「かわさきルフロン献血ルーム」で献血 神奈川県内最大規模のルーム

f:id:suzaku-umenoya:20170621125013j:plain

川崎のルームに行くのは3~4年ぶりである。他のルームで2回目に行くときは、なかのつくりを覚えていないケースが多かったが、なぜか川崎の休憩室はそれなりに覚えている。川崎駅は規模が大きく、乗降者数が多い。品川と横浜の真ん中あたりに位置し、都内に近く、立地が非常によいのだった。帰りに外で呼びかけしているスタッフがしゃべっていた通り、県内最大規模のルームである。横浜は3か所もあるので人が分散する。10時オープンで、5分ほど前に9階のフロアに行き、シャッターが開くのを待つ。開くと同時に数人が早歩きをし、ルームに入って最初に受付したのは私だった。これは初めての体験だ。ただ、受付の際にカードが読み取られなかったので、その間に他の人に早さで抜かれ、たぶんタッチパネルが終わったのも私より早い人がいた気がするが、嬉しいことに問診を呼ばれた最初の人は私だった。問診では女性の医者に「スポーツ(だったかトレーニング)はしていますか?」と聞かれ、はいと答えると、すこし笑いながら「しているようにみえました」と言われた。健康そうにみえるということだろうから、そう言われてありがたい。検査用の採血も、本番の採血も最初に呼ばれたのは私だった。一番乗りはすごく気持ちいいと知った。

f:id:suzaku-umenoya:20170621124940j:plain

f:id:suzaku-umenoya:20170621124841j:plain

本番の採血担当は30代前半ぐらいの若い人で、雰囲気をみて、この人は(針を刺すときに)痛いんじゃないかなぁと感じたが、案の定、痛かった。年齢で判断するなら、担当者はベテランの方が痛みは小さい可能性が高い。ごくたまに、針刺す際にまったく痛くないプロフェッショナルがいるが、彼女達が講師となって、痛くない針の刺し方を他の看護師に教えるべきやと思う。コツさえ掴めば、誰でもできるようになるのではないか。

f:id:suzaku-umenoya:20170621125120j:plain

ベッド数はおそらく20台で、看護師が10人以上いた。看護師さんに聞くと、休日はずっと満員で、200人ぐらい来るという。献血者数がもっとも多いルームは有楽町で、一日平均163人が有楽町で献血しているので、川崎の最大で200人は全国で最も多い部類に入るだろう。もしかすると1位かもしれない。本日午前の予約は25人いて、予約なしで来ても午前にはできない、と教えてくれた。

川崎のルームは2011年8月のオープンである。溝の口献血した際に、私を担当した看護師さんは以前に川崎で働いていて、その当時の川崎はモデルルームのようなポジションにあり、他県で新たにルームを作る際に関係者が見学に来ていたという。現在は綺麗なルームは多くあるが、2011年には少なかったのかもしれない。

f:id:suzaku-umenoya:20170621125201j:plain

f:id:suzaku-umenoya:20170621125236j:plain

採血後の受付で、骨髄バンクについての説明を受けた。それについて深く考えたことはなかったし、知識もない。協力者が圧倒的に不足しているとのこと。私も協力したいとは思うが、手術する際に2泊と3泊もしなければならないとのことで、日程を確保するのが難しい。1泊ずつぐらいなら登録するのやけど…。どうすればいいか。ちょっと考えてみます。

受付するところに、暴言などを言えば警察に突き出す、といった趣旨のことが書かれた紙を貼っていてちょっとびっくりした。これは他のルームでみたことない。川崎は場所柄、そういうトラブルが存在する、あるいは多いのだろうか。残念なのはお菓子が置いていなかったこと。協力者の程度が低くて、持って帰る奴が多いから廃止したのか?と上述の紙から連想し想像してみた。事実はわかりません。私は興味ないけれど、このルームは本拠地のサッカーチームと仲がよいらしく、ユニフォームなどが飾ってある。入口の横には、神奈川県裁縫赤十字奉仕団が作った小物が置いてあり、欲しい物があればどうぞと書いてある。うれしいことに、神社お寺に参る際に使う小銭入れを探していたのやが、それにぴったりの小物入れがあり、頂く。他には七夕の短冊を飾ってあった。絵馬もそうやが、書かれてある内容をみると、くだらないお願いと切実な願いとに分かれるが、ひとつ、切実なことが書かれてあり、それを見て考えさせられた。彼はそれがきっかけで献血をしているのかもしれない。

f:id:suzaku-umenoya:20170621125719j:plain

f:id:suzaku-umenoya:20170621125322j:plain

f:id:suzaku-umenoya:20170621125352j:plain

川崎の献血ルームは非常にレベルが高いと改めて感じた。お菓子がないことだけ不満やが、それ以外は素晴らしい魅力があるので、こちらのルームはおすすめです。今回の川崎をもって、神奈川の献血ルームの紹介は終わりとなる。もし新たにルームをつくることがあれば、そのときにはもちろん行って、記事を書く。その日が来るのを楽しみにしています。

f:id:suzaku-umenoya:20170621125427j:plain

  JR川崎駅

f:id:suzaku-umenoya:20170621125454j:plain

  JR川崎駅の東側で、赤い電車京急電車

 

私の献血ルーム巡り

献血123 の検索結果 - Toita blog

 神奈川のルーム巡り

献血神奈川123 の検索結果 - Toita blog