「献血ルーム吉祥寺タキオン」で献血 魅力あるルーム

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私は吉祥寺の献血ルームにゆくのを楽しみにしていた。というのは場所柄を考えると素晴らしいルームであろうことは容易に想像できるからだ。夏前からルーム巡りの遠征をしていて、遠いところから先に行っていたのやが、やっと吉祥寺の番がやってきた。自宅からバイクを走らせ1時間20分で井の頭公園の駐輪場に着く。距離は33㎞だった。吉祥寺のルームは、提携している駐輪場はない。

ルームはJR吉祥寺駅北側のすぐ近くにあるビルの8階なのでよい立地だ。入り口を入ると、予想通りに綺麗。吉祥寺という人気の街なので施設をつくるのにお金をかけている。アキバのルームのような素晴らしさだ。すべてのルームのなかで、トップクラスの魅力をもっている。

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受付をしていると、「血小板でお願いします。今回は特定の患者さんへの提供になりますので」と言われてちょっと驚いた。これには説明がいる。10月の終わりに日本赤十字から手紙が届いた。こんなこと初めてなので、何か血の病気でも見つかったのかと不安に感じながら封を開くと、「白血球型が適合する患者さんへの成分献血のお願い」と書かれていた。私と白血球型の適合する患者が輸血を必要としていて、これは数十種類の型が存在し、血液の供給が非常に困難な状況…とのことだった。なるほど、そういった事情ならば、人の役に立ちたいと思って献血をしているわけなので、喜んで協力しようと前回の溝の口、今回の吉祥寺のルームへ行く日程が決まったときに電話すると、「もう既に協力者が確保できました」。適合者はそれなりにいるみたいだ。したがって私はそのことを忘れていたのやが、おそらく予定していた人が献血できなかった(しなかった)のだろう。そこで急遽、私がピンチヒッターになったと想像する。

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検査の採血時に、血管にきちんと針を刺せなかったという小さなトラブルはあったが、そのときに教えてもらったのは、検査時は針が細いので刺しなおすのは可能やが、本番の針は太いので、仮に失敗して抜くことがあれば、やり直しはできないとのこと。本番で失敗することはほぼないけれど、実際に失敗して、献血できなかった人を私は知っている。

久しぶりの血小板献血は1時間ほどで終わる。これはある患者を救うために使われるわけやが、若い人だったらうれしい。老人を救っても社会的に無意味なのでそう考えるが、たぶん患者は老人だろう。献血後には、有楽町や渋谷など、一部しか用意していないレディボーデンをくれた。

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吉祥寺のルームに行ったことで、東京のルーム巡りは終了である。1ヶ所だけ狭くて古く、全血しかしていないルームがあるが、そこへは行かないと決めているので、そこ以外の13ヶ所と、2016年5月に閉所したアキバの小さいルームも含めて、東京のルームには14ヶ所行ったことになる。全制覇はひとつの目標だったので、達成できてうれしい。東京には魅力あるルームがたくさんあるので、来年からまた、ルーム巡りを開始したい。

 

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東京の献血ルーム巡り

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「ノート e-POWER」に乗る

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横浜の日産本社でノート e-POWERに乗ってきた。このクルマは電気自動車やが、ガソリンエンジンを発電機にして走る点がユニークである。リーフと異なるのは充電せずとも走る点で、使い勝手が良い。燃費は街乗りで20㎞/Lほどとのこと。実際に走ってみると、電気自動車なので発進での加速がよい。内燃機関のエンジンとちがって最初から最大出力が出るからだ。ノート自体におもしろいと感じたのは乗り心地である。10年前のクルマと最近のクルマの最大の違いは乗り心地で、いまのクルマはそれが硬いが、しかしゴツゴツしてるわけでなく、きちんと衝撃を吸収してくれるのだ。よって道路上の高低時のショックをトントンっという振動で走ってくれる。昔のクルマはもっと柔らかく、ぐにゃぐにゃしていた。ノートも今時のダンパーで好ましい。

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聞くと、このシステムは他の排気量のクルマにも使えるとのことなので、これから日産車に多く採用されてゆくかもしれない。価格は200万円ほどで、ライバルより高いが、電気自動車という個性をもっているので、それに価値を見出せれるならノートは買いだろう。個人的にはデザインが好みでないので、このシステムを搭載した時期型マーチに期待したい。

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横浜で新型セレナに試乗する プロパイロット(自動運転の初期)は超素晴らしい - Toita blog

 

トライアンフ・ストリートトリプルに乗る 東京都大田区

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溝の口献血ルームからの帰りに環八を内回りに走っていると、蒲田にトライアンフ(TRIUMPH)のディーラーがあった。トライアンフに興味はあったが、今までご縁がなかった。トライアンフについて知りたいと思ったので、ディーラーに寄ってみる。

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 トライアンフ東京大田

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トライアンフにくわしくない私にとっては、カワサキのW800のようなクラシックなバイクを作るメーカーやと認識していたが、スポーツタイプのネイキッドもあるし、タイガーという名の本格的なアドベンチャーもある。店員さんとじっくり話をさせてもらったが、トライアンフは規模は大きくないとのことで、本国の連合王国でも強いわけではないとのこと。ロンドンに行ったことあるけど、バイク事情は覚えていない。たぶんバイク自体、そんなに走ってなかったと思う。日本の4メーカーは最強の布陣なので、そのお膝元で売るのは大変である。輸入車ではハーレー、BMWドゥカティが有名やが、バイク好きでない人はトライアンフやKTMを知らないだろう。したがってトライアンフは自社のバイクを1人でも多くの人に触れて感じてもらうことから始める、地道な営業をしていかねばならない。そういう事情もあり、「試乗しますか?」と言われた。バイクを買ったばかりなので遠慮して断ったが、時間が経ってもう一度言われた。迷惑ではないかと確認すると、「むしろぜひ乗ってもらいたい」とのことなので試乗させてもらうことにした。トライアンフに乗ってみたかったので、むちゃくちゃうれしい。

