東京モーターショー2017 カワサキ

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カワサキの注目車種はなんといってもZ900RSになる。素晴らしいバイクでこれだけで1記事を書いたのでここでは省く。

Ninja1000は個人的に気になっている車種なのやけど、ポジションがちょっと微妙で、隼と金額がちかい。Ninja1000に乗ったことないのでわからないが、Ninja1000はめったに見かけないがより高価な隼はよく見かける。それがそのままバイクとしての評価なのだろう。立ち位置と価格のどちらも難しいところにあるのかなと考える。しかしながら魅力あるバイクであることはまちがいない。デザインも素敵だ。

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Ninja H2は唯一無二な存在である。なんといってもスーパーチャージャーが付いているという、超凄いバイクだ。どういったエンジンの味でどんな走りをするのかまったく想像つかない。ライバルがいないのは最高の強みで、300万円ほどするのにたまに走る姿を見かける。試乗車はないはずなので、試し乗りを一度もせずにみなさん買ってるだろうからすごいなと思う。H2は特殊なのでどういったバイクなのかはよくわからないのやが、2018年からNinja H2 SXという200万円のモデルが追加された。これだとむしろZX-10Rより安い。私が次にSSを買うとすれば、このモデルも候補の1台に入るが、いずれにせよ一度乗ってみないことにはわからない。凄いバイクやということは完全に理解できるが、たとえばスーパーチャージャーは街乗りでは扱いにくい可能性がある。確実にいえることは、H2を200万円で買えるなんて夢のようだということ。

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レース車両も展示してあった。もちろん素晴らしくカッコいいのやが、わざわざ上段に展示してあり、座らせるどころか触らせる気もない。ヤマハMotoGPの車両を座らせてくれたし、ホンダはMotoGP車両ではないかもしれないがレース車両をわざわざ傾かせてコーナーを走ってる状況を再現し、座らせてくれた。スズキは2年前のモーターショーではGSX-R1000RRを座らせてくれたが、今回は展示車両すらなし。メーカーによって温度差がある。結果として、カワサキの展示の仕方はカッコ悪かった。

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Ninja400とNinja250の展示車もあり、後で知ったがこれらは新型モデルでおそらく2018年に発売される。この2車種は車体を共通化しているので、Ninja400はCB400ほどの剛性はないかもしれない。400㏄クラスは世界のマーケットにはないので400㏄のバイクを単独で作っても赤字になる。生産中止になったスズキのGSR400が好例で、逆に黒字を出せるのはCB400だけでこれは例外である。ということでNinja400は一応作りました、というモデルなのかな、と思う。バイク自体の魅力はそれほどないと想像するが、魅力あるCB400の唯一のネックが80万円ほどする高い価格である。Ninja400の価格は70万円程度で、CBR400Rと同じぐらいになるだろう。デザインはCBR400Rのほうがよい。購入するならどれを選べばいいかは難しいところで、私ならもうすこしお金を出して750㏄クラスを買う。写真はNinja400。

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カワサキ Z900RS 東京モーターショー - Toita blog