筑波山神社に参拝する

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茨城の筑波山まで80㎞ほどで着く。筑波山神社は非常に長い歴史があるとのことで、たのしみである。バイクを停めねばならんが、300円やという。それは取りすぎで、100円が妥当だろう。よってそのへんに勝手に停めた。山の上まで駐禁きる奴はこない。

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 筑波山

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山に鎮座する神社が最も素晴らしいと思う。神道では、死者の魂は平地から山の上に登っていき、宇宙にまで飛んでゆく。だから山に神社があるのだ。大昔の日本人は、神社など建てずに、山自体を神として崇拝した。社を建てたのは後のこと。社は、外来宗教の仏教を真似てのことだ。

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嬉しかったのは、神水があったこと。私は自然の水が大好きなので、飲みまくった。本当に美味しい。

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狛犬も素晴らしいと感じた。

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筑波山神社は魅力のある神社で、遠くとも訪れる価値がある。つくばを見下ろすことができ、景色も素晴らしい。

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帰りに野菜を売っていた。何も食べてなかったので、トマトとキュウリを買った。すぐ食べれますか?ときくと、塩をあげると言われて、頂いた。親切な人である。田舎の人の、よいところだと思った。トマトとキュウリは本当に美味しかった。田舎には田舎のよさがある。

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↓ 私の神社巡り

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「つくば献血ルーム」で献血 茨城

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茨城県つくば市までは、東京の自宅から65㎞ほど離れている。かなり遠いが、つくばの献血ルームはネットで写真を見て受けた印象よりもずっと綺麗で、それを知れただけでも行く価値があった。

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採血中に看護師さんをみてると、首都圏のルームで働く看護師さんと雰囲気がちがうなと思った。前回の水戸のルームのときにも感じたが、こちらの人はおおらかなのだ。献血の遠征をすることで気付かせてもらったが、私も心を失っていた面があった。せっかちにイライラしながら日々を生きる人生は、つまらんだろう。彼女たちのように、もっと心に余裕を持ちたいと思った。

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機械のアラームが鳴ったので、看護師さんが様子をみにきた。採血の流れが遅くなると音が鳴る。すると中にお湯が入ってある物をひとつは手に、もうひとつはお腹の上に置くことになった。お腹を温めると体温が上がるのだろう。

採血が終わるときに2人の看護師さんと話をした。東京から来たのですが、ここのルームは綺麗ですねと言うと、「東京のルームも綺麗な所が多いでしょう、スカイツリー(の横にあるビル内のルーム)は凄いみたいですね」と返事が来た。ぼく、スカイツリーあたりで住んでるんですよ、と言うと2人が大きな声で「えーー!」と言ったのでこちらも驚いた。これは地方に住む人の東京への憧れだろう。しかぁし!スカイツリーの近くで住むのは凄いと思われたが、実際は都心からすこし離れた地域なので大したことない。家賃が超高いとかではないので。港区とかで住んでたら凄いですが。

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上の写真のつくば献血ルームと書いてあるすぐ左でラジオをやっていた。物珍しさに離れた場所でそこを見ていると、ラジオで話している女性に手を振られた。私はそのときにキュウリを食べていたので、恥ずかしくて近寄れなかったが、代わりに頭を下げた。

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 ルームが入る建物、駅前の立地

 

今回の献血も楽しめたし、つくばに来ること自体が初めてやったので、いろんな意味でおもしろかった。またいつかここに来たいなと思いつつ、バイクで2時間はかかるのでまったくの未定。でも、地方の献血ルームではつくばが最も近いかもしれない。

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私の献血ルーム巡り

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水戸の「献血ルームMEET」で献血 初めての遠征 - Toita blog

「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する② GSX-R1000が素晴らしい 2016年東京

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GSX-R1000は、エンジンをかけた瞬間に他のバイクと違うとわかる。どちらも速いが、おもしろいことに隼はエンジン音はマイルドで、いたってふつうだ。R1000はあまりにも凄すぎて走りだす前から緊張させられる。すべてのパーツに一流品を使用してるので、最高の質感である。バイク乗りなら、一度は所有せねばならない。1000㏄のSSで、最も売れてるのはスズキやと思うのやが、売れてる理由は何だろう。R1000はスズキの宝だ。来年、FMCですね。上のモデルはRの30周年記念モデルで、初代のカラーを再現している。私が買うなら、全身青よりこちらにする。今日は雨で参加者が少ないので、記念モデルは稼働せず。