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 国旗カラーのパーツはオプション

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試乗車はストリートトリプルである。デザインの特徴は当然、「目」。私はトライアンフ独特の、このタイプの目が好きではなかったのやが、実車を見ると、悪くない。個人的には好みではないけれど、強烈に個性あるデザインであることは間違いない。エンジンは3気筒675㏄である。現在、日本車で3気筒のエンジンはヤマハの1種類しかないし、全メーカーをみても3気筒エンジンは珍しいと思う。乗ってみると想像した通り、2気筒と4気筒の中間といった感じ。2気筒ほど粗くはないが、4気筒の重厚さはもっていない。4気筒と比べると、いいも悪いも「軽い」印象を抱いた。

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 タコメーターがアナログなのは素晴らしい

 

走ってみると、ストリートトリプルのサイズ、重量、パワーを総合的に判断すれば、都内のような交通状況で走るには最もよいバイクだろうなと思った。これ以上大きいと、持て余してストレスを感じる場面が多々あるし、ヨンヒャクやとパワーが足りない。750㏄前後が一番よいのだろう。ただし高回転型のエンジンなので、下のトルクは薄い。都内で走るにはそこだけ難点がある。ツーリングでは高回転までガンガン回してむちゃくちゃ愉しめるだろう。

ストリートトリプルの走りの個性は何だろうか。ストリートトリプルの乗り味は日本車と変わらないと感じた。日本の4メーカーをみると、ラインナップはほぼ完備されている。金額も高価なものからそこそこ安いものまで揃っている。したがって大半の日本のユーザーにとっては、日本車で事足りるわけだ。そのうえで海外メーカーがバイクを日本人に買ってもらうには、BMWドゥカティが持っているような強い魅力がないと難しい。

ストリートトリプルで考えると、金額は90〜100万円ほどなので、それよりずっと安く、2気筒ではあるが700㏄のヤマハ・MT‐07が買えるし、MT-09やスズキ・GSR750とはほぼ同額だ。MT-09は忘れてしまったが、GSRのエンジンと比べ、どちらがより個性があるかといえば、GSRである。

ストリートトリプルに試乗しただけでは、トライアンフの個性についてはわからなかった。しかしながらそれはあるはずだ。あってほしいと思うし、ないと会社が潰れているだろう。ただ2回ぐらい、経営難で親会社が変わったりしたらしい。それについてくわしくないが、日本車が世界を席巻した80年代に、競争に敗れたのだろう。トライアンフ車に5台ぐらい乗ればトライアンフの『個性』を知ることができるので、その機会がいつか訪れたらうれしい。トライアンフ独特の味を知り、それを体感してみたいと強く思う。

店にタイガーもあったが、見た目が非常にゴツい。たぶんタイガーはむちゃくちゃ走りが愉しいバイクやと思う。帰途の環八の対向車線でトライアンフ車をみかけた。見た目ですぐにメーカーがわかるのは、トライアンフが一番かもしれない。

「みぞのくち献血ルーム」で献血  神奈川のルーム巡りはこれで終わり

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神奈川県の溝の口にある献血ルームには、行こうかどうか迷っていた。なぜなら古くて狭いルームなので、行ってもあまり楽しくないだろうと思ったからだ。しかし、2016年10月に簡易ではあるが改装したので興味を抱いたこと、そして電話で聞くと、バイクを隣接するマルイの駐車場に停めれると知ったので行ってみることにした。アキバから渋谷まで都心の真ん中を走り、玉川通りをまっすぐにゆく最短ルートを選び、31㎞、1時間10分で溝の口着。こんなに早く着くとは思ってなかった。

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 NOCTYの10階にある

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9時40分の朝一で予約していたのやが、既に多くの人がいる。看護師さんに聞くと、溝の口は人が多いので、協力者も多いという。しかしルームは狭いので、もっと広い所に移る案はあるが、適当な場所がないとのこと。改装したので、当分の間はこの場所でやっていくのだろう。狭いのはしかたないが、お菓子の用意がないことに驚いた。献血ルームに行くと、お菓子の種類が少ないなぁという不満はたまにあるが、それ自体がないのは珍しい。いや、もしかすると初めてみたかもしれない。本厚木もなかったかも?

ユニークやったのが、採血の呼び出しで病院のようなマイクアナウンスをしていたこと。これは初めてみた(以後に行った、松戸も同じシステムだった)。漫画を置いていないのも珍しい。溝の口は予算が少ない?

採血の担当の看護師さんはしゃべるのが好きな人やったので、いろいろと質問ができた。ここからは天気よければ富士山がみえるとのこと。10階なので眺めがよい。最近改装したが、壁を塗ったりと、その程度のことだという。神奈川ではここが一番古いかもしれないと言っていた。ルーム巡りをしていると言うと、どこがよかったですか?と聞かれたので、すこし考えて、神奈川なら川崎ですかねと言うと、「私は前に川崎で働いてたんです」。川崎は広くて綺麗なルームなので、彼女が働いていた頃は新しくルームを作る際に、関係者が川崎に見学に来るケースが何度かあったとのこと。ただし、ルームのある建物側の百貨店が潰れて、人の流れが逆の方に向かっているので困っているとも言っていた。彼女は川崎で働く方が楽しかったのだろうが、神奈川で採用されているので、県内でのルームの移動がある。

