立石寺(山寺)に参拝する 山形市

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立石寺(りっしゃくじ)は通称「山寺」とよばれ、立石寺は知らなくても山寺でなら知っている人はいるだろう。ここは山形市から15㎞ほどの距離の場所にあり、アクセスよい。この記事を書くために地図をみると、山形市の隣は仙台市で、おそらく市内から市内は60㎞ほどしか離れていない。2都市間の移動をしていないので知らなかったが、これほど近いことに驚いた。下道の交通量がわからないが、流れよいなら2時間もかからず行き来できるだろう。山形市内の人はしょっちゅう仙台に遊びにいっているのかもしれない。私ならそうする。

山寺といえば、まずは松尾芭蕉奥の細道について思う。「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」の素晴らしい句は誰もが知っている。今の山寺は多くの参拝客で賑わっているので静けさを感じることはできないが、当時は静かだったのだろう。もちろん人気がなかったという意味ではない、当時は今と比べれば人口は少ないし、旅は気軽にできるものではなかった。誇張でなく、長旅は生死をかけてするものだった。ということどもを考えると、当時の山寺の雰囲気が微かながらも想像できる気がする。ちなみに芭蕉奥の細道で多くの句を詠んだが、松島で詠んだといわれる句は彼のものではない。

立石寺の最大の特徴は、「なんと素晴らしい土地にあるのだろう」。それを感じるだけでもここを訪れる価値はある。まずは根本中堂があり、階段を登ると五大堂や奥の院がある。五大堂から周りを眺めると感動した。下の写真にもあるが、場所柄、山寺も修験道が盛んだったのではなかろうか。お寺自体も、境内の広さも高所から眺める景色のすべての魅力を含めて考えると、東北を代表するお寺だと思う。

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 根本中堂

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 ここでお金を払って、階段を上がっていく

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 奥の院

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 五大堂

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 五大堂からの眺め

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