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R750にも乗った。こちらも凄い。どうしてもフラッグシップの1000に目がいってしまうが、こちらでも十分速いだろう。たぶん、合理的な判断をするなら750を買う方がいいのやと思う。ただ、やっぱりR1000に憧れてしまう。750でも270㎞/hほどは出るが、これに乗ってサーキットを走っているスズキの店員にきくと、直線で1000に抜かれると言っていた。街乗りだけか、サーキットで走るかでどちらかを選べばいい。

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今回、たのしみにしていたのが、V-Strormである。去年も乗ったのやが、印象に残ってない。まずは650に乗る。アドベンチャーは車高が高いので、私のように日本人の平均身長ではつま先立ちになる。よって日常で使うには無理だ。ただ、ロングツーリングで、信号待ちなくずっと走り続けるには最高だろうなと思う。着座位置が高いので、見晴らしいいし。

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1000は、当然、650よりもパワーがあって、魅力があるのやけど、40万円の差額分の価値があるかは難しいところだ。650でも100万円する。私なら650を買う。気になるのがVERSYSで、ninjaのエンジンである。4気筒やし、VERSYSのほうがいいのかも知れない。V-Strormは欧州で売れてるとのことやが、彼らは身長が高いので、車高の高さが気にならないのだろう。考えてみると、街乗りのバイクでアドベンチャーはめったにみかけない。やはりツーリング用のバイクかと。

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 1000は倒立フォーク

 

中止になるのではないかと思うほどの雨やったので、参加者は少なかった。特に昼以降は少なくなり、乗ろうと思えばいくらでも乗れる状況だった。代わりに、日曜は多かっただろう。たくさん試乗することができたので、大満足である。こういったイベントを開催するスズキは素晴らしいと思う。試乗会を開催して実益があるかはわからないが、少なくとも私はスズキのファンになっている。それは当然で、ほぼすべての車種を用意して乗せる機会を作るスズキと、そんな努力を何もしてないカワサキなどのメーカーとの印象は違って当然だ。スズキのバイクは、四輪とちがって魅力あるモデルが多い。私もスズキ車に乗ってる。

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「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 2016年 隼が素晴らしい - Toita blog

スズキの試乗会に参加する 隼とGSX-R1000が素晴らしい 2015年お台場 - Toita blog

青山繁晴先生の選挙演説

参議院選挙の比例代表で、自民党から出馬している青山繁晴氏は、私が近畿大学の4回生のときに、経済学部で国際関係論を教えてくださった。よって私は氏の教え子の一人なので、青山先生とよぶ。先生の東京演説をみにいってきた。

先生の演説はyoutubeで視て、たくさんの人が集まってるのは知ってたが、品川にゆくとこちらもたくさんの聴衆がいる。

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日本は資源小国と思ってる国民が多いが、それは違う。日本海にはメタンハイドレートが豊富にあり、これをきちんと活用すれば、電気代が1/10になる。それを発見したのが青山千春博士やが、石油会社など、日本が資源小国のままの方が都合のいい組織が国内にたくさんあり、韓国や中国もそうだ。彼らが先生や先生の会社にたいへんな圧力をかけて潰そうとしてきた。政治家になれば、ずっと国益を損なってきた、戦後の間違った構図が崩れる可能性がある。

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今回の選挙期間で、秘書さんの人気がうなぎ上りである。おもろかったのが、先生の本を持って秘書に「サインしてください」という人が3人いたこと。本人は嫌がってたが、結局はサインさせられてた。

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東京最後の演説は、新宿だった。先生はずっと拉致事件を解決するために動いていたが、政治家になれば、訪朝すると言ってる。先生が落選すれば、拉致事件は解決しないだろう。新宿では、農業の話もされていた。

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先生の出馬を知らない人が多いとのことで、当選するかどうかはわからない。先生ほど立派で優秀な方は他にいないので、明日の夜には結果が出るが、どうか当選してもらいたい。

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「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する① 隼が素晴らしい 2016年東京

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去年も参加したスズキの試乗会をたのしみにしてたのやが、起きると本降りである。やってほしいなと思いつつスズキのツイッターを確認すると、中止しないとのこと。明日は行けないのでうれしい。去年はお台場やったが今回は東雲(しののめ)である。雨のなか、30分、16㎞で着く。

隼はすべてのバイクのなかで、最も魅力あるモデルのひとつだろう。140万円以上するが、その価値はあるし、街でもよく見かける。現行がデビューして10年ほど経つので基本設計は古いが、欧州車のように熟成されたよさがある。2年後あたりに新型が出ると思うが、現行でもよいかと。ただ、隼はスズキの宝やから本気で開発してるはずなので、何かしら技術面での新しい提案がされるだろう。おそらく価格は上がる。