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今回で、神奈川のルーム8カ所のうち、6カ所に行ったことになる。残りの藤沢と横浜市の教習所は、魅力を感じなかったうえに遠いので行かないと決めた。ただし、藤沢に行く機会があれば、そこのルームを訪れたいなとも思っている。ということで神奈川のルーム巡りはこれで終わりだ。(全部に行ってないけど自分のなかで)一県の制覇は初めてで、感想は、嬉しさと寂しさが半々である。

今日はものすごくよい天気でドライブには最高の日やったし、溝の口まで行くのに大して時間がかからないと知れたのは収穫やった。親の採血中に、静かに読書しているこの女の子は偉い。

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私の献血ルーム巡り

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神奈川の献血ルーム巡り

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創業60周年記念カラーのYZF-R1をみた

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溝の口の2りんかんにいくと、レンタルバイクでヤマハ・R1の創立60周年記念モデルの黄色が置いてあった。現行のR1はハイテクなので価格が220万円ほどする。さらに高価になったせいか、走ってる姿をみない。私は一度しかみかけたことがない。さらに記念の黄色をみかける可能性はもっと低いので、けっこうレアかと思い、うれしかった。

私はSS(スーパースポーツ)のなかでR1だけがデザインが好みでない。ただR1も含め、どれであっても究極の性能のバイクを味わえるので、好みと予算で選べばいい。私もバイク乗りなら一度は1000ccのSSを買って乗らねばならない…と思ってたが、いま、自分のバイクをスポーツバイクにして乗ってみてわかった、スポーツバイクは街乗りには向いてないと。私のバイクでさえそう感じるのやから、SSは絶対に疲れる。ツーリングでも、愉しいだろうが厳しいと思う、だから多くの人達は隼とかに乗ってるのだろう。サーキットで走りたい!という人用のバイクだ、SSは。そう考えると贅沢なバイクである。

ただし、実用的ではまったくないが、究極の性能のバイクを200万円ちょっとで味わえるのは素晴らしい。クルマだとGT-Rの1000万円級だ。物の価値で考えると、割安である。

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ヤマハ発動機創立60周年記念モデルのSR400 - 砥板 blog

「まちだ献血ルームcomfy」で献血

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今年の春からしている献血ルーム巡りの遠征も残りわずかとなり、そのひとつがここ町田である。電車では新宿から小田急線で何度か行ったことがあるが、バイクで来たことはない。遠いのは知ってるが、70㎞も離れていて驚いた。所要時間は2時間。駐輪場にゆくと、大型車は満車なので止めれないと言われてびっくり。予約時間に迫っている。バイクの駐輪場は他にあるかどうか知らないし、町田駅周辺の地理も詳しくない。月極駐輪場が空いてるからそこに停めさせてくれなどと無理を言っても、それはできませんとの返事。そりゃそうだ。ただこっちは遠くからわざわざ来て、停める所がなかったからと諦めるわけにはいかない。遠くから来てるとか約束の時間が迫ってるなどと文句を言ってたら、小型のスペースが空いたのでここに停めてくださいと言われた。本来はこういうことは絶対にしませんと言われながらも、たいへん助かった。都会のバイクの駐輪場不足は深刻だ。なぜ行政がほったらかしにしてるのか、ほんまに腹立つ。

町田は東京の南に位置し、隣は神奈川だ。大きな街で、人口も多い。一度ぶらぶらしたいなと思ってたのでちょうどよかった。

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ルームに入ると、全体に木を多用しているつくりでユニークだ。それにより、香りもよい。今回はスタッフでおもしろい雰囲気の人がいなかったので話をしなかったのは残念だった。よっておもろい出来事もなかったが、募金箱に千円札が入ってたのは笑った。献血するぐらいやから、社会貢献の意識が非常に高い人がいたのだろう。1円なんて少ない!とのことです。素晴らしいと思うが、真似はできない。

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 ビルの7階にある

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ドリンクはアペックスが提供していた。飲むのは申し訳ないので、もう一台のほうのコカ・コーラの自販機で飲む。

 

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「モノレールちば駅献血ルーム」で献血② リニューアルして広く、綺麗になった 2016年10月

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モノレールちば駅献血ルームが10月8日にリニューアルオープンしたのでいってきた。首都圏では今年、新しくなったルームは神奈川の溝の口に次いで2件目になり、前回は春にいってきたので、それ以来である。改装前は、平成11年にこの場所に移転し、17年間営業してきたとのこと。

ルームに入るとかなり広くなっている。考えてみると千葉の中心なので、これぐらい気合い入ってるのが相応なのだろう。千葉のルームで利用者が最も多いとのこと。千葉の献血ルームは、意外といえば失礼になるが、綺麗な所が多いので感心する。オープンしたばかりなのでたくさんの人がいる。採血検査では7人ぐらい待っていたが、こんな状況は初めての体験だ。とはいえ上の写真の通り、ベッド数も多くなっているのでたくさんのキャパを捌けるだろう。

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 入口は以前と違う場所にある

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 リニューアルにお金をかけたと感じる

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綺麗なルームになって私たち利用者もうれしいが、より喜んでいるのは働く人達だろう。仕事へのモチベーションが大きく変わってくる。検査で前のおっさんが、「今回も薄いのでご協力をお願いできません」と言われていた。だったらそれは体質なのやから献血などしなければいいのにと思ったが、帰るときにもこいつがまだいた。つまり、ドリンクとお菓子を目当てに来てるんだな。こういう招かねざる客もいる。

献血時に看護師さんに質問したかったのやが、献血者が多く忙しそうだったので話しかけれなかった。家から1時間もかからないので、1年後ぐらいにまた来るとしよう。

せっかく魅力的なルームになったのに残念なところもあり、これから増やす予定なのかもしれんが漫画の数が少ない。ワンピースとかがベタではあるが、個人的にはブラックジャックを用意してほしい。献血に多少関わっているジャンルの本だから。そしてお菓子の種類が少なすぎる、なんと3種類しかない。高く売れる血を協力者に無料でもらってるのやから、お菓子をケチるのはやめたほうがいい。

