。ボディサイズは当然、小さいはずがないが、跨った印象ではおおげさかもしれないが250㏄バイクのようだと感じた。夏に新型のGSX-R1000Rにも乗ったが、そのときにそう感じた記憶はないのでCBRのほうがコンパクトに感じる設計をしているのではないか。エンジンかけるとやっぱり1000㏄のSSの素晴らしいエンジン音が聴ける。エンジン出力の設定は触ってないが、レインモードのような出力を抑えてるモードになっていたはずで、飛んでいくような加速はしなかったが、やはり速い。コースを他のバイクと一緒に走るのでスピードは出しにくいが、わざと前車と距離をとってカーブを曲がり、立ち上がりの直線でおもいっきり加速をすると100㎞/hまで気持ちよく回る。新型がアピールしている点は軽量化で、結果、車重は200㎏を切っていて、CBRがもっとも軽いのだろう。走る距離が短いのでなんとなくやが、車体の軽さを感じることはできた。エンジンに関しては、ホンダは最高馬力の競争は避けている。ライバルには200馬力を超えるモデルもあるが、この差は私の腕ではわからないだろう。確実にいえるのは、192馬力でも死ぬほど速い。

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このクラスはどのメーカーも本気で作ってきているので、どのバイクの完成度も高い。したがってどれを選んでもいいが、私ならCBR1000RRかGSX-R1000で選ぶ。他は10万から20万円ほど高い。最も安いのはスズキである。バイク好きである以上、一度はSSに乗らねばならないと思っているので、将来CBR1000RRを所有することがあるかもしれない。そういう未来になれば、うれしい。

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東京モーターショー試乗会で、ホンダはバイクにCBR1000RR SPを、クルマはNSXを用意してきた。ただしNSXは助手席に乗っての試乗、つまり運転はできない。

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カワサキ Z900RS 東京モーターショー

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東京モーターショーの注目車種のひとつはバイクのZ900RSである。ワールドプレミアで事前から注目されており、Z900RSの最大の話題はZ1のデザインを踏襲していること。当時、最高にカッコよく、多くの若者の憧れだったZ1のデザインをベースに、現代の新しいデザインと融合させている。実車をみると、あまりのカッコよさにびっくりした。超素晴らしいデザインだ。こんなバイクを作れるカワサキは凄いなと強く思った。Z1000の顔はやり過ぎやが、カワサキのデザイン力は高い。

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おもしろいのが、リアサスがシングルであること。先入観の影響が大きいが、ネイキッドにはダブルサスが似合うと思ってしまう。実際にネイキッドのほとんどのリアサスがダブルサスやが、Z900RSはシングルだ。他でいえば、グラブバーが付いてない。これはデザイン上、ないほうがいいと判断したからだろう。その結果、後ろから見るとリア部分が小さくまとまっていてスマートでよい。ということで見た目重視ならダブルサスのほうがいいのだろうが、なぜシングルにしたかはフロントフォークをみればわかる。驚くことに倒立フォークである。つまり、Z900RSは速く走るよう足回りを作っている。CB1300や、同じカワサキのZRX1200は正立フォークで、ネイキッドで倒立フォークの日本車は歴代の車種を含めて珍しいだろう。あるいはなかったかもしれない。

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エンジンは111馬力、トルクは10.0kgf・mと速い。が、950㏄の排気量を考えるとこれぐらいが標準だ。実車をみればわかるが、コストをかけて作ったのだろう、価格は1,328,400円と安くはない。排気量がより大きいCB1300と同価格だ。

優れたデザインではあるが、細かい点で気になったのは、ウインカーはもっと小さくしてほしい。それとZ900のロゴがz900とZのほうが数字より小さいが、これは同じ大きさにしたほうがいい。非常に残念に思うことは、販売されるカラーが2タイプで、赤と黒。なんと展示車のオレンジがない!オレンジ、むちゃくちゃカッコいいのに、なぜラインナップにないのか。赤もカッコいいだろうけど、オレンジのほうがZ900RSに合ってると思う。2019年モデルでの追加を期待する。

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相当にカッコいいバイクであることと、Z1世代は特に心が躍るのだろう、Z900RSのブースは大人気だった。しかし実際に買うかはまたべつなことで、日本ではバイクがあまり売れない状況下で、Z900RSはどれほど売れるだろうか。私はZ900RSを惚れるほど好きになったが、ネイキッドを愛車にはしないので購入対象ではない。Z1の時代なら大ヒットが確実なほど魅力ある。発売は12月1日から。スズキはおそらく、バンディットなき後もリッタークラスのネイキッドは作らないと思う。Z900RSはZ1の復活だといわれるが、カワサキは今年か去年にZRX1200が生産中止となったので、正確にはZ1でなくそれの代わりになるモデルである。SS以外でこれほどデザインレベルが高いバイクは珍しい。みているだけで興奮してくる。カワサキの底力を感じた。

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  カスタムされたモデル

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 同じくカスタムモデル

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