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雨で参加者が少なったので、待ち時間がほぼない。よって遠慮せずに10回ほど運転すると、徐々に隼の乗り方がわかってくる。乗りにくそうにみえるが、そんなことなく逆に乗りやすい。すこし乗ったぐらいなら街乗りは厳しいと感じたが、街乗りメインでもたのしめることがわかった。重量あるが、曲がる際に楽に倒せる。本当に素晴らしいバイクやと思う。スズキにとって隼とGSX‐R1000は財産だ。私も将来、隼(かZX-14R)を買う。

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 次期型もアナログであってほしい

 

GSX-S1000は、バーハンドルなので気楽に乗れるところがよい。去年、買おうか本気で悩んだのやけど、今回乗ってみるとそこまでの魅力を感じなかった。隼とR1000と比べるのは酷だろうが、個性に乏しい印象を受けた。ただ、ninja1000よりこちらのほうがいいと思う、S1000が20万円ほど安い。

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ツーリングに行くのであれば、S1000のようにテールが短ければバッグが積めない。その点でネイキッドはどんな使い方でもいけるので、バンディッドも買う候補に入ってる。ただ、乗ってみると、個性が薄い。もちろんパワーはあるし、まるで400㏄を運転してるかのように取り回しが楽だ。ただ、400ccバイクにたんにパワーあるだけのように感じた。デザインも地味。ライバルに比べて売れてないが、魅力に欠けるからだろう。今年で生産中止とのことやが、スズキにはぜひ、このクラスのネイキッドをまた作ってほしい。その際は、ものすごくカッコよくするか、ライバルより安いか、何かしらの訴求点がほしい。

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私はジャンケンが弱い。よって去年はじゃんけん大会で景品がもらえなかったので今年こそはと思ってたら、表でなくテント内でそれが始まってて気づかなかった。バイクに触れたり、写真を撮ったりしていたのである。気づいた頃には終盤になっていた。ジャンケンに勝つ負ける以前に、参加できなかった自分に驚く。後でツイッターを見ると、人数が少なかったのでほぼ全員が景品を手にしたとのこと。もしかすると、手土産なしは私だけかも知れない。なんで声かけへんねん。

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「スズキファンRIDEフェスタ」に参加する② GSX-R1000が素晴らしすぎる 2016年東京 - Toita blog

スズキの試乗会に参加する 隼とGSX-R1000が素晴らしい 2015年お台場 - Toita blog

「献血ルームMEET」で献血 茨城県水戸 初めての遠征

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献血ルーム巡りをしていると、献血がより好きになってくる。であれば遠くとも行ける範囲なら訪ねてみようかと思い、一ヶ所目は水戸に決めた。水戸へは2年ぶりである。水戸街道をひたすら走る。幹線道路なので取手あたりまでは混んでると予想してたが、全般的にスムーズに流れた。よって3時間、105㎞ながら、あまり疲れずに水戸着。

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 水戸駅ビル、エクセルみなみの6階にある

 

日赤と提携してる駐車場にゆくと、ナンバー見て、「東京から来たのですか」。ツーリング先でこのセリフはよく言われるが、その後に「献血のためにわざわざ来たのですか?」と驚かれた。言われてわかったが、たしかにそんなヤツ、いないわな。ただ私はツーリングも兼ねてである。運転が好きでないなら、さすがにこんな遠くまで来ない。

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非常に綺麗なルームである。聞くと、こちらに移転してから1年ほどしか経ってないとのこと。綺麗なルームは他にもあるが、室内の空気が澄んでて驚いた。居心地のよいルームである。

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 綺麗なルーム、女性誌に違和感のあるおっさん

 

採血場に入ると、看護師のひとりがクロックス履いてて笑った。非難してるのでなく逆で、私はこういうユルさは大好きだ。日本の会社はユルさや遊びがないから、鬱になる人間が大量生産される。

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おもしろいのが、ベッドに横たわって周りをみてると、雰囲気がゆったりとしている。これは神奈川の本厚木でも感じた。都会に長年暮らしているので意識してなかったが、田舎ではこうなのかもしれない。都会では電車の乗り降りやなんやらで、みな忙しい。無意識に動きが早くなって、ストレスが溜まっていくのやが、田舎ではちがうのだろう。

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看護師さんと、東京から来た、いいルームですねなどと話すると、「田舎にしては、いいかもしれないですね」と言われた。こういう都会が素晴らしく立派で、地方はくだらないといった考えは、日本特有のものである。どちらが上などはない。現に、田舎で住んでるアメリカ人が、自分を卑下するなどありえない。NYなどに憧れることもあまりない、自分の住んでる場所が最もいいと思ってる。日本人のこの思想は変えるべきやが、変わらないだろう。