千葉で献血するなら、この千葉駅か津田沼をおすすめする。この2か所が最も魅力あるルームである。

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リニューアル前のちば駅献血ルーム

「モノレールちば駅献血ルーム」で献血 ☆34回目☆ 千葉3ヶ所目 - 砥板 blog

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千葉の献血ルーム巡り

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「都庁献血ルーム」で献血

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今日の献血は町田の献血ルームでする予定で、予約もしていた。しかしながら予約時間に着けなくなったので出先の府中から電話すると、遅れて来ても席が埋まって献血できない可能性が高い、と言われた。それなら町田は遠いので今回は諦める。府中から甲州街道で千葉方面に走ると新宿を通ることになる。だったらまだ行ったことのない都庁のルームに行こうかと思い、電話して聞くと、予約なしで今から献血できるとのこと。都庁のルームについての知識はまったくないので、楽しみである。

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それにしても、都庁をみるたびに不快な気分にさせられる。近くで見上げるとバカに大きく、無意味に凝った非日本的なデザインはいったい何なのか。都政は東京のためにあり、都職員は都民のために働く公僕だ、こんなおおげさな建物はいらない。ほんまに腹立つが、しかしながら展望台は素晴らしい。都心をよ~く見渡せる。入場は無料なので、観光で新宿に来た人はどうぞ。

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都庁のルームは去年にリニューアルしたとのことで、綺麗である。綺麗ではあるが、スペースはかなり狭い。新宿駅が世界一の乗降者数であることからもわかるとおり、新宿には多くの人がいる、したがって新宿にはなんとルームが5か所もある。東京では池袋に2か所あり、他は1か所のみ。

毎回、初めにタッチパネルで3日以内に歯の治療をしていないか、などの質問事項に答えるのやけど、すべてクリアしているし常連なのでフリーパスにしてほしいが、言っても希望は叶わないだろう。嘘をつかない前提で運営されているので、嘘をついてもバレない。ほぼ意味のない作業だ。

採血室に入ると、ベッドが4台しかない。私が行ったルームのなかで最少かもしれない。今年閉所したアキバの小さいほうのルームもそのぐらいやったかな。

おもしろかったのが、献血にまったく関係ないが、受付の人もバイク乗りで、新宿の安い駐輪場、私道で駐禁を切られない場所、無料で停めれる穴場を教えてくれたこと。電話で教えてもらってバイクを停めた場所は、ルミネの近くで2時間100円。新宿でこの安さはすごい。これからバイクで新宿に行った際にはここで停めたいが、曜日と時間帯によっては満車の可能性が高い。路駐は歌舞伎町のホテル街やったが、こういう場所はバイクを傷つけられる恐れがあるので停めるべきでない。彼は都庁勤務がメインやが、他の所にも応援でいくことがあり、他ルームのある渋谷池袋有楽町などのおすすめ駐輪場を教えてくれた。なぜかタメ口で、しかしながら不快には感じさせない珍しいタイプの人やったが、しゃべるのが好きでかつ、人に何かを教えることに快感を覚えるのだろう。私も新宿や池袋の駐輪場を教えてもらい、ありがたかった。帰る際にはリアルタイムの雨雲の動きをパソコンで見せてくれて、雨が降る可能性があるので早く帰った方がいい、というアドバイスもくれた。献血ルームの人とこれほど話したのは初めてである。都庁のルームにはもう行かないと思うが、彼とともに、思い出はずっと残る。

まだ行っていない東京のルームは残り2か所である。来年の春までにはすべて訪れたい。

 

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バイクでの交通事故の顛末

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山梨までツーリングをした帰り道の府中の甲州街道で、信号が赤に変わったのでニュートラルにして停まった。元々交通量が多いのに、2車線の道が1車線、道路工事で通れなくなっていた。したがって渋滞していたのやが、私は先頭より前にはみ出して停まっていて、前のワゴンRは交差点の真ん中ちかくで停まっていた。するとワゴンRのバックの白ライトが光り、後ろに下がってきた。私は驚いて後ろに下がって当たるのを避けようとしたが、当然ながらバイクは重いので急には動かない。結果、バイクのフロントフェンダーとクルマが接触した。交通事故である。ただ事故のなかではマシだったのは、こいつがそれ以上は後ろに下がってこなかったことだ。さらにバックしていれば、バイクが倒れていただろう。私は降りて運転手の元に行き、当たった旨を伝えると、本人は気付かなかったという。何かに当たった(踏んだ?)かなとは思ったが、事故とは思わなかったと。とりあえず前方左前のハローワーク府中に移動する。

私は警察を呼ぶような事故は、バイクでは経験がない。今回は、340㎞ほど走っていて非常に疲れていたし、昼から食事もしていないしで頭がきちんと働かない状態やったが、相手の50歳前後のおっさんがしっかりしていないので、こちらで対応せねばならない。まずは警察に電話し、来てもらう。45分ほどかけて調書をとる。怪我はなく、大事故ではないので、調書を作り終えると警官は去った。暗いので傷の程度をきちんと把握できないが、大きな傷ではない。が、確実に傷はついているので、直さねばならない。加害者のおっさんは、会社(中小企業)に勤めていて、任意保険にも入っているのでそこはよかった。任意保険に入っていない奴が1割ほどいるが、こんなのと事故をすると最悪だ。ただこいつは頭が悪くて、10年以上前のボロいワゴンRに乗っている。そんなだから事故を起こすのだ。渋滞してるのやから、すぐ後ろに誰かがいるなんて考えたらわかるだろう。こいつの言い分は、自分が悪いので私が決めることではないが、できれば保険を使いたくないという、使えば来年からの等級が上がるからだ。そして、

「こちら(おっさん)が悪いけれども、保険を使えば10対0にはならない。あなただって(クルマがバックしてきたときに)クラクションを鳴らさなかったでしょう。だからあなたの保険料だって上がる、私のクルマの傷は直さないので、あなたのバイクの傷も、あまりないのだから、そのまま乗ってくれませんか。(おれには)女房と子供がいるんだ!」

安月給で、子供は中学、高校生ぐらいでお金がたくさんかかる時期である。だからお金の余裕が無いのだろう。それに加えて頭が悪いので、こちらに非はないのにチャラでいきましょうと提案をしてきた。最後のセリフは、現実世界ではめったに聞けないもので、感動すらした。いずれにせよこの場で判断するのは無理やから、保険を使うかどうかは明日電話で伝えると言い、連絡先を交換して別れる。

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前述のとおり、私は事故経験があまり無いので、事故後の対応についての知識がない。そして事故現場の府中市、私の住んでいる江戸川区、加害者の住んでいる神奈川県相模原市はそれぞれ遠いので、会って話し合いでの解決は難しい。したがって保険を使うことにした。私の保険会社に電話して説明すると、保険会社の言う結論は、「私に責任は一切ない」とのこと。互いの車両が動いていれば、常識的判断ではどちらか一方が悪いとしても、保険では10対0にはならない。が、私は停止していたので、それでぶつけられたら非はなく私の保険は使わないとのことだった。それを聞いて、無性に腹が立った。あのおっさんの10対0にはならんという話は、嘘でなくとも私の年齢ならいざしらず、50歳前後でその程度の知識も無いというのはおかしい。おっさんに電話し、保険で解決すると伝えた。

私が次にしたのは、バイク屋に行って、修理の見積もりを出してもらった。家の近くにスズキワールド葛飾がある。ここで買ったわけではないが、せっかくの機会なので直営店で直してもらおう。

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修理代は、13,716円だった。しかし私としては修理代だけとってはい終わり、では納得できない。こちらはまったく悪くないのにぶつけられ、電話や修理などで私の時間を奪われている。スズキの私より若い営業マンに事故についての考えを話してあなたならどうするかと聞くと、「ぼくならお詫びでお菓子を持ってこさせます。それで終わりです」。私はお菓子などいらんし、おっさんも60㎞も離れているので嫌だろう。他の人にも相談したら、最後のお互いに傷がついたということでナシにしようというのはふざけてる、とんでもない奴だと言われた。ということで私の交渉は、

 

修理代は13,716円やが、慰謝料込みで2万円払え

②それが嫌ならそちらの保険で払わせる。ただしその際は来年から保険料が上がって、慰謝料分以上の出費になるぞ

 

おっさんに電話して修理代を伝えると、「わかりました、ではその金額を払います」。+@は一切考えてない、とんでもない奴だ。①を伝えると、「それはおかしいでしょう!」と即答である。嫌なら②でと伝え、多少言い争いをして電話を切った。

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すると後日、本人でなくこいつの加入している保険会社から電話があった。当事者間で解決できなければ、保険会社が代わりに交渉するとのこと。保険の女の言い分は、お互いに譲らない平行線になっているので、私にどうかひいてほしい、と。慰謝料は諦めてくれ、ということ。私は被害者で、実害や嘘を言われたなどの迷惑を被っているので2万円は引かない、との考えは変えない。相手の女はトラブル対応のプロである。こちらにすこしでも隙があればそこを突いてくる。ただ、私も負けるわけにはいかないので、頭使って、大声出して1時間以上ガーガー言い合った。結局、保険の女が諦めて、「2万円で変わりませんね?それ以上にはならないですね?」。ならんと約束し、保険会社が加害者にその方向で話すと言って電話を切った。

私は勝った、と思った。しかし!保険会社の女からの次の電話で、そういうことはできないと言われた。つまり、私の言い分は、「慰謝料込みで2万円払え、嫌ならおまえの保険で払え」であるが、被害者が加害者に対して、加害者の保険で払えと強要することはできないという。そんなもん納得できん!と言うと、「それなら○○さん(私のこと)の保険会社に電話して、それが事実かどうか聞いてみてください」。聞くと、強要はできないのは事実だった。ということならこれ以上の交渉は無意味だ。修理費13,716円+慰謝料で15,000円ならすぐに払うとおっしゃってます、と言うので、了解した。これで事故交渉は終了である。

事故交渉が理不尽な仕組みになっているとわかった。べつに私は慰謝料6000円がものすごく欲しいわけでない。他人に多大な迷惑をかけておいて、慰謝料なしや慰謝料1000円は社会人としておかしかろうということ。私の思いは、加害者のおっさんに金を払わせて経済的に損をさせたかったのだ。だから慰謝料を払わなければ、こちらには一銭も入らんが、そいつの保険を使って次回からの保険料が上がる方でも構わなかった。けれども強制が無理なら、これらのロジックは破綻する。被害者が我慢するしか選択肢がない。

今回の事故で、思ったこと、わかったことをまとめると、

 

①疲れていたら、咄嗟には正常な判断、行動はできない

 

当然のことながら、実体験することで理解できた。確認せずにバックしてくる奴が悪いが、それに気づいてすぐに私がホーンを鳴らしていれば接触はしなかったかもしれない。しかし当時の体調でその行動をとるのは無理だった。そして私はホーンを鳴らさないので、ふだんしないのに咄嗟にその行動をとるのは無理だ。早く帰ろうと腹が減っているのに食事を抜いて走ったのはよくなかったと反省する。

 