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ふつうは検査用の血は最初の段階でとるが、なぜか付けっぱなしやったので、初めて触る。温かかった。

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 ルームからの眺め

 

こちらでは、協力者が平日40人ぐらい、土日が70~80人とのこと。それが多いのかどうかわからないが、魅力のあるルームである。

 

私の献血ルーム巡り

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つくば献血ルームで献血 - Toita blog

英国のEU離脱は茨の道、と私のロンドン写真をすこし

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現実を考えると、英国にとってはEU残留の方がいい。ただその判断を国民に判断させるのはリスクがある。頭いい人ばかりではないからだ。離脱派は、移民が気にいらないとのことで、EUに留まるかぎりは移民は入ってくる。彼らが自分たちの仕事を奪う恐怖がある。この気持ちはわかるが、社会の下の層の人達は、そういう自分の目で見えることだけで判断するが、国家運営は、木でなく森を見てされねばならない。英国人の半数以上が知能が高いなら選挙で決めればいいが、そうでないのなら、今回の選挙はすべきではなかった。悔しいのが、若い人達は残留派が多かったとのこと。先の無い老人が間違った判断をし、次の世代が苦しむことになるのは残念だ。日本とまったく同じ状況である。

私はロンドンに行ったことがある。大英帝国は当時の世界で最も栄えた国だったが、街並みをみてるとその名残を感じる。住んでた人に聞くと、家賃などが高くて住むのは大変とのことやが、旅行先としては素晴らしい。今回を機に、英国が衰退するのなら、悲しい。

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GSR250と千葉ツーリング 養老渓谷と久留里の湧水

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千葉って何もないでしょ、とずっと思ってたのやが、この考えはまちがってると今年になってわかったので、最近は千葉に関心が強い。房総半島の南側は、日帰りツーリングには最適な場所だ。 

ということでツーリングにいってきた。とくに目的地は決めてなかったが、ツーリングマップルで、君津あたりに養老渓谷があり、赤色になっていたのでここを目指す。297号から81号線と南下する。着いたはいいが、渓谷を見たければ歩かねばならない。…そこまで渓谷が好きではないなと思ったので、そのまま立ち去る。べつにそれでよくて、着くまでの道を走るので楽しめた。

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 コケ具合がよい菅野トンネル

 

それよりも、近くに久留里という小さな城下町があり、そこに「高澤の水」というものがある。地下600mから地下水を取水してるとのこと。私は水が大好きなので、ぜひ飲んでみたいと思った。

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久留里に入ると、驚くことに、道路沿いに水が飲めるようにしてある。それほど豊富に水があるわけだ。日本ほど水に恵まれた国は珍しい。多くの国は、十分な量の水が確保できなくて困ってる。水が豊富というだけで、日本はすごく恵まれてるといえる。これは自分で世界を歩いて肌で感じねばならんだろう。日本だけしかみてないと、そのありがたみはわからない。そんなことを考えると、久留里の水をより美味しく頂戴できる。

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帰りは410号を北上し、143号を東に進み、297号で帰る。180㎞、6時間の旅。楽しかったが、フルフェイスやと疲れる。

東急田園都市線 青葉台駅

青葉台は神奈川県である。高級住宅街として知られ、ソニーの盛田さんがかつて住んでいた。

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たしかに、街の雰囲気はオシャレだ。

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駅ビルの2階を歩いていると、大きなムカデがいた。私は子供のころ、高知で住んでたのでたまに見かけたし咬まれたこともない。よってムカデを忌避しないが、東京ではさすがに見たことない。ほっとけばいずれ外に出るかもしれんが、自分の判断でそうすることはできない。つまり運次第で死ぬし、生き残るかもしれない。ということで捕まえる。もちろん素手は無理なので、新聞紙で拾って、ビニール袋に入れる。私がムカデを見てるときに若い女性が通りがかったが、えっ?と言って私を見てきた。ふつうはちょっとした悲鳴をあげたり気持ち悪がるはずやが、彼女はそういったリアクションをせず。素晴らしいと思った。そんな彼女でも捕まえることはできぬだろう。

木々のいる場所に、逃がす。せっかく拾った命なので、確認しようがないが、全うできればうれしい。

谷保天満宮に参拝する 軍鶏やザリガニが棲む

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 東京都国立市に鎮座する、谷保天満宮(やぼてんまんぐう)に参拝した。

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この神社は甲州街道沿いにあり、5年ほど前にお参りしたことがある。なぜか鶏の家族4羽がいて、仲良くくっついて、私が近づくと子供が顔を出す。近寄っても逃げないので、神社の名前は忘れていたが、そのことは覚えていた。今も鶏がいたらうれしいなと思いつつ階段を降りると、さっそく何羽もいる。放し飼いにしているらしい。

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驚くことに、彼らから近づいてくる。もちろん私のことが好きだからでなくご飯をもらいたいからやけど、残念ながらチョコしか持ってない。チョコ食わせて死なれたら困るので、それはやらずに、一緒に遊ぶ。至近距離まで近づいてくるとは、よほど人懐っこい鶏だ。

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社務所に神社の方がいらっしゃったので、すみません、質問なのですが、彼らは鶏ですか?と聞く。

「軍鶏とチャボのミックスです」

チョコレートって食べますか?