②事故現場、相手のクルマ、クルマの傷を撮影する、ナンバーをひかえる

 

振り返ると驚くことに、これらをしていなかった。それほど疲れていたし、経験ないからそこまで頭が回らなかった。

 

③その場で示談で終わらし納得いく金額をとれないなら、相手にその場で保険会社に電話させる

 

昔、熊本で事故をした。私は悪くない状況で、事故のせいでミラーがすこし曲がった。相手と一緒にバイク屋に行き、ミラーの修理の見積もりを出すと6000円。彼は1万円を私に払った。このケースのように、両者が納得したうえでの示談ができるならその場ですればいいが、今回のケースは夜なので傷の程度がわからない。最悪のケースはフェンダーの形状が変わり、自走できない可能性もある。したがってその場での示談は無理。そしてその際は必ずその場で保険会社に電話させないといけない。なぜならそいつは保険に入っていないのに入っていると嘘をついてる可能性もあるからだ。

 

④大声で怒鳴る

 

経緯を説明してきた通り、被害者に理不尽な制度になっている。せめて被害者ができる憂さ晴らしは④である。ただしこちらから殴ったら罪に問われ罰金10万円~なので、喧嘩を売るなら相手から殴らせるよう、誘導せねばならない。

 

以上が私の体験した事故の顛末である。書いていて不快さが残るが、ただ怪我はしてないし、バイクも倒れていないので、事故のなかではダメージの少ないほうだ。事故をしないよう気を付けないといけないと強く思う。こちらが加害者になってしまうと、相手に大きな迷惑をかけてしまう。そしてこちらが被害に遭った際に、相手が頭おかしい奴ならまともな解決は期待できない。これはたいへんなリスクである。かんたんにできるリスク低減法は、古いクルマには近づかないこと。

鹿島神宮に参詣する  茨城県

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下総国の一宮である香取神宮と、常陸国の一宮である鹿島神宮は10数㎞の距離にある。私の家からの距離は100㎞ほどだ。ということで香取神宮の次は鹿島神宮である。着くとバイクの駐輪場がなかったので、鳥居の前の道に停めた。

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平安時代の法政書「延喜式」によると、当時「神宮」という称号の使用が許されたのは、伊勢、香取、鹿島の3社のみ。鹿島神宮は東京ドーム15個分の広大な境内を持ち、自然豊かで夏に訪れるには最高である。おもしろかったのは、奥宮にゆくと、下の写真の名前はわからんが誰もが知ってる、ビヨーンと伸び縮みしながら歩く虫が、アリに集中攻撃を受けていた。助けようと思ったが、いや、アリも生きるために食っていかねばならないのやから、部外者の私が手を出すのはおかしいなとも思ったので現場を眺めていると、総攻撃を受けているのに虫は元気いっぱいなのだ。結局、助けることにした。私の腕では動いていたのやが、草むらに逃がしてやると、動かなくなった。疲れきったのだろう。敵が多くいる環境で大変だろうが、がんばって生き延びてほしい。

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  すばらしい佇まいの奥宮

 

今回のツーリングで、香取神宮鹿島神宮にお参りできてうれしい。行きたいとずっと思っていた。2社ともに武の神様を祀ってるみたいだ。

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  帰り道での利根川

 

私の神社巡り

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香取神宮に参拝する  近所の神社は香取神社

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私の自宅から最も近くにある神社のひとつが香取神社である。なのでたまにそこへ感謝を述べにお参りにゆくのやが、関東に多くある香取神社の総本社が、千葉県香取市に鎮座する香取神宮になる。そして下総国の一宮でもある。非常に格式が高いし、私にとって縁のある神社なので参らねば…と思いつつ月日が経ってしまっていたが、ようやくお参りすることができた。

千葉のなかを走り、利根川まで出て、川沿いの道を銚子方面にずっと走る。この利根川沿いの道は交通量がそう多くなく、素晴らしい。家から80㎞走ると神社に着いた。

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写真の通り、よい天気である。入口から入ると、森のようになっていて自然が素晴らしい。本殿の前の門は派手な朱色で、春日大社のようだ。本殿の横に盛り土に結界をしてあったので掃除してる人にきくと、神様に関係する土なので縁起がよく、たとえば家を建てる人がその土地にまくとのこと。神社でこれがあるのを初めてみた。その人に私の住所を言うと、「そこに香取神社がありますね」。私の住んでる地域からも熱心な人は参拝にくるとのこと。

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 石楼の佇まいがよい

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本殿も派手な色が所々に使われ、寺のようだ。地味よりもみていて楽しい気持ちになる。

帰りに店の前のバケツにメダカの赤ちゃんがたくさんいたが、直射日光が当たってる。店の外に店員はいず、折り畳み傘があったのでとると、「ちょっと!」と店員が出てきた。日光が当たってるからこれをかけようと思ったと言うと、そんなことしなくてよい、そのままで大丈夫だと言われた。私は無関係なので、それ以上のことはできない。が、メダカにとってあかんやろう。ただ昨日以前もそうしてて死んでないなら大丈夫なのか?仮に死なないにしても、日陰のほうがいいだろう、頭悪いおばさんは、その程度のこともわからない。

 

↓ 私の神社参拝記録

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法華経寺に参拝する 千葉県市川市中山

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法華経寺は、規模の大きなお寺では、私の家から最もちかい。距離は10㎞ほどで、30分もかからない。法華経寺日蓮宗である。日蓮は自身の信仰を100%正しいと信じ、それを貫いた人なので、生涯で幾度の法難に遭っている。その際に、ここ下総中山で土地の有力者に匿ってもらい、滞在していた。法華経寺はそのゆかりのある場所である。ちなみに日蓮が死んだ場所は、東京の池上本門寺である。日蓮の宗教活動である、自分の言ってることが正しくて、他の宗派はすべて間違ってるという過激思想は「折伏(しゃくぶつ)という形で創価学会に受け継がれている。創価学会はいまでこそおとなしくなったが、昔は折伏が酷く、学会に入れ入れとしつこい勧誘を受けた人は、年配者に少なからずいるだろう。これは日蓮からの“伝統”である。