「チョコは、うーん、食べない…、食べましたか?」

みんなご飯ほしいから寄ってくるんですよ、何を食べるのですか?

「米です。あなたが持っているのと同じ白いビニール袋に米を入れて、いつも餌をやってる。だからそれを見て、米が入ってると思っているんですよ」

なるほど、私の持っている袋は軍鶏からするとまぎらわしくて迷惑なのだった。なぜ軍鶏を飼ってるのですか?

「9月にお祭りをするのですが、その際に使う人形の鬣(たてがみ)に軍鶏の羽が使えるのではないかと思い、それから飼い始めた。残念ながら実際には使えなかったが。30年ほど前からです」

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「以前に多摩から狐がやってきて、20~30羽いた軍鶏が襲われて、4羽にまで減った。そこで近くの小学校に避難させて、また増やした。だからみんな、小学校育ちです」

その説明で納得した、だから人を恐れず、近寄ってくるのだ。おもしろいことに、凶暴な軍鶏は1羽もいない。みんな、平和に仲良く暮らしている。境内から逃げないのですかとよく聞かれるが、1羽も逃げないとのこと。今はその狐もいなくなったが、他には犬や猫も天敵となる。鳥目で夜はあまり見えないので、暗くなる前に木の枝に登る。敵が現れたときに備えて、1ヶ所に固まるとのこと。

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見かける機会は少ないが、境内に白蛇も棲んでいるとのこと。それは凄い!神域なのでたまたまではあるまいと思い、そう言うと、

「白蛇は、弁天様の使いなのです」

それは知らなかった。たくさんの個性がある神社だ。

「あちらの弁天池は、天然の湧水で、コイやカメがいます。そちらの絵馬の後ろの水辺には、ザリガニがいます。ザリガニを捕まえにサギがやってくる。この森は、天然の木々です。これほどの規模の(天然の木々によってできた)森のなかにある神社は東京では珍しい。したがって国の指定になっています」

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 水辺に行くと、たしかにザリガニがいる!高知で住んでいた幼少時に、ザリガニとはよく遊んだので、興奮する。

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ということで捕まえる。すばらしい造りの狛犬とのツーショット。狛犬もザリガニも、怒ってる。ザリガニと遊んだのは久しぶりなので嬉しかったが、私に捕まるようではいずれ、サギに食われるのではないか。

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神社の方に、親切かつ丁寧に説明して頂いた。たいへん勉強になりました、ありがとうございます。次回の参拝時には、御朱印帳を持ってこよう。

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帰りに軍鶏に会いにゆくと、みんな近づいてくる。超かわいい。触りたかったが、クチバシで突かれたらけっこう痛いだろうと思ったのでやめる。次会うときには、お米を持ってくる。何もやれずに申し訳なかった。

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 谷保天満宮は、個性のある素晴らしい神社だった。自宅から離れてはいるが、年に一度は参拝したいと思った。神社に行くのが好きなので日頃からお参りするのやが、訪れることができる距離に、好きな神社が増えるのはうれしい。次回の参拝をたのしみにしたい。

 

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「立川献血ルーム」で献血 ☆37回目☆ 久しぶりの東京

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首都圏の献血ルームで、自宅から離れた場所が何ヶ所かあるが、そのひとつが立川である。同じ東京やが、私の住まいは23区の東側、立川は23区から離れて西側に位置する。東京は東西に長い。

新宿まで行き、そこから甲州街道をひたすら走る。幹線道路なので交通量は多い。混んでる道をクルマで走ればまったくおもしろくないが、バイクならそれなりに楽しめる。すり抜けという特権もある。しかし予報では曇りやったのに、天気悪い。神田あたりで雨が降ってくる。雨のなかをバイクで走っても楽しくないし、路面濡れてるわ眼鏡やヘルメットのシールドに水滴つくから前が見えんわで非常に危ない。神経使って走るのでかなり疲れた。49㎞、2時間、最悪の気分で立川に着く。

バイクは昭和記念公園に停める。人と話す気分ではなかったのやが、受付の人に「BBQの方ですか?」。雨でバイクで一人で来て、BBQする奴がどこにいんねん、と思ったので、質問をしてみた。この公園はドーム30何個分の広さで、東京で最も広い。日曜は2000台の駐車場が満車になるほどの人気で、アベック(その人の表現)や家族連れなどが地方からも来る。元々自衛隊の基地とのこと。部屋の壁に首都圏地図を貼ってるのやが、皇居などとともにこの公園も緑色になってて、広さがわかる。

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地元じゃないのでそういった知識は持ってなかった、教えてくれてありがとうございますと言ってバイクに跨ると、「あれ、お客さんとぼくの靴、同じじゃないですか」。私に見せるためにわざわざ胸の位置まで足を上げてくれる。見ると、同じナイキの赤ではあるが、あきらかに違う。おっさん、違うやないか…。

予定外な会話のおかげで、雨ドライブのストレスがちょっと消えた。立川駅に来るのは1年ぶりである。

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ルームは地下1階にある。多くは上階にあり、もしくは1階にある。地下街のルームはあるが、ビルの地下は珍しい。私は初めてだ。

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 スタッフの表情に、戸惑いを感じる

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 立川は写真撮影禁止である

 

採血の前に医師に問診をされるのやが、体調はどうですかなど、いつもどうでもいいことしか訊かれない。ここで脱落する人っているのですか?と訊いてみると、「います」。病院行ってから日が経ってないとか、自覚はないが、医師が視て、この人風邪だなとわかったり、そういった理由で献血不可はいるとのこと。なるほど、問診する意味はきちんとあるわけだ。

採血の間に、質問の機会を窺ってたのやが、最初の人は話が好きそうでない。途中、違う人がコーヒーを持ってきてくれたのやが、ストローのサイズが合ってない。こちらは片手なので、胸元にこぼしてしまった。それをきっかけに、さきほど人が多かったですが、いつも人多いのですかと訊くと、「ふだんはもっと多いです。日曜はベッドが埋まります」。これは納得いく話で、東京のたくさんあるルームは都内にある。西東京エリアをカバーするのは立川と町田しかない。東京といえば23区をイメージするが、西も人口は多いのだ。「データみると、山梨や静岡の人もいるんです」。これには驚いた。「たぶん、ルームが県に一ヶ所ぐらいしかないので、ここに来るのだと思います」。

献血ルーム巡りをしてるんですと言うと、彼女たちはルームの転勤があまりないみたいなので、逆に有楽町はどうですかとか、アキバはフィギュアがあるらしいですね、などと質問される。考えてみればそうやが、行ったことないのだ。質問するだけでなく、こちらも答えると会話が成立する。この人は話すのが好きらしくて、いろいろと教えてくれた。感謝です。

採血後、コーヒー飲みながら献血カードを見ると、データが更新されてない。その旨を伝えて、更新してもらう。カードに記載されてないだけならいいのやが、献血回数がカウントされない可能性がある。事実、1年以上前の川崎での献血がカウントされてないと、ネットで自身の履歴を確認したときに気付いた。その日はカードを忘れたのかもしれない。よって私の登録データでは1回分、少ないことになってる。これはもう変更できないと言われた。

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雨降ってて立川までの道程はしんどかったが、いろいろとおもしろかったし、新たに学んだこともあった。最近は遠征ばかりしてたので、東京で献血したのは久しぶりである。献血ルーム巡りはほんまにおもしろい。趣味の対象としては珍しいし地味な印象を与えるが、素晴らしいものやと思う。

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 伊勢丹とモノレール

 

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東京の献血ルーム巡り

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「川越クレアモール献血ルーム」で献血 ☆36回目☆ 遠いが、それでも行く価値あり

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川越は小京都として有名な観光地であるが、私が大阪で住んでいたときに京都にはよく行ったので、「小」には興味ない。なにより自宅から遠いので、訪れたことがなかった。一度は行かねばと思いつつも、周りから機会が生まれることはないので、献血ルームがあるなら行ってみようと思い立った。川越街道を走り、およそ50㎞、2時間で着。埼玉に入ったあたりからトラックが増え、けっこう疲れるドライブになった。

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 なぜヤクルトスワローズ

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写真のとおり、かなり綺麗なルームである。血が足りてないとのことで全血を頼まれたが、それをすると3ヵ月の間、献血ができなくなる。今年中に首都圏のほとんどを廻りたいと思っているので、断った。ちなみに以前は全血しかやらなかった。