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私は以前、法華経寺で若いお坊さん達が厳しい修行を終えた日に参ったことがある。みなさん白装束を着て、髭が生えまくってた。髭の長さからみて、下みて3か月、長ければ半年~1年ほどの期間だと思う。大変だっただろうなぁ。たくさんの身内で溢れかえっていたが、おばあちゃんが修行を終えた孫をみて、泣き出したのが印象に残っている。

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法華経寺はスピリチュアルな雰囲気のあるいいお寺であるし、自然豊かな土地でもある。ひとつきに一度ほどは訪れたいと思う。

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↓  私のお寺巡り

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↓   千葉のお寺

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「所沢プロペ通り献血ルーム」で献血 

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首都圏の献血ルームはほとんど行こうと思ってたのやが、考えを変えて、遠いのにわざわざ行くほどの価値はなさそうなら行くのはやめようと思い直した。所沢がそのひとつやったが、ちょうど川越のさらに上の坂戸という場所までバイクを見に行く予定ができた。私の住んでいる場所からみれば同エリア、ということで行ってみた。所沢に来るのも初めてで、一度は訪ねたいと思っていた。50㎞、2時間で着く。池袋から川越街道をひたすら走るコースだ。

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 ルームは2階

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綺麗なルームではあるが、狭い。個人的にはもっと本のバリエーションを増やした方がいいと感じた。いつもは看護師さんと話をして、質問するのやが、交通状況の悪さから疲れていて、人と話したい気分にならず。よっておもろいネタの収穫はなし。ブログに書く以上、ネタないのはあかんな。次回はきちんと話そう。ルームによってやり方や物のちがいがあり、こちらでは写真の隣の人のように、死人の顔に被せるような紙を腕に載せられた。

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バイク屋に行く予定があるので長居できなかったが、プロぺ通りは歩いた。所沢は都心から離れた場所なので、二度と来ない可能性もある。所沢の中心地は非常に交通の流れが悪く、運転が愉しくない街だなぁと思った。

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私の献血ルーム巡り

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埼玉の献血ルーム巡り 

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SV650に乗る V型エンジンは個性あってMT‐07よりおもしろい

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私は、最近のバイクの価格は高くなりすぎていると思う。もちろんコストをかけてつくってある、スズキのGSX-R1000や隼のような高性能、高価格の車種があるのはいい。現状をみると、400㏄以上のバイクのほぼすべては70万円を超えている。気軽に買える金額ではないだろう。部品、製造コストを下げれるところは下げ、見た目が多少チープでもいいからもっと安く買えるようになれば、バイクへの関心がより高まり、バイク乗りが増えるのではないか。250㏄のオンロードバイクの多くはその方向性やが、大型バイクではヤマハのMT‐07とホンダのNC750しかなかった。

若い人は、6250rpmでレッドゾーンに入るNC750は買わない。MT‐07が素晴らしいのは、安っぽくないのに60万円台で買えることだ(YSPで買えば70万円台)。MT‐07とまったく同じコンセプトのニューモデルがスズキのSV650である。

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ということで、SV650の最大の魅力は安さである。73万8720円(税込)と70万円台なので、同排気量クラスの他のバイクと比べれば安い。あるいは4気筒、400㏄のCB400SFと同程度の金額だ。以前に乗っていたので、CB400SFの素晴らしさはよくわかっているが、どちらかを選ぶならば、シリンダー数が少なくとも排気量が大きくてパワーのあるSV650のほうがいい。そして車体が非常に小さい。装備重量が196kgと、MT‐07の182㎏よりは重いが、乗ってみると、実際の重量よりも軽く感じる。私のように都市部の街乗りメインの使い方なら、車体は小さいほうが運転しやすい。私の愛車はスズキのGSR750やが、東京で乗るならSV650の方が運転しやすくて楽だ。SV650は軽快に走ってくれるので、長時間運転しても疲れないと思う。都市在住者と、バイク歴が短い人と、体力に自信ない年配のライダーには最適なバイクだろう。

SV650に対し、速いというイメージはないが、止まった状態からフル加速してみると、かなり速かったので驚いた。おそらく60㎞/h~100㎞/hの、ふだん使う常用域ではこういうバイクがもっとも扱いやすいのだろう。

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 250ccクラスのサイズ

 

MT‐07と比較すると、最大の違いはエンジンで、SV650はV型である。最高出力は76.1PS/8500rpm、最大トルクは6.5kgm/8100rpm。アメリカンに多いエンジンフィールと同じで、ドコドコとエンジンが鳴っていておもしろい。明らかに並列より個性がある。さらに走り出すと同時に太いトルクでグイっと引っ張られていく。MT‐07にも乗ったことあるが、エンジンを比べれば、SV650のほうがおもしろい。走りに最も影響を与えるのはエンジンなので、それがライバルより個性があるのはSV650の大きな魅力だろう。シリンダーが縦置きになるので、その分、横幅が狭くなる。

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 グラディウス、V-Strom650と同じエンジン

 