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血漿の採血をしていると、看護師さんが「今回は4クールお願いしてかまいませんか?」。その時々で量が違うのですかと尋ねると、センターの血液のストック次第で違うという。私の履歴調べて「前回は3クールですね」。へぇ、そうなんや、まったく気づかなかった。足りてないなら、死ぬ手前まで採っていいですよと伝えると、体重で限界量は決まっていると言われた。私の場合は600mlとのこと。600mlはけっこうな量だ。私は一度、600mlでしたことがあると教えてもらったが、それがどこのルームだったか、一切覚えてない。

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協力者は観光客が多いですかと質問すると、「大半は地元の人達ですね」。私のようにルーム巡りを楽しんでる人も多いらしく、ある人は、わざわざスカイツリーのルームまで行ってきて、景色がものすごくよかった、と喜んでいたとのこと。川越からそこへは遠い。私はスカイツリーの近くで住んでいるので、その人とは逆パターンだ。

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終了後、観光地はどのあたりなのか教えてもらう。説明を受けた後にソファに座ってコーヒーを飲んでいると、地図を印刷して、持ってきてくれた。そこまでしてくれて感激した。この対応はマニュアルではなく、本当のおもてなしだ。立派な女性だなと感心した。川越の献血ルームは、遠くとも訪ねる価値があるよいルームだった。

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観光地なので適当な場所にバイクを停めるのは無理。よって街ブラはしなかったのやが、最も有名な場所には行った。川越のシンボルである時計台が修理中かなにかで、シートが被っていてビックリした。べつにこだわっていたわけでないが、遠くから来たのに、シンボル見れず。

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帰りは新大宮バイパス。走る機会はめったにないが、流れがいいので新大宮バイパスは大好き。東北ツーリングの帰りに走った以来なので、4年ぶりだった。

 

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「川口駅献血ルーム」で献血 ☆35回目☆ 針刺すときに痛くなかったのは初めて

自宅から川口駅までバイクで23km、45分で着く。走る機会はあまりないが、私は明治通りが好きなのでよいドライブになった。明治通りで赤羽までゆき、岩槻街道を走り川口へ。埼玉での献血は、越谷のレイクタウンに次いで2ヶ所目である。

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受付で、予約した者ですが、と言うと、「お待ちしておりました」。旅館に来たような感覚になり、笑いそうになったが顔には出さないように我慢する。採血中に看護師さんに教えてもらったが、ここは埼玉のルームで最も古いとのこと。しかしながら綺麗で、けっこう狭いけど、人があまりいなければ落ち着いた雰囲気で居心地いい。

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順番が私の前だった、しっかりとした雰囲気を醸し出す30代の女は、血液検査の結果、基準値に達していなかったので献血できなかった。聞くと、そういった人はたまにいるとのこと。したくても、できない人もいるわけだ。たとえば輸血経験のある人は献血できない。事故などで手術して、輸血のおかげで助かったので、自分も献血して人の役に立ちたい、は無理なのだった。

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撮影禁止のルームもあるみたいやが、確認したら、川口はOK。ただし採血番号は写さないでください、と言われた。

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驚いたのは、針を刺したときにまったく痛みがなかったこと。本番の針は太い。下手な人やと痛いし、その影響で当日は体調が悪くなる。彼女は刺して一旦止めて、向きを変えて奥に入れる、2段階のやり方だった。自身で上手いことを自覚しているかどうか知りたかったので、まずは痛くなかったですと感想を述べて、なぜ上手なのですかと聞いてみたが、謙遜して答えなかった。彼女はプロフェッショナルである。その人達に共通するとおり、いい人相をしていた。川口のルームには、一流の技術をもった看護師さんがいますね。

予報が当たり、帰りは雨が降っていた。環七の隅田川の橋を通りながらよそ見していると、前を向けばクルマに迫ってる。急ブレーキかけると、道が濡れてるうえに白線上だったので、リアタイヤがロックして横滑りした。なんとかコケずに対処できたが、エンジンが止まる。不運ならコケて大変な目に遭っていたと思うと、10分ほど気分が悪かった。次に買うバイクはABS装着車にしなきゃ。

 

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ヤマハ発動機創業60周年記念カラーのSR400

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ヤマハが創立60周年記念モデルを出していて、カラーは黄色である。XSRなどカッコいいので、どこかで見かけることがあればうれしいなと思っていたのやけど、先日のハーレーのイベントで、私のバイクの隣に記念モデルのSR400が停まっていた。

すごい、オーナーは粋な買い物をしたなと思いながら見ていると、その人が来た。「いやー、これ記念モデルですよね、初めて見ました。カッコいいですネ」と話しかけたかったが、愛想いいタイプでない。バイクの運転は一人でするから、自分の世界に浸ってたのしむ、非常にとっつきにくいタイプのバイク乗りが一定数いるが、彼がそれだ。ということなので、いろんな話を聞きたかったが、今回は断念する。

さて、SR400は多くのバイク乗りから愛されている。フルモデルチェンジはしておらず、何十年も同じモデルである。私は乗ったことないが、どれほどおもしろいバイクなのか興味ある。だって1気筒で非力、はたしてそれでおもしろいのだろうかと誰だって疑問に感じるだろう。このバイクのだめなところは、エンジン起動がキックしかないこと。これはふつうの感覚ではめんどくさい、セルもつければいいじゃないかと思うが、オーナーは気にならないのだろうか。

そしてSR400にプラス15万円ほど出すと、MT‐07が買える。それならMT‐07のほうがいいでしょ、とも思う。そのあたりの疑問をぜひ、オーナーに聞いてみたい。そして自分で乗ってみて、なるほどSR400はおもしろい、買う価値あり!となるのかどうか。SR400が唯一無二の存在で、個性があることはたしかだ。女で大きなバイクに乗りたい、250ccはイヤだという人には、SR400が最適やと思う。地味なデザインながら、黄色も似合っていて素敵だった。

お台場でハーレーの試乗会 2日目 2016年

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750㏄以上では、日本で最もシェアがあるのはハーレーかもしれない。日本メーカーは世界最強なので、そのお膝元で外国メーカーが1位をとるのは凄い。それだけハーレーに魅力があるわけだ。

ということで今日もイベントである。神田から出発し、レインボーブリッジを通ってお台場へ。12㎞、25分で着。

まずはロードスターに乗る。ハーレーといえばアメリカンをイメージするが、これはストリートとの中間モデルだ(と思う。一般論ではそうやが、ハーレー用語で正しいかはわからない)。硬派なアメリカンだけではユーザーが限定されるので、より多くのターゲットを得たい理由からこういったモデルが生まれたのだろう。その戦略は正しくて、クセがなく、運転しやすい。若い世代はこういったモデルのほうが好みやと思う。 

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 赤がビシッときまってる

 

次に乗ったのはナイトロッド スペシャル。デザインがカッコよかったので乗りたかったのである。試乗してる人の多くがハーレーを所有してるから、乗り慣れてる。私はGSRオーナーなので慣れてない。バイクが重いから低速でFブレーキ使うとコケる恐れがある、よって走る前にフットブレーキチェックをするのやが、私はぎこちないのだろう。担当者に「走行中に危ないなと感じたら、気にせず停まってください」と言われた。こちらはバイク歴11年で、7万㎞以上走ってるベテランライダーである。ペーペーにみえたのでそう言われたわけやが、新鮮な感じがしてうれしかった。ナイトロッド  スペシャルも思い通りのラインを走ってくれる。もしかすると昔からのハーレー乗りからすれば、こんなのはハーレーではない、となるのかもしれない。私はいろいろなバリエーションがあるほうが楽しいので、こういったハーレーも好ましく思う。

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 日本車のアメリカンのデザインにちかい

 

最後の試乗車は、いかにもハーレーといったモデルにしたかったので、ウルトラリミテッドローにした。起こすと重かったので、重た!と声に出すと「500kg弱ありますから」と言われた。マジ⁇そりゃ凄い、CB1300で260kgほどあるが、その倍ちかくある。運転できるかなぁと思ったが、実際に走ると難しくない。6台のハーレーに乗ったので、慣れたみたいだ。これほど重いバイクながら、楽しんで走る。乗ったことないが、おそらくゴールドウイングはこういった乗り味なのだと思う。

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 乗りやすそうには見えない

 

私はネイキッドやSSが好みなので、ハーレーを買うことはおそらくないだろう。しかしハーレーが強烈な個性をもってることは知ってるし、大好きだ。今回のイベントでその想いをより強くもてた。私がすべきことは、ハーレーの車種の名前を覚えること。見かけた際に、これはファットボーイSだ、と見分けがつくようにしなくては。現時点で、ロードスターだけはわかるような気がする。素晴らしいイベントでした。来年もあるなら、是非参加したい。

最初の写真は、昨日の警察ブースでのこと。ヤマハのFJRの白バイは見たことない。訊くと東京で10台しかないとのこと。大半はCBだ。白バイ仕様はわからんが、ノーマルはFJRのほうが30万円ほど高いだろう。速さは変わらない。まあ車種が何であれ、できれば白バイと無縁なバイク生活を送りたい。白バイが出す音が大嫌いだ。自分が歩行者のときでも、あれ聞くとビクッとしてしまう。

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初日 http://suzaku-umenoya.hatenablog.com/entry/2016/06/04/225921