メーターはおもしろいことに、上のクラスのGSX‐S1000と同じものである。流用できるパーツはそうすることで、コストダウンするわけだ。110万円のバイクに使われているメーターなので、そこを基準にすれば、SV650にとって2ランク上のパーツを使用していることになる。デザインの良し悪しといえば車体を指すが、運転中にそれは見えない。常に見るのはメーターなので、メーターのデザインと表示内容は買う際の大きな判断材料になると考える。メーターはSV650にとって大きなアドバンテージになる、なぜならMT-07のそれのデザインは酷すぎるからだ。あんな変な形をしたデジタルメーターは見たことない。ヤマハはもっとも既成概念に囚われない商品をつくるので新しい提案をしてきたのだろうが、MT-07とMT-09とXSR900のメーターはおかしい。私ならメーターのデザインが変やという理由だけで、これらのバイクは絶対に買わない。メーターについて、オーナーの意見を聞いてみたい、あまり気にならない?むしろカッコいい?SV650とMT-07のメーターを比較して、どちらがいいですかと街角アンケートをとれば、後者を選ぶ人はほとんどいないだろう。 

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SV650の評価を下げるのはデザインである。ダサいとまではいわないが、カッコよくはない。デザインに関しては断然、MT-07が優れている。これも2台を比べてどちらがカッコいいですかと聞けば、大半がMT-07を選ぶだろう。ただし、V型エンジンの造形は美しい。見ていて飽きない。おもしろいのがヘッドライトの丸目で、CB750FourやZ2などの昔のネイキッドバイクの影響で日本人は丸目が好きやが、外国では人気ないとのこと。したがって現行のカブは丸目をやめた。

では、SV650とMT-07を比較すると、どちらに魅力があるだろうか。おもしろいことに優れている点、劣っている点がそれぞれ分かれている。両者ともいいバイクなので好みで選べばいいが、総合力ではSV650のほうがやや勝っているかなと思う。ただし、直営店ではない安く売っている店では、発売から3年ほど経っているMT-07のほうが5万円以上安く買えるはず。価格を踏まえて判断すれば、イーブンではなかろうか。両者とも素晴らしいバイクなので、どちらを買っても満足できるだろう。

SV650は、速い・小さい・安いと三拍子揃った魅力のあるバイクである。もし私のGSR750が盗まれたら、盗難保険の保険金でSV650を買う。

ホンダはNC750だけでなく、こういったモデルも出してほしい。興味深いことに、ホンダは2輪だけでなく4輪も元気ない。これは方向性を決める経営陣に何かしらの問題があるのだろう。トップメーカーに元気がないのは、二輪業界にとってよくない。

うれしいことに、2017年5月に、カワサキからZ650が発売される。2気筒のABSモデルで78万6240円。このクラスにカワサキが参入してきたのはうれしい。

これから注目したいのは、SV650とMT-07の販売台数である。おそらくMT-07のほうが売れると思う。SV650の年間目標販売台数は800台、MT-07の2015年度の販売台数は2550台である。この数字で比較すれば、なんと3倍もの差があるが、これは販売力とブランドイメージの差で、スズキワールド(スズキの直営店)は三大都市圏にしかなく、福岡にさえない。YSP(ヤマハの直営店)は香川にもある。

SV650が初年度にどれほど売れるか、販売目標を超えることができるか。そしてMT-07とどちらが売れるかに注目したい。

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・後日、スズキワールドに行った際に、SV650の納車場面に出くわした。オーナーはおじさんで、うれしそうやったが気持ちはよ~くわかる。納車時が最もうれしい瞬間だ。店の人に聞くと、よく売れているという。いま、新車の大型バイクを買う平均年齢は53歳で、購入者はちょうどそれぐらいだろう。若い人が買わないと、遠からず日本のバイク文化は滅びてしまう。

・2017年4月10日、東京は神田の中央通りでSV650を初めて見かけた。白のバイク便だった。予想やが、おそらくSV650は累計で700台ほど売れている。人口比で考えれば、そのうち70台ほどが東京で走っていると思われる。

・6月のツーリング時に、赤のSV650を見かけた。

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「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する 新型GSX-R1000R! 2017年東京 - Toita blog

BMW Z4に乗る 

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Z4に乗ってきた。台場にできたBMWショールームにはほぼすべての車種を試乗車で用意していて、どれにしようかな~と考えたが、やはりスポーツカーがよいと思ったので、Z4にした。

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走り出してすぐわかるのは、やはり運転が愉しいということだ。さすがは走りにこだわるBMWで、愉しいという感想しか抱かない。当然、スポーツカーなのでそうでないと困るが、やはり日本メーカーにこういった乗り味のクルマはつくれないなと思った。これは突き詰めれば民族性によるものだろう。日本車で心から愉しいと感じさせるクルマはそうない。

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 インテリアの質感も高い

 

心底感心したのは、乗り心地だ。ダンパーが素晴らしく、路面の凹凸を気持ちよく拾ってくれる。こんな乗り味の日本車はないだろう。さすがは欧州車だ。エンジンのフィーリングも素晴らしく気持ちがいい。やっぱり遊びのクルマでは日本車は到底追いつけてないなと感じた。需要がないのかもしれないが、MTも用意すればいいのにと思う。これにMTで走ったら最高だろう。

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 途中からオープンにして走った

 

 価格は500万円以上するので、高い。日本車で同じようにつくれば150万円ほど安く売るだろう。ただ、その価値はある。最近よく考えるのは、クルマの移動は、人生のなかの大切な時間のひとつだということ。たんに目的地に着くだけなら電車と同じだ。その移動時間やドライブで、心躍るような運転の愉しいクルマに乗れば、どれほど人生が豊かになるだろうか。家族のためとはいえ、ミニバンに乗るのは虚しい。

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 モデル末期やが、今でもカッコいい

 

私はミュンヘンBMWの本社に行ったことがある。BMWのクルマ作りに敬意を表する。高価なので所有する機会があるかはわからんが、愉しい時間を与えてくれる、素晴らしいパートナーになってくれるだろう。

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